JPH0210558Y2 - - Google Patents

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JPH0210558Y2
JPH0210558Y2 JP1980054817U JP5481780U JPH0210558Y2 JP H0210558 Y2 JPH0210558 Y2 JP H0210558Y2 JP 1980054817 U JP1980054817 U JP 1980054817U JP 5481780 U JP5481780 U JP 5481780U JP H0210558 Y2 JPH0210558 Y2 JP H0210558Y2
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JP
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sound emitting
emitting plate
buzzer
waterproof
frame
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JP1980054817U
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JPS56156098U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアラーム電子時計の音源として用いら
れる小型ブザーの防水構造に関し、特に、水仕事
時、あるいは、水泳中にでも携帯可能な、極めて
防水性能の優れた小型ブザーの防水構造に関す
る。
従来、防水時計と称される小型ブザーの構造
は、第1図に示すように、磁心1とコイル2と永
久磁石3とから成る励振部4と、励振部4と対向
配置される振動板5と振動板5を載置する振動板
支持体6と、不銹性の金属薄板を絞り加工により
成形した放音板7と、ブザー枠8により構成され
る。放音板7は、振動板支持体6と嵌合すると共
に、ブザー枠8の内壁に形成した環状溝に配置す
る防水パツキン9の弾性力により、ブザー枠8と
結合する。また、ブザー枠8の一部には円筒部1
1が形成され、その外周にブザーパツキン10を
設けることにより、時計ケース12に容易に取付
け得る。このように構成された小型ブザーは、時
計ケース12とブザー枠8とはブザーパツキン1
0で、また、ブザー枠8と放音板7とは防水パツ
キン9により気密封止されるので時計内部の防水
が保たれる。しかしながら、この構造では、放音
板7は絞り加工する必要性から、比較的柔軟な材
料でなければならず、それ故に、耐圧強度に限界
があり、通常の防水時計の耐圧保障とされる3気
圧加圧に絶えるのがやつとであつた。それ以上の
加圧力には、放音板7が塑性変形を始め、序々に
初期のブザー性能が損なわれる結果となつた。ま
た、防水パツキン9の弾性力が強すぎると、極め
て組込みづらく、また、ゆるいと防水不良を起こ
したり、放音板7が加圧されてブザー枠8から外
れたりすることもあつた。
本考案はこのような従来の欠点に鑑がみ改善せ
んとするものであり、特に耐圧強度を大幅に向上
させ、水中のスポーツ用として使用しても、防水
性能を確保し、かつ、ブザーの性能を損なうこと
のない小型ブザーの防水耐圧構造を提供するもの
である。
以下、図面に従い、本考案を詳細に説明する。
以下、図面に従い、本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案に従う小型ブザーの一実施例を
示す断面図であり、励振部4の構成は第1図と同
様である。励振部4と間隔を置いて対向する振動
板5は振動板支持体13に載置支持され、振動板
支持体13は放音板支持体17と係合するよう形
成される。放音板支持体17は放音板23の外周
部に接して支持する面と、さらに放音板23とわ
ずかのすきまを保つて内側に伸びる面とがある。
放音板支持体17の外縁には突出部18があり、
ブザー枠19と段部20と結合する。放音板支持
体17と、ブザー枠19の結合は、ブザー枠19
のパツキン溝21に防水パツキン22を配設し、
平らな円形の不銹性金属材料より成る放音板23
を挿入した後、放音板支持体17を、ブザー枠1
9に押し込むようにして成される。従つて、一
端、放音板支持体17をブザー枠19に組み込ん
でしまえば、分解することはできないが、放音板
23前後の気密性、水密性は確実となる。時計ケ
ース12に取付ける際には、ブザー枠19の円筒
部11にブザーパツキン10を設けることによ
り、取付けが容易で、かつ、確実な防水性が得ら
れる。かかる構成を成す小型ブザーに外圧が加わ
れば、放音板23は変形しようとするが、放音支
持体と放音板23とのすきまだけ、放音板がたわ
んで放音板支持体の内側に伸びる面に係合して支
えられ、それ以上は変形が進まないが故に、塑性
変形から免がれる。また、放音板23は単純な形
状であるから、加工性も良く、そもそも強度的に
有利である。第3図は本考案の他の実施例であ
り、放音板支持体27と、ブザー枠29をネジ結
合で構成したものである。この構造によると、す
べての部品が分解可能となる。第4図は本考案の
小型ブザーを腕時計計に取付けた時の実施例であ
る。放音板23前後の防水性は防水パツキン22
により、また、外気と時計ケース内との防水性は
ブザーパツキン10により得られ、実験的に12気
圧の加圧でも放音板23はほとんど塑性変形を生
じることなく、従つて、ブザー性能を損なうこと
がなかつた。
上述したように、本考案によれば、放音板に大
きな圧力が加わつても塑性変形を生じることがな
いので、水中のスポーツ用として使用しても、防
水性能を確保でき、かつ、ブザー性能を損なうこ
とがないので所期の目的を十分に達し、腕時計に
使用してその価値は多大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の小型ブザーの断面図である。第
2図、第3図はそれぞれ本考案に従う小型ブザー
の実施例を示す断面図である。第4図は本考案に
従う小型ブザーを腕時計に取付けた場合の実施例
を示す図である。 5……振動板、7,23……放音板、8,1
9,29……ブザー枠、9,22……防水パツキ
ン、17,27……放音板支持体、18……突出
部、20……段部、21……パツキン溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電気的あるいは磁気的に駆動される振動板
    と、該振動板とほぼ気密な空間を介して空気バ
    ネ結合されかつ外気に接する放音板と、該放音
    板から発する音響を外部に導くブザー枠とによ
    り少なくとも構成される小型ブザーにおいて、
    該振動板と該放音板の間に放音板支持体を介在
    せしめ、該放音板支持体は放音板の外周部に接
    して支持する面と、放音板とすきまを保つて内
    側に伸びる面とを有し、前記放音板の外周部の
    上面は前記ブザー枠のU字形状のパツキン溝に
    配設した防水パツキンにより押圧されることを
    特徴とする小型ブザーの防水耐圧構造。 (2) 前記防水パツキンの押圧を得る手段として、
    放音板支持体の外縁に突出部を設け、該突出部
    をブザー枠の段部に結合してなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の小型ブザーの防水耐圧
    構造。 (3) 前記放音板支持体の外周と、ブザー枠の内周
    がネジ結合してなる実用新案登録請求の範囲1
    項記載の小型ブザーの防水耐圧構造。
JP1980054817U 1980-04-22 1980-04-22 Expired JPH0210558Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980054817U JPH0210558Y2 (ja) 1980-04-22 1980-04-22

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JP1980054817U JPH0210558Y2 (ja) 1980-04-22 1980-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56156098U JPS56156098U (ja) 1981-11-20
JPH0210558Y2 true JPH0210558Y2 (ja) 1990-03-15

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ID=29649523

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55172892U (ja) * 1979-05-29 1980-12-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56156098U (ja) 1981-11-20

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