JPS6114316Y2 - - Google Patents

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JPS6114316Y2
JPS6114316Y2 JP17669280U JP17669280U JPS6114316Y2 JP S6114316 Y2 JPS6114316 Y2 JP S6114316Y2 JP 17669280 U JP17669280 U JP 17669280U JP 17669280 U JP17669280 U JP 17669280U JP S6114316 Y2 JPS6114316 Y2 JP S6114316Y2
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resistor
electric compressor
voltage
output
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JP17669280U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷蔵庫等の冷凍装置に含まれる電動圧
縮機の運転制御に関し、特に電動圧縮機へ通電
後、過負荷等の原因により電動圧縮機が起動不良
を起こした時に、内部の回路を流れ巻線の焼損等
を引き起こす過電流を検出して電動圧縮機への通
電を遮断し、また遮断後も、所定時間、電動圧縮
機を起動不能状態とする回路を簡単な構成で提供
するものである。
以下図に従つて説明すると1は冷蔵庫等の冷凍
装置に含まれる電動圧縮機でリレー接点2を介し
て交流電源3に接続されている。4は従来の冷蔵
庫等の温度調節回路で抵抗5,6,7と庫内温度
の上昇とともに抵抗値の減少する負特性サーミス
タ8でブリツジを構成して直流電源VDDに接続
し、サーミスタ8と抵抗7の分圧電圧を比較器9
の(+)入力端子に、抵抗6と抵抗5の分圧電圧
を(−)入力端子に接続し、比較器9の出力はリ
レー接点2用のコイル2Aを介して電源VDDに接
続されている。この構成で所望設定温度の時のサ
ーミスタ8の分圧電圧に抵抗5と6の抵抗値を設
定して基準電圧を決めておく。今、温度が設定温
度より上昇してサーミスタ8の抵抗値が減少し、
抵抗7とサーミスタ8の分圧電圧が抵抗5と6に
より決まる基準電圧よりも低くなると比較器9の
出力が低電位(以下「VL」と称す。)となつてコ
イル2Aの端子間に電位差が生じて電流が流れコ
イル2Aが励磁されてスイツチ2が閉じ圧縮機1
が通電されて庫内が冷却される。また庫内が所定
温度より冷えている時はサーミスタ8の分圧電圧
は高く、従つて比較器9も高電位(以下「VH
と称す)を発生している。この「VH」は電源電
圧VDDに略等しいのでコイル2Aに電流が流れず
従つてスイツチ2は開いていて圧縮機1は通電さ
れずに運転を停止している。
さて、10は本案の過負荷保護及び遅延起動回
路であり、11は電動圧縮機1の電気回路に磁気
的に接続される変流器で電動圧縮機1の通電々流
により誘導電流を発生する。12はダイオードで
平滑コンデンサ13と共に整流回路を構成してい
る。14は抵抗でありコンデンサ15と積分回路
を構成し、また16はコンデンサ15に蓄えられ
た電荷を放電する為の抵抗である。17は比較器
で(−)入力端子にコンデンサ15の充電々圧が
入力され(+)入力端子には電源電圧VWを一端
が接地された抵抗18と、19及び20により分
圧しそ、抵抗18の電圧が入力されている。抵抗
19はまた比較器17の出力端子に接続され比較
器17の出力を(十)入力端子に正帰還させて比較器
17に幅広いヒステリシスを与えている。比較器
17の出力端子はまたダイオード21を介して温
度調節回路4の比較器9の(−)入力端子に接続
されている。
以上の構成で動作を説明すると、今庫内が所定
の冷却温度より冷えている時は電動圧縮機1には
通電されないから、変流器11には誘導電流は生
じない。従つてコンデンサ15の充電々荷は無い
からa点には電圧は生じず従つてb点の電圧を越
えないので比較器17はVH出力を発生してい
る。この状態ではダイオード21は逆方向バイア
スであるので温度調節回路4は遅延起動回路10
の影響を受けない。
電動圧縮機1が停止している状態で庫内温度が
上昇していくとサーミスタ8の抵抗値が徐々に減
少して行き、その分圧電圧が抵抗5と6との設定
値を下まわると、比較器9は反転して出力はVH
からVLになりコイル2Aに電流が流れスイツチ
2が閉じて電動圧縮機1が通電され、起動電流が
流れる。ここで、電動圧縮機1が過負荷などの異
常が無く、速やかに起動した時は電動圧縮機1を
流れる大きな起動電流は速やかに定常通電々流ま
で低下するので変流器11の誘導電流によるコン
デンサ15の充電々圧であるa点の電圧はb点の
電圧に達しないので前述の説明同様、遅延起動回
路10は温度調節回路4に影響を与えない。而し
て、もし過負荷等の原因で電動圧縮機1が起動せ
ずに圧縮機1モータの巻線に大きな起動電流が流
れ続けると変流器11の誘導電流がコンデンサ1
5に充電され続けて充電々圧であるa点の電圧が
t1時刻において上昇して行きb点の電圧に達す
る。このa点の電圧がb点の電圧に達するまでの
時間は、抵抗14とコンデンサ15の時定数で決
まり、例えば本案では8秒間でb点の電圧よりa
点の電圧が高くなつて比較器17の出力は高電位
HからVLへ切り換わる。c点の電位が低電位V
Lとなるとダイオード21が順方向バイアスとな
つて温度調節回路4の比較器9の(−)端子入力
電圧である基準電圧を比較器17を通して引きさ
げるので比較器9の出力は再びVLからVHと反転
して圧縮機1への通電が停止される。また、c点
の電位は抵抗19で更に降圧されてb点に至り、
b点電位はVLより更に低いVLLになる。そし
て、圧縮機1の通電停止と同時に変流器11に誘
導される電流は無くなり従つてコンデンサ15に
は電荷は流入されなくなる。と同時にコンデンサ
15に蓄えられた充電電荷は抵抗16を介して
徐々に放電し、例えば8分後のt2時刻においてa
点電位はVLLであるb点電位より下がつて比較器
17の出力は再びVLからVHに換り、ダイオード
21は再び逆方向バイアスとなる。これにより温
度調節回路4は再び圧縮機1運転可能状態に復帰
させる。
本考案は以上の如く、構成し冷蔵庫等の電動圧
縮機の過負荷電流を変流器で検出して抵抗とコン
デンサの充電時間で圧縮機への通電を断ち切り、
また比較器にヒステリシス幅を持たせてコンデン
サと抵抗の放電時間で遅延起動させることによ
り、電動圧縮機の過負荷時の巻線焼損等を防止
し、また遅延起動させる時限動作を簡単な構成で
達成する事ができ、経済性及び作業性の向上に優
れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電動圧縮機の運転制御装
置の回路図、第2図は第1図のa,b,c各部電
圧のタイムチヤート図である。 1……電動圧縮機、11……変流器、15……
コンデンサ、17……比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動圧縮機の通電々流を検出する変流器と、該
    変流器の検出出力を整流し平滑する整流回路と、
    該整流出力を積分する積分回路と、比較器とから
    なり、前記積分回路は比較器の一方の入力端子に
    接続し、該接続点は抵抗を介して接地し、前記比
    較器の他の入力端子と出力端子は正帰還抵抗を介
    して接続し、該正帰還抵抗と前記比較器の入力端
    子の接続点は抵抗を介して接地し、前記正帰還抵
    抗と前記比較器の出力端子の接続点は抵抗を介し
    て直流電源に接続し、前記比較器の出力に応じて
    前記電動圧縮機の運転を拒否する如く、前記比較
    器をダイオードを介して前記電動圧縮機制御用温
    度調節回路に接続した事を特徴とする電動圧縮機
    の運転制御装置。
JP17669280U 1980-12-08 1980-12-08 Expired JPS6114316Y2 (ja)

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JP17669280U JPS6114316Y2 (ja) 1980-12-08 1980-12-08

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Publication Number Publication Date
JPS5798194U JPS5798194U (ja) 1982-06-16
JPS6114316Y2 true JPS6114316Y2 (ja) 1986-05-02

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ID=29969882

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