JPH076683Y2 - モータの筺体 - Google Patents

モータの筺体

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JPH076683Y2
JPH076683Y2 JP7734489U JP7734489U JPH076683Y2 JP H076683 Y2 JPH076683 Y2 JP H076683Y2 JP 7734489 U JP7734489 U JP 7734489U JP 7734489 U JP7734489 U JP 7734489U JP H076683 Y2 JPH076683 Y2 JP H076683Y2
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JP
Japan
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hub
rotor
cover
joined
hub cover
Prior art date
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JP7734489U
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JPH0318652U (ja
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潔 渡邉
敏行 高木
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はアウタロータ形のモータに用いられ、外側のロ
ータと筐体とが一体に固定れた構成になったモータの筐
体の改良に関するものである。
<従来の技術> 従来、このようなモータの筐体として、例えば第3図に
示す構成のものがあった。
図で、1は積層鋼板により円筒状に形成されたロータで
ある。このロータの内部にステータが配置される。
2はロータ1の外周面に一定ピッチで形成された径方向
の溝に接合された溶接用ピンである。
3は鋼管を切削加工することにより円筒状に形成したハ
ブカバーである。ハブカバー3はロータ1の外周面に接
合されている。
この接合は、ロータ1の外周面とハブカバー3の内周面
の全面にわたって接着剤を塗布した後に、ロータ1をハ
ブカバー3内に挿入し、ハブカバー3の内周面が溶接用
ピン2に当たる部分で溶接をすることによって接合す
る。このように溶接と接着を併用することによって十分
な接合強度を得るようにしている。
4と5はハブカバー3の一端と他端に接合されたハブト
ップとハブケースである。
<考案が解決しようとする課題> このような従来例では次のような問題点があった。
ハブカバー3は、切削加工により鋼管をくり抜いて作
ったものであるため、加工時間が長くかかる上に材料費
が高くつく。
ロータ1にはハブカバー3との接合のための溶接用ピ
ン2が必要であり、このピンをロータ1に溶接しハブカ
バー3の内径寸法と等しくなるように削る必要がある。
また、接着剤を塗布する工程も必要である。このような
ことから、組み立て作業時間が長くかかる。
本考案はこのような問題点を解決するためになされたも
のであり、加工時間および組み立て時間の短縮と、材料
費の低減が可能なモータの筐体を実現することを目的と
する。
<課題を解決するための手段> 本考案は、 アウタロータ形のモータに用いられる円筒形状のロータ
にロータの外周面を覆うようにハブカバーを固定し、ハ
ブカバーの両端にハブトップとハブケースを固定するこ
とによって構成したモータの筺体において、 前記ハブカバーは、 複数個に分割されていて、分割された各ハブカバーは板
金の曲げ加工によって形成され、前記ロータの外周面上
で各ハブカバーのつなぎ目を溶接することにより、ハブ
カバーどうしの接合とハブカバーのロータへの接合が同
時に行なわれるものであることを特徴とするモータの筐
体である。
<作用> このような本考案では、ハブカバーとして複数個に分割
されたものを用い、ロータの外周面上で各ハブカバーの
つなぎ目を溶接することにより、ハブカバーどうしの接
合とハブカバーのロータへの接合が同時に行なって、加
工時間と組み立て時間を短縮する。
<実施例> 以下、図面を用いて本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例の構成図である。第1図で第
3図と同一のものは同一符号を付ける。以下、図におい
て同様とする。
第1図において、6はハブカバーであり、61と62に2分
割されている。各分割要素は板金を曲げ加工して作った
カーリング材により構成されている。
また、ロータ1には溶接用ピン2は設けられていない。
このような筺体は次の手順で作られる。
まず、ハブケース5の上にロータ1をのせる。
次に、ロータ1の外周面にカーリング材61と62をのせ
る。
さらに、カーリング材61と62の上にハブトップ4をのせ
る。
ここで、カーリング材61と62のつなぎ目で溶接を行う。
溶接をした部分の構成を第2図に示す。図で、7が溶接
部分である。この溶接によって、カーリング材61,62
うしが接合されるとともに、これらのカーリング材はロ
ータ1に接合される。
その後、ハブトップ4とハブケース5をロータ1に接合
する。
これによって、筐体が完成する。
なお、ハブカバー6は2分割以外の複数分割されていて
もよい。
<効果> 本考案によれば次の効果が得られる。
ハブカバーは板金のカーリング材により構成されてい
るため、従来例のように鋼管をくり抜く切削作業が不要
になる。これによって、加工時間を短縮でき、しかも材
料費を節約できる。
分割されたカーリング材はつなぎ目で溶接することに
より、カーリング材どうしの接合とカーリング材のロー
タへの接合が同時に行なわれる。これによって、従来例
のようにロータへの溶接用ピンの接合作業や、ロータと
ハブカバーの接着作業が不要になり、組み立て作業時間
を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成図、第2図は溶接部分
を示した図、第3図は従来におけるモータの筺体の一例
を示した図である。 1……ロータ、4……ハブトップ、5……ハブケース、
6,61,62……ハブカバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウタロータ形のモータに用いられる円筒
    形状のロータにロータの外周面を覆うようにハブカバー
    を固定し、ハブカバーの両端にハブトップとハブケース
    を固定することによって構成したモータの筺体におい
    て、 前記ハブカバーは、 複数個に分割されていて、分割された各ハブカバーは板
    金の曲げ加工によって形成され、前記ロータの外周面上
    で各ハブカバーのつなぎ目を溶接することにより、ハブ
    カバーどうしの接合とハブカバーのロータへの接合が同
    時に行なわれるものであることを特徴とするモータの筐
    体。
JP7734489U 1989-06-30 1989-06-30 モータの筺体 Expired - Lifetime JPH076683Y2 (ja)

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JPH0318652U JPH0318652U (ja) 1991-02-25
JPH076683Y2 true JPH076683Y2 (ja) 1995-02-15

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