JPS5831320Y2 - 円筒型電池 - Google Patents
円筒型電池Info
- Publication number
- JPS5831320Y2 JPS5831320Y2 JP1978044576U JP4457678U JPS5831320Y2 JP S5831320 Y2 JPS5831320 Y2 JP S5831320Y2 JP 1978044576 U JP1978044576 U JP 1978044576U JP 4457678 U JP4457678 U JP 4457678U JP S5831320 Y2 JPS5831320 Y2 JP S5831320Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- lead
- out piece
- metal case
- annular member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は円筒型電池に係り、特に外部端子を兼ねる有底
筒状金属ケースに所定極板の導出片を容易に、且つ確実
に接続しつる構造を提案するものである。
筒状金属ケースに所定極板の導出片を容易に、且つ確実
に接続しつる構造を提案するものである。
従来の円筒型電池においては例えば第5図或いは第6図
に示す如く、陰極端子を兼ねる有底筒状の金属ケース1
1内にセパレータを:介して陰、陽極板を巻回せる電極
群13を収納し、陽極板の導出片14′を陽極端子を兼
ねる封口蓋19の内底面にスポット溶接し、一方陰極板
の導出片15′は金属ケース11の内底面或いは内側面
にスポット溶接して接続されていた。
に示す如く、陰極端子を兼ねる有底筒状の金属ケース1
1内にセパレータを:介して陰、陽極板を巻回せる電極
群13を収納し、陽極板の導出片14′を陽極端子を兼
ねる封口蓋19の内底面にスポット溶接し、一方陰極板
の導出片15′は金属ケース11の内底面或いは内側面
にスポット溶接して接続されていた。
而して、陰極導出片15′の金属ケース11へのスポッ
ト溶接による接続は陽極導出片14′を封口蓋19に接
続する場合に比して煩雑で作業性が悪く、且つ金属ケー
スとしてアルミニウム、銅等の如く電気電導性が極めて
良好な素材を用いる場合にはスポット溶接の適用が困難
である。
ト溶接による接続は陽極導出片14′を封口蓋19に接
続する場合に比して煩雑で作業性が悪く、且つ金属ケー
スとしてアルミニウム、銅等の如く電気電導性が極めて
良好な素材を用いる場合にはスポット溶接の適用が困難
である。
本考案は斯る点に鑑みてなされたものであり、金属ケー
スに所定極板の導出片をスポット溶接を利用することな
く、容易に且つ確実に接続せしめるものである。
スに所定極板の導出片をスポット溶接を利用することな
く、容易に且つ確実に接続せしめるものである。
以下、本考案の一実施例を円筒型の非水電池を例にとり
図面に基づき説明すると、上は上部外周面に環状の内方
突起2を形設せる有底筒状の金属ケースであって陽極端
子を兼ねるものである。
図面に基づき説明すると、上は上部外周面に環状の内方
突起2を形設せる有底筒状の金属ケースであって陽極端
子を兼ねるものである。
3は前記ケース1内に収納される電極群であって、二酸
化マンガンを活物質とする陽極板4とリチウム圧延板よ
りなる陰極板5とをセパレータ6を介し巻回して渦巻状
に形成されている。
化マンガンを活物質とする陽極板4とリチウム圧延板よ
りなる陰極板5とをセパレータ6を介し巻回して渦巻状
に形成されている。
4′は陽極板4の導出片であって、前記ケース1の内方
突起2の内側面に沿って導出され、第4図に詳述するよ
うに例えばポリエチレン、ポリプロピレン等よりなりそ
の外径が前記ケース1の内径に略一致する環状部材7を
前記環状突起2に当接する位置まで嵌合することにより
、第2図の部分Aにおいて陽極導出片4′はケース1の
内側面に圧着されることになる。
突起2の内側面に沿って導出され、第4図に詳述するよ
うに例えばポリエチレン、ポリプロピレン等よりなりそ
の外径が前記ケース1の内径に略一致する環状部材7を
前記環状突起2に当接する位置まで嵌合することにより
、第2図の部分Aにおいて陽極導出片4′はケース1の
内側面に圧着されることになる。
5′は陰極導出片であって前記環状部材7の中心透孔7
′を介し鍔縁に絶縁バッキング8を一体成形してなる陰
極端子兼用封口蓋9の内底面にスポット溶接により固着
される。
′を介し鍔縁に絶縁バッキング8を一体成形してなる陰
極端子兼用封口蓋9の内底面にスポット溶接により固着
される。
そしてこの封口蓋9をケース1の開口部に嵌着しなるの
ち、ケース1の開口縁を折曲し絶縁バッキング8を締着
して第3図に示す完成電池を得る。
ち、ケース1の開口縁を折曲し絶縁バッキング8を締着
して第3図に示す完成電池を得る。
上述した如く、本考案電池構造によれば外部端子を兼ね
る有底筒状金属ケースの上部外周面に設けた環状の内方
突起側面に沿って所定極板の導出片を導出すると共に金
属ケースの内径と略一致する外径を有した環状部材を金
属ケースの開口部に嵌合し、この環状部材により導出片
を金属ケースの内側面に圧着して導出片と金属ケースと
を接続するものであり、導出片は金属ケースの内側面と
環状部材との間に強圧下で挟着されることになり、確実
な電気接続状態が維持されると共にスポット溶接を要し
ないため作業性が改善される。
る有底筒状金属ケースの上部外周面に設けた環状の内方
突起側面に沿って所定極板の導出片を導出すると共に金
属ケースの内径と略一致する外径を有した環状部材を金
属ケースの開口部に嵌合し、この環状部材により導出片
を金属ケースの内側面に圧着して導出片と金属ケースと
を接続するものであり、導出片は金属ケースの内側面と
環状部材との間に強圧下で挟着されることになり、確実
な電気接続状態が維持されると共にスポット溶接を要し
ないため作業性が改善される。
又、従来電池においては絶縁バッキングの下面を金属ケ
ースの上部外周面に設けた環状の内方突起で受けていた
が、本考案電池においては環状部材で受けることになる
ため絶縁バッキングの安定性が向上し、この結果金属ケ
ースの開口縁を絶縁バッキングに締着して行う密封効果
が改善されるので耐漏液性がすぐれる等、極めて実用的
効果大なるものである。
ースの上部外周面に設けた環状の内方突起で受けていた
が、本考案電池においては環状部材で受けることになる
ため絶縁バッキングの安定性が向上し、この結果金属ケ
ースの開口縁を絶縁バッキングに締着して行う密封効果
が改善されるので耐漏液性がすぐれる等、極めて実用的
効果大なるものである。
尚、本考案は実施例で示したように金属ケースを陽極端
子として利用する非水電池以外に、通常のアルカリ蓄電
池等、種々の円筒型電池に適用しうろことは明らかであ
る。
子として利用する非水電池以外に、通常のアルカリ蓄電
池等、種々の円筒型電池に適用しうろことは明らかであ
る。
第1図乃至第4図は本考案に係り、第1図は組立構造を
示す半断面図、第2図は環状部材を嵌合した状態の要部
拡大断面図、第3図は完成電池の半断面図、第4図は環
状部材の斜視図、第5図及び第6図は従来電池の組立構
造を示す半断面図である。 1・・・・・・外部端子兼用の金属ケース、2・・・・
・・環状の内方突起、3・・・・・・電極群、4・・・
・・・陽極板、4′・・・・・・隔板導出片、5・・・
・・・陰極板、5′・・・・・・陰極導出片、7・・・
・・・環状部材、9・・・・・・封口蓋。
示す半断面図、第2図は環状部材を嵌合した状態の要部
拡大断面図、第3図は完成電池の半断面図、第4図は環
状部材の斜視図、第5図及び第6図は従来電池の組立構
造を示す半断面図である。 1・・・・・・外部端子兼用の金属ケース、2・・・・
・・環状の内方突起、3・・・・・・電極群、4・・・
・・・陽極板、4′・・・・・・隔板導出片、5・・・
・・・陰極板、5′・・・・・・陰極導出片、7・・・
・・・環状部材、9・・・・・・封口蓋。
Claims (1)
- 外部端子を兼ねる有底筒状金属ケースの上部外周面に設
けた環状の内方突起上方のケース内側面と、該ケースの
内側面に密接する環状部材との間に所定極板の導出片を
挟着すると共に、前記環状部材にて支持される絶縁バッ
キングに前記ケースの開口縁を締着してなる円筒型電池
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978044576U JPS5831320Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 円筒型電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978044576U JPS5831320Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 円筒型電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54146313U JPS54146313U (ja) | 1979-10-11 |
JPS5831320Y2 true JPS5831320Y2 (ja) | 1983-07-11 |
Family
ID=28921171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978044576U Expired JPS5831320Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 円筒型電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831320Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48102525U (ja) * | 1972-03-06 | 1973-12-01 |
-
1978
- 1978-03-31 JP JP1978044576U patent/JPS5831320Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54146313U (ja) | 1979-10-11 |
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