JPH0396186A - 消磁回路 - Google Patents

消磁回路

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JPH0396186A
JPH0396186A JP23428889A JP23428889A JPH0396186A JP H0396186 A JPH0396186 A JP H0396186A JP 23428889 A JP23428889 A JP 23428889A JP 23428889 A JP23428889 A JP 23428889A JP H0396186 A JPH0396186 A JP H0396186A
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JP
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switch
capacitor
degaussing
power supply
circuit
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JP23428889A
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Koichi Ariga
有賀 浩一
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Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジョン受像機のブラウン管等の消磁
に用いられる消磁回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、テレビジョン受像機のブラウン管には、鮮明な画
像を得るため、地磁気等で着磁したブラウン管を消磁す
る消磁回路が設置されている。例えば、第2図に示すよ
うに、交流電源2が給電される給源端子4、6には、ヒ
ューズ8及び電源スイッチ10を介してフィルタ回路l
2が接続されている。フィルタ回路12は、交流電源2
に含まれる高周波戒分等を除去するために設置され、チ
ョークコイル121,122及びキャパシタエ23、1
24、125、126で構威されている。
このフィルタ回路l2の出力側には、スイッチング電源
装置14が接続されるとともに、第1の正特性サーミス
タ16を介して消磁コイル1日が接続され、正特性サー
ξスタ16にはマニュアルスイッチ20を介して第2の
正特性サー旦スタ22が並列に接続されている。正特性
サーミスタ16は、加熱手段としての抵抗17を備えて
おり、抵抗17はフィルタ回路l2の出力側に並列に接
続されている。そして、消磁コイルl8には、ブラウン
管の周囲部を巻回する数ターンの導体コイルが用いられ
ている。
そこで、電源スイッチ10を閉じると、給源端子4、6
に接続されている交流電源2がスイッチング電源装置l
4に給電されるとともに、正特性サーξスタ16を通じ
て消磁コイル18に加えられる。この給電によって、ス
イッチング電源装置I4には、所定の直流出力VtlC
が得られ、この直流出力VDCは出力端子142、14
4を通じてテレビジョン受像機の本体回路に加えられる
。同時に、消磁コイルI8には、正特性サーξスタ16
を通して流れる電流によって磁界が発生し、地磁気等で
着磁したブラウン管の消磁が行われる。この磁界は、消
磁コイルl8を流れる電流に比例するが、正特性サーミ
スタ16の抵抗によって制御される。
この場合、抵抗17は給電によって発熱し、その熱が正
特性サーミスタ16に作用するので、正特性サーミスタ
l6の抵抗が徐々に増加し、時間の経過とともに消磁コ
イルl8に対する直列抵抗が増加して電流が減少し、消
磁コイル18の発生磁界が抑制されるのである。
また、正特性サーミスタ16を通しての消磁が完了した
後、スイッチボタン21を押してマニュアルスイッチ2
0を閉じると、正特性サーミスタ22を通じて消磁コイ
ル18に電流が流れ、磁界が発生する。そして、消磁コ
イル18には、電流によって増加する正特性サーミスタ
22の抵抗によって電流が抑えられ、必要な期間中だけ
磁界が発生する。したがって、使用中に着磁したブラウ
ン管の消磁を、スイッチボタン21の操作によって任意
の時間に行うことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、この消磁回路は、電源投入時と電源投入の後
の双方で消磁コイルl8を駆動するように構戒されてい
る。このため、高価な2つの正特性サーミスタl6、2
2を備えており、消磁回路を高価なものとしている。
そこで、この発明は、正特性サーξスタの単一化を実現
した消磁回路の提供を第1の目的とする。
また、この発明は、正特性サーミスタの単一化とともに
、電源投入時及びその他の必要時の消磁時間の最適化を
実現した消磁回路の提供を第2の目的とする。
さらに、この発明は、消磁時間の開始を交直変換手段の
電圧の立上りを基準にした場合の不安定動作を回避し、
安定した消磁動作を実現した消磁回路の提供を第3の目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
(請求項1) この発明の消磁回路は、第1の目的を達威するため、消
磁コイル(18)に正特性サー主スタ(26)と直列回
路を成して接続された第1のスイッチ(リレー28)と
、給電後、消磁必要時に操作される第2のスイッチと(
33)、交流電源(2)の給電開始を検出し、その給電
開始から一定の消磁時間、前記第1のスイッチを閉じて
前記消磁コイルを動作させるとともに、前記交流電源の
給電後、前記第2のスイッチの操作から一定の消磁時間
、前記第1のスイッチを閉じて前記消磁コイルを動作さ
せるスイッチ制御手段(スイッチ制御部30)とを備え
たものである。
(請求項2) また、この発明の消磁回路は、第2の目的を達或するた
め、消磁コイル(l8)に正特性サーミスタ(26)と
直列回路を成して接続された第1のスイッチ(リレー2
8)と、交流電源(2)に接続されて交流を直流に変換
する交直変換手段(AC/DCコンバータ24)と、こ
の交直変換手段が発生した直流電圧によって抵抗(第1
の抵抗311)を介して充電され、前記抵抗と相俟って
時定数回路(第1の時定数回路31)を形成するキャパ
シタ(第1のキャパシタ3l2)と、給電後、消磁必要
時に操作されて前記キャパシタの放電回路を形成する第
2のスイッチ(33)と、前記キャパシタの充電電圧と
基準電圧とを比較し、消磁時間を表す出力を発生する比
較器(第1の比較器34)と、この比較器の出力に応じ
て前記第1のスイッチを導通させるスイッチ駆動回路(
35)とを備えたものである。
(請求項3) そして、この発明の消磁回路は、第3の目的を達戒する
ため、消磁コイル(18)に正特性サーミスタ(26)
と直列回路を成して接続された第1のスイッチ(リレー
28)と、交流電源(2)に接続されて交流を直流に変
換する交直変換手段(A C/D Cコンバータ24)
と、この交直変換手段が発生した直流電圧によって第1
の抵抗(311)を介して充電され、前記抵抗と相俟っ
て第1の時定数回路(31)を形成する第1のキャパシ
タ(312)と、給電後、消磁必要時に操作されて前記
第1のキャパシタの放電回路を形威する第2のスイッチ
(33)と、前記第1のキャパシタの充電電圧と基準電
圧とを比較し、消磁時間を表す出力を発生する第1の比
較器(34)と、この第1の比較器の出力に応じて前記
第1のスイッチを導通させるスイッチ駆動回路(35)
と、前記交直変換手段が発生した直流電圧によって第2
の抵抗(321)を介して充電され、前記抵抗と相俟っ
て第2の時定数回路(32)を形成する第2のキャパシ
タ(322)と、この第2のキャパシタの充電電圧と前
記基準電圧とを比較し、給電直後の非消磁時間、前記第
1のキャパシタの充電及び前記スイッチ駆動回路の動作
を阻止する第2の比較器(36)とを備えたものである
〔作  用] (請求項l) スイッチ制御手段は、交流電源の給電開始を検出すると
ともに、給電後の定常時、第2のスイッチの操作を検出
し、第1のスイッチを閉じる制御出力を発生する。そし
て、第1のスイッチは、その制御出力によって制御され
、給電開始から一定の消磁時間に閉状態に置かれるとと
もに、第2のスイッチの操作から一定の消磁時間、閉状
態に置かれる。したがって、消磁コイルには、第1のス
イッチが閉じられる一定の消磁時間、第1のスイッチ及
び正特性サーミスタを通じて交流電源から交流電流が流
れ、磁界が発生する。
(請求項2) 交流電源の給電開始によって、交直変換手段からの直流
電圧がキャパシタに抵抗を通して加えられ、キャパシタ
はその抵抗と相俟って一定の特定数で充電が行われる。
そして、比較器には、キャパシタの充電電圧と基準電圧
との比較により、消磁時間を表す出力が得られる。
この比較器の出力がスイッチ駆動回路に加えられ、スイ
ッチ駆動回路を通じて第1のスイッチが消磁時間に閉じ
られる。したがって、消磁コイルには、消磁時間に第1
のスイッチ及び正特性サーくスタを通して交流電源から
交流電流が流れ、磁界が発生する。
また、第2のスイッチが閉じられると、キャパシタに放
電回路が形威され、交流電源の給電開始時点で交直変換
手段からの直流電圧で充電されているキャパシタは瞬時
に放電される。
このとき、比較器は、キャパシタの充電電圧と基準電圧
との比較によって充電電圧が基準電圧以下になって、そ
の出力が逆転することになる。
そして、第2の゜スイッチが開かれると、キャパシタは
交直変換手段からの直流電圧で再び充電されるが、この
とき、比較器には、第2のスイッチの操作時点からキャ
パシタの充電電圧が基準電圧に到達するまでの間、消磁
時間を表す出力が得られる。
この出力が再びスイッチ駆動回路に加えられ、スイッチ
駆動回路を通じて第1のスイッチが消磁時間に閉じられ
る。このため、消磁コイルには、第2のスイッチの操作
に基づき、消磁時間中第1のスイッチ及び正特性サーご
スタを通じて交流電源から交流電流が流れ、磁界が発生
することになる。したがって、消磁コイルには、電源投
入時だけでなく、給電中、任意に給電し、磁界を発生さ
せることができる。
そして、これらの消磁動作は単一の正特性サーミスタを
通じて行われており、正特性サーミスタの単一化が実現
されている。
(請求項3) 交流電源の給電開始によって、交直変換手段が発生した
直流電圧で第1の抵抗を介して第1のキャパシタ、第2
の抵抗を介して第2のキャパシタが充電状態に置かれる
。この場合、第1及び第2の時定数回路の時定数をτ1
、τ2とし、時定数τ2を時定数τ1より小さく設定す
るものとすれば、第2のキャパシタの充電が第1のキャ
パシタのそれより速く進むことになる。
ところで、第2の比較器には、第2のキャパシタの充電
電圧と基準電圧との比較によってその充電電圧が基準電
圧に到達するまでの給電直後の微小時間、前記第1のキ
ャパシタの充電及び前記スイッチ駆動回路の動作を阻止
する。このため、給電直後の微小時間、即ち、消磁禁止
時間を経て、第2の比較器の出力が解除された後、第1
のキャパシタの充電とともに、スイッチ駆動回路の動作
が開始されることになる。
そして、第1のキャパシタの充電が開始されると、第1
の比較器には、第1のキャパシタの充電電圧と基準電圧
との比較によって充電電圧が基準電圧に到達するまでの
間、消磁時間を表す出力が得られる。
この第1の比較器の出力がスイッチ駆動回路に加えられ
、スイッチ駆動回路を通じて第1のスイッチが消磁時間
に閉じられる。したがって、消磁コイルには、消磁時間
において、第1のスイッチ及び正特性サーミスタを通じ
て交流電源から交流電流が流れ、磁界が発生する。
このように、給電後の微小時間、消磁動作を禁止すれば
、交直変換手段の給電時の不安定動作区間が回避され、
消磁動作の信頼性が高められることになる。
そして、給電後、第2のスイッチによる再消磁動作は、
請求項2に記載の発明と同様に行われ、また、これらの
消磁動作は単一の正特性サーミスタを通じて行われてお
り、正特性サーミスタの単一化が実現されている。
〔実 施 例〕
以下、この発明を図面に示した実施例を参照して詳細に
説明する。
第1図は、この発明の消磁回路の一実施例を示す。
駆動電源として商用交流電源等の交流電源2が給電され
る給源端子4、6には、ヒューズ8及び電源スイッチ1
0を介してフィルタ回IB12が接続されている。フィ
ルタ回路12は、交流電源2に含まれる高周波戒分等を
除去するために設置され、チョークコイル121..1
22及びキャパシタ123、124、125、126で
構成されている。このフィルタ回路12の出力側には、
交流を直流に変換する交直変換手段としてAC/DCコ
ンバータ24が接続されているとともに、正特性サーミ
スタ26、第1のスイッチとしてリレー28のリレー接
点281及び消磁コイルl8の直列回路が接続されてい
る。AC/DCコンバータ24には、スイッチング電源
回路や整流回路等が用いられ、入力された交流を所定の
電圧の直流に変換し、その直流出力電圧VDが出力端子
242、244を通じて、例えばテレビジョン受像機の
本体回路側のスイッチング電源装置等に供給される。
また、消磁コイルl8は、ブラウン管の周囲部を巻回す
る数ターンの導体コイルで構威される。
そして、A C/D Cコンバータ24の直流出力側に
は、第1のスイッチとして設置されているリレー28を
制御するスイッチ制御手段としてスイッチ制御部30が
設置されている。
このスイッチ制御部30には、第1及び第2の時定数回
路31、32が設置され、時定数回路31は第1の抵抗
311及び第1のキャパシタ312の直列回路で構成さ
れている。キャパシタ3I2は抵抗311を通じてAC
/DCコンバータ24の直流出力電圧■,で充電される
。キャパシタ312には、給電後、消磁必要時に操作さ
れ、キャパシタ312に放電回路を形成する第2のスイ
ッチ33が並列に接続されている。また、時定数回路3
2は第2の抵抗321、第2のキャパシタ322及び抵
抗323で構成され、抵抗321、323は分圧回路を
成している。したがって、キャパシタ322は、抵抗3
21を通じてA C/DCコンバータ24の直流出力電
圧V,で充電されるとともに、その充電電圧は抵抗32
1、323の抵抗比に応じた直流出力電圧VDの分圧電
圧によって規制される。
そして、キャパシタ312の充電電圧■c1と基準電圧
V IIEFとを比較し、消磁時間を表す出力を発生す
る第1の比較器34が設置され、充電電圧VCIが逆相
人力端子(−)、基準電圧V I!Fが正相入力端子(
+)に加えられていることから、消磁時間を表す出力と
して、AC/DCコンバータ24゜の給電開始直後から
高(H)レベルの出力を発生する。基準電圧源としてツ
ェナーダイオード341が設置され、ツェナーダイオー
ド341に抵抗342を介してA C/D Cコンバー
タ24から直流出力電圧V0が加えられ、一定の基準電
圧V IIEFが得られている。
この比較器34の出力は、抵抗343を介してスイッチ
駆動回路35の駆動トランジスタ350のベースに加え
られ、駆動トランジスタ350のスイッチングのために
用いられる.駆動トランジスタ350のエミッタ側には
、基準電圧源としてのツエナーダイオード351が直列
に接続されており、ツェナーダイオード351で設定さ
れる定電圧■zとベース・工くツタ間降下電圧V1の加
算値を超えた電圧がベースに加えられると、駆動トラン
ジスタ350が導通する。そして、この駆動トランジス
タ350のコレクタ側には、リレー28のソレノイド2
80が直列に接続され、ソレノイド280にはチヤタリ
ング防止のためのダイオード283が並列に接続されて
いる。したがって、駆動トランジスタ350が導通した
とき、ソレノイド280に励磁電流が流れ、リレー接点
281が閉じられる。
また、キャパシタ322の充電電圧VCZと基準電圧V
■,とを比較し、給電直後の微小時間からなる消磁禁止
時間にキャパシタ312の充電及びスイッチ駆動回路3
5の動作を阻止するため、第2の比較器36が設置され
ている。比較器36には、正相入力端子(+)に充電電
圧VC2、逆相人力端子(一)に基準電圧V■,が加え
られていることから、充電電圧Ve2が基準電圧V R
EFに到達するまでの間、消磁禁止時間を表す出力とし
て低(L)レベル出力を発生する。この比較器36の出
力部には、キャパシタ312との間に比較器36側をカ
ソードにした第工のダイオード361が接続されている
とともに、駆動トランジスタ350のベースとの間に同
様に比較器36側をカソードにした第2のダイオード3
62が接続されている。したがって、比較器36のLレ
ベル出力時、比較器36の出力側が接地レベルに移行す
ることから、各ダイオード36L 362が導通し、キ
ャパシタ312はダイオード361を介して接地されて
充電が阻止されるとともに、駆動トランジスタ350は
そのベースがダイオード362を介して接地されて動作
が阻止されるのである。
以上の構戒とすれば、電源スイッチ10が閉じられると
、交流電源2がフィルタ回路l2を経てAC/DCコン
バータ24に加えられる,AC/DCコンバータ24に
は、この給電によって直流出力電圧VDが発生し、この
直流出力電圧VDがスイッチ制御部30に加えられる。
スイッチ制御部30は、その直流出力電圧■。の立上り
とともに動作を開始し、.キャパシタ312は抵抗31
1、キャパシタ322は抵抗321を通じて充電される
。ここで、抵抗311321の抵抗値をR1、?Z、キ
ャパシタ312、322の容量をC I %C2とすれ
ば、各抵抗値R, 、R.及び容量C,、C2によって
時定数τ1、τ2が決定され、キャパシタ312の充電
は時定数τ,、キャパシタ322の充電は時定数τ2で
規制されることになる。
例えば、R+ =R2 、C+ >Czとすれば、時定
数τ,、τ2の大小関係は、τ1〉τ2に設定される。
このような関係から、キャパシタ322の充電が給電直
後の瞬時に行われ、比較器36では、充電電圧VC2と
基準電圧V■,とが比較され、充電電圧VCtが基準電
圧V REFに到達するまでの時間、消磁禁止時間を表
すLレベル出力が得られる。このため、ダイオード36
1、362の導通によってキャパシタ312の充電の阻
止とともに、駆動トランジスタ350の動作阻止が行わ
れる。この結果、AC/DCコンバータ24の直流出力
電圧■。の立上り時、即ち、給電直後の不安定区間での
スイッチ駆動回路35の動作が禁゛止されるのである。
そして、給電直後の消磁禁止時間を経て、比較器36の
出力がHレベルに移行すると、ダイオード361、36
2が遮断状態となる。この時点から、キャパシタ312
の充電が開始され、その充電電圧Velが基準電圧V 
III!Fに到達するまでの時間、比較器34には消磁
時間を表すHレベル出力が得られる。このHレベル出力
によって駆動トランジスタ350が導通し、リレー28
のソレノイド280が励磁され、リレー接点281が導
通する。この結果、消磁コイルl8には、正特性サーミ
スタ26及びリレー接点281を通じて交流電源2が接
続される。したがって、消磁コイル18には、正特性サ
ーミスタ26を通じて流れる電流に応じた磁界が発生す
るが、その磁界は電流に依存するので、電流による発熱
で正特性サーミスタ26の抵抗増加により徐々に発生磁
界が減少する。
これによって、地磁気等で着磁したブラウン管の消磁が
行われる。
そして、キャパシタ312の充電電圧VCIが基準電圧
v mtrに到達すると、比較器34がLレベ?出力を
発生し、駆動トランジスタ350が遮断状態となってソ
レノイド280の励磁が解除され、リレー接点281が
開かれる。したがって、消磁コイルl8が、給電開始か
ら瞬時間を経た後、一定時間に駆動され、必要な消磁が
行われることになる。
また、給電の定常状態において、スイッチ33が閉じら
れると、キャパシタ312に放電回路が形威され、キャ
パシタ312はスイッチ33を通して瞬時に放電される
このとき、キャパシタ312の充電電圧VCIが基準電
圧V0F以下になるため、比較器34の出力はHレベル
に逆転することになる。そして、スイッチ33が開かれ
ると、キャパシタ312は直流出力電圧Voで再び充電
される。このとき、比較器34には、スイッチ33の操
作時点からキャパシタ312の充電電圧VCIが基準電
圧V■,に到達するまでの一定時間、リレー接点281
の閉時間を表す出力が得られる。この出力が再び駆動ト
ランジスタ350のベースに加えられるので、ソレノイ
ド280が駆動され、リレー接点281が閉じられる。
したがって、スイッチ33の操作に基づき、消磁コイル
1日には、電源投入時だけでなく、給電中、任意に給電
し、磁界を発生させることができ、必要な消磁が行われ
る。
なお、実施例では、第1のスイッチとしてリレー28を
用いた例を示したが、この発明はリレー以外の機械的な
スイッチや半導体スイッチ等を用いて構成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、次のような効
果が得られる。
(a)  正特性サーミスタ及び消磁コイルに直列に接
続された第1のスイッチを必要な時間に選択的に閉じる
ようにしたので、正特性サーもスタの単一化を図ること
ができる。
(b)  時定数回路を用いて第1のスイッチの導通時
間を設定したので、正特性サーミスタの単一化を実現で
きるとともに、電源投入時の一定時間のほか、その他の
必要時の一定時間に消磁時間を設定でき、消磁時間の最
適化を実現することができる。
(C)  給電直後の一定時間の動作を禁止したので、
消磁時間の開始を交直変換手段の電圧の立上りを基準に
したことによる不安定動作を回避することができ、安定
した消磁動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の消磁回路の一実施例を示す回路図、 第2図は従来の消磁回路を示す回路図である。 2・・・交流電源 18・・・消磁コイル 24・・・AC/DCコンバータ(交直変換手段) 26・・・正特性サーiスタ 28・・・リレー(第1のスイッチ) 281・・・リレー接点 30・・・スイッチ制御部(スイ“ツチ制御手段)3l
・・・第1の時定数回路 3 1 1 ・ 3 1 2 ・ 32 ・ ・ 3 2 1 ・ 322 ・ 33 ・ ・ 34 ・ ・ 35 ・ ・ 36 ・ ・ ・第1の抵抗 ・第1のキャパシタ 第2の時定数回路 ・第2の抵抗 ・第2のキャパシタ 第2のスイッチ 第1の比較器 スイッチ駆動回路 第2の比較器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、消磁コイルに正特性サーミスタと直列回路を成して
    接続された第1のスイッチと、 給電後、消磁必要時に操作される第2のスイッチと、 交流電源の給電開始を検出し、その給電開始から一定の
    消磁時間、前記第1のスイッチを閉じて前記消磁コイル
    を動作させるとともに、前記交流電源の給電後、前記第
    2のスイッチの操作から一定の消磁時間、前記第1のス
    イッチを閉じて前記消磁コイルを動作させるスイッチ制
    御手段と、を備えたことを特徴とする消磁回路。 2、消磁コイルに正特性サーミスタと直列回路を成して
    接続された第1のスイッチと、 交流電源に接続されて交流を直流に変換する交直変換手
    段と、 この交直変換手段が発生した直流電圧によって抵抗を介
    して充電され、前記抵抗と相俟って時定数回路を形成す
    るキャパシタと、 給電後、消磁必要時に操作されて前記キャパシタの放電
    回路を形成する第2のスイッチと、前記キャパシタの充
    電電圧と基準電圧とを比較し、消磁時間を表す出力を発
    生する比較器と、この比較器の出力に応じて前記第1の
    スイッチを導通させるスイッチ駆動回路と、 を備えたことを特徴とする消磁回路。 3、消磁コイルに正特性サーミスタと直列回路を成して
    接続された第1のスイッチと、 交流電源に接続されて交流を直流に変換する交直変換手
    段と、 この交直変換手段が発生した直流電圧によって第1の抵
    抗を介して充電され、前記抵抗と相俟って第1の時定数
    回路を形成する第1のキャパシタと、 給電後、消磁必要時に操作されて前記第1のキャパシタ
    の放電回路を形成する第2のスイッチと、前記第1のキ
    ャパシタの充電電圧と基準電圧とを比較し、消磁時間を
    表す出力を発生する第1の比較器と、 この第1の比較器の出力に応じて前記第1のスイッチを
    導通させるスイッチ駆動回路と、 前記交直変換手段が発生した直流電圧によって第2の抵
    抗を介して充電され、前記抵抗と相俟って第2の時定数
    回路を形成する第2のキャパシタと、 この第2のキャパシタの充電電圧と前記基準電圧とを比
    較し、給電直後の非消磁時間、前記第1のキャパシタの
    充電及び前記スイッチ駆動回路の動作を阻止する第2の
    比較器と、 を備えたことを特徴とする消磁回路。
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