JPS61142558A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS61142558A
JPS61142558A JP59263232A JP26323284A JPS61142558A JP S61142558 A JPS61142558 A JP S61142558A JP 59263232 A JP59263232 A JP 59263232A JP 26323284 A JP26323284 A JP 26323284A JP S61142558 A JPS61142558 A JP S61142558A
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cassette
plate
lever
pin
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Takashi Suzuki
隆 鈴木
Kaoru Watanabe
薫 渡辺
Masataka Kaneda
金田 正隆
Shuji Nakame
中目 修司
Shogo Nakayama
中山 省吾
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープが収納されたカセットハーフを用
いる磁気記録再生装置に関するものである。なお、本発
明における「磁気記録再生装置」とは、記録および再生
可能な装置のみでなく、再生のみ可能な装置も対象とす
るものである。
従来の技術 従来よりカセットハーフを水平方向に移送した後【、垂
直方向に移送してカセットハーフを記録又は再生位置に
セットする磁気記録再生装置が知られている。
この種の磁気記録再生装置は、弾性体により閉脚方向に
付勢された一対のリフタ板を用い、このリフタ板に保持
されたカセットハーフをカセット押え機構で押圧して、
カセットハーフを記録又は再生位置に下降させるもので
あった。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来例では、カセットハーフをカセ
ット押え機構で押圧してカセットハーフを下降させる際
に、リフタ板を付勢している弾性体の付勢力より大きな
加圧力をカセットハーフに加えなければならないため、
カセットハーフが変形(熱変形)しやすい問題点があっ
た。
本発明は、カセットハーフに小さな加圧力を加えるだけ
で容易にカセットハーフを下降させることができる磁気
記録再生装置を提供するものであ本発明は、上記問題点
を解決するために、基板に開閉脚可能に支持された一対
のリフタ板と、このリフタ板を開脚する方向に付勢する
弾性体と、基板の側面板に摺動可能に支持されたカセッ
トハーフ移送用のキャリッジと、上記す7タ板の回動を
規制するピンを有し、上記側面板に回動可能に支持され
たリンクと、基板に回動可能に支持されたカセット押え
板から構成されるものである。
作  用 本発明は、上記構成であり、キャリッジの移動に伴って
り/りが回動するため、リフタ板の回動を規制している
ピンが回動し、リフタ板を付勢している弾性体の付勢力
によってリフタ板が開脚するとともに、キャリッジによ
って、カセット押え板が回動し、このカセット押え板に
よりリフタ板に保持されたカセットハーフを加圧して、
カセットハーフを記録又は再生位置に下降させるもので
ある。
実施例 第1図〜第8図において、1は基板であり、まずこの基
板lの表面S1の機構について第2図。
第4図を中心に説明する。
基板1の後縁は直角に折曲げられ、後面板2を構成して
いる。3は基板1に固定された側面板であり、この側面
板3にはガイド溝4,5が形成されるとともに、側面板
3の下部のほぼ中央には切欠凹部(図示せず)が形成さ
れている。7は側面板3の片面に所定間隔隔てて取付け
られた補助側面板であシ、この補助側面板7には、リン
ク8が軸9により回動自在に支持されている。上記リン
ク8の片面にはピン10が植設されている。このピン1
0は上記側面板3の切欠凹部(図示せず)に入る。上記
リンク8の他面には長いピン11が植設されている。6
は補助側面板7の下部に形成された切欠凹部であり、こ
の切欠凹部6にリンク8の長いビ/11が入る。12は
基板lに固定されたL字状の側面板であり、この側面板
12の上面部には、カム溝13が形成されている。14
は側面板12の上面部に固定されたプリント基板であり
、このプリント基板14にはカセット挿入検出スイッチ
15およびイジェクト検出スイッチ16が取付けられて
いる。17は側面板12の下面に回動可能に支持された
スイッチレバーであり、このスイッチレバー17の一端
にはカセノトノ飄−フによって押圧されるカセット検出
片18が一体に形成されるとともに、他端には上記カセ
ット挿入検出スイッチ15の駆動片15aを駆動するだ
めの駆動ビ/19が一体に形成されている。20はスイ
ッチレバー17を反時計方向(第4図において反時計方
向)に付勢するバネである。21は上記側面板3,12
により案内されて、前後(矢印Y、 Y’方向)に摺動
するL字状のキャリッジであり、このキャリッジ21に
はラック22が形成されるとともに、上記リンク8のピ
ン10が挿入されるカム溝23が形成されている。24
はキャリッジ21に取付けられたピンである。25はキ
ャリッジ21の一端に回動自在に支持されたカセット係
合爪であり、このカセット係合爪25には上記側面板1
2のカム溝13に挿入されるピン26が植設されている
。27は上記カセット係合爪25を時計方向(第4図に
おいて時計方向)に付勢するバネであシ、このバネ27
の付勢力により、上記カセット係合爪25のピン26は
、カム溝13の側面板3側の孔縁に接触される。上記キ
ャリッジ21には側面板3のガイド溝4,5に挿入され
るピン28.29が植設されている。
30.31はコ字状のリフタ板、32a、32bはリフ
タ板31の両端部に形成されたピン、33a。
33bは他のリフタ板30の両端部に形成された長孔で
あり、この長孔33a、33bに上記ピン32a、32
bが挿入されている。30a、30bはIリフタ板30
の両端部に植設されたピンであり、このピン30a、3
0bは基板1の孔に挿入され、リフタ板30はこのピン
30a、30bを支点として基板1に回動自在に支持さ
れる。同様にリフタ板31の両端部に植設されたピン3
1a、31bは基板1の孔に挿入され、リフタ板31は
基板1に回動自在に支持される。34は一端が上記リフ
タ板31に係止され、他端が基板1の後面板2に係止さ
れたスプリングであり、このスプリング34により、リ
フタ板31は時計方向(第4図において時計方向)に付
勢される。リフタ板30と31とは前記の通りピン32
a、32bと長孔33a。
33bとてより連結されているため、リフタ板31がス
プリング34により時計方向に付勢されると、リフタ板
30は反時計方向に付勢される。
上記補助側面板7に回動可能に支持されたリンク8の長
いピン11は、リフタ板3oの下面に接触し、す7タ板
300反時計方向の回動を規制する。
35は基板1の後面板2に回動自在に支持されたカセッ
ト押え板であり、このカセット押え板35の一端にはカ
ム部36が一体に形成されている。35aはカセット押
え板35に取付けられたバネ性を有する押え片である。
37はカセット押え板35を一方向に付勢するバネであ
る。上記キャリッジ21が後方(Y’方向)に移動する
と、このキャリッジ21に植設されたピン24が上記カ
セット押え板35のカム部36に係合シ、゛バネ37の
付勢力に抗してカセット押え板35を矢印R方向に回動
駆動させる。38はカセット挿入検出スイッチ15.イ
ジェクト検出スイッチ16を保護するだめのスイッチ保
護板、39は側面板12に取付けられたカセットガイド
部材である。
上記の構成により、挿入されたカセットハーフを再生(
または記録)位置まで自動的に移送したり、または再生
(または記録)位置にあるカセットハーフを自動的にカ
セット取出可能位置まで移送するカセット移送機構が構
成される。
次に、上記カセット移送機構を駆動する駆動機構につい
て説明する。この駆動機構は主に基板1の裏面S2に構
成される。第5図、第6図、第7図、第8図において、
40は基板1の表面S1に取付けられた正、逆転可能な
モータ、41はモータ40の回転軸であり、この回転軸
41は基板1の孔を貫通して基板1の裏面S2側に突出
している。42は回転軸41に圧入された第1の歯車で
あり、この第1の歯車420両面にはそれぞれ第9図A
、Bに示すようにC字状の溝42a、42bが形成され
ている。43は回転軸41に回転自在に支持された第2
の歯車であり、この第2の歯車43の上面には第10図
Aに示すように、外周部に段部43bを有する環状溝4
3aが形成されている。44は半筒状の爪であり、この
爪44は第1の歯車42の下面の溝42bと、第2の歯
車43の環状溝43aに挿入されている。上記第1の歯
車42と第2の歯車43と爪44とで一方向クラッチ機
構が構成される。このため、モータ40の回転軸41が
時計方向(第5図において時計方向CW)に回転すると
、モータ40の回転駆動力は、回転軸41→第1の歯車
42→爪44→第2の歯車43に伝達され、第2の歯車
43は時計方向に回転する。しかしながら、モータ40
の回転軸41が反時計方向(CCW)に回転しても、第
1の歯車42の回転駆動力は爪44を介して第2の歯車
43に伝達されず、第2の歯車43は回転しない。45
は回転軸41に回転自在に支持されたプーリであり、こ
のプーリ45の下面には第10図Bに示すように、外周
部に段部45bを有する環状溝45aが形成されている
。46は半筒状の爪であり、この爪46は第1の歯車4
2の上面の溝42aと、プーリ45の環状溝45aに押
入されている。上記第1の歯車42とプーリ45と爪4
6とで一方向クラッチ機構が構成される。
このため、モータ40の回転軸41が反時計方向(第5
図において反時計方向CCW)に回転すると、モータ4
0の回転駆動力は、回転軸41→第1の歯車42→爪4
6→プーリ45に伝達され、ブーIJ45は反時計方向
(CCW)に回転する。
しかしながら、モータ40が時計方向(CW)に回転し
てもモータ40の回転駆動力は、プーリ45に伝達され
ない。
第11図A、Bは、第1の歯車42の上面C字状の溝4
2aと、プーリ45の下面の環状溝45aと爪46の関
係を示しており、第11図Aに示すように第1の歯車4
2が反時計方向(CCW)に回転する場合には、爪46
の一端は環状溝45aの段部45bに当接し、また爪4
6の他端はC字状の溝42の一端に当接する。このため
、第1の歯車42の反時計方向の回転駆動力は爪46を
介して、プーリ45に伝えられる。一方、第11図Bは
第1の歯車42が時計方向(CW)に回転する場合を示
しており、爪46の一端は溝42の一端に当接するが、
爪46の他端はプーリ45の環状溝45aの段部45b
に当接せず、したがって、第1の歯車42の回転駆動力
はプーリ45には伝えられない。47は基板1に固定さ
れた固定軸であり、この固定軸47にモードクラッチレ
バ−48が回動可能に支持されている。49はモードク
ラッチレバ−48に回転自在に支持された第3の歯車で
あシ、この第3の歯車49は大径の歯車部49Lと小径
の歯車部498とが一体に形成されている。50は第3
の歯車49の小径の歯車部498と常時噛合する大径の
歯車部50Lと小径の歯車部508とが一体に形成され
た第4の歯車であり、この第4の歯車50は上記固定軸
47に回転自在に支持されている。51は基板1に回転
自在に支持された第5の歯車であり、この第5の歯車5
1は第4の歯車50の小径の歯車部50Sに常時噛合す
る大径の歯車部51Lと小径の歯車部518とが一体に
形成されている。第5図において、52は基板1に回転
自在に支持された第6の歯車であり、この第6の歯車5
2は第5の歯車51の小径の歯車部518に常時噛合す
る大径の歯車部52Lと上記キャリッジ21のラック2
2に常時噛合する小径の歯車部528とから構成されて
いる。
第4図において、53は基板1の表面S1に固定された
ブランジャンレノイドであり、このプランジャソレノイ
ド53の可動鉄芯54の先端にはピン55が圧入されて
いる。このピン55は基板1の孔を貫通して裏面S2に
突出している。56は可動鉄芯54を付勢するスプリン
グである。上記ピン55は上記モードクラッチレバ−4
8の長孔57に挿入されている。上記プランジャソレノ
イド53に電流を供給しない状態では、上記可動鉄芯5
4はスプリング56の付勢力により、ブランジャンレノ
イド53より突出する方向に付勢される。このため、モ
ードクラッチレバ−48はピン55を介して時計方向(
第5図、第6図において時計方向)に付勢され、第3の
歯車49の大径の歯車部49Lと第1の歯車42とは非
噛合状態となる。一方、プランジャソレノイド53に電
流が供給されると、プランジャソレノイド53の可動鉄
芯54は吸引される。この結果、プランジャソレノイド
53の可動鉄芯54のピン55に係合するモードクラッ
チレバ−48は反時計方向(第5図、第6図において反
時計方向)に回動され、第3の歯車49の大径の歯車部
49Lが第1の歯車42に噛合する。このため、モータ
40の回転駆動力は、第1の歯車42→第3の歯車49
→第4の歯車50→第5の歯車51→第6の歯車52→
ラツク22を介して伝達され、キャリッジ21が後方(
Y’方向)又は前方(Y方向)に移動する。
すなわち、モータ40が時計方向に回転すると、キャリ
ッジ21は後方(Y’方向)に移動し、逆にモータ40
が反時計方向に回転すると、キャリッジ21は前方(Y
方向)に移動する。
次に上記カセット移送機構、カセット移送駆動機構の動
作について説明する。
まず、カセットハーフがカセット挿入部58より挿入さ
れていない状態では、キャリッジ21は前方(Y方向)
に位置しており、また、リフタ板30.31はスプリン
グ34の付勢力によってそれぞれ基板1よシ離れている
状態(リフタ板30゜31の開脚角度が小さい状態)に
ある。
ここで、カセットハーフをカセット挿入部58に挿入す
ると、カセットノ・−フによりスイッチレバー17のカ
セット検出片18が押され、スイッチレバー17が回動
される。このため、スイッチレバー17の駆動ピン19
によシ、カセット挿入検出スイッチ15の駆動片15a
が押され、カセット挿入検出スイッチ15が閉成(ON
)L、プランジャソレノイド53に電流が供給され、可
動鉄芯54が吸引され、モードクラッチレバ−48が反
時計方向(第5図、第6図において反時計方向)に回動
し、第3の歯車49が第1の歯車42に噛合する。カセ
ット挿入検出スイッチ15が閉成(ON)して所定時間
(例えば100m5)経過すると、制御回路の制御によ
りモータ40に電流が供給され、モータ40が時計方向
(第5図、第6図において時計方向)に回転する。この
モータ40の回転駆動力が第1の歯車42.第3の歯車
49、第4の歯車50.第5の歯車51.第6の歯車5
2を介してラック22に伝達され、挿入されたカセット
ハーフは停止したままキャリッジ21が後方(Y’力方
向に移動する。キャリッジ21がさらに後方に移動する
とキャリッジ210力セツト保合爪25がカセットハー
フのテープ露出面の孔縁に係合し、カセットハーフがキ
ャリッジ21により後方(Y’力方向に移送される。キ
ャリッジ21がさらに後方に移送されると、キャリッジ
21に支持されたカセット係合爪25のピン26が、側
面板12のカム溝13の折曲部13aに達し、カセット
係合爪25が回動し、カセットハーフの係合を解除し、
またキャリッジ21のピン24がカセット押え板35の
カム部36に当接し、カセット押え板35を回動させ、
押え片35aによりカセットハーフを下方向(2方向)
に押す。また、カセット押え板35の回動に同期してリ
フタ板30.31が基板1に接触する方向(リフタ板3
0.31の開脚角度が大きくなる方向)に回動する。す
なわち、キャリッジ21のカム溝23の一端には上方に
曲る折曲部23aが形成されており、キャリッジ21が
後方(Y’力方向に移動し、リンク8のピン10がカム
溝23の折曲部23aに達すると、リンク8は回動し、
リンク8の長いピン11は基板1方向に移動する。この
ため、長いピン11によって規制されていたリフタ板3
0.31はスプリング34の付勢力によって基板1に接
近する方向(リフタ板30.31の開脚角度が犬きくな
る方向)に回動する。
このように、キャリッジ21の後方への移動に伴って、
カセットハーフが水平に移送され、さらにキャリッジ2
1の移動に伴って、カセット係合爪25のカセットハー
フへの保合が解除され、またカセット押え板35が回動
するとともに、リフタ板30.31が回動するため、後
方に移送されたカセットは下降し再生位置(または記録
位置)にセントされる。
一方、カセットが再生位置(!たは記録位置)にセント
されている状態において、モータ40が反時計方向(第
5図、第6図において反時計方向)に回転すると、上記
動作とは逆に動作し、カセットハーフは再生位置(また
は記録位置)よ!7Z′方向に移送された後、Y方向に
移送され、カセット挿入部58へ移送され、キャリッジ
21によりイジェクト検出スイッチ16が閉成されると
、モータ40の回転は停止する。
次に磁気テープ走行モード切換機構について説明する。
第4図〜第8図において、60は基板1の裏面S2に固
定された固定軸、61は大径の歯車部61Lと小径の歯
車部61Sとが一体に形成された第7の歯車であシ、こ
の第7の歯車61は固定軸60に回転自在に支持されて
いる。62は一端が上記固定軸60に回動自在に支持さ
れたクラッチレバ−でアシ、このクラッチレバ−62に
設けられた軸には、大径の歯車部63Lと小径の歯車部
638とが一体に形成された第8の歯車63が回転自在
に支持されている。この第8の歯車63の小径の歯車部
638は上記第7の歯車61の大径の歯車部61Lに常
時噛合している。64は上記クラッチレバ−62の遊端
に形成された長孔であり、この長孔64にはモードクラ
ッチレバ−48の遊端に植設されたビ/65が挿入され
ている。第6図に示すモードクラッチレバ−48,クラ
ッチレバ−62,プランジャ53.ピン55゜第3の歯
車49.第8の歯車63等により、結合切換機構が構成
され、プランジャソレノイド53の動作に応じて第3の
歯車49と第1の歯車42との噛合又はその噛合解除お
よび第8の歯車63と第2の歯車43との噛合解除又は
噛合を制御する。66は基板lの裏面82に固定された
固定軸67に回転自在に支持された第9の歯車であり、
この第9の歯車66は上記第7の歯車61の小径の歯車
部618に常時噛合する大径の歯車部66Lと小径の歯
車部668とが一体に形成されている。68は基板lの
固定軸69に回転自在に支持された第1Oの歯車であり
、この第10の歯車68は上記第9の歯車66の小径の
歯車部66Sに常時噛合する。第5図、第7図、第8図
におt/−4て、70は一端が上記第10の歯車68の
偏心位置にピン71を介して連結されたレバー、72は
基板1の裏面S2に摺動自在に支持された摺動レバーで
あり、この摺動レバー72の一端部はクランク状に折曲
げられた折曲部72aが形成され、この折曲部72aに
はピン73が植設されている。
このピン73はレバー70の他端に形成された孔に挿入
され、レバー70と摺動レバー72とはピン73を介し
て連結されている。摺動レバー72は第10の歯車68
が回転すると、レバー70を介して駆動されて摺動する
。74は摺動レバー72に植設されたピン、75a、7
5bは摺動レバー72の一側部に一体に形成された駆動
片であり、この駆動片75a、75bは摺動レバー72
に対してほぼ直角に折曲げられている。76は摺動レバ
ー72の他端に植設されたピンである。77は基板Iの
裏面S2に固定された固定軸78に回動自在に支持され
た回動レバーであり、この回動レバー77の一端には、
上記摺動レバー72のピン76が挿入される長孔79が
形成されている。上記回動レバー77は、上記摺動レバ
ー72がY′方向またはY方向に摺動すると、反時計方
向又は時計方向に回動する。80は回動レバー77に取
付けられた黒色の位置検出用のラベルであシ、このラベ
ル80の中央には光反射面80aが形成されている。8
1は一端が上記回動レバー77の一端にピン82を介し
て連結されたレバーであり、このレバー81は回動レバ
ー77の回動に応じて摺動する。83はレバー81の遊
端に植設されたピンである。
第5図、第7図、第8図において、84.85は基板1
の裏面S2に固定された固定軸86゜87に回動可能に
支持されたリンクであり、このリンク84.85の一端
にはそれぞれ長孔88゜89が形成されている。この長
孔88,89には後述のへラドシャーシ121に取付け
られた駆動ピン143が挿入される。上記リンク84は
上記摺動レバー72が左方向(第5図2第7図、第8図
におけるY方向)に摺動する際に、摺動レバー72のピ
ン74により時計方向に駆動され、またリンク85は摺
動レバー72が右方向(Y’方向)K摺動する際に、摺
動レバー72のピン73により反時計方向に駆動される
第4図、第7図において、90,91は軸92により基
板lの表面S1に回動自在に支持された回動レバーであ
り、この回動レバー90.91の一端には、それぞれ後
述の電磁石により吸着される吸着体93.94が回動可
能に支持されている。
95は軸92に支持されたバネであり、このバネ95の
付勢力により回動レバー90は時計方向(第4図におい
て時計方向)に付勢され、またバネ95により回動レバ
ー9Iは反時計方向(第4図において反時計方向)に付
勢されている。96゜97は回動レバー90.91に形
成された傾斜面である。98は基板1の表面S1に摺動
自在に支持された摺動レバーであり、この摺動レバー9
8の凹部99に上記回動レバー90の先端が係合してい
る。このため摺動レバー98は、回動レバー90の回動
に応じて摺動する。第4図において、100.101は
ピン102,103によシ基板1の表面S1に回動可能
に支持された回動アームであり、この回動アーム100
,101は上記ピン102゜103を支点として回動す
る。104,105はそれぞれ上記回動アーム100,
101を一方向に回動付勢するだめのスプリング、10
6,107は基板Iの表面81に形成された突起であり
、上記回動アーム100,101はこの突起106,1
07により一方向の回動が規制される。108,109
は回動アーム100,101に植設されたピン、  1
10゜Illはそれぞれ回動アーム100,101に回
動自在に支持された第11の歯車、第12の歯車(第5
図、第8図参照)であり、この第11.第12の歯車1
10,111は基板Iの裏面S2側に位置している。
第4図において、上記回動レバー90が反時計方向に回
動すると、摺動レバー98は左方向(Y’方向)に摺動
し、回動アーム100をスプリング104の付勢力に抗
して時計方向に回動させる。
一方、第4図において、回動レバー91が時計方向に回
動すると、スプリング105の付勢力に抗して回動アー
ム101を反時計方向に回動させる。
112はピン113によって基板1の表面S1に回動可
能に支持されたアイドラギヤ板であり、このアイドラギ
ヤ板112には大径の第13の歯車114、第14の歯
車115.および小径の第15の歯車116.第16の
歯車117が回転自在て支持されている。これら第13
〜第16の歯車114〜117は基板1の裏面S2側に
位置している。上記第13の歯車114と、第15の歯
車116、第15の歯車116と第16の歯車117゜
第16の歯車117と第14の歯車115とはそれぞれ
常時噛合している。118はアイドラギヤ板112の一
部をほぼ直角に折曲げてなる折曲部であり、この折曲部
118は基板1の円弧状の孔を介して裏面S2側に突出
している。折曲部118には孔119が形成されている
。120はアイドラギヤ板112に植設されたピンであ
る。
第4図、第7図、第8図において、121は磁気ヘッド
122が取付けられたヘッドシャーシでアリ、このヘッ
ドシャーシ121には基板1の表面Sl側に固定された
固定軸123a、123b。
123c、123dが挿入される長孔124a1124
b、124c、124dが形成されている。
121Sは一端がヘッドシャーシ121に係止され、他
端が基板1に係止されたスプリングであり、このスプリ
ング121Sによりヘッドシャーシ121はX′方向に
付勢される。上記ヘッドシャーシ121は上記固定軸1
23a〜123dに案内され、矢印x、x’方向に摺動
可能である。125,126はヘッドシャーシ121に
形成されたカム孔であり、このカム孔125.J26の
一側部にはそれぞれ凹部125a、126aが形成され
ている。このカム孔126,125にはそれぞれ前記回
動アーム100゜101のピン108,109が挿入さ
れる。127はヘッドシャーシ121の中央部に形成さ
れた孔であり、この孔127は基板1の表面S1に植設
されたピン128およびアイドラギヤ板112のピン1
20が挿入される幅の狭い長孔部’127aとアイドラ
ギヤ板112のピン120が挿入される幅の広い角孔部
127bと、長孔部127aと角孔部127bとを結ぶ
傾斜部127Cとから構成される。129はヘッドシャ
ー7121にピン130により回動可能に支持されたア
ームであり、このアーム129の先端にはローラ131
が回転自在に支持されている。上記ローラ131は上記
回動レバー90と91との間に挿入されるとともに、基
板1に形成されたカギ穴形状の孔132に挿入され基板
1の裏面S2側に突出される。133は後述の一方のリ
ール台が挿入されるリール台用の孔。
134は他方のリール台が挿入されるリール台用の凹部
、135,136はヘッドシャーシ121に形成された
孔であり、この孔135,136には後述のキャプスタ
ン軸および基板1に設けられた軸受137,138およ
び基板1の表面Sl側に固定されだテープ案内ピン13
9,140が挿入される。
141.142は後述のピンチローラ支持アーム151
.152のピン155,156が挿入される孔である。
また、143はへラドシャーシ121に固定された駆動
ピンであり、この駆動ピン143は基板lの孔を貫通し
て基板1の裏面S2側に突出し、前記リンク84.85
の長孔88,89に挿入される。
144は上記ヘッドシャー7121に摺動自在に支持さ
れた摺動板であり、この摺動板144は基板1に対する
ヘノドンヤーシ121の摺動方向(矢印x、x’方向)
に対して直角の方向(Y−Y’方向)に摺動する。14
5は摺動板144の中央に形成された角孔であり、この
角孔145には基板1の孔を貫通した上記レバー81の
ピン83が挿入される。146は上記摺動板144に固
定された支柱であり、この支柱146には弾性を有する
線材147の一端が支持されている。この線材147は
、基板1の裏面S2の折曲片148の孔149に挿入さ
れ、さらにアイドラギヤ板112の折曲部118の孔1
19に挿入される。150は一端が摺動板144に支持
され、他端が基板1に支持されたバネであり、このバネ
150により摺動板144は摺動板144の摺動可能範
囲の両端に安定に保持される。
第7図、第8図において、上記レバー81が矢印Y′方
向に摺動すると、このレバー81のピン83によりヘッ
ドシャーシ121に摺動自在に支持された摺動板144
は矢印Y′方向に摺動する。
このため、線材147は基板1の折曲部148の孔14
9を支点として時計方向(第7図において時計方向)に
回動する。このため、基板1に回動可能に支持されたア
イドラギヤ板112はピン113を支点として反時計方
向(第7図において反時計方向)に回動する。逆にレバ
ー81が矢印Y方向に摺動すると、アイドラギヤ板11
2は時計方向に回動する。
第4図、第7図において、151,152は基板1の表
面S1の固定軸123a、123bに回動自在に支持さ
れたピンチローラ支持アームであり、このピンチローラ
支持アーム151,152にビ/チローラ153.15
4が回転自在に支持されている。155,156はピン
チローラ支持アーム151゜152に植設されたピンで
あり、このピン155゜156は、それぞれヘッドシャ
ーシ121に形成された孔142,141に挿入され、
さらに基板1の孔157,158に挿入される。ヘッド
シャーシ121が矢印X方向へ前進すると、ヘノドンヤ
ーシ121の孔142.141に挿入されたピン155
.156が駆動され、ピンチローラ支持アーム151,
152は固定軸123a、123bを中心に回動する。
第5図において、159,160は基板lに取付けられ
た軸受137,138に回転自在に支持されたキャプス
タ/軸であり、このキャプスタン軸159.160の一
端にはフライホイール161゜162が固定されている
。161L、162Lは、第12図に示すようにフライ
ホイール161゜162に一体に形成された大径め歯車
部、161S。
162Sはフライホイール161,162 に一体に形
成された小径の歯車部である。
上記フライホイール161,162の大径の歯車部16
1L、162Lは、それぞれ上記回動アーム100.1
01に回転自在に支持された第12の歯車111.第1
1の歯車110に噛合可能であり、また、フライホイー
ル161,162の小径の歯車部1618,1628は
それぞれアイドラギヤ板112に回動自在に支持された
第14の歯車115゜第13の歯車114に噛合可能で
ある。163゜164はそれぞれコイル165,166
を有するU字状の電磁石であり、この電磁石163,1
64は基板1の裏面S2にビス188a、188bによ
り固定されている。上記回動レバー90,911C(−
れぞれ支持された吸着体93.94は、上記電磁石16
4,163の端面に対向するように配置される。
第5図において、167は基板1の裏面S2の支柱16
8a、168b、168cに固定されたリール受板であ
り、このリール受板167に固定された固定軸169,
170にリール台171,172が回転自在忙支持され
ている。173,174はIJ−ル台171,172の
歯車部であり、一方のリール台171の歯車部173に
は、回動アーム101に支持された第12の歯車111
又はアイドラギヤ板112に支持された第14の歯車1
15が噛合し、他方のリール台172の歯車部174に
は回動アーム100に支持された第11の歯車110又
はアイドラギヤ板112に支持された第13の歯車11
4が噛合する。175はリール受板167に取付けられ
たプリント基板であり、このプリント基板175にはカ
セットハーフが再生位置(又は記録位置)にセットされ
た際に閉成するカセット検出スイッチ176が固定され
ている。このカセット検出スイッチ176の可動片17
7は、基板1の孔を介して基板lの表面Sl側に突出し
ている。178は一端が基板1の表面S1に固定された
可撓板であり、カセットノ・−フが再生位置(又は記録
位置)にセットされると、カセットノ・−7によって可
撓板178が押され、この可撓板178によってカセッ
ト検出スイッチ176の可動片177が押され、カセッ
ト検出スイッチ176が閉成(ON)される。179は
プリント基板175に固定された切換スイッチであり、
この切換スイッチ179の可動片180は、摺動レバー
72の摺動に伴って、この摺動レバー72の駆動片75
a、75bによって駆動されて切換えられる。
181はプリント基板175に固定された再生状態検出
スイッチであり、この再生状態検出スイッチ181はへ
ソドシャーシ121に植設された駆動ピン143により
駆動され閉成される。182゜183はそれぞれプリン
ト基板175に固定された発光素子、受光素子であシ、
発光素子182より出た光は位置検出用のラベル8oで
反射され、受光素子183で受光される。この受光素子
183の光の受光量によって、回動レバー77の位置が
検出できるものである。184は基板1の裏面S2側の
角部に回転自在に支持されたブー17,185はベルト
であり、このベルト185はモータ4゜の回転軸41に
回転自在に支持されたプーリ45゜上記プーリ184.
フ、ライホイール161.i62に掛けられる。
第5図において、186,187はリール台171゜1
72の裏面に付着された円形のラベルであり、このラベ
ル186,187は黒色部分と反射可能部分とからなる
。このリール台171,172のそれぞれラベル186
,187に対向するプリント基板175には発光素子1
90,191と受光素子192゜193とが配置されて
いる。各発光素子190゜191からラベル186,1
87に向って光が放射される。この光はラベル186,
187の反射可能部分では反射され受光素子192,1
93で受光されるが、ラベル186,187の黒色部分
ではほとんど反射しない。したがって、リール台171
゜172が回転している場合には、受光素子192゜1
93からは矩形状の信号が出る。一方、リール台171
,172が停止している場合には、受光素子192,1
93からは一定レベルの信号が出力される。189は基
板1の支柱168a、168cにネジ止めされた蓋板で
ある。
第15図は前記機構部の状態および各種操作スイッチに
基づいて、モータ40.プランジャソレノイド53.電
磁石163,164を制御する制御系を示している。
第15図において、200は中央制御装置(CPU )
、読出し専用メモリ(FLOM)、書込み読出し可能メ
モリ(RAM)等からなる制御回路であり、この制御回
路200には、前記機構部の状態を検出する検出手段、
すなわち、カセット挿入検出スイッチ15.カセット検
出スイッチ176゜再生状態検出スイッチ181.受光
素子183゜192.193.切換スイッチ179.イ
ジェクト検出スイッチ16および無声検出回路201の
出力が入力される。202は再生状態、記録状態等の動
作状態において、その動作を停止してカセットハーフを
装置より排出する場合に使用する第1の操作スイッチ、
203は磁気テープを早送り(FF)する場合に使用す
る第2の操作スイッチ。
204は磁気テープを早戻しくR,EW)する場合に使
用する第3の操作スイッチ、205は磁気テープの一方
のチャンネル(例えばA面)の再生状態から他方のチャ
ンネル(例えばB面)の再生に切換える場合等に使用す
る第4の操作スイッチ。
206は磁気テープの再生動作中等において、一時再生
を中断する場合に使用する第5の操作スイッチ、207
は磁気テープに記録されている複数の曲の中から所定の
曲を選曲する場合に使用する第6の操作スイッチであり
、この第6の操作スイッチ207と第2(又は第3)の
操作スイッチ203.204とを併用することにより、
現在再生中の曲より複数自失又は前の曲を自動的に選曲
することができる。例えば、第7の操作スイッチ207
を操作するとともに、第2のスイッチ203を3回押す
と、3曲先の曲の始めまで早送り(FF)される。上記
各種の検出手段の出力および各種操作スイッチの出力は
制御回路200の入力ポート208に入力される。20
9は上記各種の検出手段の出力状態を検出する機構状態
検出手段。
210は機構状態検出手段209の検出結果に基づいて
現在の機構部の状態を判断する機構状態判断手段であり
、この機構状態判断手段210の判断結果が制御手段2
11に出力される。212は機構状態検出手段209の
検出状態を監視する監視手段であり、例えばこの監視手
段212はカセットハーフが挿入され、所定時間経過後
、再生状態に移行したか否かが監視される。213は監
視手段212の監視結果に基づいて動作の正常、異常を
判断するだめの異常判断手段であり、この異常判断手段
213の判断結果は制御手段211に入力される。21
4は磁気ヘッドからの再生出力が所定時間継続している
か否かを判定する有声/無声判断手段であり、この有声
/無声判断手段214の判断結果は制御手段211に入
力される。
215は各種操作スイッチ202〜207の操作の有無
を検出するキー人力検出手段、216はキー人力検出手
段215の検出結果に基づいて、次の動作モードを判断
するキー人力判断手段であり、このキー人力判断手段2
16の判断結果は制御手段211に入力される。上記制
御手段211は上記各手段213,210,214,2
16の出力に基づき、各種の制御信号を出力する。この
制御信号は出力ポート217を介して、モータ駆動回路
218、プランジャ駆動回路219.電磁石駆動回路2
20,221に加えられ、モータ40.プランジャソレ
ノイド53.電磁石163,164が制御される。
次に上記実施例の動作について説明する。
(5) カセットハーフをカセット挿入部58より再生
位置まで移送する動作(第16図のタイミングチャート
参照)。
カセットハーフをカセット挿入部58に挿入すると、挿
入されたカセットハーフにより、カセット検出片18が
時計方向に回動され、カセット挿入検出スイッチ15が
閉成(ON)L(第16図のT1時点)、プランジャソ
レノイド53に電流が供給され、プランジャソレノイド
53の可動鉄芯54がスプリング56の付勢力に抗して
吸引される。可動鉄芯54の吸引に伴って、モードクラ
ッチレバ−48が可動鉄芯54のピン55によって駆動
され、モードクラッチレバ−48が回動し、モードクラ
ッチレバ−48に回転自在に支持された第3の歯車49
の大径の歯車部49Lが、モータ40の回転軸41に圧
入された第1の歯車42に噛合する。また、上記カセッ
ト挿入検出スイッチ15が閉成(ON)した後、所定時
間(例えば100m5)経過すると、モータ40に電流
が供給され(第16図の12時点)、モータ40の回転
軸41が時計方向(CW)に回転する。このモータ40
の回転駆動力が第1の歯車42→第3の歯車49→第4
の歯車50→第5の歯車51→第6の歯車52→キヤリ
ツジ21のラック22に伝達され、カセットハーフは停
止したままキャリッジ21が後方(Y’力方向に移送さ
れる。キャリッジ21が所定位置まで移送されると、カ
セット/・−フのテープ露出面の孔縁に、キャリッジ2
1のカセット係合爪25が係合し、キャリッジ21とと
もに、カセットノ・−フも後方(Y’力方向に移送され
る。
キャリッジ21がさらに後方へ移送されると、キャリッ
ジ21のピン24がカセット押え板35のカム部36に
当接し、カセット押え板35を回動(第4図の矢印R方
向)させるとともに、キャリッジ21のカム溝23に挿
入されたビ/10がカム溝23の折曲部23aに移行す
るため、リンク8が回動し、このリンク8に固定された
長いピン11が基板1方向に移動する。このため、長い
ピン11によって基板1方向への回動が規制されていた
リフタ板30.31が基板1方向に回動する。上記カセ
ット押え板35の回動およびリフタ板30,310回動
によって、後方に移送されたカセット・・−フは、基板
1方向(Z方向)に移動される。カセット押え板35の
回動およびリフタ板30.31の回動に伴って、カセッ
トノー−7が基板1方向に下降し、所定位置まで下降す
ると、カセットハーフによって可撓板178が押され、
さらにこの可撓板178によって、カセット検出スイッ
チ176の可動片177が駆動さn1カセツト検出スイ
ツチ176が閉成しく第16図の74時点)、カセット
ハーフが再生位置にセットされたことが検出される。
以上の動作により、挿入されたカセットノ・−フが再生
位置にセットされる。
(B)再生位置にセットされたカセットハーフ内の磁気
テープを走行させる動作(第16図のタイミングチャー
ト参照)。
カセットハーフが再生位置にセットされ、カセット検出
スイッチ176が閉成すると、モータ40への電流供給
が遮断され、モータ40の回転が停止するとともに、プ
ランジャソレノイド53への電流供給が遮断される。こ
のため、プランジャソレノイド53の可動鉄芯54がス
プリング56の付勢力により、外方に引き出さn1モー
ドクラッチレバ−48が時計方向に回動し、第3の歯車
49と第1の歯車42との噛合が外れ、非噛合関係にな
る。” モードクラッチレバ−48の時計方向の回動に伴って、
このモードクラッチレバ−48に連結さnたクラッチレ
バ−62が時計方向に回動し、このクラッチレバ−62
に回転自在に支持された第8の歯車63の大径の歯車部
63Lが第2の歯車43に噛合する。
カセット検出スイッチ176が閉成した後、所定時間(
例えば100m5)経過すると(第16図の16時点)
、モータ40に電流が供給され、このモータ40が時計
方向(CW)に回転する。
モータ40が時計方向に回転すると、このモータ40の
回転駆動力がモータ40の回転軸41→第1の歯車42
→爪44→第2の歯車43→第8の歯車63→第7の歯
車61→第9の歯車66→第10の歯車68に伝達され
、第10の歯車68は第13図(5)に示す状態から時
計方向に回転する。
第10の歯車680時計方向への回転に伴って、レバー
70が動き基板1に摺動自在に支持された摺動レバー7
2がY方向に摺動する。
摺動レバー72がY方向に摺動していくと、この摺動レ
バー72に植設されたピン74がリンク84に当接し、
このリンク84を時計方向に回動させる(第7図参照)
。リンク84の長孔88には、ヘッドシャーシ121に
固定された駆動ピン143が挿入されているため、リン
ク84の時計方向の回動に伴って駆動ピン143が駆動
され、ヘッドシャーシ121がスプリング121Sの付
勢力に抗して矢印X方向に移動する。摺動レバー72が
さらにY方向に摺動していくと、受光素子183の出力
は低下しく第16図の16時点)、切換スイッチ179
の可動片180は摺動レバー72の駆動片75bにより
Y方向に駆動され、切換スイッチ179が切換えられる
(第16図のT7によって矢印X方向に駆動された駆動
ピン143が再生状態検出スイッチ181に当接し、こ
の再生状態検出スイッチ181が閉成する(第16図の
T8時点)。さらに、第10の歯車68が時計方向に回
転していくと、Y方向に摺動していた摺動レバー72が
Y′方向に摺動し始め、リンク84が反時計方向に回動
し始め、再生状態検出スイッチ181は開成し、受光素
子183の出力は増大する(第16図のT0時点)。摺
動レバー72がさらにY′方向に摺動していくと、受光
素子183の出力は低下する(第16図の118時点)
。摺動レバー72が第13図(B)に示す状態を経て、
さらに時計方向に回転すると、摺動レバー72のピン7
3がリンク85に当接し、このリンク85を反時計方向
に回動させ、ヘッドシャーシ121の駆動ピン143を
再度矢印X方向に駆動する。
第10の歯車68が第13図(B)に示す状態からさら
に時計方向に回転すると、切換スイッチ179が摺動レ
バー72の駆動片75aによって切換えられる(第16
図のT11時点)。第1Oの歯車68がさらに回転し、
第13図(B)に示す状態からほぼ90°時計方向に回
転すると、駆動ピン143によって再生状態検出スイッ
チ181が閉成し、電磁石163,164に電流が供給
される(第16図のT12時点)。電磁石163,16
4 に電流が供給されると、回動レバー90.91の吸
着体93.94が電磁石164,163によって吸着さ
れ、回動レバー90.91は第14図(5)に示すよう
に閉脚状態に保持される。この状態において、第1Oの
歯車68はさらに時計方向に回転し、摺動レバー72が
再度左方向に摺動し始め、リンク85が時針方向に回動
可能となるが、ヘッドシャーシ121のローラ131が
閉脚状態に保持された回動レバー90.91によシ位置
規制されるため、ヘッドシャーシ121はスプリング1
21sの付勢力によって矢印X’に戻らない。第10の
歯車68が第13図(5)に示す状態から一回転して元
の位置に戻ると、受光素子183の出力は再度増大する
(第16図のT13時点)。この受光素子183出力の
2回目の立上りにより、モータ4oへの電流の供給が遮
断され、モータ40の回転が停止する。受光素子183
出力の2回目の立上り(T+s)よシ所定時間(例えば
tooms)経過すると、モータ4゜は反時計方向に回
転する(第16図のT、4時点)。
なお、ヘッドシャーシ121の矢印X方向への移動に伴
って、このヘッドシャーシ121の孔141.142に
挿入されたピン155,156が駆動されるため、ピン
チローラ支持アーム151゜152が回動し、ピンチロ
ーラ153,154がキャプスタン軸159,160に
接近する方向へ移動する。また、ヘッドシャーシ121
に取付けられた磁気ヘッド122もカセット内の磁気テ
ープに接近していく。
また、第10の歯車68が第13図(5)に示す状態よ
り時計方向に1回転する間に、回動レバー71を介して
摺動レバー72に連結されたレバー81は、左右に1往
復摺動する。このため、レバー81のピン83により、
摺動板144はまず、左方向(Y方向)、次に右方向(
Y’力方向さらに左方向に駆動され、第10の歯車68
が1回転して元の状態に戻ると、摺動板144は左方向
(Y方向)に駆動された状態に保持されている。摺動板
144の支柱146には線材147の一端が支持され、
かつこの線材147は基板1の折曲片148の孔149
に挿入され、他端がアイドラギヤ板112の折曲片11
8の孔119に挿入されているため、摺動板144が左
方向(Y方向)に駆動された状態では、線材147は基
板1の折曲片148を支点として反時計方向(第7図、
第8図)に回動した状態にあり、アイドラギヤ板112
は時計方向に回動され、アイドラギヤ板112に回転自
在に支持された第14の歯車115はフライホイール1
61の小径の歯車部161Sに噛合するとともに、アイ
ドラギヤ板112に回転自在に支持された第13の歯車
114はリール台172の歯車部174に噛合する。
第10の歯車68が、第13図(4)に示す位置から3
60°回転した状態においては、スプリング104.1
05の付勢力による回動アーム100の回動および回動
アーム101の回動が、回動アーム104,1050ピ
ア108,109とヘッドシャーシ121のカム孔12
5,126との係止によって規制されるため、第13図
(5)に示す状態では回動アーム100,101に回動
自在に支持された第11.第12の歯車110,111
はフライホイール161,162の大径の歯車部161
L、162Lおよびリール台171,172の歯車部1
73,174とは噛合しない。
以上のように、第10の歯車68か第13図(Nに示す
状態から3600回転して元の状態に戻る(第16図の
T58時点)と、 (a)  ヘッドシャーシ121は、矢印X方向に移動
した状態に保持され、 (b)  カセットハーフ内の磁気テープは、ピンチロ
ーラとキャプスタン軸とにょシ挾持され、磁気ヘッドは
磁気テープに接触し、 (c)  フライホイール161の小径の歯車部161
8と第」4の歯車115および第13の歯車114とリ
ール台172の歯車部174とがそれぞれ噛合し、 (d)  第11の歯車110.第12の歯車111は
それぞれフライホイール162,161の大径の歯車部
162L、161Lおよびリール台172゜171の歯
車部174,173とは噛合せず、(e)  モータ4
0の時計方向の回転が停止する。
仁の状態より、所定時間(例えばtooms)経過する
と、モータ4oに電流が供給され、モータ40は反時計
方向に回転する(第16図のT14時点)。
モータ40が反時計方向に回転すると、モータ40の回
転駆動力は第1の歯車42→爪46→ブー IJ 45
→ベルト185→プーリ184を介してフライホイール
161,162に伝達され、フライホイール161は反
時計方向に回転し、フライホイール162は時計方向に
回転する。
フライホイール161の回転駆動力は、このフライホイ
ール161の小径の歯車部161Sに噛合する第14の
歯車115→第16の歯車117→第15の歯車116
→第13の歯車114を介して、第13の歯車114が
噛合するリール台172の歯車部174に伝達され、リ
ール台172が時計方向に回転する。このため、リール
台172に係合するカセットハーフ内蔵のリールが時計
方向に回転し、カセット内の磁気テープを走行させ、A
面の再生が行なわれる。
(Q A面再生状態から早送り(F’F)状態に移行す
る動作(第17図のタイミングチャート参照)。
A面の再生状態において、早送り(FF)用の操作スイ
ッチ203が操作される(第17図のT1時点)と、モ
ータ40の反時計方向の回転が停止するとともに、電磁
石163,164への電流供給が遮断される(第17図
のT2時点)。このため、電磁石163,164による
吸着体94.93の吸着が解除され、回動レバー90.
91は回動可能となる。このため、回動レバー90.9
1により矢印X′力方向移動が規制されていたローラ1
31は、スプリング121Sの付勢力によシ矢印X′方
向に移動する。この結果、再生状態検出スイッチ181
は開成(OFF)する(第17図のT2時点)。
T2時点から所定時間(例えば100m5)経過すると
、モータ40は時計方向に回転を始める(第17図のT
3時点)。このため、第10の歯車68が時計方向に1
回転する。この第10の歯車68が1回転する間の11
8時点、すなわち、ヘッドシャーシ121が矢印X方向
に駆動されて、再生状態検出スイッチ181が閉成する
時点で、電磁石164のみに電流が供給される。その後
のT、1時点、すなわち受光素子183の出力の立上り
時点でモータ40の回転が停止する。ここで、118〜
111間のローラ131の動きについて説明する。11
8時点において、ローラ131は第14回置に示すよう
に矢印X方向に最も移動した状態にあり、この状態で電
磁石164に電流が供給され、吸着体93が電磁石16
4によシ吸着され、回動レバー90の回動は規制される
。しかしながら、他の電磁石163には電流が供給され
ないため、回動レバー91は回動可能である。その後、
第10の歯車68の回転に応じてリンク85は時計方向
に回動し、ヘッドシャーシ121は矢印X′力方向移動
する。このヘッドシャーシ121の移動に応じてローラ
131も移動するが、回動レバー91のみ回動可能であ
るため、ローラ131は回動レバー90の傾斜面96に
沿って移動し、回動レバー91を回動させ、ローラ13
1が基板1のカギ穴形状の孔132の孔縁と回動レバー
90の傾斜面96とによって矢印X′力方向移動が規制
される(第14図(B))。ローラ131によって、回
動レバー91が回動されると、回動アーム101が時計
方向に回動され、回動アーム101に支持された第12
の歯車111は、リール台171の歯車部173および
フライホイール161の大径の歯車部161Lに噛合し
ない状態になる。一方、回動アーム100のピン108
はへラドシャーシ121のカム孔126の凹部126a
に入るため回動アーム100に支持された第11の歯車
110は、リール台172の歯車部174およびフライ
ホイール162の大径の歯車部162Lに噛合する。な
お、この状態においては、アイドラギヤ板112のピン
120は、ヘッドシャーシ121の長孔部127aに入
っているため、アイドラギヤ板112の第13.第14
の歯車114,115はリール台172,171の歯車
部174,173およびフライホイール162,161
の小径の歯車部1628.1618に噛合しない状態に
ある。その後、T11時点でモータ40の回転は停止す
る。
モータ40の回転が停止して所定時間(例えば100m
5)経過すると、モータ40は反時計方向に回転しく第
17図のT12時点)、この回転駆動力がベルト185
を介してフライホイール161゜162に伝達され、さ
らにフライホイール162の回転駆動力がフライホイー
ル162の大径の歯車部162L→第11の歯車110
→リール台172の歯車部174に伝達され、磁気テー
プを早送りする。
(D)  A面再生状態から早戻しくREW)状態に移
行する動作(第17図のタイミングチャート参照)。
早戻しくREW)用の操作スイッチ204が操作され、
A面再生状態から早戻しCREW)状態に移行する動作
は、第17図に示すA面再生状態から早送り(FF)状
態に移行する動作と似ているが、第17図における11
8時点において、電磁石163のみに電流が供給される
点が異なる。第17図における118時点において電磁
石163のみに電流が供給されると、吸着体94が電磁
石163によって吸着される結果、回動レバー91の回
動は規制される。一方、回動レバー90は回動可能な状
態にあるため、ローラ131が矢印X′力方向移動する
際、ローラ131によって回動レバー90は時計方向(
第7図)に回動される。この結果、回動アーム100は
摺動レバー98を介して回動され、この回動アーム10
0に支持された第11の歯車110は、リール台172
の歯車部174およびフライホイール1620大径の歯
車部162Lに噛合しない状態となる。一方、この状態
において回動アーム101のピン109はへラドシャー
シ121のカム孔225の凹部125aに入るため、回
動アーム101に支持された第12の歯車111は、リ
ール台171の歯車部173およびフライホイール16
1の大径の歯車部161Lに噛合する。この結果、第1
7図のT1□時点でモータ40が反時計方向に回転し始
めると、この回転駆動力がベルト185→フライホイー
ル161→第12の歯車111→リ一ル台171に伝達
され、早戻しくREW)動作が行なわれる。
(ト)A面の早送IFF)状態からA面再生状態に移行
する動作(第18図のタイミングチャート参照)。
A面の早送り(FF)状態において、この早送り状態を
終了させるために、ストップ(STOP)用の操作スイ
ッチ202を操作する(第18図のT1時点)と、所定
時間後モータ40の回転が停止するとともに電磁石16
4への電流供給が遮断される(第18図の12時点)。
その後所定時間(例えば100m5)経過すると、モー
タ40に電流が供給され、モータ40は時計方向に回転
する(第18図の13時点)。このため、第10の歯車
68は1回転し、T、6時点で停止する。この間の10
時点において、再生状態検出スイッチ181が閉成し、
電磁石163,164に電流が供給される。このため、
ローラ131は回動レバー90.91によって、矢印X
′力方向移動が規制され、ヘノトンヤーン121は再生
位置に保持される。このため。
第18図のT11時点でモータ40が反時計方向に回転
し始めると、A面の再生が行なわれる。
(PI  A面再生状態からB面再生状態に移行する動
作(第19図のタイミングチャート参照)。
第19図に示すように、A面再生状態においてプログラ
ム切換用の操作スイッチ205が操作される(第19図
の18時点)と、所定時間後の12時点において、モー
タ40の回転が停止するとともに、電磁石163,16
4への電流供給が遮断される。その後所定時間(例えば
100m5)経過すると、モータ40に電流が供給され
、モータ40は時計方向に回転する(第19図のT1時
点)。このため、第10の歯車68が時計方向にほぼ1
800回転し、17時点で停止する。この間の13時点
で切換スイッチ179が切換えられ、また10時点で再
生状態検出スイッチ181が閉成し、電磁石163゜1
64に電流が供給される。T3〜T7間に第10の歯車
68が、第13図(5)に示す状態から第13図(B)
に示す状態までほぼ180°回転するが、この間にヘッ
ドシャーシ121に摺動自在に支持された摺動板144
は、レバー81のピン83により右方向(Y’方向)に
駆動される。このため、アイドラギヤ板112は反時計
方向に駆動され、アイドラギヤ板112の第13の歯車
114はフライホイール162の小径の歯車部162S
に噛合し、また第14の歯車115はリール台171の
歯車部173に噛合する。このため、第19図のT6時
点でモータ40が反時計方向に回転すると、その回転駆
動力がベルト185→フライホイール162→第13の
歯車114→第15の歯車116→第16の歯車117
→第14の歯車115→す〜ル台171に伝達され、磁
気テープが走行され、B面の再生が行なわれる。
IcIA面の終端でB面の再生状態に移行する動作(第
20図のタイミングチャート参照)。
第20図に示すように、A面の再生状態においては、リ
ール台171,172が回転しているため。
受光素子192より矩形信号が出力されている。
ここで、A面の終端になる(第20図のT、時点)と、
リール台171,172の回転は停止し、受光素子19
2より矩形信号が出力されなくなる。A面再生状態にお
いては、受光素子192の出力の立下り時点で制御回路
のタイマーをリセットしており、V−ル台171の回転
が停止し、タイマーをリセットできなくなると、タイマ
ーはカウントアツプされる。タイマーが所定値までカウ
ントされると、モータ40への電流供給が遮断され、モ
ータ40の回転が停止するとともに、電磁石163゜1
6.4への電流供給が遮断される(第20図の12時点
)。このため、回動レバー90,91によって矢印X′
力方向移動が規制されていたローラ131は、スプリン
グ1218の付勢力により、ヘッドシャーシ121とと
もに矢印X′力方向移動する。
このため、再生状態検出スイッチ181が開成する。そ
の後所定時間経過すると、モータ40に電流が供給され
、モータ40は時計方向に回転する(第20図の13時
点)。このため、第10の歯車68は時計方向に180
°回転し、17時点で停止する。この間、T5時点で切
換スイッチ179が切換えられ、また16時点再生状態
検出スイッチ181が閉成し、電磁石163,164に
電流が供給される。
また、第10の歯車68が時計方向に180°回転する
間に、ヘッドシャーシ121に摺動自在に支持された摺
動板144は、レバー81のピン83により右方向(Y
’方向)に駆動されるため、アイドラギヤ板112は線
材147によって、反時計方向に駆動され第13の歯車
114がフライホイール162の小径の歯車部162S
に噛合し、また第14の歯車115がリール台171の
歯車部173に噛合する。この結果T8時点でモータ4
0が反時計方向に回転すると、この回転駆動力が、ベル
)185→フライホイール162→第13の歯車114
→第15の歯車116→第16の歯車117→第14の
歯車115→リ一ル台171に伝達され、B面の再生状
態になる。
(転)A面又はB面の再生状態を停止し、カセットハー
フを排出する動作(第21図のタイミングチャート参照
)O A面(又はB面)再生状態において、イジェクト(EJ
ECT)用の操作スイッチ202を操作する(第21図
のT1時点)と、所定時間後モータ40の回転は停止し
、電磁石163,164への電流供給が遮断される(第
21図の12時点)。このため、ヘッドシャー7121
は矢印X′力方向移動し、再生状態検出スイッチ181
は開成する。また、12時点においてプランジャソレノ
イド53に電流が供給されるた、め、モードクラッチレ
バ−48が反時計方向に回動され、かつクラッチレバ−
62がモードクラッチレバ−48により反時計方向に回
動される。このため、モードクラッチレバ−48に支持
された第3の歯車49は、モータ40の回転軸41に固
定された第1の歯車42と噛合し、またクラッチレバ−
62に支持された第8の歯車63の大径の歯車63Lと
第2の歯車43との噛合は解除さ扛る。12時点より所
定時間(例えば100m5)経過すると、モータ40は
反時計方向に回転し始める(第21図の13時点)。
このため、モータ40の回転駆動力が、第3の歯車49
→第4の歯車50→第5の歯車51→第6の歯車52→
ラツク22に伝達され、キャリッジ21は矢印Y方向に
移動する。キャリッジ21の矢印Y方向の移動に伴い、
カセット押え板35は回動し、かつリンク8が時計方向
に回動するためリフタ板30,31は基板1より離れる
方向(リフタ板30.31の開脚角度が小さくなる方向
)に回動する。このため、カセットハーフは基板1より
離れる方向に移動される。このため、第21図のT4時
点において、カセット検出スイッチ176は開成(OF
F)する。その後、キャリッジ21によってカセットハ
ーフは矢印Y方向に移送され、T3時点でカセット挿入
検出スイッチ15が開成(OFF)し、さらにT6時点
でイジェクト検出スイッチ16が開成(OFF)L、モ
ータ40への電流供給が遮断され、さらにプランジャソ
レノイド53への電流供給が遮断され、イジェクト動作
が終了する。
なお、他の動作は上記各動作の一部を変えた動作であり
、詳細については上記各動作から理解できるので詳細は
省略する。
発明の効果 本発明によれば、弾性体によりリフタを開脚する方向に
付勢しているため、小さな加圧力でカセットハーフを下
降させることができ、加圧力によりカセットハーフが変
形することがないものである0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
要部の分解斜視図、第2図は同装置の表面、側の斜視図
、第3図は同装置の裏面側の斜視図、第4図は同装置の
表面側の分解斜視図、第5図は同装置の裏面側の分解斜
視図、第6図は同装置のモータ近傍の分解斜視図、第7
図は同装置の磁気テープ走行モード切換機構の主要部の
分解斜視図、第8図は同装置の一部の分解斜視図、第9
図(AXB)は同装置に用いる第1の歯車42の上面図
および下面図、第10図(5)は同装置に用いる第2の
歯車43の上面図、第10図(ト)は同装置に用いるブ
ーIJ45の下面図、第11図(A)(B)は同装置の
第1の歯車とプーリと爪との関係を示す図、第12図は
同装置援用いるフライホイールの斜視図、第13図(A
)@は同装置の磁気テープ走行モード切換機構の一部の
動作説明図、第14図(A)(B)(CIは同装置の回
動レバーの動作を説明する図、第15図は同装置の制御
系のブロック図、第16図〜第21図は同装置のタイミ
ングチャートである。 1・・・基板、3・・・側面板、7・・・補助側面板、
8・・・す/り、9・・・軸、10・・・ピン、11・
・・ピン、15・・・カセット挿入検出スイッチ、16
・・・イジェクト検出スイッチ、21・・・キャリッジ
、22・・・ラック、30.31・・・リフタ板、34
・・・スプリング、35・・・カセット押え板、40・
・・モータ、41・・・回転軸、42・・・第1の歯車
、43・・・第2の歯車、44・・・爪、45・・・プ
ーリ、46・・・爪、48・・・モードクラッチレバ−
149・・・第3の歯車、50・・・第4の歯車、51
・・・第5の歯車、52・・・第6の歯車、53・・・
プランジャソレノイド、61・・・第7の歯車、62・
・・クラッチレバ−163・・・第8の歯車、66・・
・第9 ゛の歯車、68・・・第10の歯車、70・・
・レバー、72・・・摺動レバー、73,74・・・ピ
ン、77・・・回動レバー、84,85・・・リンク、
90.91・・・回動レバー、93.94・・・吸着体
、98・・・摺動レバー、100,101・・・回動ア
ーム、110・・・第11の歯車、111・・・第12
の歯車、112・・・アイドラギヤ板、114・・・第
13の歯車、115・・・第14の歯車、116・・・
第15の歯車、117・・・第16)歯車、  121
・・・ヘンドシャーシ、122・・・磁気ヘソ)”、1
29・・・アーム、131・・・ローラ、137.13
8・・・軸受、143・・・駆動ピン、144・・・摺
動板、147・・・線材、153,154・・・ピンチ
ローラ、159,160・・・キャプスタン軸、161
゜162・・・フライホイール、163,164・・・
電磁石、171.172・・・リール台、176・・・
カセット検出スイッチ、179・・・切換スイッチ、1
81・・・再生状態検出スイッチ、184・・・プーリ
、185・・・ベルト、200・・・制御回路、202
〜207・・・操作スイッチ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第9
図 第10図 第11図 第12図 第20図 第21図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板に開閉脚可能に支持された一対のリフタ板と、この
    リフタ板を開脚する方向に付勢する弾性体と、上記基板
    の側面板に摺動可能に支持されたカセットハーフ移送用
    のキャリッジと、上記リフタ板の回動を規制するピンを
    有し、上記側面板に回動自在に支持されたリンクと、上
    記基板に回動可能に支持されたカセット押え板とを有し
    、上記キャリッジの摺動に伴って上記リンクを回動させ
    るとともに、上記カセット押え板を上記キャリッジによ
    る上記カセットハーフの移送方向に対して直交する方向
    に回動させることを特徴とする磁気記録再生装置。
JP59263232A 1984-12-13 1984-12-13 磁気記録再生装置 Granted JPS61142558A (ja)

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