JPS61137822A - 血液凝固抑止性タンパク質 - Google Patents

血液凝固抑止性タンパク質

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JPS61137822A
JPS61137822A JP60208573A JP20857385A JPS61137822A JP S61137822 A JPS61137822 A JP S61137822A JP 60208573 A JP60208573 A JP 60208573A JP 20857385 A JP20857385 A JP 20857385A JP S61137822 A JPS61137822 A JP S61137822A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は血液の凝固全抑止するタンパク質、これらのタ
ンパク質の製造方法およびそれらの使用に関する。
大部分の補乳動物に存在する抗凝血性タンパク質は61
#に分けることができる。この分類はタンパク質の活性
メカニズムの違いにもとづいている。
1、 凝血因子と複合体を形成し、それによって凝血因
子を不活性にするタンパク質、これらを工人のタンパク
質全包含丁、る: a)抗)ロンげンI〔トロンボ・、リサーチ(Thro
mb、Reg、 5.459〜452頁(1974年)
〕; b)α、−プロテアーゼ抑止体〔アン、゛レビュー・。
バイオケミストリイ(ムnn、Rev、Biochem
、) 5−2%655〜709頁(19B5年)〕; C)α2−のマクログロブリン〔アン;レビュー。
バイオケミ=52.655〜709頁(1983年)〕
; a) 01−抑止体〔バイオケミストリイ(Bio−a
hemistry ) ’I Q、2758〜274り
1頁(1981年)〕; e)プロテアーゼ ネキシン〔ジエイ、・パイオル・ケ
ミ、 (y、Blol、chem、) 258.104
39〜10444頁(1983年)]。
26  凝血因子をタンパク質加水分解的に切断し、そ
れによって凝血因子を不活性化するタンパク質。従来文
献に記載されているこの種の由−のタンパク質はプロテ
ィンCである〔ジエイ、パイオル、ケミ、(y、Blo
l、ahem、) 251 % 355〜゛366頁(
1976年)〕。
工 負に帯電しrs +)ン脂質を分別および(または
)加水分解し、かくして血液凝固メカニズムのリン脂質
依存性反応全抑止するタンパク質。従来、稽々のタイプ
のヘビ毒から単離されている由−のホスホリパーゼが開
示されている〔ヨーロン パ・ジエイ、バイオケミ、 
(Eur、J、Biochem、)112.25〜62
頁(1980年)〕。
近年、段階的凝血系が充分に研究されており、これは酵
素が酵素原を活性形に変換する異なる内部連継タンパク
質分解反応の増大する多段階系であるものと理解されて
いる〔ジャクリンら(Jackson、 C,M、およ
びNemerson、Y )によるアンiしくニー、バ
イオケミ−(Ann、Rev、 Biochem、λ4
9.765〜811頁(1980年)〕。この反応の速
度はリン脂質および因子va7および因子1のようなそ
の他の補助因子により決定的に増 。
大される。インCポで、凝血促進反応は凝血の僅かな活
性化が段階的に生じた後の爆発的な血栓形成性損傷全防
止する穆々の抑止機構により調節される。
この抗凝血メカニズムは下記のように分類できる〔ロー
ゼンペルグら(Roaenberg、R,D、、Ros
enberg、J、8.)によるジエイ、タリン、イン
ベスト、 (J、011n、工nves+t、) 74
.1〜6頁(1984年)〕: 1、 セリン−プロテアーゼ因子Xa、およびトロンビ
ンはそれらが抗トロンビン這に、または抗トロンCン/
ヘパリン複合体に結合する結果として不活性化される。
プロトロンビン活性化およびフィブリンの形成はこの方
法°で抑止できる。
抗トロンビンに加えて、α2−マクログロブリンおよび
抗トリプシンのような種々のその他の血漿−プロチアー
ゼ抑止体がまた存在し、これらの活性は時間依存性であ
る。
2、 プロティンCの発見はもう一つの抗凝血メカニズ
ムの発見を導いた。プロティン0は一度活性化さ・れる
と、タンパク質補助因子、Va、および1の選択的タン
パク質加水分解により抗凝血体として作用し、これによ
ってプロトロンビナーゼおよび因子X?変換する#素が
不活性化される。
五 プラスミンはトロンビンがフィブリノ−rンに作用
した生成物である単量体系フィブリン1を分解する。こ
れに工9、不溶性フィブリンの生成か防止される〔ノゼ
ル(Noasel、H,L、)によるネーチャー(Na
ture )、291.165〜167貞(1981年
)〕。
凝血プロセスに包含される前記の天然タンパク質の中で
、現在、唯一の抗トロンビン夏が臨床的に使用されてい
る。しかしながら、このタンパク質が血液に投与される
傾向が増大して(るに従い、重大な欠点が証明されてき
た。
従来抗凝血剤として使用されてきた全ての薬剤は、これ
が身体または全身的に天然のものであるか否かにかかわ
らず、成る方式で細面因子を無効にし、かくして凝血プ
ロセスに対して不利な効果でありうる副作用を導く。
本発明の目的は現在既知の抗凝血剤が付随する凝血プロ
セスに対する不利な作用をともなうことなく、血液凝固
抑止性を示す薬剤を束製造ることにあった。
驚くべきことに、本発明にエワ■液峡皿抑止性を有する
が、失血の危険?I−増大させない天然タンパク質を単
離できることが見い出された。また驚くべきことに、こ
れらのタンパク質は主要出血の場合にはそれらの抑止性
金失ない、か(して正常す凝血プロセスを崩壊させるこ
となく進行させることができ、出血死の危険をなくする
ことができる。
本発明は抗凝血性タンパク質に関し、これ全以後VAC
C血管系抗凝血剤(ヱascular Anti旦oa
g−ulant ) )と称することとする。VAOは
凝血因子を不活性化しない特徴を有する。これらのタン
パク質は血管系凝崩原(va日cular proco
agulant )によりまたは因子“Xべ、により生
じる凝血を抑止できるが、トロンビンにより生じる凝血
は抑止できない。これらのタンパク質は因子Xaおよび
% 。
の生物学的およびアミド分解的活性を抑止しない。
本発明は凝血因子全不活性化することなく、下記の抑止
を示す抗凝血性タンパク質に関する:変性プロトロンビ
ン一時間試験、および(または) 変性され、活性化された部分的トロンボプラスチン−時
間試験、および(または) 非変性プロトロンビン一時間試験、および(または) 負に帯電したリン脂質お工びca”+の存在における凝
血因子xaによるプロトロンビン活性イhお工び(また
は) 負に帯電したリン脂質およびCa2+の存在における因
子IXaによる固有のX−活性化、および(または) 単離され、刺戟された血小板のプロトロンビン活性化、
および(または) 血管壁により誘発される凝血、および(または)凝血依
存形血小板凝集。
本発明はまた、凝血因子を不活性化せず、およびその抑
止活性がリン脂質の量に依存して変わる抗凝血性タンパ
ク質に関する。本発明によるタンパク質は因子X、、に
よるプロトロン♂ンrll=化の抑止も誘発する。この
抑止はリン脂質一度に依存して変化し、高リン脂質濃度
で減少する。リン脂質は本発明によるタンパク質により
加水分解されない。
本発明はさらにまた、凝血因子を不活性化せず、負に帯
電したリン脂質(これは、たとえば小胞、りぎシームま
たはエテロゾームに見い出すことができる)に二価カチ
オンCa”+および(またハ)Mn針を経て結合し、お
よび(または〕スフエロシルに結合する負に帯電したリ
ン脂質に二価のカチオンCa”+および(または) u
2+ @経て結合する抗凝血性タンパク質に関する。こ
のタンパク質の負に帯電したリン脂質に対する結合は可
逆性であって、エチレンジアミンテトラ酢酸(IDTA
 )により逆行させることができる。本発明によるタン
パク質は因子Xa・・、およびプロトロンビンを負に帯
電したリン脂質表面から排除することができる。
本発明は特に、凝血因子を不活性化せず、約70×10
3、約60×103.34103または32 X 10
3の分子iを有し、54 X 104または32 xl
 0’の分子量を有するタンパク質はそれぞれ唯一のポ
リペプチド鎖を有するものである抗凝血性タンパク質に
関する。
本発明は好ましくは、凝血因子を不活性化せず、下記の
特徴を有する抗凝血性タンパク質に関する:哺乳動物の
血管壁から単離され、次いで精製されるものである; グリコプロティンではない; ホスホリパーゼではない; pJ(4,4〜4.6の等電点を有する;56℃におけ
るこの抗凝血性タンパク質の活性は熱的に不安定である
; クエン酸塩処理した血漿中でこの抗凝血性タンパク質の
活性は67℃で数時間安定で留まる;この抗凝血性タン
パク質の活性はトリプシン砧よび(または)キモトリプ
シンにより完全に破壊されない; この抗凝血性タンパク質の活性はコラゲナーゼおよび(
または)エラスターゼにより作用されない; 小胞(VeaialeB)、リポゾームまたはエテロデ
ームに見い出すことができる負に帯電したリン脂質に二
価カチオンCa”+およびMn2+を経て結合する; スフエロシル(5perooil )に結合する負に帯
電したリン脂質に二価カチオンCa2+およびMn”を
経て結合する; このタンパク質の負に帯電したリン脂質に対する結合は
可逆性であつ【、エチレンジアミンテトラ酢i!I(凡
D’rA )により逆行できる;因子゛・x、、および
プロトロンビン゛を負に帯電したリン脂質表面から排除
する; 変性トロンビン一時間試験を抑止する;変性され、活性
化された部分的トロンボプラスチン−時間試験を抑止す
る; 非変性プロトロンビン一時間試験全抑止する;インビト
ロで負に帯電したリン脂質およびOa2+の存在におけ
る凝血因子Xa+によるプロトロンビン活性化を抑止す
る; 因子淘および■。・の生物学的お工びアミド分解的活性
ケ抑止しない; インビトロで負に帯電したリン脂質およびCa” +の
存在における因子IXa:=による固有のX−活性化を
抑止する; インビトロで、単離され、刺戟された血小板のプロトロ
ンビン活性化を抑止する。; インビトロで、血管壁により誘発される凝血を抑止する
:および 因子xa:によるゾロトロンのこのタンパク質により誘
発される抑止はリン脂質の濃度に依存して変化し、高い
リン脂質濃度で減じられる。
特に、本発明はいかなる動物組織も実質的に含有しない
特に実質的に純粋な形のVACタンパク質に関する。
VAOタンパク質の単離に適当な原料材料は各種哺乳動
物、たとえば牛、ラット、ウマおよびヒトの血管壁およ
び極めて血管化した組織(vaacul−arisec
L tissue )、並びにこれらの哺乳動物の内皮
細胞培養物である。牛、ラット、ウマおよびヒトの動脈
壁およびヒト腑帯靜脈および動脈が特に適している。
本発明はまた、本発明によるタンパク質tそれ自体既知
の単離および精製技法を使用して製造する方法に関する
。下記の方法が特に好適である:均質化した原料材料を
先ず差動遠心分離処理する。得られた上澄液vi−次い
で次のとおりにいずれか所望の順序でさらに処理する。
望ましくない不純物は硫酸アンモニウムで沈殿させるこ
とができる。上置液tR和クロマトグラフィにより、た
とえばヒドロキシアパタイトを使用して、またはイオン
交換クロマトグラフィにより、たとえばDFXIC−セ
ファセル(5ephacal ) p使用して、または
分子筒、たとえばセファデックス(5ephadeX 
)G−100上でクロマトグラフィ処理することにより
、また(°工免疫吸着クロマトグラフィにより、たとえ
ばボリクaナルまたはモノクロナル抗体を使用して、さ
らに精製する。原材料の品質に応じて、この精製計画は
変更でき、あるいはその他の精製方法、たとえばリン脂
質小胞を用いる精製も使用できる。
伝統的な抗血栓形成処置、すなわち抗凝血剤の経口投与
に加えて、さらに近年、生合成組線−プラスノゲン活性
化剤が明白な血栓症の場合に血管内経路で投与されてい
る〔エングルら(N、E!nglによるジエイ、メト 
(J、Mea、) 31’0.609〜516頁(19
84年)〕。
本発明によるタンパク質は、たとえば手術中の、特にそ
れらの血液凝固、抑止性について、および同時に血小板
の凝血依存性凝集に対するそれらの抑止作用について見
て、血栓症の防止に特に適している。
従って、本発明はまた本発明によるタンパク質を抗血栓
症剤として使用することに関する。
本発明はさらにまた、本発明によるタンパク質の少な(
とも一種を医薬的に許容され5る担体および(または)
賦形剤と組合せて含有する医薬製剤に関する。
十人動脈からのVAC単離および精製の実施により得ら
れた結果全表Aに示す。100.000xg遠心分離の
上澄液中のvAC活性レベルの測定は凝血原(proc
oagulant )活性の存在の故に誤差が生じる。
この活性に応答できる成分は硫醒アンモニウムにより3
5チの飽和レベルで沈殿することが判った。35チ硫酸
アンモニウムによる沈殿後に得られた上澄液は100%
vha活性を有することが見い出された。この活性を沈
殿させるために、この溶液’t90%飽和が達成される
まで硫酸ア7モニウムと混合する。生成するVAOタン
パク質含有沈殿i TB8の存在でヒドロキシアパタイ
トカラムに結合させる( 100 mM Hα、50戚
トリス/ HCApH7,5)。洗浄後に、VACタン
パク質金このカラムからリン酸塩勾配丁すぎ液により溶
出する。低イオン強度で、viaタンパク質はDMAI
B −セファセルカラムに結合する。このカラムからの
vhaタンパク質の溶出は増加するNaCJ濃度勾配を
用いて行なう。最終精製工程において、タンパク質をセ
ファデックス()−100上でのゲル濾過によりそれら
の分子量にもとづいて分離する。溶出液はVAOとセフ
ァデックス材料との相互反応を最少にするために高度に
塩処理した緩衝剤を用いる。VACはこのカラムからカ
ラムの空容積の約1.6倍の量で溶出させる(第1図参
照)。この最終精製後のVAOの縮収率は35%であっ
た。5D8−PAGIIIにより、VAO活性を示した
lCの()−1o。
留分が281のポリペプチド(各分子量は34000お
よび32.000である)を含有することが判った。
成る場合には、分子量60.000を有するさらに別の
留分がVAO活性を示した。
5DIII−PAGEに従い、ピーク留分138−14
0だけがこれら2mのポリペプチドに関して均質であっ
た。これらの留分を本明細書に記載する牛TAGの研究
に係る全てのその他の実験に使用し丸但し、牛VAQの
リン脂質リポゾームに対する結合特性に係る実験には使
用しない。
G−100留分169において、3.4%のVAC活性
が一段階凝血試醗(例1参照)により見い出され、タン
パク質1叩当り比活性1480単位金有した(我人参照
)。この留分は検知できる量のリン脂質を含有せず、そ
して の吸光係数がこの精製VAC試料について280nmに
おける吸収およびタンパク質含有量から計算された。
vhaの特徴 第2図から明白なように、牛動脈からの精製タンパク質
材料中に存在し、vAC活性がここに含まれる、640
00および32.000の分子量を有する2種のポリペ
プチドは一本の鎖を有するタンパク質である。塩基性ア
クシンとともにシックの試薬全使用すると、両タンパク
質が数個の炭水化物基葡有することが確認できる。さら
にまた、どちらのタンパク質にもr−カルボキシグルタ
メート(Gla )残基は見い出すことができない。−
J′fj1点(例1参照)は両タンパク質が4.4〜4
.6の等電点に相当する単−帯に移動することを示した
(第3図参照〕。
VAO活性はこの帯部金ゲルから溶出することにより得
られたTAO板から得られた。この溶出液金19DB−
PA()lliで分析すると、211のタンパク質の存
在をまた示した。従って、両タンパク質がPA() 板
の一勾配における単−帯に移動する。この方法を再検す
るために、ヒトへモグロ♂ン(ab)を911点測定に
よりまた研究した。6.8の数値は文献に示されている
数値と一致することが見い出された(第6図参照)。
結合試験はVAO活性が負に帯電したリン脂質膜に結合
できることを示した。この結合はCa”およびMn2+
の存在で生じるがyg 2+の存在または二価金属イオ
ンの不存在では生じない(表B参照)。
このリポゾームに対するVAC活性の結合は可逆性であ
って、試薬KDTAにより逆行する。
EIDS−PAGE ’i使用すると、両タンパク質が
Ca”の存在でリポゾームに結合できること、およびこ
の結合がEDTA を加えると破廐されることを示すこ
とができた(第4図参照)。これはまたVAO活性がこ
れら2稽のタンパク質に帰因できることを示している。
10チグリセロール含有TBS中で貯蔵すると、VAO
活性t”! −70’Gで少なくとも6ケ月、0°0で
少なくとも12時間および57’0で少なくとも牛時間
安定である。56°0において、この活性は2分間以内
に消失する。
VAOの活性 VAOは一段階凝血試験において凝血時間を延長する(
例1参照)、この凝血は牛の脳からのトロンボプラスチ
ン(BTF )で触発される。この実験でBTP i精
製牛トロンビンまたは精製牛因子Xaで置き換えると、
VAOは因子Xaが凝血の開始に用いられた場合にだけ
凝血時間を延長する;トロンーンにより誘発された凝血
はTKOにより作用をされない。このことはVAOが因
子Xa活性を直接に抑止し、またはノaトロンビナーゼ
複合体といくらか相互反応すること金示している。さら
に試験するために、梢製牛因子Xa および凝血1金用
いるアミド分屏的トロンビン生成試験金行なった。
第5図はプロトロンビンtoa”+およびリン脂質の存
在で因子Xa により活性化してトロンビンを生成させ
た場合に、VAOがこのブストロンビン活性化金抑止し
、この抑止度合がvho濃度に依存することを示してい
る。さらにまた、VACのこの抑止効果はリン脂質の濃
度が低いほど大きくなる。
第6図はプロトロンビン活性化のVAO誘発抑止のリン
脂質依存性を示している。ぜ口のリン脂質濃度において
因子Xa、+、にょるプロトロンビン活性化はTAOに
より抑止されないことは注目されるべきである。対照試
験はVA(liそれ自体が測定系に作用しないことを示
した。
5 mcMリン脂質〔1,2−ジオレオイル−an−グ
リセロ−6−ホスホセリン(Ps)/1.2−ジオレオ
イル−8n−グリセロ−3−ホスホコリン(Pa) 1
 : 4 モyv7モh 〕2vha (1my当9の
比活性: 1.300単位ン1D7mcg/jE/およ
び10JIIMaa■とともにインキュベートすると、
凝血原活性の減少が37℃で6分以内に生じた。これは
’7ACがホスホリパーゼ活性をもたないことを示して
いる。
抗トロンビンI(ムT−1)の場合と異なり、11AO
は精製トロンビンのアミド分解的活性に対する作用をも
たず、色原性基質82357Cw−ベンゾイル−Iをイ
ンロイシル−L−グルタミル−b−ピペコリルーグリシ
ルーL−アルギニン−p−ニトロアニリン−ジヒドロク
ロリド)または82238(H−D−フェニルアラニル
−L−ビペコリルーL−アルギニンーp−ニトロアニリ
ド−ジヒドロクロリド)を用いて測定して、因子Xa活
性に対する持続的作用もない(表C参照)。この表はま
た因子XaおよびトロンぎンのAT−1による不活性化
が’7AGにより強化されないことを示している。他方
、ヘパリンはAT−1の存在下にトロンビンおよび因子
Xa の不活性化全決定的に増大させる。これはVAO
がヘパリン様活性もムT−1様活性も有しないことを示
している。
新規なヒト凝血剤の単離は同一単離方法により、たとえ
ばヒト廣帯動脈の均質物から達成できる。
このような均質物で、本発明による抗凝血剤はプロトロ
ンビン一時間試験において凝塊形成時間を延長する能力
を有することが見い出された。この抗凝血活性は動脈均
質物のセファデックスG−100分留後に測定可能にな
る(例4参照)。さらに単離処理すると、この活性t!
pH7,9で総合的に負電荷を有する水溶性物質(1種
または2種以上)全付随するものと見做される。
セファデックスG−75留分Yrニゲル電気泳動により
分析すると、分子量32.000帯の強度と凝塊形成時
間の延長との間に、変性プロトロンビン−時間試験(M
PTT)で測定して陽性の相互関係があることが示され
た(例4参照)。32に一帯と抗凝血活性との関係はポ
リアクリルアミドゲル上の32に帯の部分からだけ抗凝
血活性が溶出され5ることから疑いもなく証明される。
当抗凝血剤が56℃でインキュベートするとその活性を
急速に失ない、およびタンパク質加水分解酵素がその活
性を破壊できるという発見と組合せて、我々は本発明に
よる抗凝血活性が32000ダルトンの見掛けの分子e
t有する単一のタンパク質により示されるものと見做す
プロテアーゼタイプ■とは異なり、トリプシンは本発明
の抗凝血剤の貧弱な不活性化剤である。
これは当該抗#崩剤がトリプシンにとって容易に受は入
れられ5るリジンおよびアルイエン残基金少数で有する
だけであることを示唆している。本発明の抗凝血剤の活
性の性質は種々の異なる方法で凝血を抑止することによ
り研究された。血管系化合物、HTII (ヒト脳トロ
ンボプラスチン)または因子も・、のどちらかにより誘
発される凝塊形成はこの抗凝血剤により抑止される;他
方トロンビン誘発凝塊形成は抑止されない。これらの発
見から、本発明の抗凝血剤がトロン♂ン生成を干渉する
が、トロンビンの作用は干渉しないものと結論できる。
本発明による抗凝血メカニズム金さらに研究するだめに
、精製因子およびプロトロンビンから再構成されたプロ
トロンピナーゼを使用[、り(例4参照)。記載されて
いる実験条験下に、抗凝血剤は完全プロトロンピナーゼ
(因子Xa、因子’V asリン脂質 Ca” )によ
り、およびリン脂質結合した因子xa(因子Xa1 リ
ン脂質、Ca” )によりプロテア−ゼの活性化を抑止
できるが、遊離の因子Xa(因子Xa−、C&” )に
よっては抑止されない。
本発明の抗凝血剤の存在下におけるfr:Iトロンビン
活性化の時間経過はプロトロンビン活性化の即時的抑止
を示し、この抑止は一定の時間のままとどまる。従って
、本発明の抗凝血剤はホスホリパーゼによるものでも、
またタンパク質加水分解的活性によるものでもないと結
論することができる。因子XaおよびCa”+にょるプ
ロトロンビンの活性化が本発明の抗凝血剤により全く作
用を受げないという事実は、本発明の血管系化合物の抗
凝血メカニズムが抗トロンビン■のような既知血漿プロ
テアーゼ抑止剤の場合と異なっていることを強力に示し
ている。ウォーカーら(Walker et al、)
は活性化されたプロティンCは因子Xa、Ca”+およ
びリン脂質によるプロトロンビン活性化を抑止しないこ
とを証明しているので〔バイオキマ、パイオフィス、ア
クタ、 (Biochima、 Biophys。
ムcta ) 571.333〜342頁(1979年
)〕、本発明の化合物がまたプロティンCのどちらでも
ないと結論できる。
初めの結合研究は本発明の血管系抗凝血剤が多分、因子
Xaおよび(または)プロトロンビンの脂質結合を干渉
することを示している。抗凝血剤のプロトロンビン活性
化抑止能力がプロトロンビン時間に対するその延長作用
に完全に相応するか否かが確立されるべきである。
この抑止剤が程々のタイプの動脈に見い出すことができ
るが、貧弱に血管化されていない組織くは見い出されな
いという事実は血流停止および血栓の生理学的モジュレ
ータ−が血管レベルで活性であることが見い出されたこ
とを示している。
観察されたVACの性質および活性にもとづき、”/A
Cの影響下における血液凝固メカニズムは下記のとおり
釦解釈することができる: VACは組織への損傷の結果として、および(または)
血小板刺戟により生じる負Icf電したリン脂質にCa
2+を経て結合し、それによって、特定の凝血因子(ビ
タミンに一依存凝血因子)の負に帯電したリン脂質表面
(これはこれらの凝血因子のための触媒的表面として作
用する)への結合を減じ〔バイオケミ、パイオフィス、
アクタ(Eiochem、  Biop、hys、 A
cta ) 51 5、163〜205頁(1985年
)〕、この結果として、リン脂質依存血液凝固反応がV
ACにより抑止される。
その活性メカニズムにもとづき、VACはタンパク質群
3(前記参照)の類に属するものとすることができる。
しかしながら、VACとこの群のその他の既知のタンパ
ク質とは臨界的に重大な差異を有する。
’7ACはリン脂質を加水分解せず、従っていづれの必
須の膜構造も分解しない。
既知の抗凝血剤のいづれについても従来開示されていな
いVACのこの性質は重大であって、また有利である、
すなわち、 VACの抗凝血作用は凝血プロセスにおけるリン脂質沈
殿の量に依存して変わる。この依存性は、たとえば血管
壁の僅かな損傷および(または)血小板の、たとえば血
栓症プロセスによる僅かな活性化により開始された凝血
プロセスが驚くべきことにVACIcより抑止できるこ
とを意味している。
他方、血管壁に対する激しい損傷(ここではりン脂質が
高濃度で生じる)により触発される凝血プロセスはVA
Cにより抑止されない。これは正確には、この高いリン
脂質濃度によるものであ・る。
VACを使用した場合の出血の危険は従って驚くべきこ
とに極めて少ない。VACは従来既知の全ての抗凝血剤
が一種または二種以上の凝血因子を無効にし、かくして
出血の危険を増大させる従来既知の抗凝血剤の全てと異
なり、これらの優れた性質を有する。
vACは驚くべきことに、凝血因子それら自体を不活性
化しない。従って、凝血因子がそれらの他の機能(その
多くは発見されている)を果たすため忙その位置にとど
まる。若干の活性凝血因子は、たとえば炎症細胞の化学
走性の重要な止血防止任務を有する。これらの細胞は損
傷した血管壁の回復に寄与する、驚くべきことに%VA
Cはこのプロセスを干渉しない。
本発明はさらに、凝血因子を不活性化しない新規な一群
の抗凝血性タンパク質を最初化開示したものである。本
発明を説明するための実施例および列証されている性質
はいづれの方法でも本発明を制限するものであるべきで
はない。当業者はいづれの発明的努力をすることなく、
ここく記載されている方法を使用して、凝血因子を不活
性化することなく、抗凝血性を示すさらに別のタンパク
質を得ることができる。これらのタンパク質はまた本発
明の保護範囲内に入る。
本発明で使用した略語は下記の意味を有するものとする
: vhc :血管系抗凝血剤 PFP :血小板を含有しない血漿 TB8 : 100 mM NaCj、  50 mM
 トリス/ HCI、pH7,5 EDTA :エチレンジアミンテトラ酢酸TB81C:
 KDTA 2 mM含有TBSBTP :牛脳からの
トロンボプラスチン:ヒト脳からのドロンボブ2スチン TB8A :ヒト血清アルブミンQ、51v/dを含有
するTB8 、 pH7,9 82337: )I−ベンゾイル−L−インロイシルー
L−グルタミル−L−ピペコリルーグリシルーし一アル
ギニンーp−ニトロアニリド−ジヒドロクロリド 82238 : H−D−フェニルアラニル−L−ビペ
コリルーL−アルギニンーp−ニトロアニリド−ジヒド
ロクロリド AT−[I:ヒト抗トロンビン■ S、A:比活性 ote2Gro−p、−cho : L  2−ジオレ
オイル−5n−グリセロ−6−ホスホコリン 0J132GrO−P Ser : 1 *  2−ジ
オレオイル−5n−グリセロ−6−ホスホセリン 血液凝固因子の命名については、夕′スク フォース 
オン ノーメンクラチャー オプ デルード クロッテ
ィング ディモーデンス アンrゲイモーダンス イン
ターメデーツ(T(15)k Foreθon Nom
enclature of Blood Chatti
ng Zymogensand Zymogens工n
termedatea )により推せんされている命名
法を使用した。
材料 分析用8DB −PAGEおよびヒドロキシアパタイト
EITP用の化学物質はビオ−ラド(Bio−rad)
から入手した;セファデックス()−100およびG−
75、DEAD−セファセルおよび「低分子量目盛キッ
ト(Low Mo1ecular Weight Ca
1ibrationx1t )はフ了−マシア(Pha
rmacia )から入手した:色原性物質82337
および82238はカビ ヒトラム(Kabi Vit
rum )から入手した;そしてジアンO(Diafl
o ) P M −10限外濾過膜はアミコン(ami
con )から入手した。
例  1 VACの単離および精製 動物を屠殺した後の半時間以内に子犬動脈を取り出す。
牛血液はクエン酸三ナトリウム(最終濃度0.68重量
係、)中に採取し、室温および2.0OOX、Srで1
0分間遠心分離する、若干の血小板を含有する血漿を次
いで再び遠心分離する( 10.000 xgで15分
間)。この方法で、血小板を含有しない血漿(pxp 
)が得られる。
動物から大動脈を取り出してすぐに、TE01(100
mM  IJaCl 、   5 0  mM  ト 
リ ス/HC) 、p)17.5 )で充分にすすぐ。
大動脈から内側被膜を除去し、高速ホモrナイデー、た
とえばブラウン(Braun ) M X 32を用い
て、大豆トリプシン抑止体(16m971)およびベン
ズアミジン(1,57i/l)を含有するTBBR(K
DTA 2鮨含有TB8 )中で均質化する。
8本の大動脈から均質化され、固形物20%(重量/容
t)を含有する材料を100.00Dxgで12,00
0xgで20分間遠心分離する。生成する上澄液を固形
硫酸アンモニウムで90係飽和まで飽和し、60分間攪
拌し、次いで12,0OOXgで20分間遠心分離する
沈殿を少量のTBSに懸濁し、ベンズアミジン(1,5
7,F/l)含有TBBを用いて透析する。透析した留
分をTBSで平衡にしたヒドロキシアパタイト カラム
(IX20cm)に適用する。カラムを4床量のTBB
で洗浄する。VACタンパク質をこのカラムから0〜5
00mMの直線勾配によりリン酸ナトリウム緩衝液(p
H7,5) 200mで溶出する。VAC含有留分を集
め、NaCj 50 mMおよびトリス/HCノ20I
nMを用いてpH7,5で透析する。
同一緩衝液をDEAB−セファセル カラム(3x5c
IL)&cも使用し、このカラムで透析したVAC材料
をクロマトグラフィ処理する。カラムを4床量の平衡緩
衝液で洗浄した後釦、VACをトリス/HCI (pi
(7,5) 20mM中のNaCノ溶液(50〜5QQ
m)Aの直線勾配を使用)200+dにより浴出する。
VAC含有留分を集め、pH7,5でNaCj500 
mMおよびトリス/HC1t2QmMで透析し、・ 次
いでPM−iQ限外濾過膜を用いるアミコン(Am1c
on ) a縮セルで濃縮する。2M容量の濃縮物を5
 Q mM NaC1および2Q mM )リス/HC
Iで平衡にした( p)17.5 ’)セファデックス
 G−I DOカラム(3X80cIIL)に適用する
溶出液を2dづつの留分として集め、これらの活性留分
を別々に、グリセロール含有TBs 10容量係で透析
し、−70℃で貯蔵する。全精製処理は0〜4℃で行な
う。
2種の異なる方法をvAC活性の測定に使用する:a)
一段階凝血試験(変性プロトロンビン時間試験) b)トロンビン形成試験 一段階凝血試験は次のとおりにして行なう:シリコン処
理したガラス皿で、被験留分175 mclまたは対照
としてTBS 175 mclをPFP 5 Q ma
lおよび稀BTP 25 mamと攪拌する(1分間蟲
り900回転)。67℃で3分間インキュベートした後
忙、NaCノ8Q mM 、 CaC7220mMおよ
びトリス/HCI I Q mMを含有する緩衝液(p
H7,5)を加えることにより凝血を開始させる。フィ
ブリン形成はペイトン デュアル アグリl’−シaン
モジュー ル(Payton DualAggrega
tion Module ) Cホーンストラ(Hor
nstra、 G、 )、フィル、トランス、アール。
ソシ、ロンーンB (Phi’l。Trans、 R,
8oa。
London B )、294.355〜371頁(1
981年)〕を用いて光学的に記録する。対照試料の凝
血時間は65秒であった。この試験は精製中に、VAC
活性の存在について種々の留分を検査するために使用し
た。N製処理中に生成したvhcを測定するために、V
AC活性の1単位を前記試験で凝血時間を100秒に延
長するVACの量と定める。
いくつかの場合に、BTPの代りに、精製牛トロンビン
または精製牛因子X、を使用する。この半精製凝血系で
は、使用したトロンビンまたは因子Xaの量は対照試料
の凝血時間がまた65秒であるようにする。
トロンビン形成試験は次のとおりにして行なった: 精製牛因子Xa(150nM ) 20 mal、Ca
Cj2(100mM ) 301101、稀VAC3Q
 malおよびP 8/P C−りン脂質膜(最P:m
度は第6図に示されている) 30 mclを、TBS
A (0,5M9/ 11)ヒト血清アルデミン含有T
BS) 181 ma1含有プラスチック皿に入れる。
混合物を37℃で3分間、テフロン攪拌機を用いて攪拌
する。トロンビン形成は精製牛因子■(33,33mc
M ) 9 mclを加えることにより開始させる。種
々の経過時間の後釦、試料5 Q malを反応混合物
から採取し、次いでサーモスタットで37℃tcm度調
節した、TB81!i 9 Q Q malおよび色原
性基質S 2238 (5mM ) 5 walを含有
する1d容積のプラスチック皿の内容物に加える。
反応混合物中のトロンビンの量をコントロン スペクト
ロメーター ウビコン(KontronSpectro
meter Uvikon ) 810で、既知量の精
製牛トロンビンを用いた分析からグラフに描かれた評価
曲線を使用して測定した4 D 5 nmにおける吸光
値の変化から計算する。VACにより生じた抑止チは次
のように定める: 抑止俤−(1−−)X100チ (式中aはnM IIa/分車位のvAC不在における
トロンビン形成速度であり、そしてbはnMIIa/分
単位のVAC不在忙おけるトロンビン形成速度である)
タンパク質 ビタミンに一依存因子プロトロンビンおよび因子X、は
クエン酸塩処理した牛血漿の精製により得られる〔ステ
ンフロ(13tenflo :r、 )によるジャーナ
ル オデ バイオロジカル ケミストリイ(、T、 B
101. C!hem、 )、251.355〜363
頁(1976年)′−参照〕。クエン酸バリウム吸着お
よび溶出、硫酸アンモニウムによる分別およびDI!X
AI!!−セファデックス上でのクロマトグラフィの後
に、プロトロンビンおよび因子IXまたは因子Xの混合
物を含有する2種のタンパク質留分が・ 得られる。因
子Xはフシカワらの方法((IPujikava et
 al、 )、バイオケミストリイ(Biochemi
stry ) l i、4882〜4891頁(197
2年)〕を使用し、およびRVV−X(7シカワら(F
ujikawa at al、 )、バイオケミストリ
イ、11.4892〜4899頁(1972年)〕を使
用して活性化する。プロトロンビンは因子IXからヘパ
リン−寒天親和クロマトグラフイ〔フシカワら、バイオ
ケミストリボ、12.4938〜4945頁〕釦より分
離する。ヘパリン−寒天カラムからのプロトロンビン含
有留分を集め、オーベエンスら(0vens et a
m、 )の方法〔ジャーナル オデ バイオロジカル 
ケミストリ イ (x、  Blol、  Chem、
  )  2 4 9 、 594〜605頁(197
4年)〕を用いてさらに精製する。プロトロンビンおよ
び因子Xaの濃度はロージングら(Rosing et
 al、 )の方法〔ジャーナル オデバイオロジカル
 ケミストリボ(J、 Biol、 Chem、)25
5.274〜283頁(1980年)〕を用いて測定す
る。BTPはバンダムーメイヤース(Van Dam−
Mieres )らにより「デルード コーアギュレー
ション エンデイムス、メII  P  オデ エンデ
ィマチック アナリシス、ベルラグケミ−社(’ Bl
ood coagulation enzymes −
methods of enzymatic anal
ysig ’、VerlagChemie GmbH)
、(ワインハイム市)に記載されている方法を用いて測
定する。タンパク質濃度はローリボ(LOwry )ら
によりジャーナル オデバイオロジカル ケミストリボ
(、T、 B111゜Chem。)、193.265貞
(1951年)に記載された方法により測定する。
リン脂質、リン脂質膜およびリン脂質リボ・戸−ムの製
造 1.2−ゾオレオイルーan−グリセロ−6−ホスホコ
リン(18:1シス/18:1シス−pc)および1,
2−オレオイル−an−グリセロ−6−ホスホセリン(
18:1シス/18:1シス−ps)をロージング(R
oeing)らによりジャーナル オデ バイオロジカ
ル ケミストリボ(:r、 Blol、 Chem、 
) 255.274〜283頁(1980年)に記載さ
れたとおりにして製造する。2層よりなるpcおよびP
Sの別々のリン脂質膜を超音波を使用して、ロージング
らによりジャーナル オプ バイオロジカル ケミスト
リボ、225.274〜283頁(1980年)に記載
されたとおり和して製造する。リン脂質リポゾームの供
給溶液は必要量のリン脂質をクロロホルムに溶解するこ
と和より製造する。クロロホルムは窒素を使用して蒸発
させる。残留するリン脂質を数個のガラスピーズと6分
間注意して混合した5チグリセロール含有TBa中に懸
濁し、次いで10.000 xgで10分間、遠心分離
する。この溶液を捨て、残留物を5チグリセロール含有
TB8に注意して再懸濁する;この方法でリン脂質−リ
ボ・戸−ム供給溶液が得られる。これらのりボゾームは
室温で貯蔵する。リン脂質濃度はボッチャー(Bott
cher )らによるリン酸塩分析〔アナル。
キミ、アクタ、 (Anal、 Chin、 Acta
、 ) ’l 4.203〜207頁(1961年)〕
により測定する。
8D8 −  FAI SDSの存在における板上でのデル電気泳動をラエムリ
(Laemli ) Kより記載された方法〔ネーチャ
ー(Nature )、227.680〜685頁(1
970年))に従い、アクリルアミド10重量I NI
  N3−メチレン−ビスアクリルアミrO,27!J
1%オヨヒsDs O,111tlヲ含有するデルを使
用して行なう。減じられたジスルフィド架橋を有するデ
ル試料中にβ−メルカプトエタノール5!J[を存在さ
せる。デルは下記のとおりに染色する: 1)エタノール50重量慢中のコーマツシイプ/I/ 
−(coomagsia Bluθ)R−2500,2
51tチおよび酢酸15重量%で染色し、エタノールi
 owesおよび酢酸10重量係で脱色。
2)セグレスト(8層greet )らにより[メンー
ズ イン エンディモロシイJ (Methodsin
 ]!zg7molog7 J、28巻、54〜63頁
(1972年)に記載された方法を使用して塩基性ファ
クシンから生成されたシックの試薬〔メルク社(Mer
ck )を用いて染色。
3)メリル(Merril )らによりエレクトロホレ
シス(Electrophoresis )、6.17
〜23頁(1982年)に記載されたとおりにして銀で
染色。
等電点決定 タンパク質の等電−測定はアムホリン担体アムホライト
を含有する既製の薄層ポリアクリルアミド(FAG板、
IJKB )を用いて6.5〜9.5の範囲の−で製造
者の指示書に従い行なう。ゲルの一勾配はアノ−pとカ
ノードとの間の線に沿ってデルス) IJツブを切断す
ることにより等電点の焦点を合せた後忙直ち釦測定する
。電解質は蒸留水を使用して各ストリップから溶出し、
水のβ値を組合せガラス電極を用いて測定する。
Gla測定はクワダ(Kuwada )らの方法〔アナ
A/、バイオケミ、(ムna1. Bioahem、 
) 1315173〜179頁(1,983年)〕を使
用して、「ヌクレオシル(Nucleosil ) 5
 EI B’ Jカラム〔チロンパツク(c肚OMPA
CK ) )上でのTIPI、C’により行なう。
例  2 必要なリン脂質をクロロホルムに溶解し、カラム材料ス
フエロシル〔ローン−ブーラン社(Rh0n6−POu
lene ) )にスフエソシル11当りリン脂′x5
119の比率で加える。クロロホルムをN2ガスにより
蒸発させ、乾燥したスフェロシルリン脂質を次いでVA
Cが懸濁されている緩衝液で洗浄する。リン脂質の若干
が負に!電している場合に、vACはCa”+および(
または) Mn” ”)存在でスフエロシル結合リン脂
質に結合する。
例  3 カオリン(基本的凝血を触媒する人工表面、この場合忙
粉砕ガラス)、イノシチン(リン脂質表面)およびV’
ACが存在する緩衝液(25mM ) 17ス/ MC
I 、  pH7−5、100mM  MaCj ) 
 2 0 0  m(!1をクエン酸塩処理した血小板
を含有しない血漿5 Q malと混合する。この混合
物を37℃で3分間インキエベートシ、その後Ca+“
緩衝液(200mM )リス/ HCI、p)I 7.
5.8Q mM NaCj、20 mx CaCj2 
) 250 mclを加える。凝血時間は例1と同様化
して測定する。
例  4 ヒト血液を静脈注射忙よりクエン酸三ナトリウム(約1
3mMクエン酸塩の最Ma度)に採血し、2000 x
gで室温において10分間遠心分離する。生成する血漿
を10.000xgで15分間再遠心分離して、血小板
を含有しない血漿(PPP )を得る。数人の健康な献
血者から得られた血漿を混合することによりI’FPの
標準プールを作る。
ヒト贋帯を出産後15分間以内に得る。この動脈を水冷
TBS緩衝液で直ち忙潅流し、次いでジエリイ オシ 
ワートン(Jelly of Warton )から自
由に製造し、回転ミキサー〔ブラウン(Braun )
MX32を用いて’1’B8中で均質化する。10繋均
質物(重量/容量)を分別する。
この均質物のセファデックスG−100上での10+0
00 xg何回転下上澄液分別により再現可能な特異な
様相が得られる(第7図参照)。■買で測定して凝血系
であると見做される留分が第7図に示されている。凝血
原活性は空容積(voidvoxume )で溶出する
。この活性はヒト先天的因子xa−不足血漿を使用した
実験により示されるよう釦、MPTT中の因子vnの存
在で検知できるだけである。従って、この凝血原は組織
トロンボプラスチンであると考えねばならない。
成る留分は明確な抗凝血活性を示した。これらの留分を
集め、DIAJC−セファセル クロマトグラフィによ
りさらに精製する(第8ム図参照)。
この抗凝血体は5 Q mM NaCjおよび50 m
M )リス/11(’j(pH7,9)でDIAIC−
セファセルに結合するように見える。この活性をNaC
Jの直線勾配でpH7,9において、150〜160 
mM MaCjで溶出する。抗凝血活性を示すDIAI
!i留分を集め、セフ丁デツクスG−75デル濾過忙処
する(!8 B図参照)。このカラム(1,5X 50
信)はTBSで平衡にする。この活性は約30,000
〜60,000ダルトンの分子量に相当する留分忙現わ
れる。
抗凝血活性の量の測定のための定量分析としてMPTT
を使用する(第9図参照)。抗凝血活性の1単位は凝血
の開始剤としくHTP(最終濃度95μyタンパク質/
l1lj)を使用してMPTT中における凝塊形成時間
を65秒のその対照値から100秒忙延長する量と定義
する。この分析を用いて、湿った動脈組織10gから、
約1200単位の抗凝血活性を有するタンパク質211
9が単離できることが計算された。
変性プロトロンビン時間試験は下記のとおりにして行な
う: シリコン処理したガラス キュベツトで、PIFP50
 mclをTBS 150 mal、標単111TP稀
釈液25ZIIcユおよびTBS (対照) 25 m
oユまたは動脈均質物留分25 malと37℃でかき
まぜる。3分間インキュベートした後に、ゼロ時点でC
az+緩衝液(80mM NaCJ −20mM (’
LCJ2およびi o mM )リス/HCI ;pH
7,9) 250mc1の添加により凝血を開始させる
。フイデ17・ン形成は「ペイトン デュアル アダレ
ゾ−ジョン モジュー ルJ (Payton nua
lムggregation Module )を用いて
光学的に追跡する。因子XiaをMPTT中で凝血の開
始に使用した場合に、HTI”は省略し、精製因子Xa
25 malをCa”+緩衝液250 malとともに
稀釈P11’Pに加える。
この分析は前記のXa−開始MPTTと同様に行なう。
但しxa−試料の代りに精製トロンビン25 malを
使用する。
タンパク質 プロテアーゼ タイ7°Iおよびトリプシン1mc3.
4.2.1.4)はシグマ(816ma )から得る。
HTPはパン ダム ミニラス(’7anDam Mi
eras )らによりメソーズ オデ エンディマチッ
ク アナリシス (Methods of llfnz
ymatic・ムnalysis ) 5.552〜3
65頁(1984年)に記載されたようにしてヒト脳か
ら製造する。因子Xtas fロトロンピンオヨヒトロ
ンピンはロージイングはロージングら忙よりジャーナル
 オデバイオロジカル ケミストリイ(、T、 Bio
l、 Chem、)、255.274〜283頁(19
80年)に記載されたようにして、クエン酸塩処理した
牛血液から精製する。因子Vはリンrホー) (Lin
dhout )らによりバイオケミストリイ、21.4
594〜5502頁(1982年)に記載されたように
して、牛血液から!′IIHする。因子veLは因子V
をトロンビンとインキュベートすることにより得る。
プロトロンビン濃度は分子を72,000およびら:ジ
ャーナル オプ バイオロジカル ケミスト リ イ 
(:r、  Biol  Chem、  )  、  
249 、 594〜605頁(1974年)〕、およ
び因子V濃度は算する〔ネセイン(Meahelm )
ら:ジャーナルオデ バイオロジカル ケミストリイ(
x、 Biol。
Chem、 )、254.508〜517頁(1979
年)〕。
因子Xaおよびトロンビン濃度は活性部位滴定に  ・
より決定する〔ロージング(Rosing )ら;ジャ
ーナル オプ バイオロジカル ケミストリイ(:r、
 Biol、、 Chem、 )、256.274〜2
83頁(1980年)〕、その他のタンパク質濃度はロ
ーリイ(Lowr7 )らによりジャーナル オプバイ
オロジカル ケミストリイ(J、 Biol、 Che
m、χ196.265頁に記載のとおりに決定する。
リン脂質および脂質小胞の製造 01e2Gro −P −Cho (1、2−ゾオレオ
イルー13n−グリセロ−6−ホスホコリン)および0
1e2Gro−P −8er (1e  2−ジオレオ
イル−sn −グリセロ−3−ホスホセリン)はロージ
ングら忙より記載された(1980年)とおりにして製
造する。01e2GrO−Z  Bar / 01e2
Gro −E −Ch。
(そル比20:80)よりなる1個の2層小胞は超音波
処理忙より製造する。リン脂質濃度はプツチャー(B”
ottcher )らの方法(7ナル、A’ミ。
アクタ(Anal、 Chin、 Acta )、24
.203〜207頁(1961年)〕によるリン酸塩分
析により測定する。
プロトロンビン活性の時間経過は異なる濃度の抗凝血剤
で評価する。(X、Ca”)、(x。
a                     aリン
脂質、Ca 2 + )または(”a % va、リン
脂質、Ca” )の混合物を50 mM )リス/ M
CI 。
175 mM NaC1,0,5119/d ヒ) 血
清フルプミン中でpH7,9において67℃で異なる量
の抗凝血剤ととも、にかきまぜる。3分後忙、プロトロ
ンビン −活性化はプロテア−ゼの添゛加により開始さ
せる。
異なる時間間隔で、試料25 mclを反応混合物から
、TBS 、  2 mM KDTAおよび0.23 
mM 82238(#終審量=1M)を含有するキュベ
ツト(37℃にサーモスタットにより調節する)に移す
、コントロン スペクトロホトメーター ウピコン81
0で測定し、既知量の精製トロンビンを用いた分析にも
とづいてグラフに描いた評価曲線と測定した4 05 
nxQにおける吸光値の変化から、生成されたトロンビ
ンの量を異なる濃度の抗凝血剤について計算する。
リン脂質は20:80のモル比のO’1J2GrO−g
−Serおよび01e2CkTO−P−Choよりなる
小胞として加える。
G−75クロマトグラフイの数留分にりいて、MPTT
中で試験し、8D8− PAGF!で分析する。この結
果(第10図)はこの抗凝血剤が約32,000ダルト
ンの分子量を有することを示唆した。抗凝血活性と32
に一帯との間の関係はポリアクリル7ミv rルを薄片
に切り、次いでこの薄片から牛血清アルブミン0.5I
II9/jL(含有TBEI 忙よりタンパク質を溶出
することにより確認する。抗凝血活性は32に一帯に相
当する薄片からの溶出液中にだけ見い出された。さらに
また、この活性は56℃で熱的に移動性であることが見
い出され、原材料と同様のMPTT ICおける投与量
応答関係を有することが示された。
ピーク抗凝血活性を含有するG−75留分を集め、これ
を用いてこの抗凝血剤の特徴をさらに確認する。この抗
凝血剤を56℃でインキュベートすると、活性が測定で
きない2分後まで急速忙減少する。この抗凝血剤は37
℃でプロテアーゼタイプIとともにインキュベートする
と2時間以内にその活性を完全に失い、他方トリプシン
は3時間のインキュベーションの後に抗凝血剤をはとん
ど不活性化しない(第11図参照)。これらの実験で使
用されたプロテアーゼ タイプ■およびチロシン濃度は
2.5 nM )ロンビンを15分で完全く不活性化す
る。反応混合物からMPTT K持ち込まれたf−テア
ーゼ タイプIおよびチロシンの量は対照凝塊形成時間
に対し作用を有するものではない。
作用の様式 MPTTはHTPで触発された場合および因子Xaで開
始された場合の両方で、抗凝血剤の存在で延長される。
しかしながら、トロンビン肪発凝血は抑止されない。
これらの発見により、プロトロンビンのトロンビンへの
因子X  因子■6、リン脂質およびCI!L2+N による変換に対する抗凝血剤の効果を評価する。
前記実験条件下に、トロンビン形成は抗凝血剤により投
与量依存様相で抑止される(第13A図)。
因子vaが存在しない場合の因子X&、  +Jン脂質
およびCa2+によるプロトロンビンの活性化はこの抗
凝血剤によりまた抑止できる(11133図)。
しかしながら、リン脂質が存在しない場合忙この活性化
が生じると、この抑止は見られない(第13C”図)。
例  5 vACに対するポリクロナル抗体 牛vACに対するポリクロナル抗体をウサギで産生させ
る。例1に記載の方法に従い精製した牛VACを等量の
完全フレンドアジュバントと混合する。混合物をウサギ
に皮下注射する。4週間後に、ウサギを精製牛VACの
皮下注射により追加抗原刺戟する。この抗原刺戟は2:
j!4間の間隔で2回繰返す。最後の抗原刺戟の後の1
0日目に、ウサギを出血させ、集めた血液を凝血させて
血清を得る。
免疫グロブリン(工g)は下記の方法化機いこの血清か
らX離する: a)血清を36℃で60分間加熱する:b)次いで、血
清を50 mM トリス、I D OmMxact (
pH8−2)で平衡にしたDEAN −セファセルに適
用する; C)非結合タンパク質を50優飽和で (NH4)2804により沈殿させる:d)沈殿したタ
ンパク質を遠心分離によりペレット状にし、このペレッ
トを50 mM )すス、I Q Q mMNaCj 
(pH7,9)に再懸濁し、同一緩衝液に対して完全忙
透析する; e)生成するタンパク質混合物は抗VACIgを含有す
る。
失火動脈、生恥、ラットおよびウマ大動脈およびヒト′
R帯動脈から、vAC活性を示すタンパク質留分を前記
の方法に従い単離する。
これらのタンパク質を硫酸rデシルエステルの存在下に
および非減少条件下忙ポリアクリルアミド デル上での
電気泳動により分離する。電気泳動完了後釦、タンパク
質をトービン(Towbin )らに記載された〔ブロ
ク、ナトル、アヵド、サイ。
(Proc、 Matl、 Acad、 8aL )米
国、4°350〜4554(1979年)〕どおりにし
て、rルからニトロセルロース シー)kjlす。シー
トラ抗VAC−工gとインキュベートシ、シートを充分
に洗浄した後に、ホースラディツシュ パーオキシダー
ゼと結合したヤギ抗つサギエgとともにインキュベート
する。ヤギ抗つサヤエgはパーオキシダーゼ用の基質で
あって、シアミン ベジジン テトラヒrロクロリげに
より可視にする。
前記処理の完了後のニトロセルロース シート上の褐色
帯はヤギ抗つサギエgの存在を示している。さらにまた
、この斑点は抗”7AC−工gが結合しているタンパク
質および抗VjkC−工gの存在を示している。
失火動脈、生恥、ラットおよびウマ大動脈およびヒ)M
帯動脈から単離されたVAC−活性を有する夕://f
り質の免疫斑点(immumoblots )を第14
図に示す。
これらの結果から、次のことが結論できる二基本釣に前
記方法を使用して、VAC活性を有するタンパク質留分
を失火動脈、生恥、ラットおよびウマ大動脈およびヒ)
7149帯動脈から得ることができる。さらにまた、単
離された、vAC活性を有するタンパク質留分はウサギ
において楕製牛vhcに対して生じた抗VAC−Xgと
反応する、分子量約32,000、約34,000およ
び約70,000を有するタンパク質を含有する。
例  6 大容積リン脂質小胞を使用するVACの精製工程1.2
−ジオレオイル−an−グリセロ−3−ホスホセリン(
ps )および1.2−ジオレオイル−5n−グリセロ
−6−ホスホコリン(pc )よりなる大容積リン脂質
小胞(l1vv 、)をパンデパート(Van ae 
Waart、P、 )らの既知の方法〔バイオケミスト
リイ、22.2427〜2432頁(1983年)〕に
より製造する。
精製工程では、Pa/PC(モル比20:80)含有L
VVを使用する。しかしながら、負に帯電したリン脂質
が存在しなければならないという制限条件付きでその他
のモル比も使用できる。リン脂質中の脂肪酸の鎖長はま
た変えることができ・る。
50mMトリス/T1Cl、100 myt NaCJ
 (PH7,9)中のLVV 、±1mMリン脂質を等
量OVAC活性活性含有タンパク分留分合する。このタ
ンパク質は50mMトリス/ 111Cj、100 m
M NaCj。
10 mM C’aC/2 (pH7−9)に入れる。
混合物を室温で5分間放置する。次いで、混合物を20
.000Xgで30分間遠心分離する。得られたペレッ
トを50InMトリス/ HCI、100 mM Na
Cj 。
16 mMCaCj2 (pJ(7,9)に再懸濁し、
次いで再遠心分離する。生成するペレットを次いで5Q
 mMトリス/HCノ、I Q Q mM Nacl 
、  10 mMエチレンジアミンテトラ酢酸(KDT
A ) (pH7,9)に再懸濁し、次いで再び遠心分
離する。生成する上澄液はVAC−活性を含有する。
前記方法は精製VACft得るためのこの方法における
効果的な精製工程である。
a)タンパク質の量はローリイらの方法〔Dowry。
0.H,Rosenbrough、 N、V、 Far
r、 A、L、およびRandall RlJ、 、ジ
ャーナル オデ バイオoジカル ケミストリイ(J、
Btol、 Chem、)、193.265頁(195
1年)〕を用いて決定した。
b)V’ACjm位は一連の試験稀釈を使用し、例1に
記載の一段階凝血試験を用いて決定した。対照試料の凝
血時間は65秒であった。VAC活性の1単位はこの凝
血時間を100秒に延長するVACの量と定義する。
表  B 負に帯電したリン脂質リポψ−五k a)凝血時間(tc )は例1に記載の一段階凝血試験
を用いて決定した。
b) リン脂質リポゾーム(ps/pc : 50 /
 50−v−/l// mp ; 1 m )、’7A
C5mal (250mag/id :比活性−70単
位/W9)、および5%グリセロールおよび添加カチオ
ン含有TBS (pH7,5)100 malの供給溶
液5 Q malを室温で一緒に混合し、次いで15,
000 xgで15分間遠心分離し、得られた上澄液’
l 5 malをTB8で175 mclのjl終濃度
に稀釈し、次いで一段階凝血試験により試験する。残り
の上置液はSn2− PAGEにより分析する(14図
)。
C)得られたリボプーム沈殿は54グリセロールおよび
ICDTム51111含有TB8 (pH7,5) 1
50 mal中に再び懸濁する。上澄液を15+000
 xgで15分間遠心分離する。上澄液のVAC活性は
b)に記載のとおりに分析した。
a)  N、D、−測定しない。
表  C a)アミr分解的(amidolytic )活性は次
のようにして測定した: 因子Xaまたは因子町をTBSA中の前記添加剤により
稀釈した。反応混合物をサーモスタットで37℃に温度
調節されているプラスチック皿中でテフロン被覆攪拌機
゛により攪□拌する。10分後k、試料100 mcl
(Xa)または53 mal ([a)を皿から採取す
る。この試料をサーモスタットで37℃に温度調節され
ており、TE101800 mclおよびTB8]C1
0011+CIおよびB 2537 (2mM )I 
Q Q malまたは82238 (5mM)900m
clを含有するもう1つのプラスチック皿に入れる。
405 nmにおける吸光値の変化をサーモスタットで
67℃に温度調節されているコントロン スペクトロホ
トメーター ウビコン810を用いて測定した。
反応混合物中の各種添加剤の最終濃度は次のとおりであ
る:因子Xa: 18−7 nM e因子IIa ”1
−5 nM *ヒトAT−[[: 18.7 nM :
 ヘパリン:1単位/肩j;およびVAC: 10.7
 nag /lul (比活性:1600皐位/ダ)。
b)  N、D、雪測定しない。
図面の説明: 第1図はセファデックスG−100上におけるvACデ
ル濾過を示す。
カラム(5X 80 art )は6CJctnの圧力
高さで、500 mM NaC’jおよび20mMトリ
ス/ HCj(pH7,5)により平衡にして製造する
。DEAJクロマトグラフィ後に得られたVAC含有留
分を2ゴまでI!kHし、次いでセファデックスa−1
00に通す、、60crrLの圧力高さを維持する。空
容積は2451116(留分70)である。次いで2ゴ
の留分を採取する。この留分を10係グリセロール含有
TBSで透析し、その後、例1に記載の一段階凝血試験
によりVAC活性について試験する。凝血時間はG−1
00留分をTBSで1:10に稀釈して得る。VACが
存在しない場合の凝血時間は65秒である。
g2図はVAC’のSDS −PAGE分析を示す。
アクリルアミド10重量%、N、  1g3−メチレン
ビスアクリルアミr0.27重量係および5D80.1
重Ji[を含有するデルを用いるSDS −PAGEを
ラエムリの方法〔Laemli、英国;ネーチャー22
7.680〜685°頁(1970年>Jl/Cより行
なう。X軸上の数字の意味は次のとおりである: 1)いづれかのジスルフィr結合が減じられている既知
分子量の対照タンパク質。
2)2megの濃縮VAC 3)2mCgの非濃a VAC’ ゲルは例1忙記載の方法で、コーマシイ ブルーにより
染色し、脱色させる。
第6図はVACの等電−の測定結果を示す。
等電点の焦点合せは3.5〜9.5の一範囲でFAG板
を用いて行なう0例1参照)。−勾配がゲルに形成され
た後に、e )a”b200mcgおよびVAC2Q 
mcgを適用する。ヒト九は対照として使用する(既知
等電点: pH6,8)。ゲルをコーマシイ ブルーで
染色する前に、ゲルを0.7M三塩化酢酸で60分間固
定させる。
第4図は8DS−P居Eによる負に帯電したリン脂質り
〆ゾームに対するWACの結合を分析するものである。
BD8−PAGI!:は例1に記載のものと同一の板上
でラエムリの方法(Laemli 、英国:ネーチャー
227.680〜685頁(1970年)〕により行な
う。分析試料は表Bの説明で前記した結合実験から得る
。X軸上の数字の意味は次のとおりである: 1)いづれかのジスルフィドの結合が減じられている既
知分子量の対照タンパク質。
2)リボ・戸−ムの不存在下におけるVAC試料の遠心
分離後に得られた上澄液。
3)リポゾームの存在におけるVACの遠心分離後に得
られた上澄液。
4)lJ&−戸一ムおよびCa2+の存在下におけるV
ACの遠心分離後に得られた上澄液。
5)10關EDTA含有TBS中に再懸濁した4)のリ
ボ・戸−ム沈殿の遠心分離後に得られた上澄液。
第5図はトロンビン形成の抑止(優・)に対するVAC
の濃度の影響を示すグラフである。
列記されているVAC’の濃度はこの試験系に存在する
最終濃度である。トロンビン形成はCaCl2 g有T
B8A 10 mM中の1 mcMプロトロンビン、1
0 nM因子Xaおよび[1,5M (Δ−Δ)または
5M(@−・)リン脂質膜(PC/Pa:4:1モル/
 ml )を用いて測定する。反応混合物は特定1OV
Ac(比活性: 1300単位/rn9)とともに、プ
ロトロンビンを加えることなく、67℃で6分間攪拌す
る。例1に示されているように、この混合物にプロトロ
ンビンを加えることによって、トロンビン形成を開始さ
せ、速度を測定する。MA(’が存在しない場合のトロ
ンビン形成速度は3.3dM■セ/分(Δ−Δ)または
10−9 nM It、 /分(〇−〇)である。
第6図はVACIcよるトロンビン形成の抑止(%)に
対するリン脂質濃度の影響を示すグラフである。
トロンビン形成は1mcM7’ロトロンピン、10nM
因子XA、10.7 nag / ttil VACC
比活性:1300単位/1v)およびTBSA中の各8
i#度のリン脂質膜(pc/pg:4:1モル1モル)
で測定する。因子父ユ、’7ACおよびリン脂質ヲTB
SA中で37℃で3分間攪拌する。トロンビン形成は反
応混合物にプロトロンビンを加えること釦より開始させ
る。l・ロンビン形成の速度は例1に記載のとおりに測
定する。トロンビン形成の抑止チ(○−O)は各リン脂
質濃度について’7AC’の存在しない場合の相当する
トロンビン形成速度(Δ−Δ)を用いて測定する。
第7図はヒ)Jlll動帯均質物の10,000 xg
上澄液のセファデックスa−100上でのゲル濾過分別
を示す。
10y000 xg上澄液2−をTBSで予め平衡にし
たセファデックスG−100カラム (1,5x80ci)上に装入する。カラムはTBSで
溶出する。生成する留分の一定量をMPTTで試験する
。成る留分(m )は凝血原活性およびHTP、因子X
a、またはトロンビンを添加することなくMPTTで凝
血開始を示す。その他の別の留分(ロ)はMPTTで凝
血開始にHTPを使用して、凝塊形成  、時間を1延
長する。これらの留分を集め、さらに分別する。
第8図はDKAE−セファセル(A)およびセファデッ
クスG−75(B)上における本発明の抗凝血剤のクロ
マトグラフィ分析結果を示す。
セファデックスG−100カラムからの抗凝血剤を含有
する溶液集合体をDIAK−セファセルに適用する。溶
出は5 Q mM 〜5 Q Q mM NaC1の直
線勾配200dを用いて行な5 (−−−)、留分(4
X/)を採取する。各留分についてA280を測定しく
−)、凝血の開始剤としてHTP C最終濃度:95 
nagタンパク質(d)〕を使用t、テ(−)、MI’
TTで抗凝固活性を評価する。抗凝血活性を有する留分
を集め、濃縮し、次いでセファデックスG−75に適用
する(B)。留分(2d)を集める6A280を各留分
について測定しく−)、また抗凝血活性(o)を測定す
る。vOはカラムの全容積を表わす。
第9図はMPTTにおける本発明の抗凝血剤の投与景応
答様相を示す、 抗凝血剤を量を変えてMPTTに適用する。凝血はmT
p (最終濃度: 95−wagタンパク質/d)で開
始させる。対照凝塊形成時間は65秒である。
第10図はG−75溶出液の数留分のデル電気゛泳動を
示すものである。
G−750数留分の各一定量をSDS −PAGEによ
り評価する。ゲルはメリル(Marril )らに従い
〔エレクトロホレシス ジャーナル (Electrophoresis J、 ) 3.1
7〜2!1頁(1982年)〕、銀染色する。レーン1
:濃縮された低分子量標準:レーン2〜6:非a縮G−
75留分番号=35.69.41.45および50の各
一定量。
第11図は本発明の抗凝血剤の活性に対するタンパク質
加水分解酵素の作用を示す。
抗凝血剤はプロテアーゼ タイプ■(最終濃度二〇、1
1単位/d)と1口)、またはトリプシン(最終濃度:
 88BAIII!:単位/M)と(Δ)、またはタン
パク質加水分解酵素を使用することなく(O)、67℃
でインキュベートする。、指示されている時点で、抗凝
血剤の6nagタンパク質を含有する5mclを反応混
合物から取り出し、MP’rTに加える。凝塊形成は)
ITIl、(最終濃度:18タンパク質mCg / t
rtl )で開始させる。対照凝塊形成時間は110秒
である。タンパク質加水分解酵素についてのこの図面に
示されている単位は製造業者により供給された数値から
計算する。
W、12図はM(P)TTでHTP 、因子Xaまたは
トロンビンのいづれかにより誘発された凝塊形成時間に
対する本発明の血管系抗凝血剤の効果を示すものである
凝血開始剤の濃度(ETP 18 nag /タンパク
質7m、  1.5 nM因子Xaまたは0.4 nM
 ) oンビン)は約110秒の対照凝塊形成時間(空
白長方形部分)が得られるように選択する。因子Xaを
使用する場合に、0182GrOP −ser / 0
1e12GrO−P−Cho (モル比20:80)よ
りなるリン脂質小胞を反応混合物に加える。抗凝血剤の
3 nagタンパク質の存在における指定誘発剤により
生じた凝塊形成時間が影をつけた長方形部分く示されて
いる。
813図は(X5、val リン脂質、Ca” )、(
xiミリン質、Ca” )および(Xa、 C’a” 
)によるプロトロンビン活性化に対する本発明の抗凝血
剤の作用を示す。
反応混合物は(A ) 1 maMプロトロンビン、0
.3 nMXa、  0.6 nMVa、  Q、5 
mcMリン脂質およ。
びI Q mM CaCl2を抗凝血剤12.Omcg
/ td (■)または12.Omag / rxl 
(ム)とともに、または抗凝血剤を使用することなく(
・)含有する;(B)1 mcMプロトロンビン、10
 nM x、 、 Q、5 mcMリン脂質およびj 
Q mM CaCl2を抗凝血剤2.4mcg/M(■
)または0−48 mcg/ ml (ム)とともに、
または抗凝血剤を使用することなく、(・)含有する:
((’) 1 maMゾロトロンビン、75 nM X
5およびI Q mM CaCl2を抗凝血剤120 
wag /ytlとともに(ム)または抗凝血剤を使用
することなく(■)含有する。指示時間で、試料を取り
出し、トロンビンを測定する。
$14図は免疫斑点(immunoblot )を示し
ている。
この斑点は例5に記載の方法で得られたものである。レ
ーン1:失火動脈から単離されたVAC’活性を有する
タンパク質留分。レーン2:失火動脈から単離された”
/AC活性を有するタンパク質留分。
レーン3:生柿から単離され’?、: vAC活性を有
するタンパク質留分。レーン4:ヒ)Jill¥f動脈
から単離されたVAC活性を有するタンパク質留分。レ
ーン5:ラット大動脈から単離されたVAC活性を有す
るタンパク質留分。レーン6:ウマ大動脈から単離され
たVAC活性を有するタンパク質留分。
第15図はG−75からの溶出液の種々の留分の抗凝血
活性(B)およびデル電気泳動(ム)を示す。
G−75からの溶出液の稲々の留分の特定量を前記した
ようにデル電気泳動に処する。吸着帯をメリルら(Me
rril C,R,、Goldman D、およびVa
nKeuren M、L、 )によりエレクトロホレシ
ス(Electrophoresis ) 3.17〜
23頁(1982年)!IC記載された方法を使用して
銀で染色する。電気泳動レーン1:低分子量を有する標
本物質;it気泳動レーン2〜6:溶出量を増加して、
濃縮していないG−75留分の等量。デル電気泳動によ
り分析されたG−75留分の特定量を凝血開始1cHT
Pを使用してMPTT (前記参照)で試験する。対照
凝血時間は空白の長方形で示されている。影をつけた長
方形部分の下の数字は第15A図の電気泳動レーンの数
字釦対応する。
第16図は本発明の血管系抗凝血剤の熱脱活性を示す。
抗凝血剤は56℃でインキュベートし、種々のインキュ
ベーション期間の後に、タンパク質3 mcgを含有す
る試料5 malを採取し、直ち忙氷で冷却し、次いで
凝血開始剤としてHPTを使用してMPTTで試験する
。対照試料の凝血時間は110秒である。
【図面の簡単な説明】
第1図はセファデックスG −100上テvAc fi
タンパク質rル濾過した場合の溶出留分の凝血時間と吸
光値を示すグラフである:第2図はVACのSDS −
PAGE分析結果を示す:第3図はvACの等電−〇測
定結果を示す:第4図はSDS −PAGEによる負忙
帯電したリン脂質リポ1戸−ムに対するVACの結合を
示す;第5図はトロンビン形成の抑止(%)に対するV
AC111度の影響を示すグラフである;第6図はVA
Cによるトロンビン形成の抑止(係)に対するリン脂質
濃度の影響を示すグラフである;第7図はヒト贋帯動脈
均質物の10,000 Kg上澄液のセファデックスG
−IQQ上でのrル濾過分別を示す:第8図はDEjl
−セファセル(A)およびセファデックスG −75(
B)上における本発明の抗凝血剤のクロマトグラフィ分
析結果を示す:第9図はMPTTにおける本発明の抗凝
血剤の投与量応答様相を示すグラフである:第10図は
セファデックスG−75クロマトグラフイ浴出液の留分
のゲル電気泳動を示す:第11図は本発明の抗凝血剤の
活性に対するタンパク質加水分解酵素の作用を示す:第
12図はM(P)TTでHTP 、因子x。 マタはトロンビンのいづれか釦より誘発された凝塊形成
時間に対する本発明の血管系抗凝血剤の効果を示す11
13図は(、■ 、リン脂質、xa   a C!a” )、(Xa%  リン脂質、Ca 2 + 
)および(xa。 Ca” ) kCよるプロトロンビン活性化釦対する本
発明の抗凝血剤の作用を示す:第14図はVAC活性を
有するタンパク質の免疫斑点を示す:第15図はセファ
デックスG−75からの溶出留分のゲル電気泳動(A)
および抗凝血活性(A)を示す;そして第16図は本発
明の血管系抗凝血剤の熱脱活性を示すグラフである。 に面の浄書(内容に変更なし) 第1図 留分Ik−号 (pH) +       2345 第5図 最M−VAC21度(q/rnf) 第6図 [リン指x]  μM 5     (−)  LLluO8どヮ慨 第8図 ン1J−−迅刑辰時間 (」−1シト)uJu092゜ 洲■ 凝4fF>F1e4M Cfy9)、 LOG 尺rL
      0凝へ形成@間 (紗)       −
蓑 凝塊形成時間(沙)        −トコ O〕 m     ””)”′″+<oq 第16図

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)凝血因子を活性化しないことを特徴とする抗凝血
    性タンパク質。
  2. (2)因子XaおよびIIaを生物学的におよびアミド分
    解的に抑止しない、特許請求の範囲第1項の抗凝血性タ
    ンパク質。
  3. (3)血管系凝血原により、または因子Xaにより生じ
    る凝血を抑止するが、トロンビンにより誘発される凝血
    は抑止しない特許請求の範囲第1項の抗凝血性タンパク
    質。
  4. (4)変性プロトロンビン−時間試験、および(または
    )変性され、活性化された部分的トロンボプラスチン−
    時間試験、および(または)非変性プロトロンビン−時
    間試験、および(または)負に帯電したリン脂質および
    Ca^2^+の存在下における凝血因子Xaによるプロ
    トロンビン活性化および(または)負に帯電したリン脂
    質およびCa^2^+の存在下における因子 I Xaに
    よる固有のX−活性化、および(または)単離され、刺
    戟された血小板のプロトロンビン活性化、および(また
    は)血管壁により誘発される凝血、および(または)血
    小板の凝血依存性凝集、の抑止を示す特許請求の範囲第
    1項の抗凝血性タンパク質。
  5. (5)それらの抑止効果がリン脂質の量に依存して変わ
    り、リン脂質を加水分解せず、そして当該タンパク質に
    より誘発されるプロトロンビン活性化の因子Xaによる
    抑止がリン脂質濃度に依存する、特許請求の範囲第1項
    の抗凝血性タンパク質。
  6. (6)たとえば小胞、リポゾームまたはエテロゾームに
    見い出すことができる負に帯電したリン脂質に二価カチ
    オンCa^2^+およびMn^2^+を経て結合し、お
    よび(または)スフエロシルと結合した負に帯電したリ
    ン脂質に二価カチオンCa^2^+およびMn^2^+
    を経て結合し、および(または)このタンパク質の負に
    帯電したリン脂質への結合が可逆性であり、そして負に
    帯電したリン脂質表面からプロトロンビンおよび因子X
    aを排除することができる、特許請求の範囲第1項の抗
    凝血性タンパク質。
  7. (7)約70×10^3、約60×10^3、約34×
    10^3または約32×10^3の分子量を有する特許
    請求の範囲第1項の抗凝血性タンパク質。
  8. (8)大動脈から単離できるものである特許請求の範囲
    第1項の抗凝血性タンパク質。
  9. (9)強力に血管化した組織から単離できるものである
    特許請求の範囲第1項の抗凝血性タンパク質。
  10. (10)哺乳動物の血管壁から単離し、次いで精製した
    ものであり;グリコプロテインではなく;ホスホリパー
    ゼではなく;pH4.4〜4.6で等電点を有し;56
    ℃におけるこの抗凝血性タンパク質の活性が熱的に不安
    定であり;クエン酸塩処理血漿中のこの抗凝血性タンパ
    ク質の活性が37℃で数時間安定のままであり;この抗
    凝血性タンパク質の活性がトリプシンおよび(または)
    キモトリプシンにより完全に破壊されず;この抗凝血性
    タンパク質の活性がコラゲナーゼおよび(または)エラ
    スターゼにより作用を受けず;小胞、リポゾームまたは
    エテロゾーム中に見い出すことができる負に帯電したリ
    ン脂質に二価カチオンCa^2^+およびM^2^+を
    経て結合し;スフエロシルに結合する負に帯電したリン
    脂質に二価カチオンCa^2^+およびMn^2^+を
    経て結合し;このタンパク質の負に帯電したリン脂質に
    対する結合が可逆性であつて、エチレンジアミンテトラ
    酢酸(EDTA)により逆行でき;負に帯電したリン脂
    質表面からプロトロンビンおよび因子Xaを排除し;変
    性プロトロンビン−時間試験を抑止し;変性され、活性
    化された部分的トロンボプラスチン−時間試験を抑止し
    ;インビトロで、負に帯電したリン脂質およびCa^2
    ^+の存在で凝血因子Xaによるプロトロンビン活性化
    を抑止し;因子XaおよびIIaの生化学的およびアミド
    分解的活性を抑止せず;インビトロで、負に帯電したリ
    ン脂質およびCa^2^+の存在で因子 I Xaによる
    固有のX−活性化を抑止し;インビトロで、単離され、
    刺戟された血小板のプロトロンビン活性化を抑止し;イ
    ンビトロで血管壁により誘発される凝血を阻止し;そし
    てこのタンパク質により誘発される因子Xaによるプロ
    トロンビン活性化の抑止がリン脂質の濃度に依存して変
    わり、高いリン脂質濃度で減じられる;特許請求の範囲
    第1項の抗凝血性タンパク質。
  11. (11)特許請求の範囲第1項〜第10項の1項または
    2項以上に記載の抗凝血性タンパク質。
  12. (12)特許請求の範囲第1項〜第10項のいづれか1
    項に記載のヒト抗凝血性タンパク質。
  13. (13)特許請求の範囲第1項〜第10項のいづれか1
    項に記載の牛抗凝血性タンパク質。
  14. (14)特許請求の範囲第1項〜第10項のいづれか1
    項に記載のネズミ抗凝血性タンパク質。
  15. (15)特許請求の範囲第1項〜第10項のいづれか1
    項に記載のウマ抗凝血性タンパク質。
  16. (16)抗凝血性タンパク質の製造方法であつて、血管
    壁、強力に導管化した組織または内皮細胞培養物を (a)均質化し、差動遠心分離し、上澄液に下記の精製
    処理: (b)塩による沈殿 (c)親和クロマトグラフィ (d)イオン交換クロマトグラフィ (e)分子篩を用いるクロマトグラフィ の一つまたは二つ以上をいずれか所望の順序で行ない、
    所望により工程(b)、(c)、(d)および(e)に
    従い得られた生成物を透析することができることを特徴
    とする方法。
  17. (17)免疫吸着クロマトグラフィによる精製をさらに
    行なう特許請求の範囲第16項の方法。
  18. (18)タンパク質をリン脂質小胞を使用して精製する
    特許請求の範囲第16項または第17項の方法。
  19. (19)工程(b)における沈殿に硫酸アンモニウムを
    使用し、工程(c)におけるクロマトグラフィにヒドロ
    キシアパタイトを使用し、工程(d)におけるクロマト
    グラフィにDEAE−セフアセルを使用し、そして工程
    (e)におけるクロマトグラフィにセフアデツクスG−
    100またはG−75を使用する特許請求の範囲第16
    項〜第18項のいづれか1項の方法。
  20. (20)特許請求の範囲第16項〜第19項のいづれか
    1項に従い製造された抗凝血性タンパク質。
  21. (21)医薬的に不活性の賦形剤および(または)担体
    に加えて、特許請求の範囲第1項〜第15項および第2
    0項のいづれか1項に記載の抗凝血性タンパク質の有効
    量を含有することを特徴とする医薬製剤。
  22. (22)特許請求の範囲第1項〜第15項および第20
    項のいづれか1項の抗凝血性タンパク質の治療的処置に
    おける使用。
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