JPS61139127A

JPS61139127A - 無線基地局の監視方式

Info

Publication number: JPS61139127A
Application number: JP59260565A
Authority: JP
Inventors: Toru Daikyo; 徹大饗
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1984-12-10
Filing date: 1984-12-10
Publication date: 1986-06-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、無線通信用無線基地局の送信電波の監視に関
する。本発明は移動無線通信方式の無線交換系に含まれ
る無線基地局で利用するに適する。

〔従来の技術〕

従来の無線基地局では、その送信装置の障害を監視する
ために、送信装置の各所に検出装置を接続し、この検出
装置の出力を有線回路により集線して監視を行うものが
広く利用されている。°一方、無線基地局には通信の相
手方から到来する電波信号の電界を測定して最適な交換
制御を行うために、電界測定装置を設備している。

〔発明が解決りようとする問題点〕

このような従来の無線基地局では、自局の送信する電波
については、間接的な監視のみが行われているので、上
述の検出装置に異常が検出されていなくても、送信電波
に障害が発生する不都合が経験された。これを回避する
には、無線基地局から適当に離れた位置に、その基地局
が送信する電波を受信して監視を行う設備を設け、この
設備がらの情報を基地局で利用することが考えられるが
、それでは設備が高価に過ぎる欠点がある。

本発明はこのような不都合を解決するもので、基地局が
自ら送信する電波を直接に、しかも経済的な設備で監視
することができる無線基地局の監視方式を提供すること
を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、通信の相手方から到来する電波の電界を測定
する電界測定装置と、この電界測定装置を制御する制御
装置と、上記電界測定装置の測定結果を評価する手段と
を備えた無線基地局の監視方式において、上記制御装置
には、自局の送信電波の電界を上記電界測定装置で測定
させる制御手段を含み、上記評価する手段には、自局の
送信電波に異常が検出されたときに警報を送出する手段
を含むことを特徴とする。

〔作　用〕

一般に無線交換を行う基地局では、通信の相手方から到
来する電波の電界強変をＪ１１定する装置およびこの装
置を自動的に制御Ｂする装置を備えているので、これら
の装置を利用して自局の送信電波を間欠的に監視し、送
信電波の異常が観測された、ときには警報を送出する。

本発明を実施するために、従来の設備に付加する部分は
、制御装置のソフトウェアその他わずかなものであり、
きわめて経済的である。

〔実施例〕

以下、本発明実施例方式を図面に基づいて説明する。第
１図はこの実施例方式の構成を示すブロック構成図であ
る。この実施例方式は無線交換方式である自動電話交換
方式である。第２図はこの実施例方式の動作を示すフロ
ーチャートである。

まず、この実施例方式の構成を第１図に基づいて説明す
る。

この実施例方式は無線基地局１０と、交換装置２０と、
端末装置３０とを備え、ここで、無線基地局１０には電
界測定装置１１と、制御チャネル用無線装置１２と、通
信チャネル用無線装置１３−１〜１３ｎとを備え、また
交換装置２０には電界測定制御装置装置２１と、制御チ
ャネル制御装置２２と、中央制御装置２４と、中継器２
３−１〜２３−ｎと、スイッチングネットワーク２５と
を含む。

端末装置３０の入出力は、電界測定装置１１、制御チャ
ネル無線装置１２および通話チャネル用無線装置１３−
１〜１３−ｎの入出力と無線回線を介して信号を授受す
るように接続され、電界測定装置１１の入出力は電界測
定装置２１の第一の人出力と信号を授受するように接続
され、制御チャネル用無線装置１２の入出力は制御チャ
ネル制御装置２２の第一の入出力と信号を授受するよう
に接続され、通話チャネル用無線装置１３−ｉ（ｉは自
然数、１≦１ｎｎ）の入出力は中継器２３−１の第一の
人出力と信号を授受するように接続される。電界測定制
御装置２１の第二の人出力、制御チャネル制御装置２２
の第二の入出力および中継器２３−１〜２３−ｎの第二
の入出力は中央制御装置２４の第二の入出力と信号を授
受するように接続される。

図に示すこの実施例方式の動作状態は端末装置３０が制
御チャネル用無線装置１２にアクセスすることにより割
当てられた通話チャネルである無線装置１３−２と通話
中の状Ｂ（ａｌである。

ここで電界測定装置１１は通話状態である無線装置１３
−２が使用中のチャネルの周波数に合せて同チャネルの
電界をモニタする状Ｂ　ｔｂ）にして通話レベルの品質
を測定しこの測定結果を通話チャネルの切換えに使用す
る装置であるが、本発明の特徴とするところはこの電界
測定装置１１を制御チャネル用無線装置１２および通話
チャネル用無線装置１３−１〜１３−ｎの監視にも兼用
することにある。

さて、中央制御装置２４には全ての監視手順がプログラ
ムされている。中央制御装置２４はプログラムよるチャ
ネルの指定に基づき電界測定要求が電界測定制御装置２
１に送出される（ステップＳｔ）。

電界測定制御ＯＯ１２１からはこの要求に従い、電界測
定の指令が電界測定装置１１に送出される（ステップ３
２）。電界測定装置１１ではこの要求に基づき該当チャ
ネル１３−１の周波数との同調がなされ、電界をモニタ
する状ｇ（ｃｌにもたらされて電界測定が行われる（ス
テップＳ３）。この測定結果は電界測定制御装置２１に
返送され（ステップＳ４）、電界測定制御装置２１によ
り中央制御装置２４に中継される（ステップ３５）。中
央制御装置２４ではこの結果が分析され（ステップＳ６
）、正常・異常の判定が行われる（ステップＳ７）。異
常に判定された場合には障害報告などの障害処理が行わ
れる（ステップＳ８）。この障害検出としては送信電波
の有または無の判定により、無線送信機の有効または無
効の検出と、送信されている電波の電界レベルの段階的
判定による無線送信機の劣化検出とがある。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、従来の障害検出手段では
、通話に使用するチャネルの送信機の障害は呼接続の過
程で呼接続が完全でないことから障害検出がなされてい
たのに対し、無線系の障害の検出が事前に可能であるの
で、サービス断状態を事前に検出することができる効果
がある。また、制御チャネル用無線装置の障害検出も行
える効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例方式の構成を示すブロック構成図
。第２図は本発明実施例方式の動作を示すフローチャート
。ＩＯ・・・無線基地局、１１・・・電界測定装置、１２
・・・制御チャネル用無、ｖＩ装置、１３・・・通話チ
ャネル用無線装置、２０・・・交換装置、２１・・・電
界測定制御装置、２２・・・制御チャネル制御装置、２
３・・・中継器、２４・・・中央制御装置、２５・・・
スイフチングネノトワーク、（ａ）・・・通話状態、（
ｂｌ・・・モニタ状態、（Ｃ）・・・測定状態。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）通信の相手方から到来する電波の電界を測定する
電界測定装置と、この電界測定装置を制御する制御装置と、上記電界測定装置の測定結果を評価する手段とを備えた
無線基地局の監視方式において、上記制御装置には、自局の送信電波の電界を上記電界測
定装置で測定させる制御手段を含み、上記評価する手段
には、自局の送信電波に異常が検出されたときに警報を
送出する手段を含むことを特徴とする無線基地局の監視
方式。