JPS61147678A - 画像信号補正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） この本発明は、撮像画面上の位置により撮像特性が変化
する画像信号を修正する装置に関するものである。

（従来技術とその問題点） ビデオ・カメラ等により、被写体からの光を電め種々の
補正が第】０図のような構成により行なわれる。この不
均一さは２次元的に分布するため。

従来は撮像画面を第１１図に示すように２次元方向各々
に等分し画面の各部分を修正するための補正情報Ｉ）ｔ
ｉ〜ＤＭＮを第１３図に示すように記憶したメモリ等を
第１０図の補正情報発生部６として利用して画像の不均
一の発生を相殺する信号補正を行なっていた。補正情報
発生部６は、第１２図に具体的構成を示す制御部５から
、アドレス信号Ａｋｌを、入力することにより、第】４
図に示すように、映像信号と同期した一定の周期で、補
正のための情報Ｄｋｌを、第１０図の補正部４へ出力す
る。補正部４では、映像信号ｖＩを補正情報Ｄｋｌに従
って修正する。

しかし、映像信号■１の一般的な性質としては。

画面端部での不均一さは端部はど急峻に変化するが９画
面中央に近い部分では、緩慢な変化となる。

そのため９画面の分割数を１画面端部での特性変化に適
切な分割数とした場合、修正のための情報量が莫大な量
となり、使用するメモリは、容量の点から非常に高価１
・な、むΩが必、要とな翫ま）な１反対に画面の分割数
を画像中央部分の変化に適した分割数とした場合、全情
報量が減少し、安価なメモリの利用が可能となるが１画
面端部において特性が急峻に変化する部分での補正が不
完全となる。

この例として、シェーディング補正の場合について述べ
る。第】５図にシェーディングにより生じた映像信Ｖｔ
の波形（被写体は全面黒）と補正情報Ｄｋｌとそれによ
り補正された補正映像信号Ｖ。の波形を示す。補正は、
補正情報Ｄｋｌにより決定された補正波形を映像信号Ｖ
、から減算する方法とする。

画面端部では、映像信号Ｖ、が急峻に変化しているＫも
かかわらず＋　　ｊｏｔの期間（１分割単位）、一定の
補正情報Ｄｋ１シか出されないため、補正映像信号Ｖ。

に未補正な部分が生じる。

以上説明したごとく、従来の方法では、補正の精度とコ
ストを両立することが不可能であるという欠点がある。

（目的） 本発明は、これらの欠点を除去するため、撮像画面の位
置に応じて補正情報の発生頻度を制御して、補正精度の
向上と装置の低コスト化を図ることを目的としたもので
ある。

（実施例） 本発明は、補正精度の向上と、低ニス゛ト化をはかるた
め、補正のための撮像画面区分を第２図に示すように撮
像画面位置により変化する設定としたシステムを提供す
るものである。

本発明の一実施例第１図により説明する。映像信号Ｖ１
と補正情報Ｄｋ）は、補正部４へ入力される。

映像信号■１と同期した関係にある信号Ｓは、可変制御
部］０へ入力される。可変制御部１０の出力端子は、補
正情報発生部６０入力端子に接続される。

補正情報発生部６の出力端子は、補正部４へ接続される
。

以下この動作について説明する。可変制御部】０は、信
号Ｓが入力されることにより、補正情報発生部６へ送る
アドレス信号部、を出力する周期を時間とともに変化さ
せる。時間と信号Ａｋｌの関係を第３図に示す。補正情
報発生部６は、信号Ａ、１が入力されることにより対応
する補正情報Ｄｋ１を補１正部４へ時間とともに頑次出
力する。補正部４は、補正信号り、１、に従ガ・い映像
信号Ｖ、を補正した信号Ｖ。を出力する。第７図に映像
信号Ｖ、と補正情報Ｄｋ１の関係を示す。このように画
面の位置に従い、補正情報Ｄｋ＋が担当する画面の範囲
に対応する映像信号部分を変化させる。

これにより、従来方法では、不可能であった補正精度と
コストの低減の両立が可能となる。

次に第３図に示すような信号Ａｋ１を出力する可変制御
部１０の構成例を第４図に示す。映像信号ｖｌと同期関
係にある信号Ｓは９行指示部１０２９列指示部１０４１
分周器】０１９分周器】０３の各Ｒ端子に接続される。

繰返しパルスを出力する発振器５１の出力端子Ｐは９分
周器１０１のＣＫ３端子に接続される。分周器１０】の
出力端子ｑは９行指示部】０２のＣＫＩ　端子に接続さ
れる。行指示部１０２のＱ、端子は分周器１０３のＣＫ
４端子に接続され９分周器】０３のＱ２端子は９列指示
部１０４のＣＫ２端子に接続される。次に動作について
説明する。信号Ｓの入力により発振器５１を除く各部は
一度初期状態に戻る。

そして発振器５１のＰ端子から出力される連続パルスを
９分周器１０１は、第５図に示すように分周数がｌ　　
ａ、ｂと時間とともに変化し、それにともないパルスの
出力周期が、変化する動作を行なう。行指示部１０２は
９分周器】０１のＱ１端子からのパルス数を数えるカウ
ンタであり、Ｑ、−Ｑ、端子には、ＣＫＩ端子に入力さ
れたパルス数が２進表示されるものであるＯそして、こ
−の出力を第１３・図にメモリ内容を示す補正情報発生
部６のメモリの下位アドレスへ送る。分周器１０３及び
列指示部］０４も同様な構成であり、　Ｑ、−Ｑ、端子
には、ＣＫ２端子に入力されたパルス数が２進表示され
、前記メモリの上位アドレスへの信号となる。Ｑ、〜Ｑ
１．Ｑｉ−Ｑ、端子の各出力は第３図に示す関係を持つ
アドレス信号Ａｋｔとなる。

次に、第５図のよ５な分周を行な５分周器１０］。

１０３の構成例を第６図に示す。１２０．１２１．１２
４は各々カウンタであり各ＣＫ端子には、ＣＫ３端子を
通して発振器５ｊからのパルスが入力される。カウンタ
】２０とカウンタ］２１からは各々異なる出力端子から
の信号を取出すことにより周期の異なるクロックパルス
ＣＫＡとＣＫＢが取り出される。カウンタ１２４ではそ
の出力に所定のマトリクス１２３をを組むことにより、
第５図に示す０，２３のような出力信号がつくられる。

このマトリクス１２３の構成については、電気技術者に
とって容易に考え５るため省略する。切換スイッチ］２
２は、マトリクス１２３の出力０１２３がハイ・レベル
になった時は、クロックパルスＣＫＢを、それ以外はク
ロスフパルスＣＫＡを出力する接点側に切換わるもので
ある。

これにより第５図の出力Ｑ１が得られる。

以上の構成により、映像信号Ｖ、と補正情報Ｄｋ１の関
係は第８図のようになり、第８図の映像信号Ｖ１を補正
情報Ｄｋｌによって補正することにより。

第８図の補正映像信号Ｖ。が得られる。

以上の説明は９区分単位を行２列方向とも２種に変化さ
せた例を述べたが、その他の種類であっても良い。また
区分単位が変化する場所も任意で良い。本発明は１行方
向のみ、もしくは列方向のみに適用しても良い。

また、補正部の例として本説明では、加減算器を挙げた
が、ゲインが不均一となる信号であれば。

乗算器等が含まれたものも必要となる。また、可変制御
部１０をハードによる構成でなく、第９図のごとく補正
信号発生部６と合わせてマイクロプロセッサ３００等に
よるソフト処理により補正信号の発生周期を変化させて
も良いが、信号ＳをＣＰＵｌ０’の割込端子等に入力し
、映像信号ｖｌと同期した関係とする必要があることは
９本発明の例と同様である。

（効果） 本発明による信号補正装置は、補正情報を出力する周期
が変化するため、急峻な変化が生じる部分に、多くの補
正情報を集中でき９回路規模を増大することなく、精度
の高い信号補正が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１０図は、従来の信号補正装置の構成図、第１１の構
成図、第１３図は、補正情報発生部６に用いられたメモ
リのアドレスとデータの関係を示す模式図、第１４図は
、従来例の補正情報と映像信号の関係を示す模式図、第
１５図は、従来方式による波形図、第１図は本発明の基
本構成を示すブロック図。 第２図は９本発明により得られる。撮像画面対応の補正
情報区分を示す模式図、第３図は９本発明で用いるアド
レス信号Ａｋ＋と時間の関係を示す図。 第４図は、可変制御部をハード的手段により構成した一
例のブロック図、第５図は、各信号と時間の関係を示す
図、第６図は、可変制御部をハードにより構成する際利
用される可変分周器の一例を示すブロック図、第７図は
９本発明により得られる補正情報Ｄｋｌと映像信号の関
係を示す模式図。 第８図は２本発明により得られる効果を示す波形図、第
９図は９本発明をソフト的手段により実現する場合の一
例のブロック図である。 ４：補正部、６：補正情報発生部、］０：可変制御部。 −ＤＣ５′： 第１３図 上位、　下位 第１４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 補正される信号の入力端子と、補正情報信号の入力端子
   と、補正した信号の出力端子を持つ補正部と、上記補正
   情報信号の出力端子と制御信号の入力端子を持つ補正情
   報発生部と、上記補正される信号と同期した同期信号入
   力端子と上記制御信号の出力端子を持つ制御部とからな
   る信号補正装置において上記補正情報発生部からの補正
   情報信号の発生をコントロールする上記制御信号を該補
   正情報発生部へ送る時間間隔を、上記補正される信号が
   表わす画像位置に応じて変化させる機能を付加した制御
   部を持つことを特徴とした画像信号補正装置。