JPS6114134Y2 - - Google Patents
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- JPS6114134Y2 JPS6114134Y2 JP1736280U JP1736280U JPS6114134Y2 JP S6114134 Y2 JPS6114134 Y2 JP S6114134Y2 JP 1736280 U JP1736280 U JP 1736280U JP 1736280 U JP1736280 U JP 1736280U JP S6114134 Y2 JPS6114134 Y2 JP S6114134Y2
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Primary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は筒状の有機電解液電池の改良に関する
ものである。
ものである。
一般に筒状電池は陽極・セパレータ・陰極を渦
巻状に巻回して外装缶に挿入する方法とか、筒状
陽極の中心孔にセパレータを介して棒状陰極を挿
入する方法とかがとられている。しかし前者は反
応面積を大きくすることが可能であるが組立工程
がはん雑となり、又後者は組立簡単ではあるが反
応面積が小さく大電流がとり出せないという欠点
があつた。
巻状に巻回して外装缶に挿入する方法とか、筒状
陽極の中心孔にセパレータを介して棒状陰極を挿
入する方法とかがとられている。しかし前者は反
応面積を大きくすることが可能であるが組立工程
がはん雑となり、又後者は組立簡単ではあるが反
応面積が小さく大電流がとり出せないという欠点
があつた。
本考案は比較的反応面積が大きいにもかゝわら
ず組立が簡単で特に陰極体に電解液の注入案内用
として又は電解液溜部として働く空間が構成上自
然に形成されるようにしたものである。
ず組立が簡単で特に陰極体に電解液の注入案内用
として又は電解液溜部として働く空間が構成上自
然に形成されるようにしたものである。
以下本考案の実施例を図について説明するに、
１は二酸化マンガン又は酸化銅などを主体とする
合剤を弗素樹脂で結着してなる陽極体で、成型時
上面より下面に貫通する放射状例えば十字状の縦
孔２が形成され、端子兼用の外装缶３内（第１図
の実施例）又はこの外装缶に内設した内缶４内
（第２図の実施例）に嵌着されている。
１は二酸化マンガン又は酸化銅などを主体とする
合剤を弗素樹脂で結着してなる陽極体で、成型時
上面より下面に貫通する放射状例えば十字状の縦
孔２が形成され、端子兼用の外装缶３内（第１図
の実施例）又はこの外装缶に内設した内缶４内
（第２図の実施例）に嵌着されている。
５は複数の放射状片を有する集電板６の各放射
状片に夫々リチウム・ナトリウムなどの軽金属陰
極片７を圧着してなる陰極体であり、前記集電板
６は図示実施例では一対のＬ型集電片６′，６′を
組合せて十字状に構成され、且陰極体５の中心部
には縦に貫通する空間８が形成される。９はポリ
プロピレン不織布よりなるセパレータで、前記陰
極体５の形に合せて袋状とし、これを被覆してい
る。
状片に夫々リチウム・ナトリウムなどの軽金属陰
極片７を圧着してなる陰極体であり、前記集電板
６は図示実施例では一対のＬ型集電片６′，６′を
組合せて十字状に構成され、且陰極体５の中心部
には縦に貫通する空間８が形成される。９はポリ
プロピレン不織布よりなるセパレータで、前記陰
極体５の形に合せて袋状とし、これを被覆してい
る。
電池組立に際しセパレータ９で被覆した陰極体
５を陽極体１の放射状縦孔２に密接介挿して後、
有機質電解液例えばプロピレンカーボネイトとジ
エトキシメタンとの混合溶媒に過塩素酸リチウム
を溶解してなる電解液を注入し、陽極体１及びセ
パレータ９に含浸せしめる。
５を陽極体１の放射状縦孔２に密接介挿して後、
有機質電解液例えばプロピレンカーボネイトとジ
エトキシメタンとの混合溶媒に過塩素酸リチウム
を溶解してなる電解液を注入し、陽極体１及びセ
パレータ９に含浸せしめる。
この際注入電解液は陰極体５の中心に形成され
た貫通空間８より各部に供給されて注液工程を短
縮することができると共にこの空間８がセパレー
タ９に近接する電解液の保持部として働き、この
種電池に必要な液量を充分確保することができ
る。
た貫通空間８より各部に供給されて注液工程を短
縮することができると共にこの空間８がセパレー
タ９に近接する電解液の保持部として働き、この
種電池に必要な液量を充分確保することができ
る。
ついで集電板６のタブ１０を端子兼用の封口蓋
１１内面に溶接して後、この封口蓋１１を絶縁パ
ツキング１２を介して外装缶３の折曲口縁により
装着する。
１１内面に溶接して後、この封口蓋１１を絶縁パ
ツキング１２を介して外装缶３の折曲口縁により
装着する。
上述の如く本考案によれば、外装缶内又は内缶
内に嵌着された陽極体に十字状、Ｙ字状などの放
射状縦孔を形設し、この縦孔にセパレータを介し
て陰極体を密接介挿しているので、陰陽極体を同
心的に配設したものに比し、反応面積を増大する
ことが出来ると共に特に陰極体は、集電板の放射
状片に夫々負極片を圧着してその中心部に貫通空
間が形成されるので、この空間が注液時の案内路
として又電解液溜部として働き、有機質電解液電
池における注液工程の効率化並びに反応に必要な
充分な液量確保が達成される。
内に嵌着された陽極体に十字状、Ｙ字状などの放
射状縦孔を形設し、この縦孔にセパレータを介し
て陰極体を密接介挿しているので、陰陽極体を同
心的に配設したものに比し、反応面積を増大する
ことが出来ると共に特に陰極体は、集電板の放射
状片に夫々負極片を圧着してその中心部に貫通空
間が形成されるので、この空間が注液時の案内路
として又電解液溜部として働き、有機質電解液電
池における注液工程の効率化並びに反応に必要な
充分な液量確保が達成される。
第１図，第２図は本考案電池の異る実施例を示
す縦断面図、第３図は同上の組立状態を示す分解
斜面図、第４図は陰極体の断面図、第５図は同上
の要部斜面図である。 １……陽極体、２……放射状縦孔、３……外装
缶、５……陰極体、６……集電板、７……陰極
片、８……空間、９……セパレータ、１１……封
口蓋。
す縦断面図、第３図は同上の組立状態を示す分解
斜面図、第４図は陰極体の断面図、第５図は同上
の要部斜面図である。 １……陽極体、２……放射状縦孔、３……外装
缶、５……陰極体、６……集電板、７……陰極
片、８……空間、９……セパレータ、１１……封
口蓋。
Claims (1)
- 端子兼用の外装缶内又はこの外装缶に内設した
内缶内に嵌着され、且中心で互に連通する複数の
放射状縦孔を形設した陽極体と、前記放射状縦孔
にセパレータを介して密接介挿され且つ集電板の
複数の放射状片に夫々軽金属よりなる陰極片を圧
着して中心部に貫通空間が形成されている陰極体
とよりなる有機電解質電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1736280U JPS6114134Y2 (ja) | 1980-02-13 | 1980-02-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1736280U JPS6114134Y2 (ja) | 1980-02-13 | 1980-02-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56119262U JPS56119262U (ja) | 1981-09-11 |
| JPS6114134Y2 true JPS6114134Y2 (ja) | 1986-05-01 |
Family
ID=29613723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1736280U Expired JPS6114134Y2 (ja) | 1980-02-13 | 1980-02-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6114134Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-13 JP JP1736280U patent/JPS6114134Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56119262U (ja) | 1981-09-11 |
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