JPS6130227Y2 - - Google Patents

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JPS6130227Y2
JPS6130227Y2 JP7142578U JP7142578U JPS6130227Y2 JP S6130227 Y2 JPS6130227 Y2 JP S6130227Y2 JP 7142578 U JP7142578 U JP 7142578U JP 7142578 U JP7142578 U JP 7142578U JP S6130227 Y2 JPS6130227 Y2 JP S6130227Y2
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JP
Japan
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sound
ring
back cover
sound emitting
diaphragm
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JP7142578U
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JPS54173773U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アラーム時計における放音装置に関
するものである。
アラーム腕時計、特に圧電素子を付着させた振
動板による音響発生装置を有するアラーム腕時計
では、振動板の形状等の理由から、音響発生装置
がムーブメントの下側に配置されている。このよ
うに音響発生装置がムーブメントの下側に位置し
ていると、音が聞えにくいので、音響発生装置よ
り時計の上部に達する放音通路を設け、時計上面
の放音穴より音を放出するようにした装置が提案
されている。しかしながら、放音のために時計の
上面よりムーブメント下側の音響発生装置迄伸び
る通路を設けた場合、その通路側空間とムーブメ
ントとの間に防水装置を設けなければならない
が、放音機能を減ずることなく防水効果の確実な
装置を構成することが困難であつた。
そこで本考案は、スナツプ式に胴に取付られる
裏蓋を有し、ムーブメントの下側に音響発生装置
を設け、そこより時計上面に達する放音通路を設
けた時計において、放音に影響を与えることなく
防水効果を上げることのできる装置を提供するこ
とを目的とするものである。
本考案による装置は、裏蓋の内側に環状の突起
による喰い付き部が設けられ、該喰い付き部の上
面と胴との間にOリングを介して音響発生装置の
端部を挾んで圧縮する密封構造を形成し、前記O
リングの下方において喰い付き部にその内外を連
通する連通溝が形成され、更に胴には前記連通溝
に連通し、且胴の上面に開口する放音穴が設けら
れたことを特徴とするものである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
図において1は胴、2はガラス、3はムーブメ
ントで、環状の中枠4と共に胴1内に裏側より挿
入される。中枠4の下部と胴1の下部とに跨つて
設けられた環状溝5内にOリング6を嵌め、その
上に円板状の振動板7の周縁を載せ、更に押えリ
ング8が重ねられる。裏蓋9の喰い付き部10を
胴1の係合部11にスナツプ式に嵌め込むことに
より、押えリング8の下側に設けられた環状の段
部12に喰い付き部10の角部が係合して押えリ
ング8を上方に押し上げ振動板7の縁部をOリン
グ6に圧着させている。喰い付き部10は裏蓋9
の内側に環状に突出して設けられたもので、適当
個所に内外を連通する連通溝14が設けられてい
る。胴1には前記溝14に連通する上下方向の放
音穴15が設けられ、該放音穴は胴の上面に開口
している。而して、裏蓋9と胴1とは一定の位置
で係合するよう位置決め手段(図示せず)が設け
られ、前記の放音穴15と連通溝14が一致する
ように構成されている。尚、図において16は振
動板7に固着された圧電素子、17は放音穴15
の開放部に取付られた多孔板製の化粧板、18は
電池蓋で、バヨネツトリング19に取付られてい
る。電池蓋の端部は内胴の裏蓋部分に当つている
ので水圧を受けても、電池蓋を介して振動数が変
形することはない。
以上のような構造であるから、振動板7と裏蓋
9との間の空間20は連通溝14を通つて放音穴
15に連通している。従つて振動板7の振動によ
る音は空間20より前記の連通溝を通つて放音穴
に至り、上部の開口より放出する。裏蓋9を嵌合
する場合、胴1との関係位置が定められているの
で、連通溝は放音穴に必ず一致し、振動板の音は
遮断されることなく外部に放出される。
上記のように振動板7の下側の空間は時計の上
方外部と連通しているが、振動板の上側の空間は
Oリング6によつて密封されている。尚押えリン
グ8は適宜な形状を選定でき、第3図に示すよう
に上側部8a及び垂直部8bを大きくすることに
より振動板を確実に保持し、又防水効果を高める
ことができる。
以上で明かなようにスナツプ式裏蓋を有する時
計において、本考案によれば、振動板をOリング
による防水構造によつて胴に固定し、その防水構
造の下側を通る放音通路を設け、そこを通して放
音するので、防水の効果を保持した放音装置を提
供することができる。更に多孔板製の化粧板によ
り、外からの異物の進入を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図のA−A断面図、第3図は押えリング
部の変形例を示す断面図である。 1……胴、2……ガラス、3……ムーブメン
ト、4……中枠、5……環状溝、6……Oリン
グ、7……振動板、8……押えリング、9……裏
蓋、10……喰い付き部、11……係合部、12
……段部、14……連通溝、15……放音穴、1
6……圧電素子、17……化粧板、18……電池
蓋、19……バヨネツトリング、20……空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スナツプ式の裏蓋を有し、ムーブメントの下側
    と裏蓋との間に音響発生装置を設けたアラーム時
    計において、裏蓋の内側に環状の突起による喰い
    付き部が設けられ、該喰い付き部の上部と胴との
    間にOリングを介して音響発生装置の端部を挾ん
    で圧縮する密封構造を形成し、前記Oリングの下
    方において喰い付き部にその内外を連通する連通
    溝が形成され、胴には前記連通溝に連通し、且胴
    の上面に開口する放音穴を設け、前記放音穴の開
    放部に多孔板製の化粧板を取付けたことを特徴と
    するアラーム時計における放音装置。
JP7142578U 1978-05-26 1978-05-26 Expired JPS6130227Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7142578U JPS6130227Y2 (ja) 1978-05-26 1978-05-26

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JP7142578U JPS6130227Y2 (ja) 1978-05-26 1978-05-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54173773U JPS54173773U (ja) 1979-12-07
JPS6130227Y2 true JPS6130227Y2 (ja) 1986-09-04

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ID=28982168

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JP7142578U Expired JPS6130227Y2 (ja) 1978-05-26 1978-05-26

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JPS54173773U (ja) 1979-12-07

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