JP7065666B2 - 接合体、回転電機、及び回転電機の製造方法 - Google Patents

接合体、回転電機、及び回転電機の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7065666B2
JP7065666B2 JP2018059865A JP2018059865A JP7065666B2 JP 7065666 B2 JP7065666 B2 JP 7065666B2 JP 2018059865 A JP2018059865 A JP 2018059865A JP 2018059865 A JP2018059865 A JP 2018059865A JP 7065666 B2 JP7065666 B2 JP 7065666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
joint
joint surface
convex portion
concave portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018059865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019176557A (ja
Inventor
明 新島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2018059865A priority Critical patent/JP7065666B2/ja
Priority to PCT/JP2019/008812 priority patent/WO2019188065A1/ja
Priority to BR112020019353-4A priority patent/BR112020019353A2/pt
Publication of JP2019176557A publication Critical patent/JP2019176557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7065666B2 publication Critical patent/JP7065666B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/04Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/02Windings characterised by the conductor material
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/18Windings for salient poles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Description

本発明は、接合体、回転電機、及び回転電機の製造方法に関するものである。
近年、回転電機のステータに巻回されるコイルに、アルミ線を使用する場合がある。これにより、回転電機の軽量化、及び製造コストを低減できる。
ここで、例えばターミナル等の接続端子に、アルミ線をはんだにより接合するのは困難である。このため、ターミナル等の接続端子に、抵抗溶接によってアルミ線を接合するさまざまな技術が提案されている。
なお、抵抗溶接は、被接合体の金属を重ね合わせ、溶接する箇所を電極で挟み、この電極によって被接合体に適当な加圧力を加えて被接合体に電流を供給する。すると、溶接部位の接触抵抗により発生するジュール熱でお互いが溶融接着される。
特開2017-99223号公報 特許第6124493号公報 特許第6165702号公報 特開2014-36505号公報
ところで、例えば、コイルの結線回路を2並列とした場合、ターミナル等の接続端子に2本のアルミ線を接続することになる。また、結線回路が2並列とした場合に加え、コイルを、いわゆるスター結線(Y結線ともいう)した場合、中性点となる端子には、6本ものアルミ線が接続されることになる。
ここで、端子に、一度に複数のアルミ線を抵抗溶接しようとすると、アルミ線の製造誤差によって線径に誤差が生じ、各アルミ線にかかる電極の加圧力が異なってしまう。このため、端子に対して全てのアルミ線の接合強度を一定に保つことが困難であるとともに、十分な剥離強度を確保できないという課題があった。
これに対し、端子に、各アルミ線を1本ずつ抵抗溶接することが考えられる。このような場合、端子に対する各アルミ線の接合作業が煩わしいものとなってしまうという課題があった。
そこで、本発明は、3つの被接合体を抵抗溶接によって接合する場合、各被接合体の接合強度を一定に保ちつつ十分な剥離強度を確保でき、かつ容易に接合作業を行うことができる接合体、回転電機、及び回転電機の製造方法を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る接合体は、第1被接合体の第1接合面と、第2被接合体の第2接合面とを重ね合わせ、抵抗溶接によって前記第1接合面と前記第2接合面とが接合される第1接合部を有するとともに、前記第1被接合体の前記第1接合面と対向する第3接合面と、第3被接合体の第4接合面とを重ね合わせ、抵抗溶接によって前記第3接合面と前記第4接合面とが接合される第2接合部を有し、前記第1接合面及び前記第3接合面の少なくともいずれか一方に、少なくとも1つの第1凹部及び少なくとも1つの第1凸部のいずれか一方が形成され、前記第1接合面及び前記第3接合面の少なくともいずれか他方に、少なくとも1つの第1凹部及び少なくとも1つの第1凸部のいずれか他方が形成され、前記第2接合面及び前記第4接合面の少なくともいずれか一方に、少なくとも1つの第2凹部及び少なくとも1つの第2凸部のいずれか一方が形成され、前記第2接合面及び前記第4接合面の少なくともいずれか他方に、少なくとも1つの第2凹部及び少なくとも1つの第2凸部のいずれか他方が形成されており、前記第2被接合体は、前記第2被接合体を挟んで前記第2接合面とは反対側に形成され、前記第1接合面に前記第2接合面を押し付ける第1電極が押し当てられる第1押し当て面を有し、前記第3被接合体は、前記第3被接合体を挟んで前記第4接合面の反対側に形成され、前記第3接合面に前記第4接合面を押し付ける第2電極が押し当てられる第2押し当て面を有することを特徴とする。
このように構成することで、第1被接合体を間に挟んで第2被接合体と第3被接合体とを配置し、これら第2被接合体と第3被接合体のそれぞれの第1被接合体とは反対側から電極によって加圧することができる。このため、第1被接合体、第2被接合体、及び第3被接合体の3つの接合体を一度に接合することができるので、接合作業を容易化できる。
また、第2被接合体、及び第3被接合体のそれぞれを、別々の電極で第1被接合体に向かって加圧することができるので、第1被接合体と第2被接合体との間の接触抵抗と、第1被接合体と第3被接合体との間の接触抵抗とをほぼ均一にすることができる。このため、各被接合体の剥離強度を一定に保つことができる。
また、第1凹部に第1凸部が嵌るとともに、第2凹部に第2凸部が嵌る。このため、第1接合部において、第1被接合体と第2接合体との間にアンカー効果を生じさせることができる。また、第2接合部において、第1被接合部と第3被接合部との間にアンカー効果を生じさせることができる。このため、第1被接合体と第2被接合体とを抵抗溶接した際、及び第1被接合体と第3被接合体とを抵抗溶接した際、これら3つの被接合体の剥離強度を十分確保することができる。
本発明に係る接合体は、前記第1接合面及び前記第3接合面のそれぞれに、前記第1凹部及び前記第1凸部が形成され、前記第2接合面及び前記第4接合面のそれぞれに、前記第2凹部及び前記第2凸部が形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、各被接合体同士のそれぞれに、互い違いの凹凸嵌合される箇所を形成することができる。このため、3つの被接合体の剥離強度を、さらに確実に確保することができる。
本発明に係る接合体は、前記第1凹部、前記第1凸部、前記第2凹部、及び前記第2凸部は、断面矩形状に形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、各凹部及び各凸部を断面略矩形状とすることにより、各凹部から各凸部が抜けにくくなる。このため、3つの被接合体同士のアンカー効果が高まり、第1被接合体と第2被接合体との剥離強度、及び第1被接合体と第3被接合体との剥離強度を高めることができる。
本発明に係る接合体は、前記第1凹部、前記第1凸部、前記第2凹部、及び前記第2凸部は、前記第1接合面、前記第2接合面、前記第3接合面、及び前記第4接合面の各々法線方向からみて環状に形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、3つの被接合体同士のアンカー効果を確実に高めることができる。また、例えば、各凹部や各凸部を金型でプレス加工を施すことにより形成する場合、各凹部や各凸部が環状である分、金型の機械的強度が高まり、金型の成形寿命を高めることができる。
本発明に係る接合体は、前記第1凹部、前記第1凸部、前記第2凹部、及び前記第2凸部は、前記第1接合面、前記第2接合面、前記第3接合面、及び前記第4接合面の各々法線方向からみて四角形状に形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、抵抗溶接時の3つの被接合体の相対位置のずれを防止できる。また、3つの被接合体同士のアンカー効果を、さらに高めることができる。
本発明に係る回転電機は、上記に記載の接合体を有する回転電機であって、前記第1被接合体は、ターミナルであり、前記第2被接合体、及び前記第3被接合体は、ステータに巻回されているアルミ合金からなるコイルであることを特徴とする。
このように構成することで、アルミ合金からなるコイルとターミナルとの抵抗溶接において、コイルとターミナルとの剥離強度を確実に確保できる。
本発明に係る回転電機の製造方法は、上記に記載の回転電機における前記ターミナルの厚さ方向両面から第1金型と第2金型とを押圧してプレス加工を施すことにより、前記第1接合面及び前記第3接合面の少なくともいずれか一方に、少なくとも1つの第1凹部及び少なくとも1つの第1凸部のいずれか一方を形成するとともに、前記第1接合面及び前記第3接合面の少なくともいずれか他方に、少なくとも1つの第1凹部及び少なくとも1つの第1凸部のいずれか他方を形成する回転電機の製造法であって、前記第1金型の第1押圧面及び前記第2金型の第2押圧面のいずれか一方には、前記第1凹部及び前記第1凸部の少なくともいずれか一方を形成するための第1金型凸部及び第1金型凹部の少なくともいずれか一方が設けられ、前記第1金型の第1押圧面及び前記第2金型の第2押圧面のいずれか他方には、前記第1金型凹部及び前記第1金型凸部の少なくともいずれか一方と対向する面に、前記第1金型凹部及び前記第1金型凸部の少なくともいずれか一方を受け入れる第2金型凹部及び第2金型凸部の少なくともいずれか一方が設けられていることを特徴とする。
このような方法とすることで、第1金型及び第2金型を用いて、3つの被接合体のそれぞれにプレス加工を施すことにより、各被接合体の第1接合面、第2接合面、及び第3接合面に、断面略矩形状の凹部や凸部を、容易かつ確実に形成することができる。
本発明によれば、第1被接合体を間に挟んで第2被接合体と第3被接合体とを配置し、これら第2被接合体と第3被接合体のそれぞれの第1被接合体とは反対側から電極によって加圧することができる。このため、第1被接合体、第2被接合体、及び第3被接合体の3つの接合体を一度に接合することができるので、接合作業を容易化できる。
また、第2被接合体、及び第3被接合体のそれぞれを、別々の電極で第1被接合体に向かって加圧することができるので、第1被接合体と第2被接合体との間の接触抵抗と、第1被接合体と第3被接合体との間の接触抵抗とをほぼ均一にすることができる。このため、各被接合体の剥離強度を一定に保つことができる。
また、第1凹部に第1凸部が嵌るとともに、第2凹部に第2凸部が嵌る。このため、第1接合部において、第1被接合体と第2接合体との間にアンカー効果を生じさせることができる。また、第2接合部において、第1被接合部と第3被接合部との間にアンカー効果を生じさせることができる。このため、第1被接合体と第2被接合体とを抵抗溶接した際、及び第1被接合体と第3被接合体とを抵抗溶接した際、これら3つの被接合体の剥離強度を十分確保することができる。
本発明の実施形態における回転電機の斜視図である。 本発明の実施形態におけるコイルの結線図である。 本発明の実施形態における回転電機のターミナルの箇所を拡大した一方側からみた斜視図である。 本発明の実施形態における回転電機のターミナルの箇所を拡大した他方側からみた斜視図である。 本発明の実施形態における接合体の構成を示す簡略図である。 本発明の実施形態における第1端子の加工方法を示す説明図である。 本発明の実施形態におけるターミナルの変形例の構成を示す簡略図である。 本発明の実施形態におけるターミナルの変形例の構成を示す簡略図である。 本発明の実施形態におけるターミナルの変形例の構成を示す簡略図である。 本発明の実施形態におけるターミナルの変形例の構成を示す簡略図である。 本発明の実施形態におけるターミナルの変形例の構成を示す簡略図である。 本発明の実施形態におけるターミナルの変形例の構成を示す簡略図である。 本発明の実施形態におけるターミナルの変形例の構成を示す簡略図である。 本発明の実施形態におけるターミナルの変形例の構成を示す簡略図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(回転電機)
図1は、回転電機1の斜視図である。
図1に示すように、回転電機1は、例えば、車両用エンジンを始動するために用いられたり車両用エンジンのクランクシャフト(不図示)の回転を利用して発電するために用いられたりする。
回転電機1は、3相ブラシレス型の回転電機であり、不図示のエンジンブロックに固定されるステータ2と、不図示のクランクシャフトに固定され、ステータ2の周囲を覆うように形成されたロータ3と、を備えている。
なお、以下の説明では、ロータ3の回転軸線方向を単に軸方向、ロータ3の回転方向を周方向、軸方向及び周方向に直交するロータ3の径方向を単に径方向と称して説明する。
ステータ2は、ステータコア4と、ステータコア4に装着されたインシュレータ5と、ステータコア4にインシュレータ5を介して巻回されている複数のコイル6と、複数のコイル6を結線するためのターミナル8と、を備えている。
ステータコア4は、電磁鋼板を積層したり、軟磁性粉を加圧成形したりして形成される。ステータコア4は、略円環状に形成された本体部4aと、本体部4aの外周面から径方向外側に向かって放射状に突出する複数のティース部4bとを有している。
インシュレータ5は、ティース部4bの周囲を覆うように、かつ本体部4aの軸方向両端面を露出させるように形成されている。そして、複数のコイル6は、インシュレータ5の上から各ティース部4bに集中巻き方式により巻回されている。
図2は、コイル6の結線図である。
図2に示すように、複数のコイル6は、U相、V相、W相の3相構造になっている。また、複数のコイル6はスター結線されており、結線回路が2並列となっている。このように、結線回路が2並列のスター結線されるコイル6の中性点として、ターミナル8が機能している。つまり、図1に示すように、ターミナル8には、各相のコイル6の端末部6aが2本ずつ、合計6本の端末部6aが接合される。
図3は、回転電機1のターミナル8の箇所を拡大した一方側からみた斜視図である。図4は、回転電機1のターミナル8の箇所を拡大した他方側からみた斜視図である。
図1、図3、図4に示すように、ターミナル8は、インシュレータ5のティース部4bよりも径方向内側で、かつ軸方向の一端側に配置されている。また、ターミナル8は、一部がインシュレータ5に埋設された形で配置されている。
ターミナル8は、鉄等の金属板の表面に錫メッキが施されたもので、プレス加工が施されている。また、ターミナル8は、インシュレータ5上に突出している2つの端子31,32(第1端子31、第2端子32)と、インシュレータ5に埋設され、2つの端子31,32に跨る連結部33と、が一体成形されたものである。
2つの端子31,32のうち、第1端子31は、第1端子31の厚さ方向からみて略四角形状に形成されている。第1端子31の両面は、それぞれコイル6の端末部6aが1本ずつ接合されるターミナル側接合面31a,31b(第1ターミナル側接合面31a、第2ターミナル側接合面31b)とされている。
第1ターミナル側接合面31aには、ターミナル凹部15が形成されている。ターミナル凹部15は、第1端子31の厚さ方向からみて環状で、かつ四角形状に形成されている。また、ターミナル凹部15は、断面矩形状に形成されている(図5参照)。このように形成されたターミナル凹部15上に、コイル6の端末部6aが配置され、第1端子31とコイル6の端末部6aとが接合されている。
第2ターミナル側接合面31bには、ターミナル凹部15に対応するように、ターミナル凸部17が形成されている。すなわち、ターミナル凸部17は、ターミナル凹部15と対向し、環状で、かつ四角形状に形成されている。また、ターミナル凸部17は、断面矩形状に形成されている(図5参照)。このように形成されたターミナル凸部17上に、コイル6の端末部6aが配置され、第1端子31とコイル6の端末部6aとが接合されている。
そして、これら第1端子31と2つのコイル6の端末部6aとにより、接合体10Aを構成している。
2つの端子31,32のうち、第2端子32は、第2端子32の厚さ方向からみて略四角形状に形成されている。第2端子32は、第1端子31よりも面方向に長い長方形状に形成されている。すなわち、第2端子32は、2つの小端子32A,32Bが面方向に沿って並んで配置され、一体化されている。各小端子32A,32Bは、同一構成であるので、以下の説明では、一方の小端子32Aのみ説明し、他方の小端子32Bの説明を省略する。
小端子32Aの両面は、それぞれコイル6の端末部6aが2本ずつ接合されるターミナル側接合面32a,32b(第1ターミナル側接合面32a、第2ターミナル側接合面32b)とされている。
第1ターミナル側接合面32aには、第1端子31に形成されたものと同様のターミナル凹部15が形成されている。ターミナル凹部15上にコイル6の端末部6aが配置され、小端子32Aとコイル6の端末部6aとが接合されている。
第2ターミナル側接合面32bには、第1端子31に形成されたものと同様のターミナル凸部17が形成されている。ターミナル凸部17は、ターミナル凹部15と対向している。そして、ターミナル凸部17上に、コイル6の端末部6aが配置され、小端子32Aとコイル6の端末部6aとが接合されている。
そして、これら小端子32Aと2つのコイル6の端末部6aとにより、接合体10Bを構成している。すなわち、第2端子32は、2つの接合体10Bを有している。
連結部33は、第2端子32の厚さ方向からみて略C字状に形成されている。そして、連結部33の各先端に、それぞれ第1端子31と第2端子32とが接続されている。
ここで、コイル6はアルミ合金により形成されており、各端末部6aが、対応する接合面31a~32bに抵抗溶接(例えば、スポット溶接)により接合されている。以下、接合体10A,10Bについて詳述する。なお、各接合体10A,10Bは、基本的構成が同一であるので、以下の説明では、第1端子31の接合体10Aのみについて説明し、第2端子32の接合体10Bについての説明を省略する。
(接合体)
図5は、接合体10Aの構成を示す簡略図である。
図3に示すように、接合体10Aは、コイル6の端末部6aと第1端子31の第1ターミナル側接合面31aとが接合された第1接合部34を有する。第1接合部34には、コイル6の第1端子31と接合される面である第1コイル側接合面14Aに、第1端子31のターミナル凹部15に嵌入可能なコイル凸部7が形成されている。すなわち、コイル凸部7は、第1端子31の厚さ方向(第1ターミナル側接合面31a及び第1コイル側接合面14Aの法線方向)からみて環状で、かつ四角形状に形成されている。また、コイル凸部7は、断面矩形状に形成されている。
また、接合体10Aは、コイル6の端末部6aと第1端子31の第2ターミナル側接合面31bとが接合された第2接合部35を有する。第2接合部35には、コイル6の第1端子31と接合される面である第2コイル側接合面14Bに、第1端子31のターミナル凸部17が嵌入可能なコイル凹部9が形成されている。すなわち、コイル凹部9は、第1端子31の厚さ方向(第2ターミナル側接合面31b及び第1コイル側接合面14Bの法線方向)からみて環状で、かつ四角形状に形成されている。また、コイル凹部9は、断面矩形状に形成されている。
(第1端子の加工方法)
次に、図6に基づいて、第1端子31の加工方法について説明する。
図6は、第1端子31の加工方法を示す説明図である。
図6に示すように、第1端子31は、金型18,19(第1金型18、第2金型19)を用いてプレス加工を施すことにより、第1ターミナル側接合面31aにターミナル凹部15(図5参照)が形成されるとともに、第2ターミナル側接合面31bにターミナル凸部17(図5参照)が形成される。
具体的には、まず、第1端子31の第1ターミナル側接合面31aと対向する位置に第1金型18をセットする。また、第1端子31を挟んで第1金型18と対向する位置に、第2金型19をセットする。
第1金型18には、第1端子31側の第1押圧面18bに、断面矩形状の金型凸部18aが形成されている。第2金型19には、第1端子31側の第2押圧面19bに、第1金型18の金型凸部18aが嵌入可能な金型凹部19aが形成されている。そして、これら2つの金型18,19の各押圧面18b,19bによって第1端子31を挟み、所定の圧力で加圧する(図6における矢印参照)。すると、図5に示すように、第1端子31の第1ターミナル側接合面31aにターミナル凹部15が形成されるとともに、第2ターミナル側接合面31bにターミナル凸部17が形成される。
(コイルと第1端子との接合手順)
次に、コイル6と第1端子31との接合手順について説明する。
ここで、第1端子31と、この第1端子31の2つのターミナル側接合面31a,31bに配置される2つのコイル6は、同時に接合される。
具体的には、まず、2つのコイル6のうちの一方のコイル6の第1コイル側接合面14Aと第1端子31の第1ターミナル側接合面31aとを重ね合わせる。また、2つのコイル6のうちの他方のコイル6の第2コイル側接合面14Bと第1端子31の第2ターミナル側接合面31bとを重ね合わせる。このとき、第2ターミナル側接合面31bには、ターミナル凸部17が形成されている。このため、実際は、ターミナル凸部17にコイル6の第2コイル側接合面14Bが当接した状態で、その他の箇所は、コイル6の第2コイル側接合面14Bと第1端子31の第2ターミナル側接合面31bとの間に微小隙間が形成される。
この状態で、図5に示すように、一方のコイル6(図5における上側のコイル6)の第1コイル側接合面14Aとは反対側、及び他方のコイル6(図5における下側のコイル6)の第2コイル側接合面14Bとは反対側から、2つのコイル6にそれぞれ電極21,22(第1電極21、第2電極22)を押し当てる。そして、各電極21,22によって2つのコイル6を所定の圧力で加圧しながら、各電極21,22を介して2つのコイル6に電圧を印加する。
すると、2つのコイル6、及び第1端子31に電流が供給される。このとき、第1端子31の第1ターミナル側接合面31aでは、この第1ターミナル側接合面31aとコイル6の第1コイル側接合面14Aとの接触抵抗により発生するジュール熱で、一方のコイル6と第1端子31とが溶融される。そして、第1ターミナル側接合面31aに形成されているターミナル凹部15に、溶融されたコイル6の一部が流れ込み、コイル6にコイル凸部7が形成される。さらに、第1コイル側接合面14Aと第1ターミナル側接合面31aとが溶融接着されて、第1接合部34が形成される。また、このとき、第1端子31のターミナル凹部15とコイル6に形成されたコイル凸部7とが嵌り合った状態(図5参照)でコイル6と第1端子31とが溶融接着される。
また、第1端子31の第2ターミナル側接合面31bでは、第2コイル側接合面14Bと第1端子31のターミナル凸部17との接触抵抗により発生するジュール熱で、コイル6と第1端子31とが溶融される。そして、第2コイル側接合面14Bにコイル凹部9が形成されながらターミナル凸部17も溶融され、第2コイル側接合面14Bと第2ターミナル側接合面31bとが重ね合わさる。さらに、第2コイル側接合面14Bと第2ターミナル側接合面31bとが溶融接着されて第2接合部35が形成される。また、このとき、第1端子31のターミナル凸部17とコイル6に形成されたコイル凹部9とが嵌り合った状態(図5参照)でコイル6と第1端子31とが溶融接着される。
なお、第2端子32の各小端子32A,32Bも、第1端子31と同様の手順で、それぞれ2つのコイル6が、抵抗溶接によって各小端子32A,32Bに接合される。
以下、本実施形態の効果について記載する。なお、以下では、第1端子31を例に効果を記載するが、第2端子32についても同様の効果を奏するので、第2端子32についての効果の記載は省略する。
上述の実施形態では、第1端子31において、抵抗溶接によって第1接合部34が形成された第1コイル側接合面14Aに、コイル凸部7が形成されている。また、第1接合部34が形成された第1ターミナル側接合面31aに、ターミナル凹部15が形成されている。そして、ターミナル凹部15にコイル凸部7が嵌るような形で、コイル6と第1端子31とが溶融接着される。このため、ターミナル凹部15とコイル凸部7とによって、コイル6と第1端子31との間に、アンカー効果を生じさせることができる。
また、第1端子31において、抵抗溶接によって第2接合部35が形成された第2コイル側接合面14Bに、コイル凹部9が形成されている。また、第2接合部35が形成された第2ターミナル側接合面31bに、ターミナル凸部17が形成されている。そして、コイル凹部9にターミナル凸部17が嵌るような形で、コイル6と第1端子31とが溶融接着される。このため、コイル凹部9とターミナル凸部17とによって、コイル6と第1端子31との間に、アンカー効果を生じさせることができる。
したがって、抵抗溶接された各接合体10A,10Bにおけるコイル6と各端子31,32との剥離強度を十分確保することができる。
さらに、第1端子31を挟んで各ターミナル側接合面31a,31bにそれぞれコイル6を配置し、これらコイル6を第1端子31と反対側の外側から電極21,22で加圧することができる。このため、第1端子31と2つのコイル6とを一度に接合することができるので、第1端子31とコイル6との接合作業を容易化できる。
また、2つのコイル6をそれぞれ別々の電極21,22で第1端子31に向かって加圧することができるので、各コイル6と第1端子31との間の接触抵抗を、ほぼ均一にすることができる。このため、各コイル6の剥離強度を一定に保つことができる。
また、コイル凹部9、コイル凸部7、ターミナル凹部15、及びターミナル凸部17は、それぞれ断面矩形状に形成されている。このため、各凹部9,15からそれぞれ対応する凸部7,17が抜けようとすると、凸部7,17の角部が凹部9,15の内側面に引っ掛かり、各凹部9,15から各凸部7,17が抜けにくい。よって、コイル6と第1端子31との間のアンカー効果がさらに高まり、コイル6と第1端子31との剥離強度をより高めることができる。
また、ターミナル凹部15、及びターミナル凸部17は、第1端子31の厚さ方向(第1ターミナル側接合面31a及び第1コイル側接合面14Aの法線方向)からみて環状に形成されている。このため、第1金型18の金型凸部18aや第2金型19の金型凹部19aが環状になり、各金型18,19の機械的強度が高まる。このため、各金型18,19の成形寿命を高めることができる。
さらに、ターミナル凹部15、及びターミナル凸部17は、環状に加え、四角形状に形成されている。このため、抵抗溶接した後のコイル6と第1端子31との相対位置のずれを確実に防止できる。また、コイル6と第1端子31との間のアンカー効果を確実に高めることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、上述の実施形態では、回転電機1は、例えば、車両用エンジンを始動するために用いられたり車両用エンジンのクランクシャフトの回転を利用して発電するために用いられたりする場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、さまざまな機器の駆動用、発電用として用いることが可能である。
また、上述の実施形態では、コイル6は、アルミ合金により形成されている場合について説明した。さらに、ターミナル8は、軸方向に長い鉄等の金属板の表面に錫メッキが施されたものである場合について説明した。しかしながら、これらに限られるものではなく、コイル6やターミナル8にさまざまな導電部材を用いることができる。
(ターミナルの変形例)
また、上述の実施形態では、ターミナル8を構成する2つの端子31,32の各第1ターミナル側接合面31a,32aに、ターミナル凹部15を形成し、各第2ターミナル側接合面31b,32bに、ターミナル凸部17を形成した場合について説明した。さらに、ターミナル凹部15、及びターミナル凸部17は、第1端子31の厚さ方向(第1ターミナル側接合面31a及び第1コイル側接合面14Aの法線方向)からみて環状で、かつ四角形状に形成されている場合について説明した。そして、抵抗溶接時に、各コイル6に、ターミナル凹部15やターミナル凸部17に対応するように、コイル凸部7やコイル凹部9が形成される場合について説明した。
しかしながら、これに限られるものではなく、各端子31,32の第1ターミナル側接合面31a,32aや第2ターミナル側接合面31b,32bに、さまざまな形でターミナル凹部15やターミナル凸部17を形成してよい。そして、ターミナル凹部15やターミナル凸部17の形状に応じて、コイル6の各コイル側接合面14A,14Bに、コイル凸部7やコイル凹部9を形成すればよい。
以下、図7~図13に基づいてターミナル8の変形例の具体例を挙げながら説明する。なお、以下の図7~図13は、ターミナル8(第1端子31、及び第2端子32)の変形例の構成を示す簡略図であって、前述の図5に対応している。
例えば、図7に示すように、各端子31,32の各ターミナル側接合面31a~32bに、それぞれターミナル凹部15を形成してもよい。各ターミナル凹部15は、各端子31,32の厚さ方向で対向している。
ここで、各端子31,32の両面(ターミナル側接合面31a~32b)にターミナル凹部15を形成すると、各端子31,32の肉の逃げが必要になる。
そこで、例えば、図8に示すように、各端子31,32の側辺に逃げ部36を形成することにより、各端子31,32の両面に不要な歪み等を形成することなく、ターミナル凹部15を形成できる。なお、各端子31,32の両面(ターミナル側接合面31a~32b)にターミナル凹部15のみを形成する以下のいずれかの変形例についても同様である。
また、例えば、図9に示すように、各端子31,32の第1ターミナル側接合面31a,32aに、ターミナル凸部17を1つ形成し、各端子31,32の第2ターミナル側接合面31b,32bに、ターミナル凹部15を3つ形成してもよい。
なお、ターミナル凸部17とターミナル凹部15とを逆のターミナル側接合面31a~32bに形成してもよい。
また、例えば、図10に示すように、各端子31,32の両面(ターミナル側接合面31a~32b)にターミナル凹部15を形成し、かつこれらターミナル凹部15の位置を、各端子31,32の面方向でずらしてもよい。このように構成することで、各端子31,32の肉を逃げ易くすることが可能になる。
また、例えば、図11に示すように、各端子31,32の両面(ターミナル側接合面31a~32b)に、それぞれ互い違いのターミナル凹部15とターミナル凸部17とを形成してもよい。このとき、各ターミナル凹部15と各ターミナル凸部17とを、各端子31,32の厚さ方向で対向するように形成することが望ましい。このように構成することで、各ターミナル凹部15と各ターミナル凸部17とが各端子31,32の厚さ方向で対向していない場合と比較して、ターミナル凹部15を形成した分の各端子31,32の肉をターミナル凸部17側に逃がしやすい。このため、プレス加工によって各端子31,32を容易に形成できる。
また、各端子31,32の両面(ターミナル側接合面31a~32b)に、それぞれターミナル凹部15とターミナル凸部17とを形成することにより、各コイル6のそれぞれに、対応する端子31,32が互い違いの凹凸に嵌合されることになる。このため、各コイル6の剥離強度を、確実に高めることができる。
また、例えば、図12に示すように、各端子31,32の第1ターミナル側接合面31a,32aに、ターミナル凹部15を1つ形成し、各端子31,32の第2ターミナル側接合面31b,32bに、ターミナル凹部15を2つ形成してもよい。
なお、ターミナル凸部17とターミナル凹部15とを逆のターミナル側接合面31a~32bに形成してもよい。
また、例えば、図13に示すように、各端子31,32の第1ターミナル側接合面31a,32aに、ターミナル凸部17を2つ形成し、各端子31,32の第2ターミナル側接合面31b,32bで、かつターミナル凸部17と対向する位置に、ターミナル凹部15を2つ形成してもよい。
なお、ターミナル凸部17とターミナル凹部15とを逆のターミナル側接合面31a~32bに形成してもよい。
また、例えば、図14に示すように、各端子31,32の第1ターミナル側接合面31a,32aに、ターミナル凸部17を2つ形成するとともに、ターミナル凹部15を1つ形成してもよい。さらに、各端子31,32の第2ターミナル側接合面31b,32bに、ターミナル凸部17を1つ形成するとともに、ターミナル凹部15を2つ形成してもよい。この際、1つのターミナル凹部15と1つのターミナル凸部17とが1組となって各端子31,32の厚さ方向で対向するように配置することが望ましい。このように構成することで、プレス加工によって各端子31,32を容易に形成できる。また、コイル6の剥離強度を、さらに高めることができる。
なお、上述の実施形態では、ターミナル8の各端子31,32にターミナル凹部15やターミナル凸部17を形成し、抵抗溶接の際に、コイル6が溶融されてコイル凸部7やコイル凹部9が形成される場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、コイル6に、予めターミナル凹部15に嵌入可能なコイル凸部7を形成したり、予めターミナル凸部17が嵌入可能なコイル凹部9を形成したりしてよい。
このように構成することで、抵抗溶接の際に、ターミナル凹部15にコイル凸部7を予め嵌めておくことができる。また、ターミナル凸部17にコイル凹部9を予め嵌めておくことができる。このため、各端子31,32の各ターミナル側接合面31a~32bと、対応するコイル6の各コイル側接合面14A,14Bとの位置関係を高精度に決めることができる。
1…回転電機、6…コイル、8…ターミナル、10A,10B…接合体、14A…第1コイル側接合面(第2接合面)、14B…第2コイル側接合面(第4接合面)、15…ターミナル凹部(第1凹部)、17…ターミナル凸部(第2凸部)、18…第1金型、18a…金型凸部、19…第2金型、19a…金型凹部、21…第1電極、22…第2電極、31…第1端子(第1被接合体)、31a,32a…第1ターミナル側接合面(第1接合面)、31b,32b…第2ターミナル側接合面(第3接合面)、32…第2端子(第1被接合体)、34…第1接合部、35…第2接合部

Claims (7)

  1. 第1被接合体の第1接合面と、第2被接合体の第2接合面とを重ね合わせ、抵抗溶接によって前記第1接合面と前記第2接合面とが接合される第1接合部を有するとともに、
    前記第1被接合体の前記第1接合面と対向する第3接合面と、第3被接合体の第4接合面とを重ね合わせ、抵抗溶接によって前記第3接合面と前記第4接合面とが接合される第2接合部を有し、
    前記第1接合面及び前記第3接合面の少なくともいずれか一方に、少なくとも1つの第1凹部及び少なくとも1つの第1凸部のいずれか一方が形成され、
    前記第1接合面及び前記第3接合面の少なくともいずれか他方に、少なくとも1つの第1凹部及び少なくとも1つの第1凸部のいずれか他方が形成され、
    前記第2接合面及び前記第4接合面の少なくともいずれか一方に、少なくとも1つの第2凹部及び少なくとも1つの第2凸部のいずれか一方が形成され、
    前記第2接合面及び前記第4接合面の少なくともいずれか他方に、少なくとも1つの第2凹部及び少なくとも1つの第2凸部のいずれか他方が形成されており、
    前記第2被接合体は、前記第2被接合体を挟んで前記第2接合面とは反対側に形成され、前記第1接合面に前記第2接合面を押し付ける第1電極が押し当てられる第1押し当て面を有し、
    前記第3被接合体は、前記第3被接合体を挟んで前記第4接合面の反対側に形成され、前記第3接合面に前記第4接合面を押し付ける第2電極が押し当てられる第2押し当て面を有する
    ことを特徴とする接合体。
  2. 前記第1接合面及び前記第3接合面のそれぞれに、前記第1凹部及び前記第1凸部が形成され、
    前記第2接合面及び前記第4接合面のそれぞれに、前記第2凹部及び前記第2凸部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の接合体。
  3. 前記第1凹部、前記第1凸部、前記第2凹部、及び前記第2凸部は、断面矩形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の接合体。
  4. 前記第1凹部、前記第1凸部、前記第2凹部、及び前記第2凸部は、前記第1接合面、前記第2接合面、前記第3接合面、及び前記第4接合面の各々法線方向からみて環状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の接合体。
  5. 前記第1凹部、前記第1凸部、前記第2凹部、及び前記第2凸部は、前記第1接合面、前記第2接合面、前記第3接合面、及び前記第4接合面の各々法線方向からみて四角形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の接合体。
  6. 請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の接合体を有する回転電機であって、
    前記第1被接合体は、ターミナルであり、
    前記第2被接合体、及び前記第3被接合体は、ステータに巻回されているアルミ合金からなるコイルである
    ことを特徴とする回転電機。
  7. 請求項6に記載の回転電機における前記ターミナルの厚さ方向両面から第1金型と第2金型とを押圧してプレス加工を施すことにより、前記第1接合面及び前記第3接合面の少なくともいずれか一方に、少なくとも1つの第1凹部及び少なくとも1つの第1凸部のいずれか一方を形成するとともに、前記第1接合面及び前記第3接合面の少なくともいずれか他方に、少なくとも1つの第1凹部及び少なくとも1つの第1凸部のいずれか他方を形成する回転電機の製造法であって、
    前記第1金型の第1押圧面及び前記第2金型の第2押圧面のいずれか一方には、前記第1凹部及び前記第1凸部の少なくともいずれか一方を形成するための第1金型凸部及び第1金型凹部の少なくともいずれか一方が設けられ、
    前記第1金型の第1押圧面及び前記第2金型の第2押圧面のいずれか他方には、前記第1金型凹部及び前記第1金型凸部の少なくともいずれか一方と対向する面に、前記第1金型凹部及び前記第1金型凸部の少なくともいずれか一方を受け入れる第2金型凹部及び第2金型凸部の少なくともいずれか一方が設けられている
    ことを特徴とする回転電機の製造方法。
JP2018059865A 2018-03-27 2018-03-27 接合体、回転電機、及び回転電機の製造方法 Active JP7065666B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018059865A JP7065666B2 (ja) 2018-03-27 2018-03-27 接合体、回転電機、及び回転電機の製造方法
PCT/JP2019/008812 WO2019188065A1 (ja) 2018-03-27 2019-03-06 接合体、回転電機、及び回転電機の製造方法
BR112020019353-4A BR112020019353A2 (pt) 2018-03-27 2019-03-06 Corpo unido, máquina dínamo-elétrica e método para produção de uma máquina dínamo-elétrica

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018059865A JP7065666B2 (ja) 2018-03-27 2018-03-27 接合体、回転電機、及び回転電機の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019176557A JP2019176557A (ja) 2019-10-10
JP7065666B2 true JP7065666B2 (ja) 2022-05-12

Family

ID=68059748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018059865A Active JP7065666B2 (ja) 2018-03-27 2018-03-27 接合体、回転電機、及び回転電機の製造方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7065666B2 (ja)
BR (1) BR112020019353A2 (ja)
WO (1) WO2019188065A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102457438B1 (ko) * 2022-08-12 2022-10-21 인지산업(주) 코일 단자 압착 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017099223A (ja) 2015-11-27 2017-06-01 デンソートリム株式会社 内燃機関用回転電機およびその電極
WO2017154466A1 (ja) 2016-03-10 2017-09-14 デンソートリム株式会社 回転電機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5736090A (en) * 1980-08-12 1982-02-26 Matsushita Electric Works Ltd Laser welding method for contact point

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017099223A (ja) 2015-11-27 2017-06-01 デンソートリム株式会社 内燃機関用回転電機およびその電極
WO2017154466A1 (ja) 2016-03-10 2017-09-14 デンソートリム株式会社 回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
BR112020019353A2 (pt) 2020-12-29
JP2019176557A (ja) 2019-10-10
WO2019188065A1 (ja) 2019-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3512075B1 (en) Stator of rotary electric machine and method of manufacturing stator coil
JPWO2005107039A1 (ja) 圧粉磁心およびその製造方法
WO2020054233A1 (ja) 回転電機の固定子および該固定子を具備する回転電機
JP2009095193A (ja) モータの固定子、及びコイル製造方法
TWI699073B (zh) 定子、旋轉電機及定子的製造方法
JP4827248B2 (ja) バスバー
JP6137117B2 (ja) 固定子巻線の接続端部絶縁方法
WO2013008568A1 (ja) 回転電機及び回転電機の固定子コイルの製造方法
JP4502041B2 (ja) 回転電機の固定子およびその製造方法
JP6339123B2 (ja) ステータの製造方法及びステータの製造用治具
TW200531401A (en) Soft magnetic composite powder metal cores
JP7065666B2 (ja) 接合体、回転電機、及び回転電機の製造方法
JP2012257366A (ja) 回転電機ステータ及びその製造方法
JP5329059B2 (ja) ステータおよびステータの製造方法
JP6076179B2 (ja) 分割固定子鉄心とこの分割固定子鉄心を備えた固定子およびこの固定子を備えた回転電機ならびに分割固定子鉄心の製造方法
JP2009268221A (ja) 固定子コイルの製造方法
JP7063671B2 (ja) 回転電機、及び回転電機の製造方法
JP2019154224A (ja) かご型ロータ及びかご型ロータを製造するための方法
WO2020250631A1 (ja) 回転電気機械
JP2006197779A (ja) 回転電機のステータ、その製造方法および製造装置
JP2006304484A (ja) ステータおよびその製造方法ならびに回転電機
JP6745838B2 (ja) 回転電機及びその製造方法
JP5521642B2 (ja) 回転電機の電機子、および、その電機子の製造方法
JP2016158346A (ja) 回転電機の固定子、及びこれを備えた回転電機
JP2012157116A (ja) ブラシ付dcモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200923

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7065666

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150