JPS6113809Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113809Y2 JPS6113809Y2 JP13709681U JP13709681U JPS6113809Y2 JP S6113809 Y2 JPS6113809 Y2 JP S6113809Y2 JP 13709681 U JP13709681 U JP 13709681U JP 13709681 U JP13709681 U JP 13709681U JP S6113809 Y2 JPS6113809 Y2 JP S6113809Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spline
- bearing
- internal gear
- circular spline
- wave generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Retarders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高精度な工作機械自動化機械、ロボツ
ト等に使用される差動歯車式減速機に関するもの
である。
ト等に使用される差動歯車式減速機に関するもの
である。
従来のこの種の減速機ではバツクラツシ(ガ
タ)を極端に小さくするため第1図に示すように
ウエーブジエネレータaの外径精度(楕円)とフ
レツクススプラインb、サーキユラスプラインc
の歯形加工精度を極端に向上させバツクラツシを
小さくする方法があつた。
タ)を極端に小さくするため第1図に示すように
ウエーブジエネレータaの外径精度(楕円)とフ
レツクススプラインb、サーキユラスプラインc
の歯形加工精度を極端に向上させバツクラツシを
小さくする方法があつた。
しかし、精密加工を実施しても出力軸において
数分(角度)のバツクラツシは残つている。
数分(角度)のバツクラツシは残つている。
特に高精度の自動化機械、ロボツトでは減速機
のバツクラツシが精度に影響を及ぼすこと大であ
る。
のバツクラツシが精度に影響を及ぼすこと大であ
る。
また加工精度を上げるため生産性が悪く高価な
ものになつていた。
ものになつていた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは任意にバツクラツシ
の調整が可能になるしまた各部品の精度が通常の
加工精度でよく安価に製作できる差動歯車式減速
機を提供することにある。
て、その目的とするところは任意にバツクラツシ
の調整が可能になるしまた各部品の精度が通常の
加工精度でよく安価に製作できる差動歯車式減速
機を提供することにある。
以下、本考案を第2図以下を参照して説明す
る。
る。
図面中1はハウジングであり、ハウジング1に
は軸支承部2,3が形成してある。軸支承部2に
は軸受4を介して入力軸5が支承してあり、軸支
承部3には軸受6を介して出力軸7が支承してあ
る。
は軸支承部2,3が形成してある。軸支承部2に
は軸受4を介して入力軸5が支承してあり、軸支
承部3には軸受6を介して出力軸7が支承してあ
る。
入力軸5にはウエーブジエネレータ8のインナ
ーレース9が固着してあり、ウエーブジエネレー
タ8はベアリング26のインナーレース27に固
定してありベアリング26のアウタレース10の
周部のフレツクススプライン11はインターナル
ギヤ13の内周のサーキユラスプライン12に噛
合している。
ーレース9が固着してあり、ウエーブジエネレー
タ8はベアリング26のインナーレース27に固
定してありベアリング26のアウタレース10の
周部のフレツクススプライン11はインターナル
ギヤ13の内周のサーキユラスプライン12に噛
合している。
インターナルギヤ13の外周部には周方向に沿
う鍔状部14,15が平行に形成してあり、イン
ターナルギヤ13は取付ボルト16によりハウジ
ング1に固定してある。
う鍔状部14,15が平行に形成してあり、イン
ターナルギヤ13は取付ボルト16によりハウジ
ング1に固定してある。
鍔状部14に周方向に一定の間隔をおいて複数
個のボルト孔17が設けてあり、また鍔状部14
にはボルト孔17に対向して螺子孔18が設けて
あり、所定位置のボルト孔17、螺子孔18には
締付ボルト19が設けてあつて、これらでサーキ
ユラスプライン12の変形力付与機構Aを構成し
ている。
個のボルト孔17が設けてあり、また鍔状部14
にはボルト孔17に対向して螺子孔18が設けて
あり、所定位置のボルト孔17、螺子孔18には
締付ボルト19が設けてあつて、これらでサーキ
ユラスプライン12の変形力付与機構Aを構成し
ている。
前記インターナルギヤ13は出力軸7にボルト
20で連結してある。
20で連結してある。
しかして、入力軸5の回転はウエーブジエネレ
ータ8を介してインナーレース27を回転させ
る。インナーレース27の回転はベアリングボー
ル21を介してアウタレース10が回転する。
ータ8を介してインナーレース27を回転させ
る。インナーレース27の回転はベアリングボー
ル21を介してアウタレース10が回転する。
アウタレース10はラジアル方向に楕円の長径
と短径の差だけ運動する。この運動によりカミア
イ減速ができ減速された出力は出力軸7より取出
される。
と短径の差だけ運動する。この運動によりカミア
イ減速ができ減速された出力は出力軸7より取出
される。
締付ボルト19を締めつけて両鍔状部14,1
5間を締める方向に力を作用させてインターナル
ギヤ13のサーキユラスプライン12を第3図に
示すようにδだけたわませてサーキユラスプライ
ン12の径を小さくする。このためにフレツクス
スプライン11、ウエーブジエネレータ8を中心
方向に押しつけて楕円の長軸部の各接触部(ベア
リングボール21とインナレース27、アウタレ
ース10、フレツクススプライン11とサーキユ
ラスプライン12との噛合部、アウタレース10
とフレツクススプライン11の内面とのインロー
部)がそれぞれ隙間がなくなり、ガタ、バツクラ
ツシを零または調整することができる。
5間を締める方向に力を作用させてインターナル
ギヤ13のサーキユラスプライン12を第3図に
示すようにδだけたわませてサーキユラスプライ
ン12の径を小さくする。このためにフレツクス
スプライン11、ウエーブジエネレータ8を中心
方向に押しつけて楕円の長軸部の各接触部(ベア
リングボール21とインナレース27、アウタレ
ース10、フレツクススプライン11とサーキユ
ラスプライン12との噛合部、アウタレース10
とフレツクススプライン11の内面とのインロー
部)がそれぞれ隙間がなくなり、ガタ、バツクラ
ツシを零または調整することができる。
サーキユラスプライン12の変形力付与機構A
は第4図に示すようにハウジング1のケース1a
と蓋ケース1bとをボルト22で連結するように
して蓋ケース1bに押付部23を形成し、インタ
ーナルギヤ13の一方の鍔状部15をケース1a
にボルト24で連結し、他方の鍔状部14と押付
部23との間に調整用シム25を介在させて構成
し、調整用シム25の厚さを調整することにより
ボルト22を締付けてサーキユラスプライン12
を変形させてもよい。
は第4図に示すようにハウジング1のケース1a
と蓋ケース1bとをボルト22で連結するように
して蓋ケース1bに押付部23を形成し、インタ
ーナルギヤ13の一方の鍔状部15をケース1a
にボルト24で連結し、他方の鍔状部14と押付
部23との間に調整用シム25を介在させて構成
し、調整用シム25の厚さを調整することにより
ボルト22を締付けてサーキユラスプライン12
を変形させてもよい。
本考案以上詳述したようになり、入力軸5の回
転をウエーブジエネレータ8を介してベアリング
26に伝え、ベアリング26のアウタレース10
側に設けられてインターナルギヤ13のサーキユ
ラスプライン12に噛合するフレツクススプライ
ン11を減速作動させるものにおいて、インター
ナルギヤ13にサーキユラスプライン12を弾性
変形させて径を小さくする変形力付与機構Aを設
けたから、この変形力付与機構Aによりサーキユ
ラスプライン12の変形量を調整することにより
任意にバツクラツシの調整が可能になるし、各部
品の精度が通常の加工精度でよく安価に製作でき
る。
転をウエーブジエネレータ8を介してベアリング
26に伝え、ベアリング26のアウタレース10
側に設けられてインターナルギヤ13のサーキユ
ラスプライン12に噛合するフレツクススプライ
ン11を減速作動させるものにおいて、インター
ナルギヤ13にサーキユラスプライン12を弾性
変形させて径を小さくする変形力付与機構Aを設
けたから、この変形力付与機構Aによりサーキユ
ラスプライン12の変形量を調整することにより
任意にバツクラツシの調整が可能になるし、各部
品の精度が通常の加工精度でよく安価に製作でき
る。
第1図は従来の差動歯車式減速機の構成説明
図、第2図は本考案一実施例の縦断面図、第3図
は変形力付与機構の説明図、第4図は変形力付与
機構の他の実施態様の説明図、第5図はフレツク
ススプラインとサーキユラスプラインの噛合状態
の説明図である。 11はフレツクススプライン、12はサーキユ
ラスプライン、13はインターナルギヤ、Aは変
形力付与機構。
図、第2図は本考案一実施例の縦断面図、第3図
は変形力付与機構の説明図、第4図は変形力付与
機構の他の実施態様の説明図、第5図はフレツク
ススプラインとサーキユラスプラインの噛合状態
の説明図である。 11はフレツクススプライン、12はサーキユ
ラスプライン、13はインターナルギヤ、Aは変
形力付与機構。
Claims (1)
- 入力軸5の回転をウエーブジエネレータ8を介
してベアリング26に伝えベアリング26のアウ
タレース10側に設けられてインターナルギヤ1
3のサーキユラスプライン12に噛合するフレツ
クススプライン11を減速作動させるものにおい
て、インターナルギヤ13にサーキユラスプライ
ン12を弾性変形させて径を小さくする変形力付
与機構Aを設けたことを特徴とする差動歯車式減
速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13709681U JPS5842452U (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 差動歯車式減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13709681U JPS5842452U (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 差動歯車式減速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5842452U JPS5842452U (ja) | 1983-03-22 |
JPS6113809Y2 true JPS6113809Y2 (ja) | 1986-04-28 |
Family
ID=29930390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13709681U Granted JPS5842452U (ja) | 1981-09-17 | 1981-09-17 | 差動歯車式減速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842452U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007012767A1 (de) * | 2007-03-17 | 2008-09-18 | Zf Lenksysteme Gmbh | Wellgetriebe |
JP7081878B2 (ja) * | 2018-05-11 | 2022-06-07 | 日本電産シンポ株式会社 | 波動歯車装置 |
-
1981
- 1981-09-17 JP JP13709681U patent/JPS5842452U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5842452U (ja) | 1983-03-22 |
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