JPH0514693Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0514693Y2
JPH0514693Y2 JP1986017019U JP1701986U JPH0514693Y2 JP H0514693 Y2 JPH0514693 Y2 JP H0514693Y2 JP 1986017019 U JP1986017019 U JP 1986017019U JP 1701986 U JP1701986 U JP 1701986U JP H0514693 Y2 JPH0514693 Y2 JP H0514693Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
protrusion
joint
stator
circumferential side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986017019U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62129251U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986017019U priority Critical patent/JPH0514693Y2/ja
Publication of JPS62129251U publication Critical patent/JPS62129251U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0514693Y2 publication Critical patent/JPH0514693Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は2分割の鉄心にコイルを巻装した小型
のコンデンサモータの固定子に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種のコンデンサモータの固定子は、
第4図および第5図に示すような構成であつた。
第4図において、8は固定子の鉄心で円環状の半
分であり、11は固定子の鉄心で鉄心8と同一の
形状である。9,10は鉄心8の外周に対向して
形成された突部、12,13は同じく鉄心11の
外周に対向して形成された突部であり、これらの
突部9と突部12および突部10と突部13が鉄
心8と鉄心11の接合部を形成している。第5図
は鉄心8と鉄心11の接合後の突部9と突部12
の接合部の拡大図である。接合面Y,Y′は接合
する前は平行であるが、接合するとき突部9と突
部12および突部10と突部13をそれぞれ接合
面Y,Y′に向けて加圧して熔接するので、加圧
により接合部の外周側は密着するが、内周側は若
干透間ができていた。なお図中、14はコイルで
あり、内周側の内部に回転子(図示せず)が入
る。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、鉄心8と鉄心11
の接合部の透間による磁気抵抗の増加、これは励
磁電流の増加となつてコンデンサモータの効率低
下という問題があつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
接合部の透間をなくし磁気抵抗の減少、すなわち
励磁電流を減少させてコンデンサモータの効率を
増すことを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、半円環
状に2分割の鉄心を、それぞれの接合部の外周側
で加圧して熔接し円環状に構成してなり、前記そ
れぞれ接合部は接合前に互いに当接されたとき、
内周側が当接し、外周側に若干透間を有するよう
にしたものである。
作 用 この構成により、接合部の外周側を接合面方向
に加圧すると、外周側にあらかじめ形成された透
間が加圧によつて接合部面全体が当接して鉄心そ
れぞれの透間がなくなり、磁気抵抗の減少、した
がつて励磁電流が減少し、コンデンサモータの効
率が増すこととなる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図にも
とづき説明する。図において、1は固定子の鉄心
で円環状の半分であり、4は固定子の鉄心で鉄心
1と同一の形状である。2,3は鉄心1の外周に
対向して形成された突部で、5,6は同じく鉄心
4の外周に対向して形成された突部であり、これ
らの突部2と突部5および突部3と突部6が鉄心
1と鉄心4の接合部を形成しており、接合前に互
いに当接されたとき、内周側が当接し、外周側に
若干透間を有するように構成する。なお図中、7
はコイルであり、内周側の内部に回転子(図示せ
ず)が入る。第2図は鉄心1と鉄心4の接合部で
ある突部2と突部5の接合後の拡大図である。第
3図は鉄心1と鉄心4の接合部の接合前の突部2
と突部5の拡大図で、鉄心1の接合面Xと鉄心4
の接合面X′は、内周側で当接し外周側で若干透
間を有するように構成することを示している。
上記構成において、鉄心1と鉄心4の接合前の
接合面X,X′は平行でなく外周側で若干透間を
有しているので、突部2と突部5および突部3と
突部6をそれぞれ接合面X,X′の方向に加圧す
ると塑性変形し、接合面X,X′は透間なく密着
し、この状態で突部2と突部5および突部3と突
部6を熔接する。
このように鉄心1,4間の透間をなくして接合
することにより磁気抵抗の減少、したがつて励磁
電流が減少し、コンデンサモータの効率が増すの
である。
考案の効果 以上のように本考案によれば、半円環状に2分
割した鉄心の接合部が、接合前に互いに当接され
たとき、内周側が当接し外周側に若干透間を有す
るように形成され、上記鉄心を接合部の外周側で
加圧して熔接し、円環状をなす固定子を構成して
いるので、接合部は上記透間分だけほぼ塑性変形
して、いつたん接合されると、接合前の状態に復
元しようとする力はほとんど作用せず、密着した
接合状態が安定して維持される。また、外周側に
透間を設けるようにしているので、接合後も、モ
ータの特性上厳密な寸法が要求される内周寸法
は、鉄心打ち抜き時と変化することがない。そし
て、この鉄心の接合面での透間がなくなることに
より磁気抵抗が減少、したがつて励磁電流が減少
し、コンデンサモータの効率が増す効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるコンデンサモ
ータの固定子の平面図、第2図は同コンデンサモ
ータの固定子の接合部の拡大図、第3図は同コン
デンサモータの固定子の接合部の加圧する前の拡
大図、第4図は従来のコンデンサモータの固定子
の平面図、第5図は同コンデンサモータの固定子
の接合部の拡大図である。 1……鉄心、2……突部、3……突部、4……
鉄心、5……突部、6……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半円環状に2分割の鉄心を、それぞれの接合部
    の外周側で加圧して熔接し円環状に構成してな
    り、前記それぞれの接合部は接合前に互いに当接
    されたとき、内周側が当接し、外周側に若干透間
    を有するように形成されたコンデンサモータの固
    定子。
JP1986017019U 1986-02-07 1986-02-07 Expired - Lifetime JPH0514693Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986017019U JPH0514693Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986017019U JPH0514693Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62129251U JPS62129251U (ja) 1987-08-15
JPH0514693Y2 true JPH0514693Y2 (ja) 1993-04-19

Family

ID=30809402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986017019U Expired - Lifetime JPH0514693Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0514693Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58212337A (ja) * 1982-06-01 1983-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動機固定子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58212337A (ja) * 1982-06-01 1983-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動機固定子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62129251U (ja) 1987-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0514693Y2 (ja)
JP4062723B2 (ja) 回転形モータおよびその製造方法
JP2526535Y2 (ja) コンデンサモ−タの固定子
JPH08126231A (ja) 電動機の固定子
JP7065666B2 (ja) 接合体、回転電機、及び回転電機の製造方法
JPH0767273A (ja) 回転電機の鉄心
JPS59129551A (ja) モ−ルドモ−タ
JPH0937491A (ja) インダクションモータ
JPS5978847U (ja) 回転電機
JPH07163099A (ja) 回転電機の回転子部品固定方法
JPS62185523A (ja) コンデンサモ−タの固定子
JPH0517862Y2 (ja)
JPS58212336A (ja) 回転電機の固定子鉄心
JPH0710151B2 (ja) 回転電機の固定子鉄心
JPS6241550Y2 (ja)
JPS639246Y2 (ja)
JPS5947242U (ja) 回転電機の固定子鉄心
JPS6041799Y2 (ja) 回転電機の固定子鉄心
JPS5923178B2 (ja) 交流発電機の回転子及びその製造方法
JPH0628494B2 (ja) 回転電機の製造方法
JPS61112549A (ja) 回転電機の製造方法
JPS6038046U (ja) 回転電機の固定子鉄心
JPS5855632Y2 (ja) サンソウマキテツシンガタヘンアツキ
JPS58145077U (ja) 車両用ブラシレスオルタネ−タ
JPS58109635U (ja) 電磁連結装置