JPS587586Y2 - 接点ピンを固着した小型電球用口金 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型電球水ロロ金に接点ピンを溶着した小型電
球用口金に関するものである。

従来の小型電球本口にあっては、承ロロ金に取付けてい
た接点ピンを絶縁物にて固定していた関係で、接点ピン
が加熱されると、該接点ピンは脱出するおそれがあり、
或は接触不良となる欠点があった。

本考案はこの点を除去するために提案された接点ピンを
承ロロ金に溶着して接点ピンを小型電球用口金に固定す
る。

これを添附図面について説明すると次のようである。

添附図面において１は、小型電球口金体であって、該小
型電球用口金体１の周壁２の一方の開口部を少しく外方
に拡開して突縁Ａを形成すると共に無底に形成し、他方
に支壁Ｂを外周に有する開口部を形威し、壁Ｂを形成す
る。

支壁Ｂより少しく離した位置に、周壁２の相対部に透孔
３，３を穿ち、この透孔３，３に接点ピン４゜４の各内
端を緊挿し、該接点ピン４，４の各外端に電気溶接機Ｃ
の溶接電極り、Ｅを押圧しかつ該溶接電極り、Ｅに電流
を供給して、接点ピン４，４の中央局と、透孔３，３の
内周縁とを溶着し、小型電球用口金体１に接点ピン４，
４を固定するものである。

本考案は上記のように、小型電球用口金体１の周壁２の
相対部に透孔３，３を穿ち、該透孔３，３に接点ピン４
，４を堅く挿し込み、該接点ピン４，４の各外端に電気
溶接機の両電極を圧接通電して、該接点ピン４，４の中
央部外周と、透孔３，３の内周縁とを溶着して、小型電
球用口金体１に接点ピン４゜４を固定したから、本考案
の小型電球用口金を、従来のように小型電球水ロロ金全
体と接点ピン４，４との固着状態は強固で、使用中移動
しないことはもちろん、接触不良等のことがなく、電球
への挿着を容易にし、更に挿着作業を容易迅速にする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の拡大側面図、第２図は同上縦断正面図
、第３図は一部を切欠して本考案の小型電球用口金に接
点ピンを固着する状態を示す正面図、第４図は同上接点
ピンの固着前および固着後における第３図の右側面図で
ある。 １・・・・・・小型電球用口金体、２・・・・・・周壁
、３・・・・・・透孔、４・・・・・・接点ピン、Ａ・
・・・・・突縁、Ｂ・・・・・・支壁、Ｃ・・・・・・
溶接機、Ｄ、Ｅ・・・・・・溶接電極、Ｆ・・・・・・
電源回路、Ｇ・・・・・・溶接電流回路。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 小型電球用口金体１の周壁２の」一方に、絶縁物に埋設
   する透孔を設けて支壁Ｂを設けたものにおいて、周壁２
   の基部より稍々下方に位置せしめて小型電球用口金体１
   の周壁２の相対位置に透孔３．３を穿ち、この透孔３，
   ３に接点ピン４，４を堅く挿入し、該接点ピン４，４の
   各外端に電気溶接機の両電極を接触押圧して、該接点ピ
   ン４，４外周と、前記小型電球用口金体１の透孔３，３
   の内周縁とを溶着して小型電球用口金体１に接点ピン４
   ，４を固着し、小型電球用口金体１を電球水ロロ金に挿
   着したとき移動し、接触不良とならないように形成した
   ことを特徴とする接点ピンを固着した小型電球用口金。