JPH0834593B2 - マルチスキヤンプロジエクタ - Google Patents

マルチスキヤンプロジエクタ

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JPH0834593B2
JPH0834593B2 JP61043269A JP4326986A JPH0834593B2 JP H0834593 B2 JPH0834593 B2 JP H0834593B2 JP 61043269 A JP61043269 A JP 61043269A JP 4326986 A JP4326986 A JP 4326986A JP H0834593 B2 JPH0834593 B2 JP H0834593B2
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JP
Japan
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horizontal scanning
order
scanning frequency
circuit
correction data
Prior art date
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JP61043269A
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JPS62234489A (ja
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湛 黒川
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NEC Home Electronics Ltd
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NEC Home Electronics Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、異なる周波数による走査が可能なマルチ
スキヤンプロジエクタに関する。
[従来の技術] 第2図に示すマルチスキヤンプロジエクタ1は、赤,
青,緑の3原色に対応する3本の投写管2r,2g,2bを、前
方のスクリーン3上に像を結ぶよう所定の位置関係を有
して配置したものであり、15〜41kHzの水平走査周波数
の映像信号に対応できるよう構成されているため、マル
チスキヤンの名がある。このマルチスキヤンプロジエク
タ1は、3本の投写管2r,2g,2bからスクリーン3上の走
査点での距離の相違にもとづいて生ずる集束ずれを補正
するデータを、あらかじめデイジタル的な補正データと
して記憶回路4に記憶させておき、必要に応じて記憶回
路4から読み出した補正データにもとづいてコンバーゼ
ンス補正を行う、いわゆるデイジタルコンバーゼンスの
採用が検討されている。
図示のデイジタルコンバーゼンス回路5は、投写管2
r,2g,2bの集束ずれを補正する補正データを、例えば第
3図に示したように、スクリーン3上に仮想的にマトリ
クス配列したサンプル点3aについて、個々に収集し、収
集した補正データを何らかの形で記憶回路4に記憶させ
ておき、必要に応じてコンバーゼンス補正回路6に読み
出させる構成とされている。コンバーゼンス補正回路6
は、記憶回路4から読み出した補正データにもとづき、
水平と垂直の各走査の移行に合わせて、集束ずれの補正
を行う。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来のマルチスキヤンプロジエクタ1は、水平走
査周波数が変わつたときでも正確なコンバーゼンス補正
ができるように、予想されるすべての水平走査周波数に
ついて、前記各サンプル点3aごとに補正データを記憶し
ておかなければならないので、記憶回路に記憶させなけ
ればならないデータの数が、膨大な量に達してしまい、
大容量の記憶素子が必要となる。そこで、通常は2,3の
代表的な水平走査周波数についての補正データを記憶す
るにとどめ、サンプル時の水平走査周波数とは異なる周
波数で走査する場合には、もつとも近い水平走査周波数
についての補正データを用いるようにしており、このた
め近似値による補正データしか得られない場合が多く、
正確なコンバーゼンス補正が難しい等の問題点があつ
た。
[問題点を解決するための手段] この発明は、上記問題点を解決したものであり、投写
管がスクリーン上に投写する映像に関する水平走査周波
数が、映像信号によって異なることがあるマルチスキャ
ンプロジェクタであって、スクリーン上に分布するサン
プル点ごとに収集した投写管の集束ずれを補正する補正
データを、水平走査周波数のn次高次関数として表わし
たときの前記n次高次関数を定義する各次毎の係数値を
記憶する記憶回路と、スクリーン上に分布するサンプル
点ごとに収集した投写管の集束ずれを補正する補正デー
タを、水平走査周波数の前記n次高次関数として表わし
たときの前記n次高次関数を定義する各次毎の係数値を
演算して演算結果を前記記憶回路に出力し、水平走査周
波数が与えられたときに、必要な補正データを前記記憶
回路から読み出したデータにもとづいて形成する演算回
路とを設けたことを要旨とするものである。
[作用] この発明は、投写管の集束ずれを補正する補正データ
を、水平走査周波数の関数として表わしたときの関数を
定義する係数値データとして、記憶回路に記憶させ、水
平走査周波数が与えられたときに、必要な補正データ
は、記憶回路から読み出したデータにもとづいて演算形
成する。
[実施例] 以下、この発明の実施例について、第1図を参照して
説明する。第1図は、この発明のマルチスキヤンプロジ
エクタの一実施例の要部を示す回路構成図である。
第1図中、マルチスキヤンプロジエクタ11は、デイジ
タルコンバーゼンス回路12内の記憶回路13に記憶させる
補正データが、従来とは性格がまつたく異なる。勿論、
補正データは、スクリーン3上の各サンプル点3aについ
て、各投写管2r,2g,2hごとのデータであるが、水平走査
周波数を変数とする関数化を図り、一般性をもたせたも
のである。
すなわち、集束ずれテストによつて得られた補正デー
タRは、機械的な組み立て誤差等にもとづく固有値Rm
と、水平走査周波数によつて変動する変動値Rvからな
る。従つて、R=Rm+Rvで表わされるわけであるが、水
平走査周波数fを変数とする数次の関数式で表わした場
合、 R=anfn+an-1fn-1+…a1f+a0 となり、固有値a0(=Rm)を含めた各次の係数値が数式
を定義づけている。
そこで、この実施例では、各サンプル点3aごとに補正
データを直接記憶させるのでなく、上記係数値an〜a0
記憶させる方法を採る。このため、実際に必要とする補
正データRは、水平走査周波数fが与えられることによ
り、記憶回路13とコンバーゼンス補正回路12の間に設け
た演算形成する。
演算回路14には、水平走査周波数検出回路15が接続さ
れており、演算に必要な水平走査周波数fは、記憶回路
13からの係数値データの読み出しに合わせて、随時水平
走査周波数検出回路15から読み出されることになる。演
算回路14内には、水平走査周波数fをべき乗するn乗回
路16n,n−1乗回路16n-1,…2乗回路162と、これらの
回路の16n〜162の出力fn〜f2とfにそれぞれ係数値an
a1を乗算する乗算回路17n〜171と、各乗算回路17n〜171
の出力と係数値a0の総和をとる加算回路18が設けられて
いる。従つて、演算回路14の出力は、 R=anfn+an-1fn-1+…a1f+a0 で表わされる補正データとなる。
この補正データは、水平走査周波数fの変更があれ
ば、ただちに演算回路14による演算を経てバツフアメモ
リ回路19に記憶され、デイジタルコンバーゼンスに供さ
れる。
このように、上記マルチスキヤンプロジエクタ11は、
投写管2r,2g,2bの集束ずれを補正する補正データを、ス
クリーン3上のサンプル点3aごとに収集し、水平走査周
波数fを変数とする数次の関数として表わした上で、関
数を定義づける係数値an〜a0を、データとして記憶回路
13に記憶させる構成としたから、すべてのサンプル点3a
について走査周波数ごとに補正データを記憶させる場合
と異なり、記憶回路13の記憶容量を大幅に削減すること
ができ、また補正データは、水平走査周波数fの数次の
関数としえ得られるから、映像入力の水平走査周波数f
の如何によらず、正確なコンバーゼンス補正が可能であ
る。
なお、上記実施例において、演算回路14の演算機能
は、マイクロプロセツサ等のソフトウエア処理で対応さ
せることも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、投写管の集
束ずれを補正する補正データを、スクリーン上のサンプ
ル点ごとに収集し、水平走査周波数を変数とする数次の
関数として表わした上で、関数を定義づける係数値を、
データとして記憶させる構成としたから、すべてのサン
プル点について走査周波数ごとに補正データを記憶させ
る場合と異なり、記憶回路の記憶容量を大幅に削減する
ことができ、また補正データは、水平走査周波数の数次
の関数として得られるから、映像入力の水平走査周波数
の如何によらず、正確なコンバーゼンス補正が可能であ
る等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のマルチスキヤンプロジエクタの一
実施例の要部を示す回路構成図、第2,3図は、それぞれ
従来のマルチスキヤンプロジエクタの一例を示す概略構
成図及びスクリーン上のサンプル点の配置を示す図であ
る。 2r,2g,2b……投写管、3……スクリーン、3a……サンプ
ル点、11……マルチスキヤンプロジエクタ、12……デイ
ジタルコンバーゼンス回路、13……記憶回路、14……演
算回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投写管がスクリーン上に投写する映像に関
    する水平走査周波数が、映像信号によって異なることが
    あるマルチスキャンプロジェクタであって、 スクリーン上に分布するサンプル点ごとに収集した投写
    管の集束ずれを補正する補正データを、水平走査周波数
    のn次高次関数として表わしたときの前記n次高次関数
    を定義する各次毎の係数値を記憶する記憶回路と、 スクリーン上に分布するサンプル点ごとに収集した投写
    管の集束ずれを補正する補正データを、水平走査周波数
    の前記n次高次関数として表わしたときの前記n次高次
    関数を定義する各次毎の係数値を演算して演算結果を前
    記記憶回路に出力し、水平走査周波数が与えられたとき
    に、必要な補正データを前記記憶回路から読み出したデ
    ータにもとづいて形成する演算回路とを有するマルチス
    キャンプロジェクタ。
JP61043269A 1986-02-28 1986-02-28 マルチスキヤンプロジエクタ Expired - Lifetime JPH0834593B2 (ja)

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JP61043269A JPH0834593B2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28 マルチスキヤンプロジエクタ

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JPS62234489A JPS62234489A (ja) 1987-10-14
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