JPS6113994Y2 - - Google Patents

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JPS6113994Y2
JPS6113994Y2 JP6747477U JP6747477U JPS6113994Y2 JP S6113994 Y2 JPS6113994 Y2 JP S6113994Y2 JP 6747477 U JP6747477 U JP 6747477U JP 6747477 U JP6747477 U JP 6747477U JP S6113994 Y2 JPS6113994 Y2 JP S6113994Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ring
sound
hole
cover glass
sound emitting
Prior art date
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Expired
Application number
JP6747477U
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JPS53160975U (ja
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Publication of JPS6113994Y2 publication Critical patent/JPS6113994Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、音響装置付携帯時計側に関するもの
であり、加工上容易で防水品質の優れた携帯時計
側を得ることを目的とした、音響装置付携帯時計
側に関するものである。音響装置付携帯時計側の
胴に音響装置装着穴を設ける場合、一体構造の装
着穴とすると、装着穴設着部分を型打ちし、更に
前記穴をサライ加工しなくてはならず、型打ちの
肉が厚くなると共に、サライ加工も困難になり音
響装置の入る前記穴の内面の仕上りも悪く、防水
性についても良好な仕上面が得られなくなるため
加工上および品質上の問題が生じる。
本考案は、上記の様な問題が生じることなく、
加工を容易とし更に良好な防水品質が得られるも
のであり、音響装置付携帯時計側の上方に放音穴
を有する胴の内部に、前記放音穴よりも大きい内
径を有する音響装置装着用リングの案内となる様
にサライを設け、別体加工した前記音響装置装着
用リングを前記サライを案内として、胴にロー
付、接着などにより水密的に固着させ、音響装置
装着用穴を構成することにより、加工を容易に
し、防水品質上良好な仕上面を得ることを可能に
したものである。
本考案の要旨は、 a 上方に放音穴1bが設けられた胴1と、 b 胴1の放音穴1bの隣接位置に装着されたカ
バーガラス8と、 c 前記放音穴1bより大きい内径を有し、前記
放音穴1bをかこむ平面位置となる胴1内部
に、上端がロー付け、接着などで水密的に固着
され下方開口部の内面下端には案内面3bが形
成されている音響装置折着用リング3と、 d 前記リング3の下方開口部から前記リング3
内に挿入される音響装置2と、 e 前記リング3の内面と音響装置2の外側面と
の径方向間に弾圧介挿される防水パツキン4と
を有し、 f 胴1の前記放音穴1bは前記リング3の中心
に対して偏心した位置に設けられ、前記カバー
ガラス8は前記リング3に平面的にオーバーラ
ツプされた位置に配置されていることを特徴と
する音響装置付携帯時計側である。
本考案の実施例を図面により説明すると、第1
図において、胴1の内部に音響装置装着用リング
3の案内となる様にサライ1aが設けられ、別体
加工された音響装置装着用リング3が、前記サラ
イ1aを案内として胴1に水密的に固着されてい
る。前記リング3の案内としては、平面的なサラ
イに限らず、胴内側面へのサライ、あるいは切欠
など加工方法に応じた形状、構造でよく、また、
その固着方法も、ロー付、接着など形状、構造に
応じて選定して差し支えない。音響装置装着用リ
ング3の内面3aを案内として、固定と防水性の
役目を兼ねた合成ゴム、合成樹脂などから成る防
水パツキン4を介して音響装置2が装着されてい
る。即ち、音響装置2外周と前記リング3内面に
防水パツキンが弾圧、配設されている。前記リン
グ3の開口部には、パツキンの挿入を容易にする
ための案内面3cを設けてある。上記リング3は
胴中は別途製造できるので、内径も精度が向上
し、上記防水パツキン4の弾圧も安定し防水性と
固定性が安定する。
1bは音響装置2の音をケース外部に放音させ
る放音穴であり、前記音響装置装着用リング3の
中心に対して偏心した位置に前記リング3の内径
よりも小さい穴径で、かつ該リング3の穴が放音
穴を囲むごとく構成されている。従つて、胴上面
への放音効果が大きい。6は多孔質物質から成る
防塵シート、7は放音穴カバーである。第2図に
おいて、サライ1aの音響装置装着用リング3に
対する案内面1aは、前記リング3の全周に及ぶ
ものではなく、前記リング3を案内できる限度で
最小に抑えてある。これにより、表示パネルのパ
ネル押エ10と音響装置装着用リング3の中心3
cとの間隔を縮めることができ、径方向での小型
化も可能となる。また、音響装置装着用リング3
の中心に対して偏心した位置に前記リング3の内
径よりも小さい穴径の放音穴を設け、カバーガラ
ス5を前記リング3と平面的にオーバーラツプす
ることにより、カバーガラス8および見切板9の
外径を大きくとることができ、デザイン上、大き
なメリツトが得られる。
本考案は、まず放音穴1bが胴1の上方側、つ
まりカバーガラス8が装着された時計ケースの表
側に設けられているから、時計を腕等に装備した
際に音響装置2からの放音が携帯者に大きく届く
ことができる。これは放音穴が時計ケースの背面
や側面に設けられている場合に比べ顕著であり、
本考案は放音効率が高まるものである。一方、音
響装置2が挿入される音響装置装着用リング3が
胴1の内部に配置される場合に、このリング3は
放音穴1bをすつぽりと囲む平面位置と寸法に配
設されているから、このリング3内に挿入される
音響装置2からの発音がすべて放音穴1bより表
側に放音されることとなり、その放音が妨げられ
ることがない。従つて、時計ケースの表側への放
音がすこぶる良好となるものである。
一方、放音穴1bは、前述したリング3の中心
に対し偏心して配置され、前記リング3に隣接し
てカバーガラス8が前記偏心した量だけ偏心方向
に移動配置できるから、放音穴1bは前記リング
3の右端側に、カバーガラス8がその左側に隣接
配置されることとなり、しかも径寸法の大きいカ
バーガラス8と音響装置2が平面的にオーバーラ
ツプするように配置されたこととあいまつて、時
計ケースの小型化が実現できたものである。
更に、前記リング3は胴1内面に水密的に固定
され、このリング3と音響装置2との径方向間に
防水パツキン4が配置されているから、放音穴1
bより侵入する汗、水等も機械体内方まで侵入す
ることがないものである。又、防水パツキン4は
前記リング3の案内面3bにより音響装置2の前
記リング3への挿入がすこぶるし易くなるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す部分縦断面
図。第2図は、本考案の一実施例を示す平面図で
ある。 1……胴、1b……胴の放音穴、2……音響装
置、3……音響装置装着用リング、4……防水パ
ツキン、8……カバーガラス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 a 上方に放音穴1bが設けられた胴1と、 b 胴1の放音穴1bの接位置に装着されたカバ
    ーガラス8と、 c 前記放音穴1bより大きい内径を有し、前記
    放音穴1bをかこむ平面位置となる胴1内部
    に、上端がロー付、接着などで水密的に固着さ
    れ下方開口部の内面下端には案内面3bが形成
    されている音響装置装着用リング3と、 d 前記リング3の下方開口部から前記リング3
    内に挿入される音響装置2と、 e 前記リング3の内面と音響装置2の外側面と
    の径方向間に弾圧介挿される防水パツキン4と
    を有し、 f 胴1の前記放音穴1bは前記リング3の中心
    に対して偏心した位置に設けられ、前記カバー
    ガラス8は前記リング3に平面的にオーバーラ
    ツプされた位置に配置されていることを特徴と
    する音響装置付携帯時計側。
JP6747477U 1977-05-25 1977-05-25 Expired JPS6113994Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6747477U JPS6113994Y2 (ja) 1977-05-25 1977-05-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6747477U JPS6113994Y2 (ja) 1977-05-25 1977-05-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53160975U JPS53160975U (ja) 1978-12-16
JPS6113994Y2 true JPS6113994Y2 (ja) 1986-04-30

Family

ID=28974454

Family Applications (1)

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JP6747477U Expired JPS6113994Y2 (ja) 1977-05-25 1977-05-25

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JPS53160975U (ja) 1978-12-16

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