JPS6032619Y2 - 時計ガラスの防水構造 - Google Patents
時計ガラスの防水構造Info
- Publication number
- JPS6032619Y2 JPS6032619Y2 JP1980147249U JP14724980U JPS6032619Y2 JP S6032619 Y2 JPS6032619 Y2 JP S6032619Y2 JP 1980147249 U JP1980147249 U JP 1980147249U JP 14724980 U JP14724980 U JP 14724980U JP S6032619 Y2 JPS6032619 Y2 JP S6032619Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- waterproof structure
- shell
- held
- compressed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electric Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、特にダイパーウォッチのような高水圧状態に
おいて用いる時計のガラス防水構造に関する。
おいて用いる時計のガラス防水構造に関する。
たとえば、ダイパーウォッチのように高い水圧の下で使
用される時計には防水構造が施こされているが、裏蓋の
防水構造に比してガラス周囲における防水構造は未だ完
全とは言えない。
用される時計には防水構造が施こされているが、裏蓋の
防水構造に比してガラス周囲における防水構造は未だ完
全とは言えない。
そこで、本考案は高水圧下においても十分耐え得る時計
ガラスの防水構造を提供せんとするものである。
ガラスの防水構造を提供せんとするものである。
以下に本考案の実施例を図にもとすいて詳述する。
図面は腕時計の一部断面図である。符号1は胴であり、
この胴1の上端部には内向きのつば部1aを設けている
。
この胴1の上端部には内向きのつば部1aを設けている
。
つば部1aの下面とガラス2の外周側面中間部に設ける
段部2aとの間で緩衝シート3が挟持されている。
段部2aとの間で緩衝シート3が挟持されている。
この緩衝シート3は、軟質材からなるシートであり、ガ
ラス2がつば部1aに押圧されることによる割れを防止
している。
ラス2がつば部1aに押圧されることによる割れを防止
している。
ガラス2は胴1の裏蓋4側から挿入してガラス2の上部
約半分を胴1の上端部から突出させる。
約半分を胴1の上端部から突出させる。
胴1内部に在るガラス2の外周面と胴1の内周面との間
で硬質パツキン5を圧縮保持する。
で硬質パツキン5を圧縮保持する。
この硬質パツキン5は、その肉厚より十分大きな高さを
有し、ガラス2と胴1とで圧縮保持されるとともにその
上端面で緩衝シート3をつば部1aの下面へと押圧保持
している。
有し、ガラス2と胴1とで圧縮保持されるとともにその
上端面で緩衝シート3をつば部1aの下面へと押圧保持
している。
硬質パツキン5は、実質的にガラス2の外周から浸入し
ようとする水を阻止する役目をなすもので、ガラス2の
外周面と胴1の内周面とに広い接触面積をもって確実に
密着している。
ようとする水を阻止する役目をなすもので、ガラス2の
外周面と胴1の内周面とに広い接触面積をもって確実に
密着している。
硬質パツキン5によって阻止できない漏水は、軟質パツ
キン6でその胴1内への浸入は完全に阻止される。
キン6でその胴1内への浸入は完全に阻止される。
すなわち、軟質パツキン6は、ガラス2の下面周縁部と
保持リング7とで圧縮保持され、軟質材であるが故に十
分な圧縮代をもってガラス2の下面、胴1の内周面、保
持リング7の上面および硬質パツキン5の下面に密着し
ているからである。
保持リング7とで圧縮保持され、軟質材であるが故に十
分な圧縮代をもってガラス2の下面、胴1の内周面、保
持リング7の上面および硬質パツキン5の下面に密着し
ているからである。
さらに、軟質パツキン6はガラス2の割れ防止の役をも
果している。
果している。
保持リング7は胴1の内周面に螺合され、軟質パツキン
6を圧縮保持するとともにガラス2を固定する。
6を圧縮保持するとともにガラス2を固定する。
保持リング7の下面は工具挿入用の切り込み8を設けて
保持リング7を確実に締め付は可能にしている。
保持リング7を確実に締め付は可能にしている。
保持リング7の内周には見切りリング9を設け、その下
面に文字板10を接面させてムーブメント11とともに
中枠12で固定する。
面に文字板10を接面させてムーブメント11とともに
中枠12で固定する。
なお、図中符号13で示すものは回転ベゼルであり、こ
の回転ベゼル13の上面に設けた目盛板14に時間を表
わす数字を記して潜水時間が設定できるようにしている
。
の回転ベゼル13の上面に設けた目盛板14に時間を表
わす数字を記して潜水時間が設定できるようにしている
。
回転ベゼル13の外周には凹状溝15を複数設け、回転
ベゼル13で時間設定する際に回転ベゼル13を回転し
やすくしている。
ベゼル13で時間設定する際に回転ベゼル13を回転し
やすくしている。
而して、高圧下においても変形しにくく、かつ接触部材
との接触面積を大きくとった硬質パツキン5によって高
圧の水の浸入を阻止するとともに、ガラス2が胴1の内
方に押圧されて抜けることを防いでいる。
との接触面積を大きくとった硬質パツキン5によって高
圧の水の浸入を阻止するとともに、ガラス2が胴1の内
方に押圧されて抜けることを防いでいる。
たとえ、硬質パツキン5で水の浸入を阻止し得なかった
場合であっても、その水は高い圧力がかかつていないの
で密着性の良好な軟質パツキン6によって胴1内への氷
の浸入は完全に阻止される。
場合であっても、その水は高い圧力がかかつていないの
で密着性の良好な軟質パツキン6によって胴1内への氷
の浸入は完全に阻止される。
従って、本案によれば、時計に高い水圧がかかつても胴
内への水の浸入を完全に防ぐことができ、特に高水圧下
で用いるダイパーウォッチには顕著な効果がある。
内への水の浸入を完全に防ぐことができ、特に高水圧下
で用いるダイパーウォッチには顕著な効果がある。
図面は、本考案の実施例を示す腕時計のガラス防水構造
の一部断面図である。 1・・・・・・胴、1a・・・・・・つば部、2・・・
・・・ガラス、2a・・・・・・段部、3・・・・・・
緩衝シート、5・・・・・・硬質パツキン、6・・・・
・・軟質パツキン、7・・・・・・保持リング。
の一部断面図である。 1・・・・・・胴、1a・・・・・・つば部、2・・・
・・・ガラス、2a・・・・・・段部、3・・・・・・
緩衝シート、5・・・・・・硬質パツキン、6・・・・
・・軟質パツキン、7・・・・・・保持リング。
Claims (1)
- 胴と、その胴の内側から挿入して保持されるガラスと、
前記胴の上端内向つば部と前記ガラスの外周側中間部に
設ける段部とで挟持される緩衝シートと、前記胴の内周
面と前記ガラスの外周面との間で圧縮保持される硬質パ
ツキンと、前記ガラスの下面周縁部と前記胴に螺合する
保持リングと、圧縮保持される軟質パツキンとからなる
時計ガラスの防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980147249U JPS6032619Y2 (ja) | 1980-10-16 | 1980-10-16 | 時計ガラスの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980147249U JPS6032619Y2 (ja) | 1980-10-16 | 1980-10-16 | 時計ガラスの防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5770181U JPS5770181U (ja) | 1982-04-27 |
JPS6032619Y2 true JPS6032619Y2 (ja) | 1985-09-28 |
Family
ID=29506776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980147249U Expired JPS6032619Y2 (ja) | 1980-10-16 | 1980-10-16 | 時計ガラスの防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032619Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4714579B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2011-06-29 | セイコーインスツル株式会社 | 時計 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4843521A (ja) * | 1971-10-04 | 1973-06-23 | ||
JPS5229891A (en) * | 1975-09-03 | 1977-03-07 | Teijin Ltd | Process for producing polyesters |
JPS547700U (ja) * | 1977-06-17 | 1979-01-18 |
-
1980
- 1980-10-16 JP JP1980147249U patent/JPS6032619Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4843521A (ja) * | 1971-10-04 | 1973-06-23 | ||
JPS5229891A (en) * | 1975-09-03 | 1977-03-07 | Teijin Ltd | Process for producing polyesters |
JPS547700U (ja) * | 1977-06-17 | 1979-01-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5770181U (ja) | 1982-04-27 |
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