JPS6114797Y2 - - Google Patents

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JPS6114797Y2
JPS6114797Y2 JP20086082U JP20086082U JPS6114797Y2 JP S6114797 Y2 JPS6114797 Y2 JP S6114797Y2 JP 20086082 U JP20086082 U JP 20086082U JP 20086082 U JP20086082 U JP 20086082U JP S6114797 Y2 JPS6114797 Y2 JP S6114797Y2
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JP
Japan
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oil
protrusion
lid
tank body
screwed
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JP20086082U
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JPS59100196U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、給油ポンプに供給するグリース等の
油脂を貯溜できる油溜としても使用できるように
したカートリツジタンクに関するものである。
給油装置に使用する給油ポンプはグリース等の
油脂を圧送するポンプ機構と、このポンプ機構に
供給する油脂を溜めておく油溜とで構成されてい
る。
このような給油ポンプの油溜として従来使用さ
れているものの一例を第1図について説明する
と、給油ポンプ本体aには油溜bが組み付けてあ
つて、油溜bの内部は給油ポンプ本体aの油供給
通路cに連通している。油溜bの側面には補給口
継手dが取り付けてあつて、その開口部にはキヤ
ツプeがねじ込まれ、常時は閉ざされている。
油溜b内に貯溜されているグリース等の油脂は
油供給通路cを通つて給油ポンプに吸引され、油
溜b内の油脂がなくなるとキヤツプeを外し、油
脂が充填されている可撓性のチユーブfの吐出口
先端に取り付けられている雄ねじ部材gを補給口
継手dにねじ込み、チユーブfを手で絞つて中の
油脂を油溜bに補給する。チユーブf内の油脂を
油溜bに補給し終ると雄ねじ部材gを補給口継手
dから外し、キヤツプeを補給口継手dの開口部
にねじ込むと、油脂補給作業は、終了する。
このような従来の給油ポンプの油溜は、油脂補
給作業に手間と時間がかかり、チユーブf内に油
脂が残りやすい欠点があつた。
本考案は、このような油脂補給作業を短時間で
簡単にできるようにすることを目的とし、油脂を
充填するタンク本体をそのまま給油ポンプ本体に
装着することにより、給油ポンプの油溜として使
用できるようにしたものである。
次に本考案の一実施例を図によつて説明する。
第2図において1はポリエチレン等で作られた
円筒形のタンク本体であつて、内部にはグリース
等の油脂が充填されるようになつている。タンク
本体1の一端には、中央に開口部2を有する第1
の突出部3が形成されており、タンク本体1の他
端にも第2の突出部4が形成されていて、第2の
突出部4の中央は膜状体5で閉塞されている。
第1の突出部3の外周には第1の雄ねじ6が設
けてあつて、この第1の雄ねじ6は、第9図に示
す給油ポンプ本体7の油供給通路8上端に形成さ
れている油溜取付用雌ねじ9に螺合することがで
きるようになつている。第2の突出部4の外周に
も、上述の第1の雄ねじ6と同じ外径、同じピツ
チ、同じねじ山形状を有する同一規格の第2の雄
ねじ10が設けられている。
第3図ないし第6図はそれぞれ蓋体11の平面
図、−断面図、−断面図、底面図であつ
て、蓋体11の内周面には、前述した第1の雄ね
じ6、第2の雄ねじ10に螺合できる雌ねじ12
が設けられている。
蓋体11の外面中央には円錐状の突起部13が
設けられており、蓋体11の内面中央にも円錐状
の突起部14が設けられている。また蓋体11の
内面には、第5図,第6図に示すように突起部1
4の側面から蓋体11の内面、雌ねじ12にわた
つて通気溝15が形成されている。
第7図において16は栓体であつて、タンク本
体1の第1の突出部3の中心にある開口部2に対
して着脱できるように作られており、開口部2に
装着されたときには開口部2を塞ぐ働きをするも
のである。
上述のタンク本体1には予めグリース等の油脂
を充填し、第7図に示すように開口部2には栓体
16を装着して油脂が漏出しないようにすると共
に、第1の突出部3の外周に設けられている第1
の雄ねじ6に蓋体11を螺合して栓体16が開口
部2から脱落しないようにした状態で保管してお
く。
このようにして保管されたタンク本体1内の油
脂を使用する場合には、第7図に示すように第1
の突出部3の第1の雄ねじ6に螺合されている蓋
体11を外し、さらに栓体16を開口部2から外
してタンク本体1を上下反対の状態とし、第1の
突出部3外周の第1の雄ねじ6を給油ポンプ本体
7(第9図参照)の油溜取付用雌ねじ9に螺合す
る。これによつてタンク本体1は、第1の突出部
3が下になり、第2の突出部4が上になつた状態
で給油ポンプ本体7に装着されたことになる。
次に蓋体11を第8図に示すように蓋体11を
さかさにして突起部13を膜状体5に押し当てて
膜状体5を破り、通気孔をあける。そして蓋体1
1の姿勢を元に戻し、第9図に示すように第2の
突出部4外周の第2の雄ねじ10に蓋体11を螺
合すると蓋体11は防水、防塵の役目を果す。蓋
体11内面の突起部14は膜状体5にあけられた
通気孔に深く突き刺さり、突起部14の側面から
雌ねじ12(第5図,第6図参照)にわたつて形
成されている通気溝15がタンク本体1の内外を
連通する。
このようにしてタンク本体1はそのまま油溜と
なり、内部に充填されている油脂は、タンク本体
1の開口部2、給油ポンプ本体7の油供給通路8
を通つて給油ポンプに吸引される。油脂が減少す
ると、蓋体11の通気溝15を通つてタンク本体
1内に空気が流入する。
本考案は油脂を充填したタンク本体がそのまま
給油ポンプの油溜となり、かつ、本タンクの交換
が容易にできるので、油脂がなくなつた場合でも
短時間で給油ポンプの運転が可能になる。また内
面に突起部と通気溝が設けられている蓋体によつ
て、油溜としている容器の防水、防塵と通気とを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は給油ポンプの油溜として従来使用され
ているものの縦断面図、第2図は本考案における
容器の一実施例を一部切断して示した正面図、第
3図は本考案における蓋体の一実施例の平面図、
第4図,第5図は、それぞれ第3図の−線、
−線における断面図、第6図は第3図の底面
図、第7図は本考案のタンクに栓体と蓋体を装着
して容器として使用している状態を示す縦断面
図、第8図は膜状体に通気孔をあけるときの状態
を示す部分的な縦断面図、第9図は本タンクを油
溜として使用している状態の縦断面図である。 1……タンク本体、2……開口部、3……第1
の突出部、4……第2の突出部、5……膜状体、
6……第1の雄ねじ、7……給油ポンプ本体、9
……油溜取付用雌ねじ、10……第2の雄ねじ、
11……蓋体、12……雌ねじ、14……突起
部、15……通気溝、16……栓体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に油脂を充填するタンク本体と、該タンク
    本体の一端に形成され中央に開口部を有する第1
    の突出部と、該第1の突出部の外周に設けられ給
    油ポンプの油溜取付用雌ねじに螺合し得る第1の
    雄ねじと、前記タンク本体の他端に形成され中央
    が膜状体で閉塞された第2の突出部と、該第2の
    突出部の外周に設けられ前記第1の雄ねじと同一
    規格の第2の雄ねじと、前記開口部に着脱し得る
    栓体と、前記第1第2の雄ねじに螺合する雌ねじ
    を有する蓋体と、該蓋体の内面に設けられ前記雌
    ねじが前記第2の雄ねじに螺合されたとき前記膜
    状体を貫通する突起部と、前記蓋体の突起部から
    雌ねじにわたつて形成された通気溝と、を備えた
    ことを特徴とする給油ポンプ用カートリツジタン
    ク。
JP20086082U 1982-12-23 1982-12-23 給油ポンプ用カ−トリツジタンク Granted JPS59100196U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20086082U JPS59100196U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 給油ポンプ用カ−トリツジタンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20086082U JPS59100196U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 給油ポンプ用カ−トリツジタンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59100196U JPS59100196U (ja) 1984-07-06
JPS6114797Y2 true JPS6114797Y2 (ja) 1986-05-08

Family

ID=30426373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20086082U Granted JPS59100196U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 給油ポンプ用カ−トリツジタンク

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JP (1) JPS59100196U (ja)

Also Published As

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JPS59100196U (ja) 1984-07-06

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