JPS6113990Y2 - - Google Patents

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JPS6113990Y2
JPS6113990Y2 JP1980039063U JP3906380U JPS6113990Y2 JP S6113990 Y2 JPS6113990 Y2 JP S6113990Y2 JP 1980039063 U JP1980039063 U JP 1980039063U JP 3906380 U JP3906380 U JP 3906380U JP S6113990 Y2 JPS6113990 Y2 JP S6113990Y2
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JP
Japan
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welding
parts
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glass edge
joint
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JP1980039063U
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JPS56142388U (ja
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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時計用外装部品の接合構造に関する
ものである。
従来、電気抵抗容接にはその溶接方法によつて
スポツト溶接、シーム溶接、プロジエクシヨン溶
接、バツト溶接、フラツシユ溶接等があり、これ
らは部品の溶接部形状から重ね溶接と突合わせ溶
接に大別される。時計ケースとしては重ね溶接を
する方法が従来の時計ケース全体の形状をかえる
ことなく溶接できる点から望ましく、これに適す
るものとしては、プロジエクシヨン溶接がある。
しかし、一般にプロジエクシヨン溶接は、溶接物
に突起を成形し、この突起を溶接する方法である
ため、該突起形状に高精度を必要とし、また溶接
条件によつて完成寸法が変化することから事実
上、時計部品に成形することは、困難とされてい
た。特に防水構造のケースに於いては殆んど不可
能に近いと言える。
本考案は、上記従来の欠点を改良し必要にして
十分な突起を簡単に成形することができ、且つリ
ングプロジエクシヨン溶接方法により気密性の優
れた時計ケースを作業効率の良い生産手段にて可
能とする時計用外装部品の接合構造を提供しよう
とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図及び第2図は、本考案の実施例を示し第
1図はリングプロジエクシヨン溶接された時計ケ
ースの断面図、第2図はリングプロジエクシヨン
溶接される前の時計ケースと接合装置の断面図で
ある。
第1図において、ガラス縁1と胴2とには、
各々段部が形成されており、その段部が各各、接
合面1a,2aとして作用しており、これらの接
合面1a,2aの間にはナゲツトが成形されてい
る。両接合面1a,2aの重ね代Sは、溶接の安
定性と溶接後の固定力の点を考慮して0.1mm〜0.5
mmを保持する必要がある。このため、ガラス縁1
の段部立ち上がり面1bと胴2の段部立ち上がり
面2bとの間にガイドリング3を配し、このガイ
ドリング3により、接合面1a,2aの重ね代S
を保持している。
重ね代Sを安定させる方法は、上記した方法以
外に、接合し合うケース部品同志で行なう方法と
電極を利用して行なう方法がある。
また、第2図において電均抵抗溶接をする場
合、接合面1a,aに電流が集中しやすい様に胴
2の上面2cとガラス縁段部1cの間にすきまt1
を設け、同様にガラス縁段部1dと胴2の段部2
dの間にすきまt2を設ける。
第2図において先ずガラス縁1をガイドリング
3を介して胴2に固定する。次いで、ガラス縁1
と胴2とを電極4a,4bに取り付け、加圧しな
がら低電圧大電流を通じる。この時ガラス縁1の
接合部1a,と胴2の接合部2aとの重ね代Sが
小さく、なおかつガラス縁1と胴2の他の部分が
離反しているため、両接合部1a,2aがプロジ
エクシヨン(突起)の働きをし、それぞれの接触
部における接触抵抗で均一に加熱され、その後は
それぞれの固有抵抗により均一に加熱される。即
ち、電気抵抗溶接の特徴として、ガラス縁1の接
合部1a及び胴2の接合部2aが同一温度とな
り、なおかつ加圧されているので最終的には第1
図の状態となる。
尚、空所Dは、溶接部に隣接して、溶接部に発
生した不要溶融物の溜り場所となり不要な部分へ
の散逸を妨げている。
第3図は本考案の接合部1a,2aの他の実施
例を示している。
以上述べた如く、本考案によればガイドリング
を介在させたために、接合する部品同志の重ね代
が精確になり、時計用外装部品が十分な最小限度
の温度でしかも接合面に均一な加熱を可能とし、
気密のすぐれた部品の接合をすることができ、ま
た加熱によつて部品が変形するおそれもなくな
り、完成部品同志の結合に有用なものとなる。更
にプロジエクシヨンを無理に出すのではなく、他
の目的で必然的に形成された段部を利用し、しか
もごくわずかな重ね代を利用しプロジエクシヨン
と考えるため、加工効率がよくコストの面でも、
有益なものとなる。
尚、考案では、ガラス縁と胴との接合の他に胴
と裏蓋等にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は溶接後
の時計ケースの断面図、第2図は、溶接前の時計
ケース及び溶接装置の断面図、第3図は接合部の
他の実施例の断面図である。 1……ガラス縁、1a……接合部、2……胴、
2a……接合部、3……ガイドリング、4a,4
b……電極、S……重ね代、t1,t2……すき間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二つの時計用外装部品を抵抗溶接によつて接合
    する構造において、前記時計用外装部品に形成さ
    れた段部や斜面を接合部とすると共に前記接合部
    に隣接して空所を形成し、前記二つの時計用外装
    部品の間に介在させたガイドリングにより、前記
    接合部を互に重ね合せて抵抗溶接したことを特徴
    とする時計用外装部品の接合構造。
JP1980039063U 1980-03-25 1980-03-25 Expired JPS6113990Y2 (ja)

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JPS56142388U JPS56142388U (ja) 1981-10-27
JPS6113990Y2 true JPS6113990Y2 (ja) 1986-04-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317373U (ja) * 1976-07-22 1978-02-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317373U (ja) * 1976-07-22 1978-02-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56142388U (ja) 1981-10-27

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