JPS61138626A - 熱可塑性芳香族ポリエーテルケトン及びその製造方法 - Google Patents

熱可塑性芳香族ポリエーテルケトン及びその製造方法

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JPS61138626A
JPS61138626A JP60272623A JP27262385A JPS61138626A JP S61138626 A JPS61138626 A JP S61138626A JP 60272623 A JP60272623 A JP 60272623A JP 27262385 A JP27262385 A JP 27262385A JP S61138626 A JPS61138626 A JP S61138626A
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polymer
carbonate
ratio
polymers
alkali metal
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フイリツプ アンソニー スタニランド
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/34Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
    • C08G65/38Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols
    • C08G65/40Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols from phenols (I) and other compounds (II), e.g. OH-Ar-OH + X-Ar-X, where X is halogen atom, i.e. leaving group
    • C08G65/4012Other compound (II) containing a ketone group, e.g. X-Ar-C(=O)-Ar-X for polyetherketones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/34Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
    • C08G65/38Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols
    • C08G65/40Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols from phenols (I) and other compounds (II), e.g. OH-Ar-OH + X-Ar-X, where X is halogen atom, i.e. leaving group
    • C08G65/4093Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives derived from phenols from phenols (I) and other compounds (II), e.g. OH-Ar-OH + X-Ar-X, where X is halogen atom, i.e. leaving group characterised by the process or apparatus used

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は熱可塑性芳香族ポリエーテルケトン及びその
製造方法に関する。
〔従来の技術〕
一般式−Ar−0−(式中、Arは芳香族基であり、そ
してAr基の少なくとも幾つかはケトン連結を含有する
)を有する芳香族ポリエーテルケトンは一般に結晶性で
ある。
多くの芳香族ポリエーテルケトンは高い使用温度を有し
、そして多くの攻撃的化学環境に対して耐性である。し
かしながら、このポリマーの高い結晶溶融温度の観点か
ら、該ポリマーを溶融加工するために高い加工温度が必
要である。これらの高温において、ポリマーは酸化及び
他の破壊的過程に対して一層怒受性である。反復構造−
o−Ph−CO−Ph−(式中Phはフェニレン基、特
にパラ−フェニレン基である)を有するポリマーは、;
(65°C〜370℃の範囲の結晶溶融温度を有し、そ
して400℃以上の温度において処理される。反復構造
−〇−Ph−0−Ph−CO−Ph−(式中Phは上記
の通りである)を存するポリマーは、構造−〇−Ph−
co−Ph−のポリマーに比べて、約335℃の一層低
い結晶溶融温度を有し、そして一層容易に処理され得る
。上記のタイプのポリマーは類似の使用温度を有し、そ
して一般に、長期間高温において使用され得る溶融加工
可能なポリマーを必要とする用途において使用するのに
適する。
本発明者等は今や、既知材料と類似の性質を有するがし
かしまた一層低い結晶溶融温度を有し、従って低い温度
での加工を可能にするケトンポリマーを得た。
〔発明の概要〕
この発明に従えば、本発明者等は、次の反復単位(I)
及び(II)、 −0−Ph−0−Ph−CO−Ph−(I)−o−Ph
−Ph−o−Ph−co−Ph−(II )を有し、反
復単位(I)及び(II)が95:5〜60 : 40
の(N  :  (II)相対モル比率を有し、そして
Phがフェニレン基特にパラ−フェニレン基である、ポ
リマー材料を提供する。
〔具体的な説明〕
反復単位(II)において、構造−Ph−Ph−のサブ
ユニットはビフェニレン基、特にそれに結合している酸
素原子が4.4′−位にあるビフェニレン基である。
このポリマー材料は好ましくは0.06kN、s、m−
2以上の溶融粘度(MV)ををし、そしてさらに好まし
くは0.1 kN、s、m−2以上の溶融粘度を有する
。溶融粘度(MV)は、400℃において、1000.
−’の剪断速度にて作動する3、1751m X 0.
5tmのダイを装着されたラム押出機を用いて測定され
る。特に好ましいポリマーは0.25kN、s、m−”
以上のMVを有する。ポリマーのMVは1.5 kN、
s、m−”を超えないことが好ましく、そして特に1.
0 kN、s、m−2以下であることが好ましい。
ポリマーは、好ましくは単位(I)及び(II)を、9
0 : 10〜70 : 30の(I):  (II)
モル比率で含有する。
この発明のポリマーは結晶性であり、そして一般に、反
復単位(I)のホモポリマー又は反応単位(II)のホ
モポリマーの結晶溶融点よりも低い結晶溶融点を存する
。しかしながら、この発明のポリマーのガラス転移温度
は一般に、反復単位(I)のホモポリマーのガラス転移
温度と同じか又はわずかに高い。さらに詳しくは、この
発明のポリマーは143℃より高<160℃以下のガラ
ス転移温度及び300℃〜333℃の結晶溶融温度を有
する。特に、80 : 20の相対比率で反復単位(I
)及び(II)を含有するポリマーは、約149°Cの
ガラス転移温度及び約309℃の結晶溶融温度を有する
この発明のポリマーは一般に強靭である。ポリマーの靭
性の表示は、そのポリマーから形成されたフィルムを屈
曲することにより得ることができる。フィルムは、ポリ
マーのサンプルをプレス(20トン5分間)中400℃
にて圧縮成形して約0.2顛の厚さのフィルムを得、該
フィルムを適用された圧力のもとて徐々に冷却し、30
分間の冷却の後120℃にて圧力を下げ、プレスからフ
ィルムを取り出し、そしてフィルムをさらに室温に放冷
することにより得られる。こうして得られたフィルムを
180°Cにて折りしわを作ることによって屈曲せしめ
てフィルムの2表面がおよそ折り接触するようにする。
折りしわは指圧により圧縮する。
フィ、ルムがこの処理に対して破損(例えば折れ又は裂
け)しないで残ればそれは強靭であると認められ、もし
そうでなければそれは脆いと認められる。
この発明の好ましい観点として、(I):  (II)
のモル比が95:5〜60 : 40であり、400°
Cにおける溶融粘度が0.06kN、s、m−”以上で
ありそして特に0、1 kN、s、m”2以上であり、
そして前記のフィルム屈曲試験により決定した場合強靭
である単位())及び(II)のポリマーが提供される
この発明のポリマーは良好な電気絶縁性を有し、そして
絶縁材料として、例えば高使用温度において使用するた
めのワイヤー被覆材として使用するのに適当である。
芳香族ポリエーテルケトンは、フリーデルクラフト試薬
の存在下でカルボニルクロリド基を含有する七ツマ−の
重縮合により製造することができるが、しかし、アルカ
リ性試薬の存在下でフェノール性化合物とハロー化合物
との重縮合を行うのが好ましい。
さらに詳しくは、この発明の他の観点に従えば、この発
明のポリマーは、少なくとも1種のジヒドロキシベンゼ
ン化合物と少なくとも1種のジヒドロキシビフェニル化
合物との混合物を少なくとも1種のジハロベンゾフェノ
ンと共に重縮合せしめることにより得られる。好ましく
は、モノマーとしてヒドロキノン、4.4′−ジヒドロ
キシビフェニル及び4,4′−ジフルオロベンゾフェノ
ンを使用する。重縮合は好ましくはアルカリ金属炭酸塩
もしくは炭酸水素塩、又はそれらの混合物の存在下で行
われる。重合は好ましくは重合溶剤の存在下で行われ、
そして本発明者等は重合溶剤が得られるポリマーの特性
に影響を与えることを見出したので、重合溶剤としてア
リールスルホン基を含有する化合物を使用するのが好ま
しい。
すなわち、この発明の他の観点として、単位(I)及び
(II)のポリマーの特に好ましい製造方法は、実質上
無水条件下で、ヒドロキノンと4.4′−ジヒドロキシ
ビフェニルとの混合物であるビスフェノール成分と、4
.4′−ジフルオロベンゾフェノンであるか又はこれを
含むシバライドとを(該ビスフェノール成分及びシバラ
イドは実質上等モル量存在する)、ビスフェノール成分
のモルに対して2グラム原子以上のアルカリ金属が存在
する量での少なくとも1種のアルカリ金属炭酸塩又は炭
酸水素塩の存在下で(アルカリ金属はナトリウム、カリ
ウム、ルビジウム及びセシウムから1種又は複数種が選
択され、好ましくは炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリ
ウムの一方又は両方の華独使用は行わない)、そして次
の式、〔式中、Yは直接結合、1個の酸素原子又は2個
の水素原子(各ベンゼン環に結合している)であり;そ
してZ及びZ′は同一でも異っていてもよく、水素、ア
ルキル、アルカリール、アラールキル又はアリール基で
ある。〕 で表わされる溶剤の存在下で、140℃〜400℃、好
ましくは200″C〜400°Cの範囲の温度にて(重
縮合中の最終温度レヘルは最終ポリマーを溶液状に維持
するのに十分高いものとする)、ヒドロキノンと4.4
′−ジヒドロキシビフェニルのモル比を95:5〜60
 : 40の範囲として、重縮合せしめることを含んで
成る。
重合は好ましくは、0.06kN、s、m−”以上、そ
してさらに好ましくは0.1 kLs、m−2以上の溶
融粘度を有するポリマーをもたらすように実施する。
強靭な結晶性ポリマーを得るため、シバライドの50モ
ル%以上が4.4′−ジフルオロベンゾフェノンである
ことが好ましい。得られるポリマーの性質に認識できる
効果を与えることなくコストの利点を得るために、4.
4′−ジフルオロベンゾフェノンの50モル%以下を対
応するモノ−及び/又はジ−クロロ化合物、すなわち4
−クロロ−4′−フルオロベンゾフェノン及び/又は4
.4′−ジクロロベンゾフェノンで代替することができ
る。
重縮合中にビスフェノールの混合物を使用することによ
り、重合が実質上不作為的に起こる。他の方法として、
逐次的方法で、すなわちまずビスフェノールの1方を使
用しそして次に他方を使用しなから重縮合を行うことが
可能である。
好ましい重縮合反応は、次の式 〔式中、Yは直接結合、1個の酸素原子、又は2個の水
素原子(各ベンゼン環に結合している)であり;そして
Z及びZ′は同一であり又は異り、好ましくは水素原子
、メチル基、又はフェニル基である、〕 で表わされる溶剤中で行う。このような芳香族スルホン
の47+1にはジフェニルスルホン、ジトリルスルホン
、ジベンゾチオフェンジオキシド、フェノキサチンジオ
キシド及び4−フェニルスルホニルビフェニルが含まれ
る。ジフェニルスルホンが好ましい溶剤である。
縮合は150℃〜400℃の温度において行う。幾分揮
発性の反応体、例えばヒドロキノン及び4゜4′−ジフ
ルオロベンゾフェノンのロスヲ防止シ、そして副反応を
最少にするため、温度は最初低く維持すべきである。温
度を段階的又は連続的に、任意の中間段階において最終
ポリマーが溶液状であるレベルに上昇せしめ、そして確
かに、これは十分な程度の反応がその温度で起ったこと
を示すものとして役立つ。達する最終温度は好ましくは
280°C〜320°Cの範囲である。
重縮合は前記のアルカリ金属炭酸塩又は堡炭酸水素塩を
用いて行われる。この少なくとも1つのアルカリ金属炭
酸塩又は炭酸水素塩は好ましくは、炭酸ナトリウム、炭
酸水素ナトリウム、炭素カリウム、炭酸ルビジウム及び
炭酸セシウムから選択される。少なくとも1種のアルカ
リ金属炭酸塩又は炭酸水素塩は単一の炭酸塩又は炭酸水
素塩でもよいが、但しナトリウム化合物のみの使用は避
けるのが好ましい。炭酸ナトリウム及び/又は炭酸水素
ナトリウムのみの使用は低分子i (M、V、が0.0
6kN、s、m−”未満)及び不良な色(例えばダーク
グレー)の脆いポリマーの形成をもたらすため、そのよ
うな使用は避けることが好ましい。特に、ナトリウムの
炭酸塩又は炭酸水素塩の多量を、より高い原子番号の(
高級な)アルカリ金属の炭酸塩又は炭酸水素塩の少量と
混合して使用するのが有利である。ナトリウムもしくは
カリウム(又は一層高級なアルカリ金属)の炭酸塩又は
炭酸水素塩を単独で使用した場合に比べてポリマーの性
質が改良されるからである。
すなわち、炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウムと非
常に少量の高級アルカリ金属の炭酸塩又は炭酸水素塩と
の混合物の使用が、高分子量(0,06kN、s、m’
−を以上、そして典型的には0.1 kN、s、m−”
のMV)及び良好な色(白色又はオフホワイト)(炭酸
ナトリウム又は炭酸水素ナトリウムのみを使用して製造
された上記のポリマーと比べて)の強靭なポリマーをも
たらすことが見出された。
炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウムと非常に少量の
高級アルカリ金属の炭酸塩又は炭酸水素塩との混合物の
使用はまた、カリウム(又は一層高級なアルカリ金属)
の炭酸塩又は炭酸水素塩のみの使用に比べても有利であ
る。すなわち、カリラム(又は一層高級なアルカリ金属
)の炭酸塩又は炭酸水素塩のみの使用は高分子量及び良
好な色を有する強靭なポリマーをもたらすが、本発明者
等は、重縮合が小さい実験室規模よりも大規模に行われ
た場合、時としてポリマー中不所望に高いゲル含量(す
なわち、硫酸により膨潤するがしかしそれに溶解しない
物質)が得られ、そしてまた反応容器がステンレス鋼製
である場合それが暗色の被膜により着色し、これをこの
容器中で次の重合の前に除去しなければならないことを
見出した。
ナトリウム及びカリウム(又は一層高級なアルカリ金属
)の炭酸塩又は炭酸水素塩の使用は、ゲルをほとんど又
は全く含まず、そして重縮合が大規模に行われた場合に
ステンレス鋼反応器の着色を招かないポリマーをもたら
す。このような混合物の使用は、本発明者の経験によれ
ば、炭酸(又は炭酸水素)ナトリウムは高級アルカリ金
属の炭酸塩(又は炭酸水素塩)に比べて安価であり、そ
してその低い分子量のために同等のアルカリ金属濃度を
得るために少ない重量で足りる、という追加の利点をも
たらす。
混合物中の高級アルカリ金属炭酸塩又は炭酸水素塩の量
は、ナトリウムのダラム原子当り0.001〜0.2、
好ましくは0.005〜0.1グラム原子である。特に
効果的な組合わせには、炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナ
トリウムと炭酸カリウム又は炭酸セシウムとの混合が含
まれる。炭酸ナトリウムと炭酸カリウムとの混合が最も
好ましい。
アルカリ金属の炭酸塩又は炭酸水素塩の合計使用量は、
ビスフェノールのモル当り少なくとも2グラム原子のア
ルカリ金属、すなわち各フェノール基につき少なくとも
1グラム原子のアルカリ金属が存在する量である。これ
より少い量(非常にわずかに不足していてさえ)は、不
良な色の脆いポリマー(これは好ましくない)をもたら
すことが見出された。従って、アルカリ金属炭酸塩を使
用する場合にはビスフェノールのモル当り少なくとも1
モルの炭酸塩が存在すべきであり、そしてアルカリ金属
炭酸水素塩を使用する場合ビスフェノールのモル当り少
なくとも2モルの炭酸水素塩が存在すべきである。しか
しながら、不都合な副反応を防止するため過度に過剰な
炭酸塩又は炭酸水素塩を使用すべきでなく、好ましくは
、フェノール基当り1〜1.2原子のアルカリ金属を存
在せしめる。
ポリマーの分子量は好ましくは、そのり、ν、が0.0
6kN、s、m−”以上、さらに好ましくはそのM、V
、が0、1 kN、s、m−”以上、そして特に好まし
くはそのM、V、が0.25kN、s、m−”以上とな
る程度である。LV。
が0.06kN、s、m−”未満のポリマーは脆い傾向
があり、そしてこの発明の観点から好ましくない。ポリ
マーが1.5 kN、s、m−”を超えない、好ましく
は1.0 kN。
s、m−”を超えないM、V、を有することが好ましい
なぜなら、一層高いM、V、を有するポリマーは、その
溶融粘度が適切な加工可能性にとって高すぎるため、一
般に有用でない。
ポリマーの分子量は、シバライド又はビスフェノール反
応体の一方を等モルよりわずかに過剰に使用することに
より制御され得る。好ましくは、わずかに過剰の、例え
ば5モル%以下過剰のシバライドが使用される。これが
フェネート末端基ではなくハライド末端基の好都合な形
成をもたらし、これにより一層大きな熱安定性を有する
ポリマーが得られるからである。他の方法として、攪拌
機の動力消費から判断して分子量が所望のレベルに達し
たとき重縮合を停止することができる。重縮合を停止す
るために広範囲の物質、例えば活性上ノーもしくはジ−
ハロ化合物、例えば塩化メチル、4−フルオロベンゾフ
ェノン又は4.4′−ジフルオロベンゾフェノンを使用
することができる。
この発明のポリエーテルケトンは、顕著な熱及び燃焼特
性と共に卓越した機械的及び電気的性質を有する。これ
らはまた、非常に広範囲の溶剤及び有標流体に対する耐
性を示す(これらは、濃硫酸のごとき物質にのみ溶解す
るようである)。従って、これらのポリマーは、使用条
件が一層確立されている工学プラスチックにとっては激
し過ぎる場合、そして特にポリマーが高い使用温度にか
けられる場合の用途において使用するのに非常に適する
。これらは、例えば射出成形又は押出成形により、任意
の所望の形状、例えば−成形成品、被膜、フィルム又は
繊維に加工することができる。
しかしながら、このポリマーの高い融点の観点から、高
温、例えば350°C〜400°Cでの加工が必要であ
る。
これらのポリマーは、溶剤、特に極性溶剤、例えばイソ
プロパツールのごときアルコールによる攻撃に対して高
い耐性を示し、押出し後に卓越した表面光沢を示し、そ
して熱応力脆化に対する高い耐性を示すため、導電体の
ための電気的絶縁体として(そして特にワイヤー及びケ
ーブルの絶縁被覆材として)使用される場合、これらは
特に有利である(ポリマーの被覆によって絶縁された撚
り合わされた電線の、高温での絶縁体の亀裂に耐える能
力により具体化される)。
従って、この発明の他の観点において、この発明のポリ
エーテルケトンから形成された絶縁被覆を有するワイヤ
ー又はケーブルである二次加工構造体が提供される。
この発明を次の例により説明する。
炭−上 4.4′−ジフルオロヘンシフエノン(50,85M。
11.096kg) 、ヒドロキノン(40M、4.4
04kg) 、4゜4′−ジヒドロキシビフェニル(I
OM 、 1.863kg)、及びジフェニルスルホン
(22,5kg)を、攪拌機、窒素入口及びベントを装
着した70dm”ステンレス鋼反応器に仕込んだ。これ
らの材料を攪拌しながら100℃に加熱して溶液を形成
し、そして窒素ブランケットを維持しながら、無水炭酸
ナトリウム(50M 、 5.3 kg )及び無水炭
酸カリウム(IM。
138g)を加えた(いずれも500マイクロメーター
の絹目サイズのスクリーンを通して篩処理した)。
攪拌を続けながら、温度を175°Cに上げ、ここで1
時間維持し、次に温度を200℃に上げそしてここで1
時間維持し、最後に温度を300°Cに上げそしてここ
で2時間維持した。生成したポリマーはこの段階で溶液
として存在した。末端停止の後、シートに注入成形する
ことにより混合物を冷却した。得られた固体反応生成物
を、850マイクロメーターの網目サイズのスクリーン
を通るようにノλンマーミルを用いて粉砕した。周囲温
度にてア七トン及び水により次々と洗浄することにより
ジフェニルスルホン及び無機塩を除去した。
得られた固体ポリマーを空気オーブン中で140℃にて
乾燥した。このポリマーは次の反復単位、−0−Ph−
0−Ph−Go−Ph−(I)及び −0−Ph−Ph−0−Ph−CO−Ph−(II)か
ら成り、(I)  :  (II)のモル比は80 :
 20である。このポリマーは、100Qs −’の剪
断速度において作動する3、175℃1mx 0.5m
のダイを装着されたラム押出機を用いて400℃にて測
定した場合、0.43kN、s、m−”の溶融粘度に対
応する分子量を有していた。
このポリマーから400℃にて圧縮成形された(前記の
ように)フィルムは、非常に強靭であり、前記のヒンジ
靭性試験に容易に耐え、そしてオフホワイト色を有して
いた。示差走査熱量計法により結晶融点及びガラス転移
温度を測定した。結果を表に示す。
例2〜4゜ 異る量のヒドロキノン及び4,4′−ジヒドロキシビフ
ェニルを用いて例1の方法を反復して、異るモル比で反
復単位(I)及び(II)を含存する生成物を得た。こ
れらのポリマーはヒンジ靭性試験により強靭であること
が示めされた。他の詳細な性質は後の表に示す。
例5゜ 4.4′−ジフルオロヘンシフエノン(22,04g 
0.101M) 、ヒドロキノン(7,16g 、0.
065M)、4.4′−ジヒドロキシビフェニル(6,
52g 。
0.035M) 、及びジフェニルスルホン(60g 
)を、攪拌機、窒素入口及び空気コンデンサーを装着し
た3つロガラスフラスコに仕込んだ。これらの材料を攪
拌しながら180℃に加熱してほとんど無色の溶液を形
成し、そして窒素ブランケットを維持しながら、無水炭
酸ナトリウム(I0,6g 、0.100M)及び無水
炭酸カリウム(0,28g 、0.002M)を加えた
(いずれも500マイクロメーター目の篩を通した)。
温度を200℃に上げそしてここで1時間維持し、次に
温度を250℃に上げそしてここで1時間維持し、最後
に温度を300℃に維持しそしてここで1時間維持した
。得られたポリマーはこの段階で溶液状である。次に、
ポリマーを回収し、そして例1に記載したのと本質上同
様にして乾燥した。このポリマーはヒンジ靭性試験で強
靭であることが見出された。他の詳細な性質は次の表に
示す。
注、(a)ガラス転移温度。
(b)  結晶溶融温度。
(C)  M、V、は例1に記載したようにして測定し
た溶融粘度。
(ネ)  ポリマーの極限粘度数(IV)を25℃にて
、密度1.84g/aIIの濃硫酸中ポリマー溶液につ
いて測定した。この溶液は 100cnlの溶液に対して0.1gのポリマーを含有
する。0.92のIVが約0.26(7)M、V。
に相当する。
(ネ*) ポリマーの換算粘度を25℃にて、密度1.
84g/c+dの濃硫酸中ポリマーの溶液について測定
した。この溶液は100dの溶液に対してIgのポリマ
ーを含有する。
測定はポリマーが完全に溶解した直後に行った。1.7
8のRVは約1.2ノMV1.:相当する。1.28の
RVは約0.58のMVに相当する。
五−1 例1の一般的方法を、次の条件のもとで、0.4Hのス
テンレス鋼反応器中で一層大規模に繰り返した。
4.4′−ジフルオロベンゾフェノン(61,2kg)
ヒドロキノン(28,766kg) 、4 、4 ’−
ジヒドロキシビフェニル(2,564kg)及びジフェ
ニルスルホン(I24kHy)を前記反応器に加え、そ
して加熱しながら10分間攪拌した。
次に、この混合物を、連続的に攪拌しながら、175℃
に加熱し、175℃に2時間維持し、200℃に加熱し
、200°Cに0.5時間維持し、300”Cに加熱し
、そして300°Cに2時間維持した。
次にポリマーを回収し、そして例1に記載した方法によ
り乾燥した。このポリマーは0.07kN、s、m−”
の溶融粘度を有していた。このポリマーから形成された
フィルムは、ヒンジ靭性試験により強靭であることが見
出された。
例7゜ 例4のポリマーを300メソシユのステンレス鋼製フィ
ルターを通して押し出し、そして切断して顆粒を形成し
た。次に、この顆粒を、■、51全直径を有する“チュ
ーブ−オン(tube−on)コーティングダイを装着
した22mm可塑化押出装置を用いて、直径1 amの
銀メツキ銅線上に被覆した。線を約10m/分の速度で
ダイに通し、そして押出装置を約1.0kg/時の速度
で運転して平均厚さ0.25韮の被覆を得た。線の被覆
のグイ温度は約380°Cであった。
得られた被覆はなめらかであり、そして電気的欠陥を有
さなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の反復単位( I )及び(II)、 −O−Ph−O−Ph−CO−Ph−( I )−O−P
    h−Ph−O−Ph−CO−Ph−(II)を有し、該反
    復単位( I )及び(II)は95:5〜60:40の(
    I ):(II)相対モル比率にあり、400℃の温度で
    測定した場合0.06kN.s.m^−^2以上の溶融
    粘度を有し、そしてPhがフェニレン基である、ポリマ
    ー材料。 2、各Ph基がパラ−フェニレン基である特許請求の範
    囲第1項に記載のポリマー材料。 3、強靭な結晶性材料であり、そして反復単位( I )
    及び(II)を90:10〜70:30の( I ):(II
    )モル比率で含有する特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載のポリマー材料。 4、ポリエーテルケトンの製造方法であって、少なくと
    も1種のジヒドロキシベンゼン化合物と少なくとも1種
    のジヒドロキシビフェニル化合物との95:5〜60:
    40の比率の混合物を、該ビスフェノールと本質上等モ
    ル比のジハロベンゾフェノンと共に、そして少なくとも
    1種のアルカリ金属炭酸塩又は炭酸水素塩の存在下で重
    縮合せしめることを含んで成る方法。 5、ヒドロキノン、4,4′−ジヒドロキシビフェニル
    及び4,4′−ジフルオロベンゾフェノンの混合物を重
    縮合せしめる特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、次の式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Yは直接結合、1個の酸素原子又は2個の水素
    原子(各ベンゼン環に結合している)であり;そしてZ
    及びZ′は同一でも異っていてもよく、水素原子、アル
    キル、アルカリール、アラールキル又はアリール基であ
    る〕 で表わされる溶剤の存在下、150℃〜400℃の範囲
    内の温度(重縮合中の最終温度は最終ポリマーを溶液状
    に維持するのに十分高い温度とする)において実施する
    特許請求の範囲第4項又は第5項に記載の方法。 7、炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリウムの1方又は
    両方の単独使用を行わない特許請求の範囲第4項〜第6
    項のいずれか1項に記載の方法。 8、特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記
    載のポリマー材料により形成された絶縁被覆を有するワ
    イヤー又はケーブルである二次加工構造物。
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