JPS61141849A - 麦粥の製造法 - Google Patents

麦粥の製造法

Info

Publication number
JPS61141849A
JPS61141849A JP59262975A JP26297584A JPS61141849A JP S61141849 A JPS61141849 A JP S61141849A JP 59262975 A JP59262975 A JP 59262975A JP 26297584 A JP26297584 A JP 26297584A JP S61141849 A JPS61141849 A JP S61141849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barley
polished
minutes
porridge
hot water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59262975A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Tanaka
賢三 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SEIBAKU KK
Original Assignee
NIPPON SEIBAKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON SEIBAKU KK filed Critical NIPPON SEIBAKU KK
Priority to JP59262975A priority Critical patent/JPS61141849A/ja
Publication of JPS61141849A publication Critical patent/JPS61141849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大麦を水と共に加熱して、即席的に(短時間
で)麦粥を製造する方法に関する。
〔従来技術〕
従来、でんぷん含有量の多い穀類を用いて、短時間に、
粥を製造する方法として、含有でんぷんをα化した形で
乾燥し、これを熱水で3〜10分戻して、粥を製造する
方法が行われていたが、この方法は穀類、特に大麦では
、粒の中心部は、10分位の加熱でも柔らかくならず、
大麦の即席粥は、評判が悪かった。又、一般の押麦では
、中心部迄柔らかくなったと感じるのに20〜40分の
煮炊時間を要して居り、即席的食品として利用されなか
った。
〔発明の目的〕
本発明は、大麦を1〜10分で麦粥とする場合、上記問
題点を解決する方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明は、0.1〜9.7 mmに圧扁した扁平精白麦
を70℃以上の熱水と共に1〜10分間加熱することに
より、しん(中心部)迄柔らかい麦粥を得るものである
本発明を更に詳しく説明すると、原料とする精白麦は収
穫された大麦の外皮を除去した玄麦を研削搗精し、表皮
(麦糠部分)を除去した麦又は更に、中央にある黒い条
溝(以下黒条又はふんどしと略記)は、人によって、食
感として嫌い或は、見た目も悪いので、この黒条にそっ
て、粒を縦に切断(以下切断麦と略記)し、更に再び研
削搗精し、ふんどしを出来る丈除去した麦(後者を特に
白変とも呼んでいる)である。
中には黒条をはずれて切断される粒もあるが、再研削搗
精された白変粒であれば、十分である。
これら精白麦表面に蒸気をあて、水分と熱を与え(この
段階では粒の表面でんぷんがα化しているか或は殆んど
、α化したでんぷんはないと考えてよい)、熱ロールの
圧扁機で0.1〜0.7mmの厚さに圧扁する。(普通
市販の押麦は、0、9 +nm前後の厚さであるが、こ
れを、しん迄柔らかく煮るには20〜40分を要する。
)このようにして得た、0.1〜0.7 mm、通常0
.3〜0、6 mm、食感の上から最も好ましくは0.
3〜0.5Mの扁平精白麦を変調の原料とすることによ
り1〜10分の短時間(即席的)煮熟で変調の製造を可
能としたものである。この押麦の厚みと煮炊時間につい
て、普通市販の押麦とは、厚さがわずか0.1〜0.3
服程度の差と思われるが、実験の結果では煮炊時間かT
〜瓦或はそれ以下に短縮される大きな差となることが判
明したのである。更に、0.6 mm以下では4〜5分
で煮炊され、0.1〜0.3 mmでは約1分で食に供
しうるものである。又、本発明の扁平精白麦では保熱性
のよい容器で、熱水と共に70℃以上に約2〜10分保
温する事によっても粥が出来る。
食感として最もよい粥は、沸とう水中に0.3〜0.6
Mの扁平白変を投入し、3分程度煮炊した時、マカロニ
−的食感が最も強く、更に嗜好的に米粥の香味を欲する
時は、精白米の粉末を混入することによって得られるこ
とも判明した。
又、即席食品とする時は、調味料(塩、醤油、味噌、エ
キス、化学調味料等を指す)、香辛料(ゴマ又はゴ亨油
、ラーユの様なもの又はうめ−干等嗜好食品を含む)、
野菜、果実、魚介類、鶏肉(卵を含む)、畜肉(乳又は
その加工品を含む)類、精白米粉末、コーン又はその粉
末、脂肪、きのこ類、海藻、豆類、ミネラル、ビタミン
、アミノ酸、胚芽、糠の少くとも1種以上を加えた粥、
即ち雑炊として、更に栄養強化した食品とすることが好
ましい。これら雑炊とするための「ぐ」等は、乾、湿、
液状等測れの状態でも添加する事が出来る。又これら「
ぐ」等の添加は、扁平精白麦及び又は熱水又は白粥の何
れの時期に添加゛してもよい。最も好まれたのは、先ず
熱水をつくり、その中に「ぐ」等と、精白麦を投入し、
粥状(雑炊)としたものであった。又調味料の中、食塩
は米雑炊の場合より、ひかえめに添加しないとからくな
るので注意を要する。
本発明を実施することにより、即席でんぷん含有食品が
先づ、でんぷん質をα化するものという従来観念を打破
したものであり、従ってα化工程が削除出来、且つ更に
、α化でんぷんとするより、かえって、しんのない即席
でんぷん加工食品のえられること、0.1〜0.7 m
anに圧扁することによりて、小粒で、キチキチブツブ
ツする歯ごたえしたマカロニ−的、洋風感覚にマツチし
た粥もえられる。
実施例1 1段目の精白麦を黒条にそつて切断し、更に搗精した精
白麦(白変ともいう)を約0.1〜0、2 mm 、約
0.3〜0.5 mo+ 、約0.5〜0.7 mmに
圧扁した3種の扁平精白麦を、予め調味した400Mの
沸とう水中に投入した所、厚さ約0.1〜0.2Mのも
のは約1分で、約0.3〜0.5 manのものは約3
分で、又約0.5〜0.7 mmのものは約85〜90
%が約5分〜7分(全粒完全に柔らかくなったと思われ
るのは9〜1o分間)で、しんの固さを感じない粥とな
った。
実施例2 切断精白麦の0.3〜0.6 wnの扁平精白麦5゜g
t”、精白米粉末10gを含む400rnlの熱水中に
投入し、変調を作った所、大麦特有の臭いが消え、粘り
、とろみも十分で嗜好性にとんだ浸銅が見られた。
実施例3 1段目のふんどしのついた扁平精白麦を、0.5〜0.
7 mmに圧扁し、粉末スープ及びニラの入った沸とう
水中に投入し、10分間煮炊し、雑炊を作った。この場
合、しんは柔らかいが、ザラツキを感じた。しかし、押
麦常食の人は、扁平白変の場合より好ましいとする人が
多かった。
実施例4 切断精白麦の0.3〜0.41nfflの扁平白変40
gを凍結乾燥むきえび、ニラと調合スープ及び精白米粉
末5gと共に発泡スチロール容器に入れ、沸とう水20
0 ratを入れ密閉して4分放置し麦雑炊を作った。
同様の操作で20ケを作り、20名のパネルで市販の米
雑炊と比較し、■どちらを好むか、■その理由として、
(イ)しんがある、(ロ)ボッつく、(ハ)なめらかな
歯ごたえあり、の設問に○印をさせた。結果は18名が
、麦雑炊がうまいと答え、18名共(ハ)項の特徴を指
摘した。
実施例5 切断精白麦の0.3〜0.4mmの扁平白変100gミ
ニ食塩0.4%を添加した沸とう寸前のエビむき身、海
藻、カッオニキス入り豆乳700m1中に投入し、3分
間90℃以上に保ち、浸銅を作った。この浸銅は、マカ
ロニ切片の洋風粥を食べる感じであった。更に10代2
名、20代15名、30代3名からなる20名のパネル
で、官能評価した結果、旨い、面白いと評価した数20
、又3分加熱で食べられる場合、あなたは買いますか、
との間に対し、買う、とした数20であった。
以上の結果は大麦の洋風化の前兆として、期待しうるも
のであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、0.1〜0.7mmに圧扁した扁平精白麦を70℃
    以上の熱水と共に1〜10分間加熱することを特徴とす
    る麦粥の製造法。 2、0.1〜0.7mmに圧扁した扁平精白麦を、沸と
    う水と共に1〜5分加熱する特許請求の範囲第1項記載
    の麦粥の製造法。 3、扁平精白麦及び又は熱水と共に調味料、香辛料、野
    菜、果実、魚介類、鶏肉、畜肉、精白米粉末、コーン又
    はその粉末、脂質、きのこ類、豆類、海藻、ミネラル、
    ビタミン、アミノ酸、胚芽、糠の少くとも1つ以上を加
    えて、雑炊とする特許請求の範囲第1項記載の麦粥の製
    造法。
JP59262975A 1984-12-14 1984-12-14 麦粥の製造法 Pending JPS61141849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59262975A JPS61141849A (ja) 1984-12-14 1984-12-14 麦粥の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59262975A JPS61141849A (ja) 1984-12-14 1984-12-14 麦粥の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61141849A true JPS61141849A (ja) 1986-06-28

Family

ID=17383147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59262975A Pending JPS61141849A (ja) 1984-12-14 1984-12-14 麦粥の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61141849A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296247A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Toyohashi Ryoshoku Kogyo Kk 発芽押麦及びその製造方法
CN103829232A (zh) * 2012-11-27 2014-06-04 许姗姗 玉米瘦肉粥
JP2015228820A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 株式会社はくばく 大麦製品ならびにその製造方法
JP2016189727A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 穀類を主原料とする即席乾燥粥類およびその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296247A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Toyohashi Ryoshoku Kogyo Kk 発芽押麦及びその製造方法
JP4648747B2 (ja) * 2005-04-18 2011-03-09 豊橋糧食工業株式会社 発芽押麦及びその製造方法
CN103829232A (zh) * 2012-11-27 2014-06-04 许姗姗 玉米瘦肉粥
JP2015228820A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 株式会社はくばく 大麦製品ならびにその製造方法
JP2016189727A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 穀類を主原料とする即席乾燥粥類およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ekpa et al. Sub-Saharan African maize-based foods-processing practices, challenges and opportunities
KR102142063B1 (ko) 김 부각의 제조방법
Ekesa Selected superfoods and their derived super diets
KR20150085238A (ko) 청양고추 함유 쌈장 및 그 제조방법
JP3176922B2 (ja) レジューメ・パスタおよびその製法
Gross et al. The development and acceptability of lupine (Lupinus mutabilis) products
US3708306A (en) Composition using psyllium by-products for pet foods
JPS61141849A (ja) 麦粥の製造法
KR102254689B1 (ko) 땅콩버터를 포함하는 고기잼
JP2620062B2 (ja) 耐水性成形加工食品
JPH01157348A (ja) 大麦粉を混入した粉体、及びその加工食品
Deshpande et al. Product development from millets
JP2841163B2 (ja) 雑穀ブレンド米
KR20150031620A (ko) 빈대떡 프리믹스 가루의 제조방법
JPH029345A (ja) 牡蛎の珍味食品の製造方法
KR100193594B1 (ko) 오징어국수 제조방법
JP2742411B1 (ja) 紅麹を用いた食品素材
JP3366404B2 (ja) 包麺皮及び包皮食品
Adejuyitan et al. Quality attributes of abari (maize pudding) produced from maize and bambara groundnut flour blends
KR101599631B1 (ko) 볶음곡물을 포함하는 튀김가루 및 그 제조방법
Green et al. Grain power: over 100 delicious gluten-free ancient grain & superblend recipe: a cookbook
KR20190094056A (ko) 밤 알갱이와 돼지감자의 분쇄물을 이용한 경단 및 그에 의한 요리법
KR101438749B1 (ko) 액상의 라면 스프 및 이를 이용한 라면 제조방법
JPS6225947A (ja) 健康補完型加工食品の製造方法
JPH1080254A (ja) 栄養強化うどん