JPH03101579A - 消磁回路 - Google Patents

消磁回路

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JPH03101579A
JPH03101579A JP23876589A JP23876589A JPH03101579A JP H03101579 A JPH03101579 A JP H03101579A JP 23876589 A JP23876589 A JP 23876589A JP 23876589 A JP23876589 A JP 23876589A JP H03101579 A JPH03101579 A JP H03101579A
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JP
Japan
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degaussing
circuit
capacitor
switch
time
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JP23876589A
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Koichi Ariga
有賀 浩一
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Nippon Chemi Con Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジョン受像機のブラウン管等の消磁
に用いられる消磁回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、テレビジョン受像機のブラウン管には、鮮明な画
像を得るため、地磁気等で着磁したブラウン管を消磁す
る消磁回路が設置されている。例えば、第3図に示すよ
うに、交流電源2が給電される電源端子4.6には、ヒ
ユーズ8及び電源スィッチ10を介してフィルタ回路1
2が接続されている。フィルタ回路12は、交流電源に
含まれる高周波成分等を除去するために設置され、チョ
ークコイル121.122及びキャパシタ123.12
4.125.126で構成されている。このフィルタ回
路12の出力側には、正特性サーミスタ16及び消磁コ
イル18からなる直列回路が接続されるとともに、整流
回路20が接続されている。整流回路20は、整流用ダ
イオード201.202及び平滑用キャパシタ203.
204からなる倍電圧整流回路で構成されており、この
整流回路20の出力側には、スイッチング電源装置とし
てD C/D Cコンバータ22が設置されている。
即ち、消磁回路は、このような整流回路20及びD C
/D Cコンバータ22等の入力部に設置されている。
したがって、電源スィッチ10を閉じると、電源端子4
.6に接続されている交流電源2が整流回路20に給電
されるとともに、正特性サーミスタ16を通じて消磁コ
イル18に加えられる。この給電によって、整流回路2
0の倍電圧整流によって得られた直流出力電圧MDIが
D C/D Cコンバータ22に加えられると、D C
/D Cコンバータ22から所定の直流出力電圧V。2
が得られ、この直流出力電圧VOZがその出力端子22
1.222を通じてテレビジョン受像機の本体回路に加
えられる。
そして、消磁コイル18には、正特性サーミスタ16を
通して流れる電流によって磁界が発生し、地磁気等で着
磁したブラウン管の消磁が行われる。
この磁界は、消磁コイル18を流れる電流に比例するが
、正特性サーミスタ16の抵抗によって制御される。正
特性サーミスタ16の抵抗が徐々に増加すると、時間の
経過とともに消磁コイル18に対する直列抵抗が増加し
て電流が減少し、消磁コイル18の発生磁界が抑制され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このように、平滑用キャパシタ203.20
4を持つ整流回路20とともに交流電源2に接続される
消磁回路では、電源投入時、平滑用キャパシタ203.
204に対する電流と正特性サーミスタ16を通じて消
磁コイル18に流れる消磁電流とが同時に生じ、相当大
きな突入電流がヒユーズ8及び電源スィッチlOに流れ
る。このため、ヒユーズ8及び電源スィッチ10には、
その突入電流に耐え得る大容量のものが必要となり、製
造コストが高くなる等の欠点があった。
そこで、この発明は、平滑用キャパシタを持つ整流回路
と併設された消磁回路において、電源投入時の突入電流
の低減を図った消磁回路の提供を第1の目的とする。
また、この発明は、平滑用キャパシタを持つ整流回路と
併設された消磁回路において、電源投入時の消磁開始の
最適化を実現した消磁回路の提供を第2の目的とする。
さらに、この発明は、平滑用キャパシタを持つ整流回路
と併設された消磁回路において、電源投入時の消磁開始
の最適化を実現するとともに、給電後、任意に消磁動作
を可能にした消磁回路の提供を第3の目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
(請求項1) この発明の消磁回路は、第1の目的を達成するため、平
滑用キャパシタ(203,204)を含む整流回路(2
0)とともに交流電源(2)に接続される消磁回路にお
いて、消磁コイル(18)に正特性サーミスタ(16)
と直列回路を成して接続されたスイッチ(第1のスイッ
チとしてのリレー24)と、前記交流電源の給電開始を
検出し、その給電開始から一定時間後に消磁時間を設定
して前記スイッチを閉じ、前記消磁コイルに給電するス
イッチ制御手段(スイッチ制御部30)とを備えたもの
である。
(請求項2) また、この発明の消磁回路は、第2の目的を達成するた
め、平滑用キャパシタ(203,204)を含む整流回
路(20)とともに交流電源(2)に接続された消磁回
路において、消磁コイル(18)に正特性サーミスタ(
16)と直列回路を成して接続されたスイッチ(リレー
24)と、前記整流回路を通じて得られた直流電圧が第
1の抵抗(311)を介して加えられ、かつ該抵抗と相
俟って第1の時定数回路(31)を形成する第1のキャ
パシタ(312)と、この第1のキャパシタの充電電圧
と基準電圧とを比較し、前記第1のキャパシタの充電電
圧が前記基準電圧に到達するまでの間、消磁禁止時間を
表す出力を発生する第1の比較器(34)と、前記整流
回路を通じて得られた直流電圧が第2の抵抗(321)
を介して加えられるとともに該抵抗と相俟って第2の時
定数回路(32)を形成し、前記第1の比較器の出力に
よって前記消磁禁止時間に充電が阻止される第2のキャ
パシタ(322)と、前記第1の比較器の出力が解除さ
れた後、前記第2のキャパシタの充電電圧と基準電圧と
を比較し、前記第2のキャパシタの充電電圧が前記基準
電圧に到達するまでの間、消磁時間を表す出力を発生す
る第2の比較器(35)と、前記第1の比較器の出力に
よって動作が禁止されるとともに、前記第1の比較器の
出力の解除後、前記第2の比較器の出力に応じて前記ス
イッチを導通させるスイッチ駆動回路(36)とを備え
たものである。
(請求項3) そして、この発明の消磁回路は、第3の目的を達成する
ため、給電後、消磁必要時に操作されて前記第2のキャ
パシタを放電させる放電回路を形成するスイッチ(第2
のスイッチ33)を備えたものである。
〔作   用) (請求項1) スイッチ制御手段では、交流電源の給電開始を検出し、
その給電開始から一定時間後に消磁時間が設定され、こ
のスイッチ制御手段によってスイッチが閉じられる。し
たがって、消磁コイルには、給電開始から一定時間を経
た後の一定時間が消磁時間として給電され、そのスイッ
チ及び正特性サーミスタを通じて消磁電流が流れ、磁界
が発生する。
(請求項2) 第1の抵抗及び第1のキャパシタからなる第1の時定数
回路が持つ時定数をτ、とすると、給電開始によって整
流回路に得られた直流電圧が第1の時定数回路に加えら
れ、第1のキャパシタは時定数τ1を以て充電される。
そして、第1の比較器には、第1のキャパシタの充電電
圧と基準電圧との比較によってその充電電圧が基準電圧
に到達するまでの給電直後の一定時間、消磁禁止時間を
表す出力が得られる。
この出力により、第2のキャパシタの充電及びスイッチ
駆動回路の動作が阻止される。
そして、消磁禁止時間を経過すると、第1の比較器の出
力が反転し、第2のキャパシタの充電及びスイッチ駆動
回路の動作阻止が解除される。
第2の抵抗及び第2のキャパシタからなる第2の時定数
回路が持つ時定数をτ2とすると、充電阻止の解除によ
って整流回路からの直流電圧が第2の時定数回路に加え
られ、第2のキャパシタは時定数τ2を以て充電される
そして、第2のキャパシタの充電が開始されると、第2
の比較器には、第2のキャパシタの充電電圧と基準電圧
との比較によってその充電電圧が基準電圧に到達するま
での間、消磁時間を表す出力が得られる。
この第2の比較器の出力がスイッチ駆動回路に加えられ
ると、スイッチ駆動回路を通じてスイッチが消磁時間中
閉じられる。したがって、消磁コイルには、消磁時間中
、スイッチ及び正特性サーミスタを通じて交流電源から
消磁電流が流れ、磁界が発生する。
このように、給電後の一定時間、消磁動作を禁止すれば
、整流回路の平滑用キャパシタに流れる突入電流と消磁
電流とを時間的に分離することができ、突入電流の最大
値が抑制される。
(請求項3) そして、給電後、第2のキャパシタに併設されたスイッ
チによって第2のキャパシタを放電させることができ、
そのキャパシタの充電によって再消磁動作が行われる。
したがって、消磁コイルには、電源投入時だけでなく、
給電中、任意に給電し、磁界を発生させることができる
〔実 施 例〕
以下、この発明を図面に示した実施例を参照して詳細に
説明する。
第1図は、この発明の消磁回路の一実施例を示す。
駆動電源として商用交流電源等の交流電源2が給電され
る電源端子4.6には、ヒユーズ8及び電源スィッチ1
0を介してフィルタ回路12が接続されている。フィル
タ回路12は、交流電源2に含まれる高周波成分等を除
去するために設置され、チョークコイル121.122
及びキャパシタ123.124.125.126で構成
されている。このフィルタ回路12の出力側には、正特
性サーミスタ16、第1のスイッチとしてリレー24の
リレー接点241及び消磁コイル18の直列回路が接続
されているとともに、交流を直流に変換する交直変換手
段として整流回路20が接続されている。また、消磁コ
イル18は、ブラウン管の周囲部を巻回する数ターンの
導体コイルで構成されている。
整流回路20には、整流用ダイオード201.202及
び平滑用キャパシタ203.204からなる倍電圧整流
回路が用いられている。この整流回路20の出力側には
、スイッチング電源装置としてD C70Cコンバータ
22が設置され、このD C70Cコンバータ22には
、整流回路20で得られた直流出力電圧VDIが加えら
れ、その出力側に設置されているダイオード26及び平
滑用キャパシタ28を経て直流出力電圧Vゎ2が得られ
る。
そして、D C70Cコンバータ22の直流出力側には
、第1のスイッチとして設置されているリレー24を制
御するスイッチ制御手段としてスイッチ制御部30が設
置されているとともに、その直流出力電圧VD2は、出
力端子301.302を通じて取り出され、例えばテレ
ビジ式ン受像機の本体回路側等に供給される。
スイッチ制御部30には、第1及び第2の時定数回路3
1.32が設置されている。時定数回路31は第1の抵
抗311、第1のキャパシタ312及び抵抗313で構
成され、抵抗311.313は分圧回路を成している。
したがって、キャパシタ312には、整流回路20の整
流出力である直流出力電圧VDIに基づ<DC/DCコ
ンバータ22の直流出力電圧VD2が抵抗311を通じ
て充電されるとともに、その充電電圧は抵抗311.3
13の分圧電圧に規制される。
また、時定数回路32は第2の抵抗321及び第2のキ
ャパシタ322の直列回路で構成されている。キャパシ
タ322には整流回路20の整流出力である直流出力電
圧■。1に基づ<DC/DCコンバータ22の直流出力
電圧■、が抵抗321を通じて充電される。キャパシタ
322には、給電後、消磁必要時に操作され、キャパシ
タ322に放電回路を形成する第2のスイッチ33が並
列に接続されている。
そして、キャパシタ312の充電電圧VCIと基準電圧
v ***とを比較し、給電時、消磁禁止時間を表す出
力を発生する第1の比較器34が設置され、充電電圧V
c1が第1の比較器34の正相入力端子(+)、基準電
圧V REFがその逆相入力端子(−)に加えられてい
ることから、比較器34はD C70Cコンバータ22
の給電開始直後から低(L)レベルの出力を発生し、そ
の出力側に設置されている第1のダイオード341及び
第2のダイオード342を導通状態にする。また、基準
電圧V□、を設定するための基準電圧源としてツェナー
ダイオード343が設置され、このツェナーダイオード
343には、抵抗344を介してDC/DCコンバータ
22から直流出力電圧■9□が加えられ、一定の基準電
圧V0Fが得られている。
また、キャパシタ322の充電電圧VCZと基準電圧V
 IIEFとを比較して消磁時間を表す出力を発生する
第2の比較器35が設置されている。比較器35には、
逆相入力端子(−)に充電電圧VC!、正相入力端子(
+)に基準電圧v*EFが加えられていることから、充
電電圧VC2が基準電圧V IIEFに到達するまでの
間、消磁時間を表す高(H)レベル出力を発生する。と
ころで、抵抗321とキャパシタ322との接続点には
、ダイオード341のアノードが接続されていることか
ら、比較器34の出力状態によってダイオード341が
導通ずる消磁禁止時間には、ダイオード341を通じて
キャパシタ322が接地され、その充電が阻止される。
この比較器35の出力は、抵抗353を介してスイッチ
駆動回路36の駆動トランジスタ360のベースに加え
られ、駆動トランジスタ360のスイッチングのために
用いられる。駆動トランジスタ360のエミッタ側には
、基準電圧源としてのツェナーダイオード361が直列
に接続されており、ツェナーダイオード361で設定さ
れる定電圧V2とベース・エミッタ間降下電圧VStの
加算値を超えた電圧がベースに加えられると、駆動トラ
ンジスタ360が導通する。ところで、駆動トランジス
タ360のベースには、ダイオード342のアノードが
接続されていることがら、比較器34の出力状態によっ
てダイオード342が導通ずる消磁禁止時間には、ダイ
オード342を通じてそのベースが接地され、その導通
が阻止される。
そして、この駆動トランジスタ360のコレクタ側には
、リレー24のソレノイド240が直列に接続され、こ
のソレノイド240にはチャタリング防止のためのダイ
オード242が並列に接続されている。したがって、駆
動トランジスタ360が導通したとき、ソレノイド24
0に励磁電流が流れ、リレー接点241が閉じられる。
以上の構成とすれば、第2図のAに示すように、時点t
lで電源スィッチ10が閉じられると、交流電源2から
第2図のCに示す交流電圧VaCがフィルタ回路12を
経て整流回路20に加えられ、その給電直後の過渡状態
において、整流回路20の平滑用キャパシタ203.2
04の充電のため、電源スィッチlOには、第2図のD
に示す突入電流Itが流れる。そして、整流回路20か
ら、交流電圧■Acの整流出力である直流出力電圧■。
、がD C/D Cコンバータ22に加えられると、D
C/DCコンバータ22には直流出力電圧■、が発生し
、この直流出力電圧VDZがスイッチ制御部30に加え
られる。スイッチ制御部30は、その直流出力電圧VD
2の立上りとともに動作を開始し、キャパシタ312は
抵抗311を通じて充電される。ここで、抵抗311の
抵抗値をR1、キャパシタ312の容量をCIとすれば
、抵抗値R,及び容W c +によって時定数τ1が決
定され、キャパシタ312の充電は時定数τ1で規制さ
れることになる。
そして、キャパシタ312の充電は給電直後の瞬時間で
行われ、比較器34では、充電電圧■。1と基準電圧V
 RI:Fとが比較され、充電電圧Velが基準電圧V
 IIFに到達するまでの間、消磁禁止時間T1を表す
Lレベル出力が得られる。このため、ダイオード341
.342の導通によってキャパシタ322の充電が阻止
されるとともに、駆動トランジスタ360の動作阻止が
行われる。この結果、給電直後の一定時間、スイッチ駆
動回路36の動作が阻止され、消磁コイル1日の動作が
禁止される。
そして、キャパシタ312の充電電圧■、1が基準電圧
V□1に到達して比較器34の出力がHレベルに移行す
ると、ダイオード341.342が遮断状態となる。こ
の時点t2から、キャパシタ322の充電が開始され、
その充電電圧VCZが基準電圧V IIEFに到達する
までの間、比較器34には消磁時間T2を表すHレベル
出力が得られる。
このHレベル出力によって駆動トランジスタ360が導
通し、リレー24のソレノイド240が励磁され、その
動作が瞬時に行われるため、時点t2でリレー接点24
1が導通する。この結果、消磁コイル18には、正特性
サーミスタ16及びリレー接点241を通じ、第2図の
Bに示すように、交流電源2が接続される。したがって
、消磁コイル18には、正特性サーミスタ16を通じて
電流が流れるが、このとき、電源スィッチ10を通じて
第2図のDに示す突入電流■2が流れる。
そして、その電流によって消磁コイル18には磁界が発
生するが、その磁界は電流に依存するので、電流による
発熱で正特性サーミスタ16の抵抗増加により徐々に発
生磁界が減少する。これによって、地磁気等で着磁した
ブラウン管の消磁が行われる。
そして、キャパシタ322の充電電圧VC2が基準電圧
V IIEFに到達すると、比較器35がLレベル出力
を発生し、駆動トランジスタ360が遮断状態となって
ソレノイド240の励磁が解除され、リレー接点241
が開かれる。したがって、消磁コイル18が、給電開始
から消磁禁止時間を経た後、一定の消磁時間に駆動され
、必要な消磁が行われることになる。
また、給電の定常状態において、スイッチ33が閉じら
れると、キャパシタ322に放電回路が形成され、キャ
パシタ322はスイッチ33を通して瞬時に放電される
このとき、キャパシタ322の充電電圧■。が基準電圧
V IIEF以下になるため、比較器35の出力はHレ
ベルに逆転することになる。そして、スイッチ33が開
かれると、キャパシタ322は直流出力電圧VD!で再
び充電される。このとき、比較器35には、スイッチ3
3の操作時点からキャパシタ322の充電電圧VC2が
基準電圧V REFに到達するまでの間、消磁時間を表
す出力が得られる。この出力が再び駆動トランジスタ3
60のベースに加えられるので、ソレノイド240が駆
動され、リレー接点241が閉じられる。したがって、
消磁コイル18には、スイッチ33の操作に基づき、電
源投入時だけでなく、給電中、任意に給電し、磁界を発
生させることができ、必要な消磁が行われる。
そして、電源投入直後、消磁禁止時間T1を経て消磁時
間T2が設定されているので、第2図のDに示すように
、電源投入直後の整流回路20の平滑用キャパシタ20
3.204を充電するための突入電流I、と、消磁時間
T2に流れる消磁のための突入電流■2とが時間的にず
れて発生することになり、その最大値は各突入電流1.
 、I。
に委ねられる。従来、同時に生じていた突入電流1、+
i、に比較して、その最大値が2分の1程度に抑えられ
るため、ヒユーズ8及び電源スィッチ10に電流容量の
小さいものを用いることができる。
なお、実施例では、第1のスイッチとしてリレー24を
用いた例を示したが、この発明はリレー以外の機械的な
スイッチや半導体スイッチ等を用いて構成してもよい。
また、実施例では、D C/D Cコンバータ22を用
いた場合について示したが、この発明の消磁回路は、整
流回路20の直流出力電圧VDIによってスイッチ制御
部30を動作させるようにすることもでき、D C/D
 Cコンバータ22を省略した形で構成することもでき
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、次のような効
果が得られる。
(a)  平滑用キャパシタを持つ整流回路と併設され
た消磁回路において、電源投入時の突入電流の低減を図
ることができる。
(b)  電源投入時の消磁開始の最適化を実現でき、
給電後の一定時間、消磁動作の禁止によって、整流回路
の平滑用キャパシタに流れる突入電流と消磁電流とを時
間的に分離することができ、突入電流の最大値を抑制で
き、電源スィッチ等の小容量化を実現できる。
(C)  また、電源投入時の消磁開始の最適化に加え
て、給電後、任意に消磁動作を行うことができ、所望の
消磁効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の消磁回路の一実施例を示す回路図、 第2図は第1図に示した消磁回路の動作を示す図、 第3図は従来の消磁回路を示す回路図である。 2・・・交流電源 16・・・正特性サーミスタ 18・・・消磁コイル 20・・・整流回路 203.204・・・平滑用キャパシタ24・・・リレ
ー(第1のスイッチ) 30・・・スイッチ制御部(スイッチ制御手段)31・
・・第1の時定数回路 311・・・第1の抵抗 312・・・第1のキャパシタ 32・・・第2の時定数回路 321・・・第2の抵抗 322・・・第2のキャパシタ 33・・・第2のスイッチ 34・・・第1の比較器 35・・・第2の比較器 36 ・ ・スイッチ駆動回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平滑用キャパシタを持つ整流回路とともに交流電源
    に接続される消磁回路において、 消磁コイルに正特性サーミスタと直列回路を成して接続
    されたスイッチと、 前記交流電源の給電開始を検出し、その給電開始から一
    定時間後に消磁時間を設定して前記スイッチを閉じ、前
    記消磁コイルに給電するスイッチ制御手段と、 を備えたことを特徴とする消磁回路。 2、平滑用キャパシタを持つ整流回路とともに交流電源
    に接続された消磁回路において、 消磁コイルに正特性サーミスタと直列回路を成して接続
    されたスイッチと、 前記整流回路を通じて得られた直流電圧が第1の抵抗を
    介して加えられ、かつ該抵抗と相俟って第1の時定数回
    路を形成する第1のキャパシタと、この第1のキャパシ
    タの充電電圧と基準電圧とを比較し、前記第1のキャパ
    シタの充電電圧が前記基準電圧に到達するまでの間、消
    磁禁止時間を表す出力を発生する第1の比較器と、 前記整流回路を通じて得られた直流電圧が第2の抵抗を
    介して加えられるとともに該抵抗と相俟って第2の時定
    数回路を形成し、前記第1の比較器の出力によって前記
    消磁禁止時間に充電が阻止される第2のキャパシタと、 前記第1の比較器の出力が解除された後、前記第2のキ
    ャパシタの充電電圧と基準電圧とを比較し、前記第2の
    キャパシタの充電電圧が前記基準電圧に到達するまでの
    間、消磁時間を表す出力を発生する第2の比較器と、 前記第1の比較器の出力によって動作が禁止されるとと
    もに、前記第1の比較器の出力の解除後、前記第2の比
    較器の出力に応じて前記スイッチを導通させるスイッチ
    駆動回路と、 を備えたことを特徴とする消磁回路。 3、前記第2のキャパシタに、給電後、消磁必要時に操
    作されて放電回路を形成するスイッチを備えたことを特
    徴とする請求項2記載の消磁回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6914384B2 (en) 2002-10-04 2005-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Degaussing circuit for CRT monitor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6914384B2 (en) 2002-10-04 2005-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Degaussing circuit for CRT monitor

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