JPS594453Y2 - 電池 - Google Patents

電池

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Publication number
JPS594453Y2
JPS594453Y2 JP1978083336U JP8333678U JPS594453Y2 JP S594453 Y2 JPS594453 Y2 JP S594453Y2 JP 1978083336 U JP1978083336 U JP 1978083336U JP 8333678 U JP8333678 U JP 8333678U JP S594453 Y2 JPS594453 Y2 JP S594453Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive electrode
electrode plate
negative electrode
pair
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978083336U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54182820U (ja
Inventor
宏之助 池田
訓 生川
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP1978083336U priority Critical patent/JPS594453Y2/ja
Priority to GB7905550A priority patent/GB2016199B/en
Priority to US06/012,731 priority patent/US4226925A/en
Priority to DE2907383A priority patent/DE2907383C2/de
Priority to FR7905903A priority patent/FR2432772B1/fr
Publication of JPS54182820U publication Critical patent/JPS54182820U/ja
Priority to HK425/83A priority patent/HK42583A/xx
Application granted granted Critical
Publication of JPS594453Y2 publication Critical patent/JPS594453Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一対の二酸化マンガン正極板と一対のリチウム
負極板とをセパレータを介して交互に積重せる電極体を
備えた電池に関するものである。
この積電池において、負極活物質として用いるノチウム
はそのエネルギー密度が極めて高く、二酸化マンガンを
活物質とする正極板と組合せた場合、その放電当量はリ
チウム極:二酸化マンガン極″=i1:2となる。
その理由は次の通りである。即ち、リチウムの真密度(
g/cm”)は0.534であり、リチウム極はリチウ
ム板それ自身を使用しつるためリチウム極の成型体とし
ての見掛密度(g/cnn”)も0.534である。
一方二酸化マンガンのそれ自体の真密度(g/cm”)
は5.00であるが、二酸化マンガン極を作成するに際
しては周知のように、二酸化マンガン粉末:その他の部
材(結着剤及び導電剤)#90:10の割合で混合した
混合物を成型して電極としており、二酸化マンガン電極
としての見掛密度(g/cm3)は約3.00となる。
次に電気化学当量(g/Ah)について云えばリチウム
は0.2589、二酸化マンガンは3.24である。
故に放電当量(cm3/Ah) C=電気電気化学当量
/型体の見掛密度〕を算出するとリチウム極:二酸化マ
ンガン極=0.485 : 1.08となり約1:2の
関係となる。
従って一対の正極板と一対の負極板をセパレータを介し
て交互に積重すると一対の負極板で挟持される正極板と
積重電極群の最端部に位置する正極板とはその径を略同
−とすると厚み比は2:1となる。
この理由を更に詳述するに、正、負極板の径を略同−と
した場合、放電当量を考慮すると各極板の厚み比は、第
1負極:第1正極板:第2負極板:第2正極板ξ1:4
:2:2となるためである。
ここで負極板はリチウム圧延板よりなるためその厚み調
整は容易であるが、一方正極板は二酸化マンガン活物質
粉末に導電剤及び糊料液或いは結合剤を加えてペースト
式法又は加圧成型法にて作成されるため厚みの異なる正
極板を個別に製造することは作業上極めて煩雑となるも
のである。
本考案は斯る点に鑑みてなされたものであり、一対の負
極板間に挟持される一方の正極板を2枚構成として各正
極板の厚みを同一厚みとし、正極板は一定厚みのものを
使用可能とすると共に厚み調整の容易な負極板について
は前記一対の正極板間に挾持される一方の負極板と他の
負極板との厚み比を2:1とするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
1は正極端子を兼ねる電池容器であってステンレス鋼よ
りなる。
2は一端開口面に内向の鍔縁21を有する正極集電体兼
用の筒状導電内鑵であり、前記容器1の内側面に密接す
るように容器1内に嵌着されている。
又、この導電内鑵2の内部には一対の正極板3A、3B
とこれら正極板によりセパレータ4A、4Bを介して挾
持された第1の負極板5Aとが介挿されている。
前記正極板3A、3Bは二酸化マンガンを活物質とし、
これに導電剤及び糊料液を加えてペース1〜状とし、こ
のペーストを電極芯体6に塗着、乾燥して得たものであ
り、その外径は前記導電内鑵2の内側面に密着する大き
さを呈し、依って導電内鑵2を介して前記一対の正極板
3A、3Bが電気接続されている。
負極板5Aはリチウム圧延板を打抜いたものよりなり、
その外径は前記導電内鑵2に接触することがない大きさ
は設計されている。
7はその周縁部に絶縁バッキング8を一体成形してなる
負極端子兼用の封口蓋であり、その内底面にはステンレ
ス板よりなる負極集電体9がスポット溶接により固着さ
れている。
そして剤記封口蓋7の平面部の絶縁バッキング8とで形
成される凹所には前記負極集電体9に圧着された第2の
負極板5Bとこの負極板5Bとはセパレータ4Cを介し
て配された第3の正極板3Cとが収納されている。
10は前記一対の負極板5A、5Bを電気接続するため
の接続体であって、第1、第3の正極板3A、3C及び
セパレータ4A、4Cに設けた中心透孔13に介在せる
絶縁筒体11と、この筒体内に嵌着され、且その上下端
が筒体より露出せる導電ピン12とよりなり、導電ピン
12の上下端が前記一対の負極板5 A、5 Bに当接
或いは喰い込むものである。
この接続体10を第2図に示したが絶縁筒体11はポリ
プロピレン樹脂或いはポリエチレン樹脂等よりなり、且
少くとも導電ピン12が正極板3A及び3Cに当接する
のを阻止しうる長さを有することが必要である。
又、14は第1正極板3Aと第3正極板3Cとを電気接
続するための弾性を有する導電板である。
電池の組立に際しては第3図に示す如く第1の負極板5
Aをセパレータ4A、4Bを介して挾持せる第1、第2
の正極板3A、3Bを導電内鑵2内に嵌着し、且つ第2
図に示す接続体10を第1の正極板3Aに設けた中心透
孔13に貫通せしめ、第1の負極板5Aに圧接したるも
のを電池容器1内に嵌着する。
ついで第1の正極板3Aの上面に導電板14を配置する
その後、絶縁バッキング8と封口蓋7の平面部とで形成
される凹所にセパレータ4Cを介して第2の負極板5B
と第3の正極板3Cとを収納せる封口蓋7を前記導電内
鑵2の鍔縁21上に載置し、最後に電池容器1の開口縁
を折曲げ封口蓋7を封口して完成電池を得る。
尚、電解液は電池組立工程セパレータに所定量を含浸せ
しめればよい。
上述した如く、本考案は一対の二酸化マンガン正極板と
一対のリチウム負極板とをセパレータを介して交互に積
重せる電極体を備えた電池に関するものであり、一対の
負板枠間に介在する正極板を略同−厚みの正極板の2枚
構成とすることにより、使用する各正極板は同一厚みの
ものを使用可能ならしめるものであり、従来のように二
酸化マンガン正極板とリチウム負極板との放電当量の差
異に基づいて厚みの異なる正極板を用いる場合に比して
、正極板の製造工程の煩雑さが解消されるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいづれも本考案に係り、第1図は電池の縦断面図
、第2図は接続体の斜視図、第3図は電池組立工程にお
ける状態図を夫々示す。 1・・・・・・電池容器、2・・・・・・導電内鑵、2
1・・・・・・鍔縁、3A、3B、3C・・・・・・正
極板、4A、4B、4C・・・・・・セパレータ、5A
、5B・・・・・・負極板、7・・・・・・封20蓋、
8・・・・・・絶縁バッキング、10・・・・・・接続
体、11・・・・・・絶縁筒体、12・・・・・・導電
ピン、13・・・・・・中心透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の二酸化マンガン正極板と一対のリチウム負極板と
    をセパレータを介して交互に積重せる電極体を備えた電
    池であって、前記一対の負極板間に挟持される一方の正
    極板を2枚構成とし、各正極板の厚みを同一厚みとする
    と共に前記一対の正極板間に挟持される一方の負極板と
    他の負極板との厚み比を2:1としたことを特徴とする
    電池。
JP1978083336U 1978-03-08 1978-06-14 電池 Expired JPS594453Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978083336U JPS594453Y2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14 電池
GB7905550A GB2016199B (en) 1978-03-08 1979-02-16 Battery
US06/012,731 US4226925A (en) 1978-03-08 1979-02-16 Battery with internal electrical connector
DE2907383A DE2907383C2 (de) 1978-03-08 1979-02-26 Galvanische Zelle
FR7905903A FR2432772B1 (fr) 1978-03-08 1979-03-07 Piles ayant plusieurs electrodes positives et negatives alternativement superposees
HK425/83A HK42583A (en) 1978-03-08 1983-10-13 Battery

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978083336U JPS594453Y2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14 電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54182820U JPS54182820U (ja) 1979-12-25
JPS594453Y2 true JPS594453Y2 (ja) 1984-02-08

Family

ID=29005028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978083336U Expired JPS594453Y2 (ja) 1978-03-08 1978-06-14 電池

Country Status (1)

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JP (1) JPS594453Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5383337A (en) * 1976-12-28 1978-07-22 Omron Tateisi Electronics Co Automatic door opening and closing system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5383337A (en) * 1976-12-28 1978-07-22 Omron Tateisi Electronics Co Automatic door opening and closing system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54182820U (ja) 1979-12-25

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