JPS6113492Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6113492Y2 JPS6113492Y2 JP11893482U JP11893482U JPS6113492Y2 JP S6113492 Y2 JPS6113492 Y2 JP S6113492Y2 JP 11893482 U JP11893482 U JP 11893482U JP 11893482 U JP11893482 U JP 11893482U JP S6113492 Y2 JPS6113492 Y2 JP S6113492Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hoist
- drive motor
- car
- elevator
- motor shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエレベーター用巻上げ機の保守点検に
好適な巻上げ機駆動モータの回り止め装置に関す
る。
好適な巻上げ機駆動モータの回り止め装置に関す
る。
第1図はエレベーターの概要図で、かご2と釣
合錘3とはワイヤーロープ1を介して巻上げ機の
綱車11およびそらせ車12により上下に走行す
る。エレベーターは通常1時間に50回程度の起動
停止を繰返えすため、年に1回程度、電磁ブレー
キの分解調整が必要である。また、釣合錘とかご
とは、かごが全負荷の2分の1のとき、平衡状態
となるのが普通である。従つて、かごの無負荷時
は不平衡状態であるから、巻上げ機の電磁ブレー
キの分解調整に際しては、まず、かごを停止状態
に保つことが必要となる。従来のかご位置の固定
法は、釣合錘がオイルバツフアに当り、オイルバ
ツフアのシリンダーを下げ止まるまで押し下げる
ことによつていた。しかしこの方法によるとき
は、オイルバツフア内の油が吐出して周辺を汚す
ため、分解調整作業後に清掃や油の補充作業が追
加されることになり、作業の能率向上を妨げてい
た。
合錘3とはワイヤーロープ1を介して巻上げ機の
綱車11およびそらせ車12により上下に走行す
る。エレベーターは通常1時間に50回程度の起動
停止を繰返えすため、年に1回程度、電磁ブレー
キの分解調整が必要である。また、釣合錘とかご
とは、かごが全負荷の2分の1のとき、平衡状態
となるのが普通である。従つて、かごの無負荷時
は不平衡状態であるから、巻上げ機の電磁ブレー
キの分解調整に際しては、まず、かごを停止状態
に保つことが必要となる。従来のかご位置の固定
法は、釣合錘がオイルバツフアに当り、オイルバ
ツフアのシリンダーを下げ止まるまで押し下げる
ことによつていた。しかしこの方法によるとき
は、オイルバツフア内の油が吐出して周辺を汚す
ため、分解調整作業後に清掃や油の補充作業が追
加されることになり、作業の能率向上を妨げてい
た。
本考案の目的はかご位置の固定に好適な巻上げ
機駆動モータの回り止め装置を提供するにある。
機駆動モータの回り止め装置を提供するにある。
以下、本考案の一実施例を第2図および第3図
により説明する。第2図はエレベータ巻上げ機の
正面図、第3図は同側面図であり、6は巻上げ機
駆動モータ、7はモータ軸、8はモータ軸7の端
部に着脱自在に取付けられる係合部材、9はケー
シング10に螺合し、係合部材8と係合する突
起、5は電磁ブレーキ、12はブレーキドラム、
14はブレーキアーム、13はブレーキアーム1
4に取付けられ、電磁吸引時ブレーキドラム12
に圧着されるブレーキシユーである。すなわち、
電磁ブレーキ5の分解調整作業に際しては、ま
ず、エレベーターを駆動して釣合錘3をオイルバ
ツフア4の上方300〜500mm程度の位置に停止させ
て電源を切る。モータ軸7に係合部材8を取付
け、釣合錘によつて生じる不平衡トルクの方向を
考慮して、この係合部材9をケーシング10に螺
合固定した突起9に係合させる。その後、てこを
用いて機械的に電磁ブレーキ5を釈放するが、係
合部材8と突起9によりモータ軸7が回り止めさ
れているのでかご2は動かない。かご2を固定す
るには、綱車11の回り止めをしてもよいが、モ
ータ軸による方が減速比に応じて、小なる係止力
でよいから装置構成上有利である。また、一端を
固定したロープの他端を係合部材8に係合させて
もよく、さらには、係合部材8に直接棒状の長尺
物を係合させても、モータ軸の回り止めにはなる
が、いずれの場合も、係合が外れるおそれがある
から、安全上問題である。
により説明する。第2図はエレベータ巻上げ機の
正面図、第3図は同側面図であり、6は巻上げ機
駆動モータ、7はモータ軸、8はモータ軸7の端
部に着脱自在に取付けられる係合部材、9はケー
シング10に螺合し、係合部材8と係合する突
起、5は電磁ブレーキ、12はブレーキドラム、
14はブレーキアーム、13はブレーキアーム1
4に取付けられ、電磁吸引時ブレーキドラム12
に圧着されるブレーキシユーである。すなわち、
電磁ブレーキ5の分解調整作業に際しては、ま
ず、エレベーターを駆動して釣合錘3をオイルバ
ツフア4の上方300〜500mm程度の位置に停止させ
て電源を切る。モータ軸7に係合部材8を取付
け、釣合錘によつて生じる不平衡トルクの方向を
考慮して、この係合部材9をケーシング10に螺
合固定した突起9に係合させる。その後、てこを
用いて機械的に電磁ブレーキ5を釈放するが、係
合部材8と突起9によりモータ軸7が回り止めさ
れているのでかご2は動かない。かご2を固定す
るには、綱車11の回り止めをしてもよいが、モ
ータ軸による方が減速比に応じて、小なる係止力
でよいから装置構成上有利である。また、一端を
固定したロープの他端を係合部材8に係合させて
もよく、さらには、係合部材8に直接棒状の長尺
物を係合させても、モータ軸の回り止めにはなる
が、いずれの場合も、係合が外れるおそれがある
から、安全上問題である。
本考案によれば確実にモータ軸の回り止めがで
きるので、極めて高い安全度でかご位置を固定さ
せることができる。
きるので、極めて高い安全度でかご位置を固定さ
せることができる。
第1図は従来のエレベータの概要図、第2図は
本考案のエレベーター巻上げ機の正面図、第3図
は本考案のエレベーター巻上げ機の側面図であ
る。 6……巻上げ機駆動モータ、7……モータ軸、
8……係合部材、9……突起、10……ケーシン
グ。
本考案のエレベーター巻上げ機の正面図、第3図
は本考案のエレベーター巻上げ機の側面図であ
る。 6……巻上げ機駆動モータ、7……モータ軸、
8……係合部材、9……突起、10……ケーシン
グ。
Claims (1)
- 駆動モータの回転を減速機を介して綱車に伝達
する巻上げ機と、この巻上げ機の前記綱車に巻掛
けたワイヤーロープによつて吊下げられたかごを
備えてなるエレベーターにおいて、前記駆動モー
タの回転軸端部に着脱自在に取付けられる係止部
材と、この係止部材と係合し前記駆動モータのケ
ーシングに取付けられる突起とを有することを特
徴とする巻上げ機駆動モータの回り止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11893482U JPS5926485U (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 巻上げ機駆動モ−タの回り止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11893482U JPS5926485U (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 巻上げ機駆動モ−タの回り止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5926485U JPS5926485U (ja) | 1984-02-18 |
JPS6113492Y2 true JPS6113492Y2 (ja) | 1986-04-25 |
Family
ID=30273165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11893482U Granted JPS5926485U (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 巻上げ機駆動モ−タの回り止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926485U (ja) |
-
1982
- 1982-08-06 JP JP11893482U patent/JPS5926485U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5926485U (ja) | 1984-02-18 |
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