JPS6225947A - 健康補完型加工食品の製造方法 - Google Patents

健康補完型加工食品の製造方法

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JPS6225947A
JPS6225947A JP60166248A JP16624885A JPS6225947A JP S6225947 A JPS6225947 A JP S6225947A JP 60166248 A JP60166248 A JP 60166248A JP 16624885 A JP16624885 A JP 16624885A JP S6225947 A JPS6225947 A JP S6225947A
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JP
Japan
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malt
koji
soybean
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health
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JP60166248A
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Tatsuhiko Fukuyama
福山 達彦
Tsutomu Sago
佐合 務
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BELL SHOKUHIN KK
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BELL SHOKUHIN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、粉状澱粉質原料を使用して風味と消化吸収
性の良い大豆麹を造り、これをそのま−或は自己消化、
擂砕、粉末化して種々食品の素材とすることによって、
夫々の食品に植物蛋白由来の優れた栄養補完性と良好な
風味9食感を附点することに関する。
(ロ)従来の技術 大豆を使用する麹には、正油麹を始め、豆みそや溜正油
製造用の嶽玉麹、浜納豆の大入f麹などあるが、蒸し大
豆が含む大量の水分と蛋白はそのま\では麹菌の発育に
適当でな−ために、これを適正化する技術が夫々にある
。即ち、この多過ぎる水分と蛋白量の調節を、正油麹で
は乾熱して水分の少い割砕小麦を蒸大豆に混合すること
により。
浜納豆では比較的少量の乾熱小麦粉で同様に行って居る
。また豆玉麹では蒸大豆をつぶl−て玉とすることによ
り麹菌の繁殖する表面積を小とすると同時に好気性有害
菌の内部浸入を防ぎ、これと拮抗する乳酸菌群の発育を
促して居ると考えられる。
而してこれ等の麹は夫々の食品となって良好な風味とな
るが、麹自体はそれ程美味なものではなく、例えばチー
ズなどの素材に使える様な風味を有しては居ない。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 大豆が多量に含む蛋白質と必須脂肪酸その他の高い栄養
性を飼料としてよりも人の食品として活用すべきことが
叫ばれてから久しい。即ち−は途上国の人々の蛋白食糧
として、またーは我国や先進国の人々に多い肉食偏重に
よる健康不安の減少にと色々な大は蛋白製品が開発され
て居るし、従来からも我国やアジアなどには1例えば納
位、つ腐、テムペの如き大けそのものの不消化性や有害
性を除いた良好な蛋白食品が存在し夫々の国で愛されて
居る。
人の食品というものは、栄養性のみに価値があるもので
はすく、先づ第一にうまくなくてはならないし、また偏
った嗜好層や地域にのみ愛されるものや高額なものでは
、如何に優れた栄養があっても広く人類に役立たせるこ
とは出来ない。
発明者はこの観点から、広く嗜好されるべきうまさがあ
り、消化性良く栄養の優れた醗酵型の大は食品として、
前項に記載した従来技術によることのない新しい人は麹
を取り」二げ、これを各種の加工食品に素材として混入
することによって、その優れた香味9食感とともに易消
化性と高い栄養性を移行せしめて、広く人の嗜好に適す
る新しい健康補完食品の創造を目的としたのである。
に)問題点を解決するための手段と作用発明者は昭和6
0年特許願第106783号(粉状の澱粉質原料で被覆
した人は麹による低塩みその醸造法)を先に発明したが
、鼓に要約すると蒸煮大軒に対して相当に多量の粉状澱
粉質原料を被覆して製麹した人は麹には特殊な強い酵素
力があり、これと蒸煮大(1とで仕込んだ味噌は普通な
ら酸敗する様な低塩で水分も多い条件でも異常な酸生が
全くなく酵母による醗酵が安全に進行]2て旨味と香気
の高いものになるということである。
発明者はこの新しい大豆麹について更に研究を続けた所
、このもの自体に良好な消化性と非常に優れた香味があ
り、これを各種の加]−食品素材とすれば、−h記の健
康補完食品が数多く確実に得られることを知り本発明を
完成したのである。
本発明に不可欠なこの大位麹に使用する粉状澱粉質原料
の種類と使用適量に就いては、上記特許願に詳記したの
で重複を避けたいが、適量に就いて該特許願、即ち低塩
みその醸造のためには熟成中の醗酵糖源ともなるので蒸
煮大豆に対して15係重量を必要下限としたが1本発明
では大豆麹そのものの良い風味と易消化性を食品に利用
するので、そのためには大豆の浸漬をむしろ短時間とし
て軽い蒸し条件で良く、その必要下限は10%重祉で宜
しい。
種麹としては市販品にも用途別に種々あるが、強い酵素
力は必要でなく、胞子着生の少い長毛型のものが良い3
、 この様にして出来た大は麹を種々食品の素材として使用
すれば、夫々の食品に優れた風味1食感と健康補完性を
直に増大するが、製造工程中にこのものを混入可能な加
工食品であれば殆んどのものに適用可能である。
例えばチーズ、ソーセージ、ハシバーク。水産練製品に
はそのま\で使用出来るし、ポタージュ、豆乳、ドレッ
シング等には捕砕、自己消化などした上で混入すれば良
く、乾燥粉末とすれば麺類、パン、ビスケットや栄養剤
ともなる。またこれを単独で或は蒸煮大ヴと共にみそや
圧油に仕込むと従来のものより特に旨味の優れた調味食
品となる。更に大豆を予め脱脂した脱脂大豆を原料とし
て同様な製麹を行えば、消化吸収の良い家畜ヤペットの
飼料としても好適である。
では次に実施例を挙げて説明する。
実施例 1.(大豆麹の製造について)大fi2,00
0j’をよく水洗し、5時間浸漬した。
水切後オートクレーブ中1.2¥l、10分間の加圧蒸
煮をなし、取出し放冷、3.60Orの蒸煮大豆を得た
。一方コーンパウダー4 (10fをそのま\上と同じ
条件で蒸煮し、空蒸しコーンパウダー4401を得、冷
後この両者をよく混合し、少鼠のみそ用種麹を接種し、
麹蓋に盛り、恒温器に入れ常法通り42時間の製麹を行
う。30909の大ヴ麹を得た。
製麹中の観察では、米麹などに比較すると当然であろう
が麹菌の発育。発熱が速く、2日目以降も旺盛な発熱を
示したが常法通りの温度経過に制御することは割合に容
易であった。
製麹中軸細菌の繁殖は全く認められず、出麹は米麹など
より強いitい麹香を呈し、非常に強い旨味があり大板
表面に粉が密着しこれに菌糸がはぜ廻った形のもので、
このま\食して風味と食感が良好であった。
実施例 2(ボークソーセージの製造)−りの例で得た
人は麹を素材としてボークソーセージを造った。
製造途中のボークソーセージ生地(調味、調査法のもの
)3.50Ofに上記の大豆麹500?をそのま\よく
混合し、この混合生地を空気加圧式充填機に入れてケー
シングに圧詰め結索となし、経4.2 cmの230?
詰生ソ一セージ12本を得た。
(機械残留分を除く) これを常法に従い燻煙。
水煮して麹貝入りソーセージとした。
製品の切断面20例を検した所、1切断面に存する細粒
数は、平均?6.O,標準偏差:221で。
分布のバラツキは大きかったが、これは大豆の混合量が
ソーセージ生地に対して少かった故でもあろう。切断面
の観察はソーセージ生地に細粒がよく密着し平滑で粒が
円く美しく見えた。食するに無混入のものに比べてふ・
だやかを食味で飽きなく食べられ、細粒の少々硬い歯ざ
わりが快く思われた。
実施例 3.(チーズの製造) 同様にこの太り、麹を素材としたチーズを造った。
市販のメルティチーズ180fを鍋で80℃程度に加熱
溶解しながら、上の大豆麹30ノを加えて混合した。こ
れを市販物と同じ大きさの箱に入れて冷却し、麹豆入り
チーズ1801を得た。(減量分は加熱蒸発分と鍋その
他に耐着したロスである。
切断面を検するに、3cInX5.5αの切口中に細粒
は平均11個あり、断面は平滑で細粒はチーズ組織とよ
く密着し、チーズの黄白色と麹は内部の渋茶褐色とが快
く調和し食品として好ましい形と判断された。食するに
無混入のものに比べ、チーズ独得の風味がふ・だやかに
感ぜられ、チーズの軟かさと麹豆の適度な硬さが調和し
た食感で、食べて飽きないものと認められた。
(利 発明の効果 本発明では、この大豆麹を誤りなく造ることが出来れば
消化吸収のよい健康補完性の高い美味な素材となるので
、以−ヒの実施例の外にも種々の加工食品に適用可能で
ある。例えば乳肉製品として。
バター、ハム、ハンバーグ、シューマイ。魚肉製品とし
て、蒲鉾、魚肉ソーセージ、塩辛、珍味類。
パン、菓子、スナック食品、豆腐、油揚、と列記すれば
我国加工食品の殆んどが包含され、諸外国の各種食品に
も適用し得て大なる効果をもたらすであろう。更に栄養
剤としても効果は大であると思われる。
現在世界の大豆はその大部分を搾油して大豆油と脱脂大
豆とし、脱脂大豆は殆んど飼料として消費されて居る。
世界の食糧が今後人口の増加に伴い不足することも予想
され、貴重な大豆蛋白が飼料として動物蛋白に変えられ
て食用に供される不経済性と、動物性食品の摂取過剰を
防+h Lで健康な食生活を行うためにも大豆の有効利
用は世界的視野からも有意義なこと\考えられる。
従来から我国には味噌、圧油、豆腐、納豆などまた東南
アジアのテムペなどの加工食品があり。
何れも大豆そのものの不消化性や有害性を除iた。
夫々に美味で良好な蛋白食品ではあるが、長い伝統にも
支配され地域的に嗜好されてふ・り仲々世界的に普及す
ることは困難な状況にある。
本発明によれば味噌の様な多くの食塩を含まず、納豆の
様な特殊な形状でもなく広く各国の食品に使用出来、且
つ自動製麹機を用いて多量の製造を安全に行うことが可
能である。故にこの実施は我国のみならず世界人類の繁
栄に貢献すること大なるものと信じるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉状澱粉質原料の適量を蒸煮大豆に混合被覆して、その
    表面水分を製麹に好適な様に調節し、これに種麹を接種
    して製麹した大豆麹を、そのまゝ、或は自己消化、擂砕
    、粉末化などしたものを、チーズ、ソーセージなどの素
    材として用いることによって、大豆蛋白質が消化吸収さ
    れ易い形の、美味で栄養補完的な夫々の食品となす方法
JP60166248A 1985-07-27 1985-07-27 健康補完型加工食品の製造方法 Granted JPS6225947A (ja)

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JPS6225947A true JPS6225947A (ja) 1987-02-03
JPH0317468B2 JPH0317468B2 (ja) 1991-03-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998056262A1 (fr) * 1997-06-13 1998-12-17 Kikue Hashimoto Produit brasses, aliments, et boissons
CN103099183A (zh) * 2013-01-25 2013-05-15 威海浦源食品有限公司 一种鱼酿酱油及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122891A (en) * 1974-08-09 1976-02-23 Marukin Shoyu Kk Datsushidaizukojino seizoho

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