JPS6054812B2 - リベツテイング方法 - Google Patents

リベツテイング方法

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Publication number
JPS6054812B2
JPS6054812B2 JP10056078A JP10056078A JPS6054812B2 JP S6054812 B2 JPS6054812 B2 JP S6054812B2 JP 10056078 A JP10056078 A JP 10056078A JP 10056078 A JP10056078 A JP 10056078A JP S6054812 B2 JPS6054812 B2 JP S6054812B2
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JP
Japan
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rivet
head
spacer
riveted
riveting method
Prior art date
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Expired
Application number
JP10056078A
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English (en)
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JPS5527456A (en
Inventor
滝夫 奥田
恵俊 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS5527456A publication Critical patent/JPS5527456A/ja
Publication of JPS6054812B2 publication Critical patent/JPS6054812B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抵抗加熱によるリベットの加熱と同時にリ
ベット先端部の頭部成形を行なうリベツテイング方法に
関するものである。
従来、この種のリベツテイング方法としては、添付図
面第1図に示すように、リベット穴1を有して相互に重
ね合わされた被リベット材2のリベット穴1に、先端部
分3a)頭部近傍部分3bを有する軸部及び頭部3cか
ら成るリベット3を挿入し、リベット3の先端部分3a
と頭部3cとを電極4と電極5との間にはさんで保持し
、図示されていない電源によつて通電加熱し、同時に両
電極4、5に加圧力を加えることによつて、リベット穴
1へのリベット3の充填密着と先端部分3aの頭部塑性
成形を行なつていた。
しカルながら、このようにして行なわれるリベツテイ
ング方法においては、第2図に示すように、電極4と電
極5との間に流れる電流が、リベット3の軸部を流れる
主電流6と、リベット頭部3cの裏面と被リベット材2
との接触部分7を通じて被リベット材2に流れる分流8
とに分かれることによつて主電流6が減少するため、及
び、これに加えて、主電流6によつて加熱昇温したリベ
ット3の熱が被リベット材2へ熱拡散するために、リベ
ットの先端部分3aは、リベット頭部近傍部分3bより
も早く加熱されて昇温し、その結果、両電極4、5の加
圧によつて、リベット3の先端部分3aは塑性変形を開
始し、リベット3の軸部、特に、リベット頭部近傍部分
3bが昇温不十分のために塑性変形を起こさず、従つて
、リベットの軸部全体がリベット穴1に完全に充填密着
しないまま、先端部分3aは、第3図に示すように、頭
部成形が行なわれる。
このように頭部成形が行なわれると、成形された頭部と
被リベット材2との間にも接触部分9が生じ、この接触
部分9からも、電極4、5間に流れている電流の分流が
発生するために、その後通電を継続しても、電流がリベ
ット3に集中しなくなり、従つて、リベット3の頭部近
傍部分3bはあまり昇温しなくなる。更に、リベット3
の頭部3c及び先端部分3aの成形された頭部と被リベ
ット材2との間の両接触部分7,9によつて被リベット
材2がはさまれているために、電極4,5のリベット3
にかかる成形圧力は被リベット材2に分散してリベット
3の軸部、特に、頭部近傍部分3bには作用しなくなる
。このように頭部近傍部分3bは、昇温不十分と加圧力
不十分のために、塑性変形することができず、従つて、
リベット3の軸部はリベット穴1に完全に充填密着する
ことができなくなる。特に、リベット径とリベット軸部
の長さが大きい場合には、このような状態の欠点を生じ
やすくなる。このように、リベット軸部がリベット穴1
に密着充填しない状態のリベット継手にあつては、この
リベット継手を繰り返し荷重のかかる施工箇所や強度上
重要な施行箇所に用いる場合には、被労強度が低下し、
従つて、適用し得ないという欠点があつた。
本発明は、このような従来の欠点を除去したリベツテイ
ング方法を得ることを、その目的とするものであつて、
この目的達成のために、リベットの頭部裏面と被リベッ
ト材との間に、断面積が小さく、且つ、高さがリベット
穴にリベットの軸部が十分密着充填すると同時に、又は
、それ以後に、頭部裏面と被リベット材とが接触するよ
うな高さの間座部を設けて、通電加熱及び押圧をするこ
とを特徴とするものである。
以下、本発明をその一実施例を示す添付図面に基づいて
説明する。
第4図において、符号10は間座部であつて、リベット
3に挿入されて、リベット3の頭部3cの裏面と被リベ
ット材2との間に間隙を保持するようにされたリング状
の導電性金属製の間座であり、電極4,5にはさまれて
リベット3が通電加熱される場合には、その断面積の小
さいが故に頭部3cの裏面から被リベット材への加熱電
流の分流を抑制し、加圧時においては、その塑性変形に
よつてリベット3の軸部、特に、頭部近傍部分3bのリ
ベット穴1への密着充填が行なわれるまて、間座10の
高さの故に頭部3cの裏面と被リベット材とが接触しな
いようにされている。
また、上記の実施例においては、間座部として、リベッ
ト3又は被リベット材2とは別体に間座10を設けたが
、この間座の代わりに間座部として、リベット3″の頭
部3cの裏面に突起面20を、第5図に示すように、設
けても良く、その機能は、第4図における間座10と全
く同一である。本発明は上記のように構成されるので、
リベット3に間座10を環装すると共に、又は、リベッ
ト3″に突起面20を設けたリベットにあつてはそのま
ま、リベット穴1にリベットを挿入し、次いて電極4,
5によつてリベット3の先端部分3a及び頭部3cをは
さんで保持し、電極4,5に通電加熱すると共に加圧力
を加えると、リベット3の頭部3cの裏面から被リベッ
ト材2へ流れる分流が抑制され、電極4,5に加えられ
る電流の殆んどがリベット3の軸部を流れる。
従つて、頭部近傍部分3bも、軸部の他の部分と同様に
加熱が促進されて昇温すると共に、加圧においても、間
座部、すなわち、間座10又は突起面20が塑性変形し
、それに伴つてリベット3,3″の頭部3cの裏面と被
リベット材2との間に形成されていた間隙がなくなるま
で、リベット成形圧力によるリベット頭部近傍部分3b
の応力集中が長時間にわたつて維持され、従つて、リベ
ットの軸部、特に、頭部近傍部分3bのリベット穴1へ
の密着充填が十分に行なわれる。本発明はこのようにし
て行なわれるので、リベットはリベット穴に全面にわた
つて十分に密充填するために、低電流によつて、しかも
短時間に、きわめて良好な被労強度の十分なリベット継
手が得られる効果を有しており、従つて、繰り返し荷重
のかかる施行箇所や強度上重要な施行箇所にも、安心し
て適用し得る効果を有している。
図面の簡単な説明第1図は従来のリベツテイング方法の
説明図、第2図及び第3図はその欠点を示す説明図、第
4図は本発明の一実施例を示す説明図、第5図は他の実
施例を示す説明図である。
1・・・・・・リベット穴、2・・・・・・被リベット
材、3・・・・・・リベット、3a・・・・・・先端部
分、3b・・・・・・頭部近傍部分、3c・・・・・・
頭部、4,5・・・・・・電極、6・・・・・・主電流
、7,9・・・・・・接触部分、8・・・・・・分流、
10・・・・・・間座部(間座)、20・・・・・・突
起面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1対の電極の間にリベットの頭部と先端部分とをは
    さんで通電加熱すると共に押圧してリベツテイングする
    方法において、リベットの頭部裏面と被リベット材との
    間に、断面積が小さく、且つ、リベット穴にリベットの
    軸部が十分密着充填すると共に、又は、それ以後に、頭
    部裏面と被リベット材とが接触するような高さを有する
    間座部を設けて、リベツテイングすることを特徴とする
    リベツテイング方法。 2 間座部が、リベット軸部が挿入されるリング状の導
    電性金属製間座である特許請求の範囲第1項記載のリベ
    ツテイング方法。 3 間座部が、リベット頭部裏面にリベットと一体にリ
    ング状に設けられた突起面である特許請求の範囲第1項
    記載のリベツテイング方法。
JP10056078A 1978-08-17 1978-08-17 リベツテイング方法 Expired JPS6054812B2 (ja)

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JP10056078A JPS6054812B2 (ja) 1978-08-17 1978-08-17 リベツテイング方法

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JPS5527456A JPS5527456A (en) 1980-02-27
JPS6054812B2 true JPS6054812B2 (ja) 1985-12-02

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CN105436387A (zh) * 2015-12-16 2016-03-30 南车二七车辆有限公司 一种轨道车辆热铆接装置及其使用方法
JP7485912B2 (ja) * 2020-03-30 2024-05-17 日本製鉄株式会社 継手構造の製造方法、継手構造、及び自動車部品
CN117916034A (zh) 2021-09-27 2024-04-19 日本制铁株式会社 铆接头的制造方法、铆接头以及汽车构件

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