JPS6140951B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6140951B2
JPS6140951B2 JP53071947A JP7194778A JPS6140951B2 JP S6140951 B2 JPS6140951 B2 JP S6140951B2 JP 53071947 A JP53071947 A JP 53071947A JP 7194778 A JP7194778 A JP 7194778A JP S6140951 B2 JPS6140951 B2 JP S6140951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
reinforcing plate
back cover
outer periphery
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53071947A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54163076A (en
Inventor
Hideo Hatanaka
Motoyuki Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP7194778A priority Critical patent/JPS54163076A/ja
Publication of JPS54163076A publication Critical patent/JPS54163076A/ja
Publication of JPS6140951B2 publication Critical patent/JPS6140951B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は振動板の固定構造に関する。
従来のアラーム付電子時計としては、第1図に
示す如く、圧電素子4を固着した振動板3の外周
部をフランジ状に折り曲げ、この外周部の上にO
リング6を配置し、放音孔1aを有する裏蓋1の
上端部によつて振動板3をOリング6に圧接し
て、固定する構造のものがある。この構造は、
100μ程度の薄板を単純に折り曲げて、振動板を
形成できるためアラーム付時計に採用され実用化
されているものである。しかし、この構造には組
立性と防水性において、問題が発生している。即
ち、組立性における問題は、振動板と裏蓋とが、
裏蓋を胴から外したときに分離してしまうことで
ある。このことは製造工場では余り問題とならな
いが、小売店、百貨店などの販売店で行うアフタ
ーサービスでは再組立のときに手間がかかるとい
う問題を発生させる。
次に防水性における問題は、振動板が前述した
如く、薄板でできているため外圧、とりわけ、水
圧によつて振動板が変形又は破損し、その影響で
圧電素子も破損してしまうことである。このこと
は、時計に防水性が付与されているか否かがその
商品価値に大巾な差を生むという業界内の認識を
考えると、きわめて重大な問題というべきであ
る。
本発明は前記した従来のアラーム付電子時計の
振動板固定構造の問題点を改善すると共に、振動
板の裏蓋への組込性を良好にし、従来のものより
さらに薄い振動板を裏ブタに取付けることができ
電池蓋を水密的に補強板に取付けると共に該補強
板を外圧によつて位置ズレしないようにすること
を目的とする。
本発明は放音孔を有する裏蓋の外周に立脚部を
形成して、前記立脚部の内側にパツキンを配置
し、振動板に上方に折り曲げた外周部を形成し
て、前記外周部に内接しかつ底部が振動板との間
にわずかな隙間をもつように補強板を配置し、前
記裏蓋のパツキンの内側に振動板と補強板を圧入
し、裏蓋には段付穴を、振動板には貫通穴を、補
強板には段付穴をそれぞれ設けて貫通するように
し、補強板の段付穴に電池蓋のバヨネツト爪を係
合させて電池蓋を取り付け、補強板の段付穴をか
こむ肉厚部と、電池蓋の外周のつば部との間に振
動板とOリングと裏ブタをはさみこむことを特徴
とする。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第2図は本発明による実施例の断面図である。1
は裏蓋、2はパツキン、3は振動板、4は圧電素
子、5は補強板、6はOリング、7は胴、8はモ
ジユール、である。
裏蓋1は外周に複数個の放音孔1aを有してお
り、外周に形成した立脚部1bの外面に胴7と喰
付係合する喰付部1cを有し内面にパツキン2を
配設する段部1dを有している。振動板3は上方
に折り曲げられた外周部3aを有しており、内底
面に圧電素子4を固着している。この圧電素子4
はモジユール8に接続バネ8aを介して電気的に
接続している。パツキン2は裏ブタ1の段部1d
と振動板3の外周部3aとの間に挾圧配置されて
いる。補強板5は変形しない厚みを有しており、
外周に振動板3に圧接する。圧接部5aを有し、
底部に接続バネ8aを挿通する穴5bを有してい
る。この補強板5は裏蓋1の立脚部1bとの間に
振動板3の外周部3aとパツキン2とを挾圧して
振動板3を固定すると共に、振動板3の外周部3
aと裏蓋1の立脚部1bとの間に水密性を保持さ
せている。また補強板5はその底部を振動板3の
底部又は、圧電素子4に僅かの隙間をもつて接近
させており、水圧等の外圧によつて振動板3又は
圧電素子4が過度に変形して破損しないようにな
つている。なを、裏蓋1を胴7に、第3図に示す
ように、リング14によつて固定してもよい。
次に電池蓋の取付構造について説明する。
裏蓋1は底部に取付穴1eを有しており、この
段付穴1eの段部に電池蓋12のつば部12aを
当接させている。補強板5は裏蓋1の段付穴1e
とほぼ同じ位置にリング状の肉厚部5cを有して
おり、その肉厚部5cの外段部5dに振動板3を
配置させ、段付穴5eに電池蓋12のバヨネツト
爪12bをバヨネツト係合させている。振動板3
は補強板5の外段部5dに配置されるように貫通
穴3cを有しており、この貫通穴3cの周縁部は
Oリング13と補強板5の外段部5dとで挾持さ
れる。従つて、電池蓋12と補強板1との防水性
は、電池蓋12のつば部12aと振動板3の貫通
穴3cの周縁部との間でOリング13を圧縮する
ことにより、達成される。
尚、電池蓋12と補強板5との係合にはバヨネ
ツトの他に、公知の喰付、ネジ、パツキン係合が
用いられる。また、補強板5は第4図に示すよう
に、肉厚部5cを別部材で形成し、これを一体化
することも可能である。
次に組立について述べる。先ず、裏蓋1の段部
1dにパツキン2を配置し、圧電素子4を予め固
着した振動板3と補強板5とを第2図の如く組合
せし、この状態の振動板3をパツキン2の内側に
斜面3bを利用して圧入する。このようにして、
振動板3と補強板5とを取付けた裏蓋1をOリン
グ6を介して胴8に喰付係合させる。この喰付係
合によつて胴8の中に予め配置されたモジユール
8の接続バネ8aと圧電素子4とが電気的に接続
する。尚、モジユール8は中枠9と胴7の段部と
で固定される。また、ガラス10はパツキン11
を介して胴7に配設されている。
更に本実施例によれば、電池蓋12が補強板5
とバヨネツト係合し、つば部12aが裏蓋1の段
付穴1eの段部に当接しているので、補強板5は
電池蓋1を介して裏蓋1に確実に固定され、高水
圧によつても、モジユール8側に位置ズレを起す
こともなくなる。
以上の如く、本発明は裏蓋と振動板との間にパ
ツキンを圧設し、かつ振動板の内側に補強板を内
設して圧入したので、その保持が確実であり、裏
蓋を外すときに、裏蓋に力を加えて変形させても
容易に裏蓋より振動板が外れることはなく、更
に、裏蓋に振動板を一体的に取付けることがで
き、アフターサービス上の取扱いを簡便にするこ
とができ、また、補強板を振動板に僅かの隙間を
もつて配置したので、振動板又は圧電素子の音色
に影響を与えずにその変形、破損を防止すること
ができ、防水性のあるアラーム電子時計を得るこ
とができる。振動板を従来よりさらに薄い板で形
成することができて音響的にも有利となる。
また、本発明は裏蓋、振動板及び補強板に穴部
を設け、該補強板の穴部に電池蓋を係合すると共
に該電池蓋のつば部を裏蓋に当接し且、該つば部
の内面にOリングを配置したので、補強板を裏蓋
に強固に取付けることができ、高水圧によつて補
強板がモジユール側に押し込められて位置ズレを
起すこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアラーム付電子時計の要部断面
図、第2図乃至第4図は本発明の実施例の断面
図、である。 1……裏蓋、1a……放音孔、1d……段部、
1e……段付穴、2……パツキン、3……振動
板、3a……外周部、3c……貫通穴、4……圧
電素子、5……補強板、5a……圧接部、5b…
…穴、5c……肉厚部、5e……段付穴、6……
Oリング、7……胴、8……モジユール、8a…
…接続バネ、9……中枠、10……ガラス、11
……パツキン、12……電池蓋、12a……つば
部、12b……バヨネツト爪、13……Oリン
グ、14……リング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 放音孔を有する裏蓋の外周に立脚部を形成し
    て、前記立脚部の内側にパツキンを配置し、振動
    板に上方に折り曲げた外周部を形成して、前記外
    周部に内接しかつ底部が振動板との間にわずかな
    隙間をもつように補強板を配置し、前記裏蓋のパ
    ツキンの内側に振動板と補強板を圧入し、裏蓋に
    は段付穴を、振動板には貫通穴を、補強板には段
    付穴をそれぞれ設けて貫通するようにし、補強板
    の段付穴に電池蓋のバヨネツト爪を係合させて電
    池蓋を取り付け、補強板の段付穴をかこむ肉厚部
    と、電池蓋の外周のつば部との間に振動板とOリ
    ングと裏ブタをはさみこむことを特徴とする振動
    板の固定構造。
JP7194778A 1978-06-14 1978-06-14 Fixed structure of diaphragm Granted JPS54163076A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7194778A JPS54163076A (en) 1978-06-14 1978-06-14 Fixed structure of diaphragm

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7194778A JPS54163076A (en) 1978-06-14 1978-06-14 Fixed structure of diaphragm

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54163076A JPS54163076A (en) 1979-12-25
JPS6140951B2 true JPS6140951B2 (ja) 1986-09-11

Family

ID=13475185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7194778A Granted JPS54163076A (en) 1978-06-14 1978-06-14 Fixed structure of diaphragm

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62133186U (ja) * 1986-02-10 1987-08-22
JPH04133295U (ja) * 1991-06-03 1992-12-11 日興電機工業株式会社 発音装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54163076A (en) 1979-12-25

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