JPS61143481A - プライマ−組成物 - Google Patents
プライマ−組成物Info
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- JPS61143481A JPS61143481A JP26478984A JP26478984A JPS61143481A JP S61143481 A JPS61143481 A JP S61143481A JP 26478984 A JP26478984 A JP 26478984A JP 26478984 A JP26478984 A JP 26478984A JP S61143481 A JPS61143481 A JP S61143481A
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- JP
- Japan
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- group
- parts
- double bond
- unsaturated double
- vinyl
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- Paints Or Removers (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野]
本発明はプライマー組成物、特(二はシリコーンゴムの
上に他の有機樹脂を強固に接着させるためのプライマー
組成物に関するものである。
上に他の有機樹脂を強固に接着させるためのプライマー
組成物に関するものである。
(従来の技術)
シリコーンゴムが物理的、化学的にすぐれた性質を有す
るものであることから種々の用途に広く使用されている
ことはすでによく知られたところであるが、これには撥
油性がなく、摩耗に弱いという欠点がある。そのため、
近年、このシリコ−ンゴムあるいはこれを含む各種のゴ
ムや樹脂の上にフッ素ゴムやフッ素樹脂を被覆してその
表面を改質するといつごとが行なわれている。。
るものであることから種々の用途に広く使用されている
ことはすでによく知られたところであるが、これには撥
油性がなく、摩耗に弱いという欠点がある。そのため、
近年、このシリコ−ンゴムあるいはこれを含む各種のゴ
ムや樹脂の上にフッ素ゴムやフッ素樹脂を被覆してその
表面を改質するといつごとが行なわれている。。
しかし、この処理についてはシリコーンゴムとフッ素ゴ
ムまたはフッ素樹脂を含む各種基材とのされているが、
従来公知のプライマー組成物は接着性がわるく、特にシ
リコーンゴム上ではじキラ与えるために塗りにくいとい
う欠点があり、またこのプライマー組成物による塗膜は
フッ素樹脂との接着性もわるいという不利があった。
ムまたはフッ素樹脂を含む各種基材とのされているが、
従来公知のプライマー組成物は接着性がわるく、特にシ
リコーンゴム上ではじキラ与えるために塗りにくいとい
う欠点があり、またこのプライマー組成物による塗膜は
フッ素樹脂との接着性もわるいという不利があった。
(発明の構成)
本発明はこのような不利を解決したプライマー組成物に
関するものであり、これは1】一般式A−(OH□〜−
8i−Y(こ\にAは不飽和二重結合を有する有機基、
nl、 R2は炭素数1〜7のアルキル基またはアリー
ル基、Yは少なくとも1個の不飽和二重結合を有する炭
素数2〜5の脂肪族基、nはθ〜3の整数]で示される
ビニルシラン誘導体0.01〜70重量%と2)上記1
)と共重合性を有するビニル系単領体99.9〜30重
惜%とを、=81−Y基を残して有機基Aの中の不飽和
二重結合を優先的に重合させた共重合体を主剤としてな
ることを特徴とするものである。
関するものであり、これは1】一般式A−(OH□〜−
8i−Y(こ\にAは不飽和二重結合を有する有機基、
nl、 R2は炭素数1〜7のアルキル基またはアリー
ル基、Yは少なくとも1個の不飽和二重結合を有する炭
素数2〜5の脂肪族基、nはθ〜3の整数]で示される
ビニルシラン誘導体0.01〜70重量%と2)上記1
)と共重合性を有するビニル系単領体99.9〜30重
惜%とを、=81−Y基を残して有機基Aの中の不飽和
二重結合を優先的に重合させた共重合体を主剤としてな
ることを特徴とするものである。
これを説明すると、本発明者らは特にシリコーンゴムの
表面改質時に使用するプライマー組成物について種々検
討した結果、上記した1)、2)成分の共重合によって
得られる=81−Y基を含有する重合体をシリコーンゴ
ム上に塗布すると、はじかれることなく均一な塗布面が
得られ、この面を熱処理することによりシリコーンゴム
に強固に接着させうること、またこのようにして得られ
た硬化膜がフッ素ゴム、フッ素樹脂と強固に接着するこ
とを見出し、この1)、2)成分の各種の具体例につい
ての研究を進め、この配合比などについての検討を行な
って本発明を完成させた。
表面改質時に使用するプライマー組成物について種々検
討した結果、上記した1)、2)成分の共重合によって
得られる=81−Y基を含有する重合体をシリコーンゴ
ム上に塗布すると、はじかれることなく均一な塗布面が
得られ、この面を熱処理することによりシリコーンゴム
に強固に接着させうること、またこのようにして得られ
た硬化膜がフッ素ゴム、フッ素樹脂と強固に接着するこ
とを見出し、この1)、2)成分の各種の具体例につい
ての研究を進め、この配合比などについての検討を行な
って本発明を完成させた。
本発明のプライマー組成物を製造するために使用される
上記1)成分は一般式 A−(OH,)、−81−Yで示され、この人はビニル
フエニル基(OHコ=OH−C,H4−1、メタアクリ
ロキシ基 R IOH,=CCoo−、Rは水素原子まタハ) f 7
1/基】、ビニル基(CH2=OH−、)、ビニルオキ
シ基(OH,=OHO−)、ビニルピリジル基(OH,
==CH−0、H4N−) などで例示される不飽和
二重結合を有する重合可能な有機基、R’ 、 R”は
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、フェニル
基、トリル基などで例示される炭素数1〜7のアルキル
基まかはアリール基−Yはビニル基−アリル基−1−プ
ロペニル基、3−ブチニル基、4−ペンチル基などで例
示される、分子中に少なくとも1個の不飽和二重結合を
有する炭素数2〜5の脂肪族基で、Aがビニル基のとき
に浮完ましくけビニル基とされるもの、nは0〜3の整
数とされるものであるが、これには下記のものが例示さ
れる。
上記1)成分は一般式 A−(OH,)、−81−Yで示され、この人はビニル
フエニル基(OHコ=OH−C,H4−1、メタアクリ
ロキシ基 R IOH,=CCoo−、Rは水素原子まタハ) f 7
1/基】、ビニル基(CH2=OH−、)、ビニルオキ
シ基(OH,=OHO−)、ビニルピリジル基(OH,
==CH−0、H4N−) などで例示される不飽和
二重結合を有する重合可能な有機基、R’ 、 R”は
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、フェニル
基、トリル基などで例示される炭素数1〜7のアルキル
基まかはアリール基−Yはビニル基−アリル基−1−プ
ロペニル基、3−ブチニル基、4−ペンチル基などで例
示される、分子中に少なくとも1個の不飽和二重結合を
有する炭素数2〜5の脂肪族基で、Aがビニル基のとき
に浮完ましくけビニル基とされるもの、nは0〜3の整
数とされるものであるが、これには下記のものが例示さ
れる。
C’tH1C!H。
0H!=00000H,S 1−0H=OH,。
0H。
OH,OH。
OH,=OOOO(OH2J、8l−OH=:cH。
C1(。
OH3
cH,=OHCoo OH,S 1−0H=OH,。
OH3
0H,−0000(CtH,)、8l−OH=(H,。
C6H。
7H3
0H,=CIHOOO(OH,)35i−OH=CH。
C,1(s
OH。
CH,=OHOOH,5i−CH=OH。
CH3
0H。
C!H2=OH000(OHり、 S 1−OH,OH
,0H=ca。
,0H=ca。
■
0意H。
OH。
0)L、=OHO,H4S 1−0H=OH。
■
0H。
cH。
CH!=CH−C6H,−OH,5i−CH=CH。
C@ Hll
また、上記した1)成分と共重合性を有する2)成分と
してのビニル系単量体は(メタ)アクリル酸メチル、(
メタノアクリル酸エチル、(メタンアクリル酸n−ブチ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタJ
アクリル酸、(メタ)アクリルアミド、N−メチロール
(メタ)アクリルアミド、(メタノアクリル酸N 、N
’−ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸N、N
’−ジエチルアミノエチル、(メタノアクリル酸グリシ
ジル、(メタンアクリル峻2−エドロキシェfル、分子
量が100〜1,000のポリオキシエチレン、ポリオ
キシプロピレン基を有する(メタ]アクリレートなどの
ような(メタンアクリル酸誘導体、スチレン、ビニルピ
リジン、ビニルトルエンナトの芳香族系ビニル化合物、
マレイン酸、フマル酸などの不飽和カルボン酸と炭素数
1〜8の1価アルコール類とのモノエステル、ジエステ
ル類、マvイy酸無水物、式R50)I=OHOR4<
、= % (: R”は水素原子またはメチル基、R
4はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、シク
ロヘキシル基、フェニル基、ポリオキシエチレン基、ポ
リオキシプロピレン基、4−ヒドロキシブチル基から選
択される基iで示されるビニルエーテル類で例示される
ものである。また、一般式 %式% 前記に同じ、RはR,Rと同様炭素数1〜7のアルキル
基またはアリール基)で示されるかまたは分子中にけい
素−酸素結合を有する下記に例示するような有機けい素
化合物であってもよい。
してのビニル系単量体は(メタ)アクリル酸メチル、(
メタノアクリル酸エチル、(メタンアクリル酸n−ブチ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタJ
アクリル酸、(メタ)アクリルアミド、N−メチロール
(メタ)アクリルアミド、(メタノアクリル酸N 、N
’−ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸N、N
’−ジエチルアミノエチル、(メタノアクリル酸グリシ
ジル、(メタンアクリル峻2−エドロキシェfル、分子
量が100〜1,000のポリオキシエチレン、ポリオ
キシプロピレン基を有する(メタ]アクリレートなどの
ような(メタンアクリル酸誘導体、スチレン、ビニルピ
リジン、ビニルトルエンナトの芳香族系ビニル化合物、
マレイン酸、フマル酸などの不飽和カルボン酸と炭素数
1〜8の1価アルコール類とのモノエステル、ジエステ
ル類、マvイy酸無水物、式R50)I=OHOR4<
、= % (: R”は水素原子またはメチル基、R
4はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、シク
ロヘキシル基、フェニル基、ポリオキシエチレン基、ポ
リオキシプロピレン基、4−ヒドロキシブチル基から選
択される基iで示されるビニルエーテル類で例示される
ものである。また、一般式 %式% 前記に同じ、RはR,Rと同様炭素数1〜7のアルキル
基またはアリール基)で示されるかまたは分子中にけい
素−酸素結合を有する下記に例示するような有機けい素
化合物であってもよい。
flH,=CH8i(OH,)、 、 0H2=OH
8i(OH1)tC2Ha 。
8i(OH1)tC2Ha 。
OH,=CHOH,5i(OH,)、 。
OH,=CHOH,Sin、 H,(OH,)、 @
OH,=OHOH,OH,5i(OH,)3 。
OH,=OHOH,OH,5i(OH,)3 。
OH,=CHS i ((’3H3)、 (081(O
H,)、)m O5i(OH,)。
H,)、)m O5i(OH,)。
1m=o〜40)。
OH,=OHOO!(OH1)p81(OB、)。
(p=1〜3]。
OH,=CHO,H481(OH,)、 。
○H,=CHO,H481(OH1)、 O,H。
しかし、この2)成分としてのビニル系単量体は上記し
た1)成分と2)成分との共重合体が特にシリコーンゴ
ム成形品の表面に均一な皮膜を形成することが必要とさ
れるので、4≠−一一鮪輪陰低い表面張力をもつものが
よく、有機フッ素基、例えばポリフルオロアルキル基を
含有するビニル単量体とすることがよい。この有機フッ
素基を含有するビニル車室体としては OH,=OHOO,OH,CF、。
た1)成分と2)成分との共重合体が特にシリコーンゴ
ム成形品の表面に均一な皮膜を形成することが必要とさ
れるので、4≠−一一鮪輪陰低い表面張力をもつものが
よく、有機フッ素基、例えばポリフルオロアルキル基を
含有するビニル単量体とすることがよい。この有機フッ
素基を含有するビニル車室体としては OH,=OHOO,OH,CF、。
OH,=O(OHs)Co、OH,OF、。
OH,=CHCo、 OH,OF、 OF、 H。
OH,=:0(OH,)Co、OH,OF、OF、OF
、OF、H。
、OF、H。
OH=CH1:jo 0H(OF ) 。
麿 !32
0H=C(OH3)00,0H(OF、)、。
0H=OHOO01((OH,)OlF、 。
! 2
0H,=CHC!O,OHμ呵−4F、。
C3H=CJI○H)OOOHOF。
2 s 冨 !49
0H,’=C!HCO,OH,OH,O,Fl、 。
0H,’=C!HCO,OH,OH,O,Fl、 。
OH,=OHOO,OH,OH,OsF、 、 。
OH=C(OH)Co OHOHOH。
1 m 2 鵞
j 8 1?OH。
j 8 1?OH。
CH,=CHCo、 0H20H,N 80.08F1
. 。
. 。
CH
■
OH,=叩70(OH,)Co!0H20H,NGo、
O,F7゜OH。
O,F7゜OH。
0H=CHCo、 OH,CH,N 000. F、
、 。
、 。
0H=OHOOCHOHOOH,OF、。
OH==O(CtH,)00□OH,OH,OOF、
OF、 H。
OF、 H。
0H=OHCOOHOHOOHCF 。
! ! M !
!41OHv−0(OH,)0020H,
C3H,0r300F−eo OF、CF(OF! 3
1f1F 。
!41OHv−0(OH,)0020H,
C3H,0r300F−eo OF、CF(OF! 3
1f1F 。
OHx =C(CjFs )CO2OHz CFBなど
が例示される。これらの有機フッ素基を余有するビニル
単竜体は@鎖状、分校状のフッ素化アルコールと酸塩化
物の反応、直鎮状、分校状のフッ素化カルボン酸または
その酸ハロゲン化物とメタクリル酸、β−ヒドロキシエ
チルなどとの反応、ヒドロキシアルキル基を有するフッ
素化アルカンスルホン酸アミドとメタクリル酸塩化物と
の反応などのような公知の合成方法によって得ることが
できる。このビニル系車量体は単独または二種以上を併
用してもよく、フッ素原子を含有しない前記のビニル系
車量体とフッ素原子を含有するビニル系車量体との混合
゛として使用してもよい。
が例示される。これらの有機フッ素基を余有するビニル
単竜体は@鎖状、分校状のフッ素化アルコールと酸塩化
物の反応、直鎮状、分校状のフッ素化カルボン酸または
その酸ハロゲン化物とメタクリル酸、β−ヒドロキシエ
チルなどとの反応、ヒドロキシアルキル基を有するフッ
素化アルカンスルホン酸アミドとメタクリル酸塩化物と
の反応などのような公知の合成方法によって得ることが
できる。このビニル系車量体は単独または二種以上を併
用してもよく、フッ素原子を含有しない前記のビニル系
車量体とフッ素原子を含有するビニル系車量体との混合
゛として使用してもよい。
本発明のプライマー組成物は上記した1】成分と2)成
分との共重合体を主剤とするものであるが、この1)成
分と2)成分との共重合はこれらを通常の重合条件下で
ラジカル重合、アニオン重合、カチオン重合させればよ
く、この重合によりて得られる共重合体は1)成分中の
けい素原子に結合している不飽和二重結合を含有するi
旨肪族基がこのけい素原子に結合している他の有機基(
R1゜! R)による立体障害によって通常の重合条件下ではほと
んど重合反応を起こさないものであるため、1)成分中
の有機基Aの中の不飽和二重結合と2〕成分中のビニル
暴とが優先的に重合されたものになる。しかし、この共
重合時における1)成分と2)成分との配合比は1)成
分が0.01重量%未満では得られる共重合体に十分な
架橋性、接着性が与えられず、他方これが70重量%を
越えるとこ\に得られる共重合体から形成される皮膜が
もろいものとなるので、1】成分0.01〜70重量%
、好ましくは0.1〜20重量%に対し2)成分を99
.99〜30重世%、好ましくは99.9〜80重母%
の範囲とする必要がある。なお、この共重合に使用され
る1)成分、2)成分は1種類に限定する必要はなく、
これらはいずれも2釉頚または2種以上の混合物であっ
てもよい。
分との共重合体を主剤とするものであるが、この1)成
分と2)成分との共重合はこれらを通常の重合条件下で
ラジカル重合、アニオン重合、カチオン重合させればよ
く、この重合によりて得られる共重合体は1)成分中の
けい素原子に結合している不飽和二重結合を含有するi
旨肪族基がこのけい素原子に結合している他の有機基(
R1゜! R)による立体障害によって通常の重合条件下ではほと
んど重合反応を起こさないものであるため、1)成分中
の有機基Aの中の不飽和二重結合と2〕成分中のビニル
暴とが優先的に重合されたものになる。しかし、この共
重合時における1)成分と2)成分との配合比は1)成
分が0.01重量%未満では得られる共重合体に十分な
架橋性、接着性が与えられず、他方これが70重量%を
越えるとこ\に得られる共重合体から形成される皮膜が
もろいものとなるので、1】成分0.01〜70重量%
、好ましくは0.1〜20重量%に対し2)成分を99
.99〜30重世%、好ましくは99.9〜80重母%
の範囲とする必要がある。なお、この共重合に使用され
る1)成分、2)成分は1種類に限定する必要はなく、
これらはいずれも2釉頚または2種以上の混合物であっ
てもよい。
この共重合で得られた共重合体は上記した1)成分の反
応性から1)成分中の:SiY基の残留した線状高分子
化合物となるが、これは有機溶剤に可溶性であることか
らこれをプライマー組成物として使用するときにはトル
エン、キシレンなどの芳香族炭化水素、酢酸エチル、酢
酸ブチルなどのエステル類、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトンなどのケトン類、トリクロロエタン
、テトラクロロエチレンなどの塩素化炭化水素、フロン
−113、フロン−112などのフッ素溶剤などに溶解
して使用することがよい。
応性から1)成分中の:SiY基の残留した線状高分子
化合物となるが、これは有機溶剤に可溶性であることか
らこれをプライマー組成物として使用するときにはトル
エン、キシレンなどの芳香族炭化水素、酢酸エチル、酢
酸ブチルなどのエステル類、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトンなどのケトン類、トリクロロエタン
、テトラクロロエチレンなどの塩素化炭化水素、フロン
−113、フロン−112などのフッ素溶剤などに溶解
して使用することがよい。
本発明のプライマー組成物は上記のようにして得られた
1)成分と2)成分との共重合体を主剤とするものであ
るが、このものはシリコーンゴム成形体に塗布すると均
一な塗膜を形成し、この塗膜は150〜200℃に加熱
することによって容易に架橋反応して溶剤に不溶性の強
じんな三次元ポリマーを与える。しかし、この架橋反応
は例えば1)紫外線、電子線もしくはX線による照射方
法、2)過酸化物または1分子中に=SiYiと反応し
得る官能基を少なくとも2個有する有機化合物と反応さ
せる方法で行なってもよく、この過酸化物としてはベン
ゾイルパーオキサイド、2.4−ジグロロペンゾイルバ
ーオ謳サイド、ジグミルパーオキサイド、t−ブチルパ
ーオキシベンゾエートなどが例示寧れ、この有機化合物
としては分子中にミSiH基またはミ8l−R−8H基
を有するオルガノシラン、オルガノポリシロキサン、光
架橋剤である2、6−ジ(4アジドベンジリデン)−シ
クロヘキサンなどが例示される。
1)成分と2)成分との共重合体を主剤とするものであ
るが、このものはシリコーンゴム成形体に塗布すると均
一な塗膜を形成し、この塗膜は150〜200℃に加熱
することによって容易に架橋反応して溶剤に不溶性の強
じんな三次元ポリマーを与える。しかし、この架橋反応
は例えば1)紫外線、電子線もしくはX線による照射方
法、2)過酸化物または1分子中に=SiYiと反応し
得る官能基を少なくとも2個有する有機化合物と反応さ
せる方法で行なってもよく、この過酸化物としてはベン
ゾイルパーオキサイド、2.4−ジグロロペンゾイルバ
ーオ謳サイド、ジグミルパーオキサイド、t−ブチルパ
ーオキシベンゾエートなどが例示寧れ、この有機化合物
としては分子中にミSiH基またはミ8l−R−8H基
を有するオルガノシラン、オルガノポリシロキサン、光
架橋剤である2、6−ジ(4アジドベンジリデン)−シ
クロヘキサンなどが例示される。
この架橋反応で得られる三次元ポリマーは各種やフッ素
樹脂を含有する基材との接着性もよいので、本発明のプ
ライマー組成物で処理されたシリコーンゴムj;はその
表面改質を任意に行なうことができるという有利性が与
えられる。なお、このプライマー組成物はその処理対象
として特にシリコーンゴムについて記述したが、これは
アクリルゴム、フッ素ゴムなどにも使用することができ
る。
樹脂を含有する基材との接着性もよいので、本発明のプ
ライマー組成物で処理されたシリコーンゴムj;はその
表面改質を任意に行なうことができるという有利性が与
えられる。なお、このプライマー組成物はその処理対象
として特にシリコーンゴムについて記述したが、これは
アクリルゴム、フッ素ゴムなどにも使用することができ
る。
元
また、これを架橋反応させて得られる三&、<Jマー皮
膜は従来接着し難いとされてきたエチレン、プロピレン
系の樹脂に対しても接着するという有利性を与えるもの
である。
膜は従来接着し難いとされてきたエチレン、プロピレン
系の樹脂に対しても接着するという有利性を与えるもの
である。
つぎに本発明の実施例をあげるが、例中の部は重量部を
示したものである。
示したものである。
実施例1
攪拌装置、不活性ガス導入管、還流冷却器および温度計
を取りつけた四ツロフラスコに蒸留水650部、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル系乳化剤・エマルゲン1
23P〔花王石鹸(株ン製曲品名〕5部、硫酸第1鉄1
部およびアクリル酸メチル100部を入れ、これに窒素
ガス雰囲気中、水冷下に過硫酸カリウム1部を含む蒸留
水100部を滴下した。反応の進行で反応系が昇温し、
温度が下って10℃になったときに、こ−にアクリル酸
メチル390部と3−メタクリロキシプロピルメチルフ
ェニルビニルシラン10部とからなる混合液を30分で
滴下し、1時間攪拌してから内容物をf過することによ
って得たエマルジョンを250部のイソプロピルアルコ
ールの中に入れてエマルジョンを破壊し、析出した固体
を水で2回、メタノールで3回洗浄し、減圧下で乾燥し
たのち、アセトン/トルエンの1=1の混合溶媒9,0
00部に溶解して5%濃度のポリマー液■を得た(収率
95%)。
を取りつけた四ツロフラスコに蒸留水650部、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル系乳化剤・エマルゲン1
23P〔花王石鹸(株ン製曲品名〕5部、硫酸第1鉄1
部およびアクリル酸メチル100部を入れ、これに窒素
ガス雰囲気中、水冷下に過硫酸カリウム1部を含む蒸留
水100部を滴下した。反応の進行で反応系が昇温し、
温度が下って10℃になったときに、こ−にアクリル酸
メチル390部と3−メタクリロキシプロピルメチルフ
ェニルビニルシラン10部とからなる混合液を30分で
滴下し、1時間攪拌してから内容物をf過することによ
って得たエマルジョンを250部のイソプロピルアルコ
ールの中に入れてエマルジョンを破壊し、析出した固体
を水で2回、メタノールで3回洗浄し、減圧下で乾燥し
たのち、アセトン/トルエンの1=1の混合溶媒9,0
00部に溶解して5%濃度のポリマー液■を得た(収率
95%)。
実施例2
実施例1で使用したものと同じ反応容器に蒸留水500
部、アセトン150部、フッ素系界面活性剤・エフトッ
プEF−120A(新秋田化成社製商品名)5部、乳化
剤エマルゲン123P(前出)20部および硫酸第1鉄
1部を入れてから、こ−に1.1.2.2−テトラヒド
リルペルフルオロデシルアクリレート10部、アクリル
酸メチル480部および3−メタクリロキシプロピルジ
メチルビニルシラン10部とからなる混合液を添加し、
水冷し窒素ガス雰囲気下に過硫酸カリウム1部を含む蒸
留水10.0部を15分間隔で4回に分けて滴下し、2
時間攪拌後に内容物をガーゼでf^し、f液をイソプロ
ピルアルコール250部中に入れてエマルジョンを破壊
した。
部、アセトン150部、フッ素系界面活性剤・エフトッ
プEF−120A(新秋田化成社製商品名)5部、乳化
剤エマルゲン123P(前出)20部および硫酸第1鉄
1部を入れてから、こ−に1.1.2.2−テトラヒド
リルペルフルオロデシルアクリレート10部、アクリル
酸メチル480部および3−メタクリロキシプロピルジ
メチルビニルシラン10部とからなる混合液を添加し、
水冷し窒素ガス雰囲気下に過硫酸カリウム1部を含む蒸
留水10.0部を15分間隔で4回に分けて滴下し、2
時間攪拌後に内容物をガーゼでf^し、f液をイソプロ
ピルアルコール250部中に入れてエマルジョンを破壊
した。
つぎに、こ\に析出した固体を水で3回、メタノールで
2回洗浄し、減圧乾燥したのち、メチルエチルケトン7
.790部に溶解させて5%濃度のポリマー成用を得た
(収率82%]。
2回洗浄し、減圧乾燥したのち、メチルエチルケトン7
.790部に溶解させて5%濃度のポリマー成用を得た
(収率82%]。
実施例3
実施例1で使用したものと同じ反応容器に蒸留水800
部、アセトン100部、乳化剤エフトップE F −1
2OA (ii3出)5部、乳化剤エマルケy123P
(ilil出)10部オヨび硫酸第1鉄1部を入れてか
ら、アクリル酸1. 1. 1−)リフルオロエチル4
90部、メタクリロキシメチルジメチルビニルシランy
10部を入れて水冷し、これに窒素気流下で過硫酸カリ
1部を含む蒸留水100部を20分間で滴下し、40分
間攪拌してから内容物中のエマルジョン部分をイソプロ
ピルアルコール400部に入れてエマルジョンを破壊さ
せた。
部、アセトン100部、乳化剤エフトップE F −1
2OA (ii3出)5部、乳化剤エマルケy123P
(ilil出)10部オヨび硫酸第1鉄1部を入れてか
ら、アクリル酸1. 1. 1−)リフルオロエチル4
90部、メタクリロキシメチルジメチルビニルシランy
10部を入れて水冷し、これに窒素気流下で過硫酸カリ
1部を含む蒸留水100部を20分間で滴下し、40分
間攪拌してから内容物中のエマルジョン部分をイソプロ
ピルアルコール400部に入れてエマルジョンを破壊さ
せた。
つぎに、こ\に析出した固体を水で3回、メタノールで
2回洗浄してから、減圧乾燥したのち、メチルエチルケ
トン8.260部に溶解させて5%濃度のポリマー液l
を得た(収率87%)。
2回洗浄してから、減圧乾燥したのち、メチルエチルケ
トン8.260部に溶解させて5%濃度のポリマー液l
を得た(収率87%)。
実施例4
実施例1で使用したものと同じ反応容器に蒸留水650
部、アセトン250部、乳化剤エマルゲ入れ、こ\に1
. 1.2.2−テトラヒドリルペルフルオロへキシル
メタクリレート100部、アクリロキシプロピルジフェ
ニルビニルシラン20部、メタクリル酸エチル100部
およびアクリル酸メチル280部を添加したのち、水冷
下に過酸化水素0.2部を含む蒸留水100部を4回に
分けて30分毎に添加し、1時間攪拌後に内容物をガー
ゼで濾過し、このf液に200部のイソプロピルアルコ
ールを添加してエマルジョンを破壊させ、析出した固体
を水で3回、メタノールで2回洗浄してから減圧乾燥し
、ついでこれを7,120部のメチルエチルケトンに溶
解して5%濃閉のポリマー液■を得た(収率74部ン。
部、アセトン250部、乳化剤エマルゲ入れ、こ\に1
. 1.2.2−テトラヒドリルペルフルオロへキシル
メタクリレート100部、アクリロキシプロピルジフェ
ニルビニルシラン20部、メタクリル酸エチル100部
およびアクリル酸メチル280部を添加したのち、水冷
下に過酸化水素0.2部を含む蒸留水100部を4回に
分けて30分毎に添加し、1時間攪拌後に内容物をガー
ゼで濾過し、このf液に200部のイソプロピルアルコ
ールを添加してエマルジョンを破壊させ、析出した固体
を水で3回、メタノールで2回洗浄してから減圧乾燥し
、ついでこれを7,120部のメチルエチルケトンに溶
解して5%濃閉のポリマー液■を得た(収率74部ン。
比較例
実施例1と同じ反応容器に蒸留水650部、乳化剤エマ
ルゲン123P(前出]10部および硫酸第1鉄1部を
入れ、ついでアクリル酸エチル200部を加えて水冷し
たのち、こ\に過硫酸カリウム1部を含む蒸留水100
部を滴下し、発熱がおさまってからアクリル酸エチル2
00部とエチリデンノルボルネン20部の混合液を20
分間で滴下して2時間攪拌し、析出した固体をアセトン
/トルエン=1/1の混合溶媒8.550 部’:、溶
解させて5%濃度のポリマー液Vを得た(収率90%]
。
ルゲン123P(前出]10部および硫酸第1鉄1部を
入れ、ついでアクリル酸エチル200部を加えて水冷し
たのち、こ\に過硫酸カリウム1部を含む蒸留水100
部を滴下し、発熱がおさまってからアクリル酸エチル2
00部とエチリデンノルボルネン20部の混合液を20
分間で滴下して2時間攪拌し、析出した固体をアセトン
/トルエン=1/1の混合溶媒8.550 部’:、溶
解させて5%濃度のポリマー液Vを得た(収率90%]
。
応用例
シリコーンゴムKE−555Ul:信越化学工業(株)
裂開品名〕にジグミルペルオキシドを0,6重ff1m
加したシリコーンゴムコンパウンドを165℃、30K
P/cJで加熱加圧して得た厚さ2顛のシリコーンゴム
シートの上に、上記の実施例1〜4、比較例で得たポリ
マー液1−Vを塗布し、風乾30分後に200℃で1時
間加熱処理してこの塗膜を硬化させ、被膜形成性および
この被膜のりリコーンゴム成形品との接着性をしらべた
ところ、第1表に示したとおりの結果が得られた。
裂開品名〕にジグミルペルオキシドを0,6重ff1m
加したシリコーンゴムコンパウンドを165℃、30K
P/cJで加熱加圧して得た厚さ2顛のシリコーンゴム
シートの上に、上記の実施例1〜4、比較例で得たポリ
マー液1−Vを塗布し、風乾30分後に200℃で1時
間加熱処理してこの塗膜を硬化させ、被膜形成性および
この被膜のりリコーンゴム成形品との接着性をしらべた
ところ、第1表に示したとおりの結果が得られた。
つぎにこの硬化被膜上にフッ素コーテイング材・タイエ
ルラテックスGLS−213(ダイキン社製商品名)を
塗布してその被膜に対する接着性夕しらべたところ、第
1表に併記したとおりの結果が得られた。
ルラテックスGLS−213(ダイキン社製商品名)を
塗布してその被膜に対する接着性夕しらべたところ、第
1表に併記したとおりの結果が得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(こゝにAは不飽和 二重結合を有する有機基、R^1、R^2は炭素数1〜
7のアルキル基またはアリール基、Yは少なくとも1個
の不飽和二重結合を有する炭素数2〜5の脂肪族基、n
は0〜3の整数)で示されるビニルシラン誘導体0.0
1〜70重量%、 2)上記1)と共重合性を有するビニル系単量体 99
.9〜30重量% とを、≡Si−Y基を残して有機基Aの中の不飽和二重
結合を優先的に重合させた共重合体を主剤としてなるこ
とを特徴とするプライマー組成物。 2、成分2)のビニル系単量体の少なくとも1種がポリ
フルオロアルキル基を含有するものである特許請求の範
囲第1項記載のプライマー組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26478984A JPS61143481A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | プライマ−組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26478984A JPS61143481A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | プライマ−組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61143481A true JPS61143481A (ja) | 1986-07-01 |
JPS6260433B2 JPS6260433B2 (ja) | 1987-12-16 |
Family
ID=17408219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26478984A Granted JPS61143481A (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 | プライマ−組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61143481A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9707143B2 (en) | 2012-08-11 | 2017-07-18 | Hill-Rom Services, Inc. | Person support apparatus power drive system |
-
1984
- 1984-12-14 JP JP26478984A patent/JPS61143481A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6260433B2 (ja) | 1987-12-16 |
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