JPS61136551A - 硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

硬化性オルガノポリシロキサン組成物

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JPS61136551A
JPS61136551A JP60265189A JP26518985A JPS61136551A JP S61136551 A JPS61136551 A JP S61136551A JP 60265189 A JP60265189 A JP 60265189A JP 26518985 A JP26518985 A JP 26518985A JP S61136551 A JPS61136551 A JP S61136551A
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benzoyl
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/14Peroxides

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、改良型硬化触媒としてブロムベンゾイルペル
オキシドを使用したシリコーンゴム硬化組成物に関する
〔発明の背景〕
硬化又は加硫シリコーンエラストマーは、低温(−15
0?)及び高温(600?)物性、低圧縮永久歪み、物
理的強度、制振能力、耐候性、耐薬品性、生物的不活性
、耐カビ性、電気絶縁性及び剥履性が好ましいために価
値のある物質となっている。とれらの好ましい性質のた
めに加硫シリコーンゴムの部品及び製品は、自動車の高
温のボンネット内用(例えば点火配線の絶縁材、暖房ホ
ース、ガスケット、0−リング、ゴムキャップ等)、航
空機用(例えばジェット及びロケットエンジン部品、ア
ブレイテイプ被覆等)、食品及び健康用(例えば粘性食
品取)扱い用コンベアー・ベルト、哺乳瓶の吸い口、歯
科gi級装置及び外科用配管)、高電圧用(例えば発電
装置における電線の絶縁材)及び建築用(例えば窓ガラ
ス)に、用途が増加してきている。
このような有用な部品及び製品を加工するためには、オ
ルガノポリシロキサン樹脂と補強充填剤と添加剤と硬化
(加硫)剤とを含有する加工に適シタシリコーンゴムコ
ンパウンドを製造し、成形又は押出成形しなければなら
ず、このシリコーンゴム組成物を造形し架橋させるため
には高温(115〜175℃)にさらさなければならな
い。
硬化剤と存在し得る他の揮発性成分とから誘導される分
解生成物を除去するためには、後硬化及び可能ならは加
熱老化もまたしはしは必要である。
これらの処理をすることによって、圧縮永久歪み及び電
気絶縁性が教養され且つ臭気及びガス発生が減少する。
Gutましいシリコーンゴムコンパウンド&化剤は、非
常に活性であシ、低温においても加硫できるものである
。このような硬化剤を使用することによって、硬化のた
めのエネルギー要求量を低下させ、硬化シリコーンゴム
部品又は製品を迅速に且つ低単位原価で製造することが
できる。鏝も活性なペルオキシド系硬化剤は、■ベンゾ
イルペルオキシド(BPO)、■ジ−(2,4−ジクロ
ルベンゾイル)ペルオキシド、■ジ−(2−クロルベン
ゾイル)ペルオキシド、■ジ−(4−クロルベンゾイル
)ペルオキシFのような芳香族ジアシルペルオキシドで
ある。従来の最も活性なシリコーンゴム硬化剤は前記化
合物■及び■だった。イビ合物■及びBPOはシリコー
ンゴムフンバウンド用の活性な硬化胞賑の中では鰻も連
いものである。
これら活性硬化触媒はシリコーン、ゴムコンパウンドに
対して有効な硬化剤であるが、シリコーンゴム用の硬化
剤としてこれらを使用することには、イくツカの欠点が
ある。シリコーンゴムコンパウンドの硬化に化合物■を
使用した場合においては、加硫した製品が好ましくない
プルーミング効果を示してしまう(英国特許第1.59
5.534号)。
さらに、化合物■、■及び■のようなりロルベンゾイル
ペルオキシドは熱分解して毒性のあるポリ塩化ビフェニ
ル(PCB)を大量に生成するということが、ペルオキ
シド製造業者、シリコーンゴム製造業者及び加工業者、
及び米国EPAに一般的に知られている〔フエデラル・
レジスター(Federal Realgtar ) 
、第48巻、第257号(1985年8月12日)、第
55076〜55098頁、IPA提案規則、400F
R%第761部、ポリ塩化ビフェニル:除外、免除及び
使用許可〕。従って、化合物■、■及び■で加硫したシ
リコーンゴム製品は、それぞれ2.2 ’、 4.4 
’−テトラクロルビフェニル、2.2−シクロルビフェ
ニル及び44’−ジクロルビフェニルのようなPCBを
検出可能な量含有しているととがある。これは、特に加
硫製品を食品と接触させて使用する場合(例えば、食品
用コンベアー・ベルト)又は補綴装置に使用する場合に
非常に好ましくないことである。PCBの脅威はシリコ
ーンゴム製品の加工業者及び最終使用者に影響を及ばず
ばかシでなく、クロルベンゾイルペルオキシド#!遺業
者にも有害な影響を及ばず。これらクロルベンゾイルペ
ルオキシドを勧められる貯蔵温度よシ著しく高い温度に
おいて取シ扱えば熱分解が起こシ得て、その結果、作業
者及び周囲の者が毒性のあるPCBにさらされる。これ
らのことが起とった場合には、費用のかかる浄化及び処
理及び米国EPA、州及び地方局に報告することによる
時間の消費ということが必要となる。
かくして、化合物■と同様の作用を有し且つ熱分解して
好ましくない有害なPCBを生成することのない活性な
シリコーンゴム硬化触媒が必要とされている。ここに、
驚くべきことにそして思いがけなく、本発明において使
用するシリコーンゴムH他剤ジ− (2−y”ロムベン
ゾイル)ペルオキシド(化合物■)が前述の基準の両方
を満足するということがわかった。このペルオキシドは
分解しても有毒なPCBを生成しない。さらに、化合物
■及び化合物■をシリコーンゴム組成物中に等量程度含
有させて評価した場合に、化合物■がシリコーンゴム組
成物の硬化において化合物■より著しく効果的であるこ
とがわかった。
〔発明の概要〕
本発明は、 0次式(I): (式中、nは1又は2、mは0.1又は2である) の構造を有する少なくとも1種のブロムベンゾイルペル
オキシF硬化触&(L2〜10重社部と、■主要顧シ返
し単位ニ ーRR1810− (ここで、R及びR1はそれぞれH,1〜4個の炭素原
子を含有するアルキル基、6〜9個の炭素原子を含有す
るシクロアルキル基及び7エ二ル基から選択される) 及び随意としてのタンダムに置かれた構造単位ニーRR
z810− 及び−RIRs8i0−(ここで、R,は
フェニル基であ’)、R3は2〜3個の炭素原子を含有
するアルケニル基である) を有し、重合度(jaJちポリマー鎖についての繰シ返
しモノマ一単位の数)が約700〜約1500の間であ
るオルガノポリシロキサンポリマー90へ998重員部 とからなる硬化性シリコーンゴム組成物を示すものであ
る。
〔発明の詳細な説明〕
式(1)の構造を有するブロムベンゾイルペルオキシド
系硬化触媒は、W、クーパー(Cooper)  によ
るジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサエティー’ 
(Journal of the Chemical 
8ocieLF ) 、1951年、第5106〜31
15頁に記載の方法によって製造した。
本発明の組成物に有効なブロムベンゾイルペルオキシ)
″糸硬化触媒の例としては、ベンゾイル2−ブロムベン
ゾイルペルオキシド、ベンソイル4−ブロムベンゾイル
ペルオキシド、ジ−(2−ブロムベンゾイル)ペルオキ
シド、ジ−(5−ブロムベンゾイル)ペルオキシド、ジ
−(4−ブロムベンゾイル)ペルオキシド及びジ−(2
,4−ジブロムベンゾイル)ペルオキシドが挙げられる
本発明の組成物及び硬化方法に使用するオルガノポリシ
ロキサンポリマーは一般的に、パンダビルト・ラバーI
I へンドプック(Vand@rbilt RUBBE
RH@Bdbook)、1978年版、第216〜23
2頁に記載の方法によって製造する。
一般的に、1種又はそれ以上のジクロルシランを加水分
解すると、対応するシランジオール及び(又は)末端基
がシラノール基であるシロキサンが生成する。次いで、
これら中間体を調節した条件下において縮合重合するこ
とによってオルガノポリシロキサンになる。また、ジク
ロルシランの加水分解においては、環状シロキサンも生
成し得る。この環状シロキサンは、塩基性条件下におい
てオルガノポリシロキサンにすることができる。
上記のオルガノポリシロキサン製造方法に使用できるジ
クロルシランは、メチルジクロルシラン、ジメチルジク
ロルシラン、ジエチルジクロルシラン、メチルフェニル
ジクロルシラン、エチルフェニルジクロルシラン、ジフ
ェニルジクロルシラン、メチルビニルジクロルシラン、
フェニルビニルジクロルシラン、アリルメチルジクロル
シラン及ヒシクロヘキシルメチルジクロルシランである
本発明の代表的なオルガノポリシロキサンポリマーは、
ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、ジ
メチルシロキサンとメチルフェニルシロキサンとのコポ
リマー、ジメチルシロキサンとメチルビニルシロキサン
とのコポリマー、メチルシロキサンとジメチルシロキサ
ンとのコポリマー、メチルシロキサンとメチルビニルシ
ロキサンとのコポリマー、ジメチルシロキサンと、ジフ
ェニルシロキサンとのコポリ!−、ジメチルシロキサン
とフェニルビニルシロキサンとのコポリマー、ジメチル
シロキサンとアリルメチルシロキサンとのコポリマー、
ジメチルシロキサンとシクロヘキシルメチルシロキサン
とのコポリマー、ジメチルシロキサンとメチルビニルシ
ロキサンとメチルフェニルシロキサンとのターポリマー
及びこれらオルガノボリシロキ、サンの混合物である。
オルガノポリシロキサンを架橋する((i!化する)た
めの温度条件は臨界的ではないが、当然のことながら該
シロキサンの分解温度よシ低くするべきである。また、
この採用温度は、該シロキサンが少なくとも部分的に架
橋するのに充分な温度であるべきである。もちろん、実
質的に該シロキサンを完全に架橋するのが通常は好まし
い。代表的な架橋温度は通常約70℃〜約150℃の範
囲、より好ましくは約り0℃〜約130℃の範囲の温度
である。
架橋は圧力の影☆下で起させることもできるが、圧力を
使用することは必らずしも必要でない。架橋が圧力下で
行われる場合には、通常、成形/加工処理条件と関連し
た局圧を採用する。この圧力は操作条件に依存して約1
ζ7〜10 Q Opsiaの範囲内又はそれ以上であ
ってよい。
本発明のオルガノポリシロキサンポリマー組成物は極微
小ヒニームドシリカ、石英粉末、炭酸カルシウム、金属
酸化物、金属(例えばフレーク又は粉末状銀)等のよう
な補強充填剤、低分子量シリコーン佃のような加工助剤
、亦色酸化鉄のような無機着色剤及び顔料、非ハロゲン
糸難燃剤、発泡剤及び安定剤を随意に含有し得る。
〔災施例〕
本発明のブロムベンゾイルペルオキシド(4)糸硬化M
&の3種、ジ−(2−ブロムベンゾイル)ペルオキシド
(I−1)、ベンゾイル 2−ブロムベンゾイルペルオ
キシド(I−2)及びジ−(4−ブロムベンゾイル)ペ
ルオキシドをシリコーンゴム用の硬化/架橋剤として評
価検討し、硬化/架橋剤としてジ−(2−クロルベンゾ
イル)ペルオキシド(A−1)及びジ−(2,4−ジク
ロルベンゾイル)ペルオキシド(人−2)を等量使用し
た場合と比較した。ペルオキシドA−1及びA−2は、
シリコーンゴム製品の硬化に商業的に使用されている従
来のシリコーンゴム硬化触媒である。
本実施例において使用したシリコーンゴムは、ジェネラ
ル・エレクトリック・カンパニー(G@neralEl
ectric Company)製のシリコーンゴム樹
脂5E−435だった。5K−435中に含有している
オルガノポリシロキサンポリマーは、ジメチルシロキサ
ンとメチルビニルシロキサンとのコポリマーだった。
本実施例の硬化性シリコーンゴム組成物は、次の操作に
よって製造した。5x−a3sシリコーンゴム樹脂10
09を、ローラー5型プレー°ドを備え九〇、 W、プ
ラペンター・プラスチコーダー中で溶かした。ブレード
の先端速度は50 rpm% ミクシングヘッド温度は
25℃だった。次いで、溶かした樹脂中に硬化/架橋剤
(101モルを添加し、この組成物を3分間混合した。
次いで、配合したシリコーンゴム試料をミクシングヘッ
ドから取り出し、室温において商品名カーパー・ラボラ
トリ−0プレス(Carver Laboratory
Presa ) CiJの成形機を使用して素早くプレ
スしてブラックにした。
モンサン) (Mon5anto )  振動円板流動
計(ODR)R−100型を使用してこの円板試料の硬
化/架橋の評価を実施した。このODR試験操作は、双
円錐状円板を入れた加熱したダイ・キャビティ中に硬化
していない円板試料を(正臣下において)封入してなる
ものだった。円板を1001−1z/minにおいて3
°の角度で振動させた。円板を振動させるのに要する力
又はトルクと時間との関係を記録した。剪断弾性率は架
橋の程度に比例し、硬化反応の進行度を表わす。剪断弾
性率は、架橋達成率が増加するにつれて増大した。OD
R試験から得られた結果又は記録データを表1に示す。
この表1は、化合物1−1、I−2、I−5、A−1及
びA−2について得られたODRデータをまとめている
。この結果から、思いがけなくそして驚くべきことに、
本発明のシリコーンゴム硬化/架橋剤H−t、I−2及
びI−3によって最大硬化条件下において硬化された樹
脂においては、従来の硬化/架橋剤人−1及びλ−2に
よって硬化された国脂よりも著しく高いレベルの硬化/
架橋が達成される(トルク差MH−MLによシ判断)と
いうことがわかる。化合物1−1の場合における硬化/
架橋効率は、化合物A−2を硬化/架橋剤として使用し
た場合よシ少なくとも50%大きかった。従って、化合
物人−2の代わシに化合物I−1を使用すればシリコー
ンゴム製品をよシ完全に且つ(又は)よυ迅速に硬化さ
せることができ、その結果、硬化シリコーンゴム製品の
単位原価を低下させることができる。
前述のように、従来用いられていたクロルベンゾイルペ
ルオキシド、例えばA−1及び人−2においては分解し
て測定し得る量の有毒なPCBを生成することが知られ
ている。一方、本発明のブロムベンゾイルペルオキシド
(I) (例え#fI −1、)−2及びl−5)にお
いては、分解して有毒なPCBを生成するととがない。
これが、従来のクロルベンゾイルペルオキシF硬化/架
橋剤の代わシに本発明のブロムベンゾイルペルオキシド
硬化/架橋剤を使用する際の別の利点である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)[1]次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1又は2、mは0、1又は2である) の構造を有する少なくとも1種のブロムベンゾイルペル
    オキシド被化触媒0.2〜10重量部と、[2]主要繰
    り返し単位: −RR_1SiO− (ここで、R及びR_1はそれぞれH、1〜4個の炭素
    原子を含有するアルキル基、6〜9個の炭素原子を含有
    するシクロアルキル基及びフェニル基から選択される) 及び随意としてのランダムに置かれた構造単位:−RR
    _2SiO−及び−R_1R_3SiO−(ここで、R
    _2はフェニル基であり、、R_3は2〜3個の炭素原
    子を含有するアルケニル基である)を有し、重合度が約
    700〜15000の間であるオルガノポリシロキサン
    ポリマー90〜99.8重量部 とからなる硬化性シリコーンゴム組成物。
  2. (2)前記硬化触媒がジ−(2−ブロムベンゾイル)ペ
    ルオキシド、ベンゾイル2−ブロムベンゾイルペルオキ
    シド、ジ−(4−ブロムベンゾイル)ペルオキシド、ベ
    ンゾイル4−ブロムベンゾイルペルオキシド、ジ−(3
    −ブロムベンゾイル)ペルオキシド及びジ−(2,4−
    ジブロムベンゾイル)ペルオキシドから選択される特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の硬化性シリコーンゴ
    ム組成物を、硬化が達成されるまで70〜150℃の温
    度において加熱してなる前記硬化性シリコーンゴム組成
    物の硬化方法。
  4. (4)前記硬化触媒がジ−(2−ブロムベンゾイル)ペ
    ルオキシド、ベンゾイル2−ブロムベンゾイルペルオキ
    シド、ジ−(4−ブロムベンゾイル)ペルオキシド、ベ
    ンゾイル4−ブロムベンゾイルペルオキシド、ジ−(3
    −ブロムベンゾイル)ペルオキシド及びジ−(2,4−
    ジブロムベンゾイル)ペルオキシドから選択される特許
    請求の範囲第3項記載の方法。
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DE (1) DE3534384C2 (ja)
GB (1) GB2168066B (ja)
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