JP3496344B2 - エレベータ用巻上機 - Google Patents

エレベータ用巻上機

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JP3496344B2
JP3496344B2 JP16601095A JP16601095A JP3496344B2 JP 3496344 B2 JP3496344 B2 JP 3496344B2 JP 16601095 A JP16601095 A JP 16601095A JP 16601095 A JP16601095 A JP 16601095A JP 3496344 B2 JP3496344 B2 JP 3496344B2
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英司 安藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、昇降路内に巻上機を
設けたエレベータのかごが、停電や故障などで階床間で
停止した場合に、保守作業員が前記エレベータの降下操
作を行なうためのエレベータ用巻上機に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来、ホームエレベータ等においては、
図11、図12に示すように構成され、図中、1は昇降
路、2は昇降路1内の底部設置された巻上機2、3は巻
上機2のドラム、4はかごを昇降させる駆動力を発生す
る電動機、5は電動機4により発生された駆動力を減速
する減速機である。電動機4により発生された駆動力
は、減速機5により減速され、巻上機のドラム3に巻掛
けた主索を昇降路1内の上部に設けた返し車に支持さ
せ、主索の先端部にかごを吊持させ、電動機4の駆動力
によってドラム3を正逆回転させることにより、かごを
昇降路1内で昇降させるエレベータが用いられている。
一般に、減速機2は自動締り性を有するウォーム軸及び
ウォーム歯車により構成され、ドラム3からの力は巻上
機に伝達されないようになっている。 【0003】図13は、例えば特開平3−18576号
公報に示された従来のエレベータ用巻上機のブレーキ解
放手巻装置を示す構成図であり、図14は、図13の要
部拡大図、図15は昇降路上方から見た横断面図であ
る。図において、1は昇降路、2は巻上機、3は主索を
巻き掛けたドラム、4はかごを昇降させる駆動力を発生
する電動機、5は減速機、6aはかご下枠(敷居)であ
る。7は巻上機2のブレーキ、71は駆動軸である巻上
機の軸2aと共に回転するディスクパッド、72はディ
スクパッド71の下方に配設され、スプリング73によ
って圧接されるブレーキアマチュア、74は固定部材で
ある。8はディスクパッド71の上方に設けられ、水平
部81及び垂直部82を有するアングル状の解放板であ
り、水平部81の先端部分が連結ボルト83によってブ
レーキアマチュア72に固定され、垂直部82側部分が
支点ボルト84によって固定部材74上に支持されてい
る。 【0004】9は回転力伝達機構であり、軸2aの上端
部に嵌合固定され、傘形歯車からなる出力部材92、出
力部材92に噛み合わされた傘形歯車からなる入力部材
91、垂直部82に固定した軸受94に回転及び軸方向
移動可能に支持された入力部材92のボス93、ボス9
3の端部に突出させた一対の係合ピン95から構成され
ている。10は手巻ハンドル機構であり、101はレバ
ー、102はレバー101の先端近く及び基端部にそれ
ぞれ固定された連結板、103は連結板102に回動可
能に軸方向を拘束してレバー101と平行に嵌挿支持さ
れているハンドル軸、104はハンドル軸103の基端
部に固定された操作部、105はハンドル軸103の先
端部に一対の係合溝106が設けられた継手部材であ
り、この係合溝106に係合ピン95が係合する。垂直
部82には軸受94の上下に配置した上、下レバー受け
111、112が固定され、点検口12に向かって上向
き、下向きに傾斜して突出し、レバー101の先端部が
それぞれ着脱可能に係合されるように構成されている。
121は点検扉である。 【0005】次に、エレベータが停電や故障などで階床
間で停止した場合に、エレベータの降下操作を行なうた
めの動作を説明する。保守作業員がエレベータ乗場に面
して設けられた点検扉121を開き、点検口12から手
巻ハンドル機構10のレバー101及びハンドル軸10
3を挿入し、レバー101の先端部を下レバー受け11
2に係合させ、ハンドル軸103の継手部材105に形
成した係合溝106を入力部材91のボス93に設けた
係合ピン95に係合させる。この状態で、手巻ハンドル
機構10の乗場側端部を持ち上げることにより、レバー
101と下レバー受け112との係合により、解放板8
を支点ボルト84を支点として回動させ、連結ボルト8
3でブレーキアマチュア72がスプリング73に抗して
押し下げられ、ブレーキアマチュア72がディスクパッ
ド71から離間することにより、ブレーキ7を解放させ
ることができる。 【0006】さらに、操作部104を持ってハンドル軸
103を回動させることにより、継手部材105の係合
溝106と係合ピン95とが係合しているので、ハンド
ル軸103と入力部材91のボス93とが傾斜しても、
入力部材91をボス93の軸まわりに回動させることが
でき、出力部材92を介し巻上機2の軸2aを回動させ
てかごを昇降路1外から手巻操作させ昇降させることが
できる。そして、かごのかご下枠6aが点検口12に近
い乗場壁と巻上機2との間を通過し、手巻ハンドル機構
10のレバー101やハンドル軸103とが近接し、干
渉しそうな相対位置になった時には、手巻ハンドル機構
10を乗場側に抜き出してレバー101を下レバー受け
112から外し、ハンドル軸103を入力部材91から
外す。続いて、手巻ハンドル機構10を上下反転させ、
レバー101を上レバー受け111に係合させ、ハンド
ル軸103を入力部材91に係合させることにより、上
述したのと同様な手巻操作でかごを昇降させることがで
きる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベータ用巻上機では、保守作業員は、乗場の点検口1
2から手巻ハンドル機構10を昇降路1内部に挿入して
回転力伝達機構9及びレバー受け111、112と係合
させなければならず、手巻ハンドル機構10と回転力伝
達機構9及びレバー受け111、112との係合の際の
作業性及び、係合後において、かご内に閉じ込められた
乗客を救出するためにかごを降下させるための巻上機の
軸2aを回転させるための作業性が悪く、かご内に閉じ
込められた乗客を迅速に救出することができなかった。
また、手巻ハンドル機構10の昇降路1内部への挿入時
に必然的に無理な体勢となるとともに、ブレーキ7を
し、ハンドル軸103の回転によりかごを降下させる
際に、手巻ハンドル機構10とかご下枠6aとが干渉す
る危険性があり、手巻きハンドル機構10を再度係合し
直さなければならない場合もあった。また、手巻きハン
ドル機構10を下方に押し下げ、または上方に引き上げ
ることでブレーキを解放しながら操作部104を回転さ
せ、かごを降下させなければならず、常にブレーキを解
放させるための労力を要するといった別の問題点があっ
た。また、自動締り性を有する減速機ではなく、ブレー
キを解放するだけでかごが降下してしまうような逆効率
のよい減速機を使用した場合、ブレーキの解放にともな
いかごが降下して、昇降路1内の手巻きハンドル機構1
0または保守作業員と、降下してくるかごとが接触を起
こしてしまう可能性があり、危険であるといった別の問
題点もあった。 【0008】この発明は上述のような課題を解決するた
めになされたもので、第1の目的は、保守作業員により
安全かつ迅速に非常停止したかごを降下させることがで
きるエレベータ用巻上機を得るものである。また、第2
の目的は、上記第1の目的に加え、かごを降下させる際
の、ブレーキを解放させるための労力を低減することが
できるエレベータ用巻上機を得るものである。さらに、
第3の目的は、第1の目的に加え、かごと干渉する危険
性がない昇降路外の安全な環境でエレベータの巻上機の
ブレーキ解放を行うことができるエレベータ用巻上機を
得るものである。また、第4の目的は、第3の目的に加
え、より作業性の向上を図ることのできるエレベータ用
巻上機を得るものである。また、第5の目的は、かごに
閉じ込められた人の救出を確実に行うことができるエレ
ベータ用巻上機を得るものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明にかかるエレベ
ータ用巻上機は、昇降路内に設けられ、かごを昇降させ
る駆動力を発生させる電動機及びこの電動機に接続さ
れ、上記かごを昇降させるべく上記駆動力を伝達する自
動締り性を有する減速機からなる巻上機と、この巻上機
に作用し、上記かごを非常停止させるブレーキと、この
ブレーキを強制的に解放させるブレーキ解放手段と、上
記巻上機を回動させるべくラチェット機構付ハンドルが
脱着自在に嵌合させられる上記巻上機に固着されたナッ
トと、を備え、上記ブレーキ解放手段は、ブレーキ解放
状態で保持する手動解放アームを有 するものである。 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【作用】この発明にかかるエレベータ用巻上機は、自動
締り性を有する減速機を用いているのでブレーキを強制
的に解放してもかごが落下せず、昇降路内に保守作業
員が安全な状態で入り込むことができ、巻上機に固着さ
れたナットに対して、市販等のラチット機構付ハンドル
を脱着自在に嵌入し、上記ラチェット機構付ハンドルの
単純な動作により減速機の軸を容易に回転され、非常停
止したかごを安全にかつ容易に所定位置まで降下させる
ことができる。また、ブレーキを強制的に解放させるブ
レーキ解放手段をブレーキ解放状態で保持する手動解放
アームを備え、ラチット機構付ハンドルにより巻上機を
回転させる際に、ブレーキ解放手段をブレーキ解放状態
で保持することなく手動解放アームに係合させ、その係
合状態で保持することができる。 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】 【0019】 【実施例】実施例1. 図1は、この発明の一実施例であるエレベータ用巻上機
の構成を示す構成図であり、図1(a)は側面図、図1
(b)は上面図である。図において、1は昇降路、2A
は昇降路1内(下部)に設置された巻上機、3は主索を
巻きかけたドラム、4は駆動力を発生する電動機、5は
電動機が発生する駆動力を減速する自動締り性(セルフ
ロック:例えば、リード角の小さいウォーム等)を有す
る減速機である。一般に、リード角δは、摩擦係数を
μ、歯の圧力角をαとすると、 tanδ=μ/cosα で求められる。巻上機2Aは電動機4により発生した駆
動力に基づき減速機5を介して、主索を巻きかけたドラ
ム3(例えば、ウォーム歯車を介して)を回転させてお
り、ドラム3からの回転は減速機に伝達されない構成と
なっている。7Aはかごのブレーキであり、巻上機2A
の上部に突出した電動機に接続された駆動軸である巻上
機2Aの軸とともに回転するディスクパッド71及びデ
ィスクパッド71の下方に配設され、スプリング等によ
って圧接されるブレーキアマチュア72を有している。
13は押し下げることによりブレーキ7Aを解放する手
動解放アーム、14は巻上機2Aの軸端部に固着された
ナットに対してかごを降下させるための駆動力(回転
力)を与える脱着式のラチェット式の手動ハンドルであ
る。 【0020】次に、エレベータが停電や故障などで階床
間で停止した場合に、エレベータの降下操作を行なうた
めの動作を説明する。保守作業員は、まずエレベータ昇
降路1内に入り、手動解放アーム13を下方に押し下げ
る。手動解放アーム13を押し下げることにより、支点
ボルト131を支点として連結ボルト132がスプリン
グ等に抗してブレーキアマチュア72を押し下げ、ブレ
ーキアマチュア72により保持されていたディスクパッ
ド71を解放することによりブレーキ7Aを解放する。
この際、昇降路1内に保守作業員が存在しているが、巻
上機2Aには、一方方向からしか力が作用しない自動締
り性を有する減速機を用いているので、例えブレーキ7
Aが解放され、かごの自重によりドラム3が回転しよう
とする力(かごが落下する方向への力)が働いたとして
も、自動締り性すなわちウォームとウォーム歯車により
かごの自重による力は巻上機に伝達されることはなく、
かごは落下せずに、昇降路1内の保守作業員の安全性は
常に維持できる。 【0021】そして、保守作業員は、一般に市販されて
いるラチェット式の手動ハンドル14を、巻上機2Aの
軸に固着されたナットに嵌め込み、力の入り易い角度で
左右に往復移動させる(図1(b)参照)。ラチェット
式の手動ハンドル14のラチェット機構により、一方方
向への移動(例えば、反時計方向)の時のみ、ナットを
介して巻上機2Aの軸に力が作用してかごを徐々に降下
させることができる。なお、本実施例では、ラチェット
式の手動ハンドル14を脱着可能な構成として、必要の
ある時のみナットに嵌め込んで使用する場合において説
明したが、予め巻上機2の軸にラチェット機構を固定し
ておいても良い。 【0022】以上のように本実施例では、自動締り性を
有する減速機を巻上機2Aに用いているので、保守作業
員が昇降路1内でブレーキ7Aを手動解放しても、かご
が降下してくる危険性が全くなく、昇降路外により点検
口から作業する必要性もなく、安全に楽な姿勢で作業を
行うことができ、作業性が向上する。また、ラチェット
式の手動ハンドル14を用いたので、かごを降下させる
ための駆動力を巻上機2Aに与える際に、直接ラチェッ
ト式の手動ハンドル14により駆動力を巻上機2Aの軸
に対して与えることができ、かごを徐々に降下させるた
めの駆動力を巻上機2Aに効率よく伝達することができ
る。さらに、ラチェット機構により、手動ハンドルをナ
ットに嵌め変えたり、あるいは回し続けたりする必要が
なくなり作業性が向上するとともに、保守作業員の作業
性に影響を与えないので、容易に力をかけることができ
る。また、ブレーキ7Aを解放するための装置及び、保
守作業員により巻上機2Aに対してかごを降下させるた
めの駆動力(巻上機2Aの軸を回転させる回転力)を与
える機構が簡単な構造(一般に売られているラチェット
ハンドル)により形成されるので、巻上機2A自身の製
造コスト等を減少することができる。 【0023】実施例2. 図2は、この発明の他の実施例であるエレベータ用巻上
機の構成を示す構成図であり、図2(a)は側面図、図
2(b)は上面図である。図において、133は手動解
放アーム13を解放状態で固定する固定装置であり、そ
の他の構成は上述した実施例1と同様であるので説明は
省略する。 【0024】次に、エレベータが停電や故障などで階床
間で停止した場合に、エレベータの降下操作を行なうた
めの動作を説明する。保守作業員は、まずエレベータ昇
降路1内に入り、手動解放アーム13を下方に押し下げ
ブレーキ7Aを解放させた状態で、手動解放アーム13
を固定装置133に係合させることによりブレーキ7A
を解放したままの状態とする。ここで、昇降路1内に保
守作業員が存在しているが、巻上機2Aには、一方方向
からしか力が作用しない自動締り性(例えば、ウォーム
ギア等)を有する減速機を用いているので、例えブレー
キ7Aが解放された状態で保持されたとしても、かごが
落下する方向には力が作用せず、かごが降下してくるこ
とがなく、昇降路1内の保守作業員の安全性は維持でき
る。さらにこの際、固定装置133に手動解放アーム1
3を係合させているので、手動解放アーム13を下方に
押し下げるための力を与え続ける必要がなく、かごを降
下させるためだけに注力でき、より作業性が向上する。 【0025】そして、保守作業員は、ラチェット式の手
動ハンドル14を、力の入り易い角度で左右に往復移動
させる(図2(b)参照)。ラチェット式の手動ハンド
ル14のラチェット機構により、一方方向への移動(例
えば、反時計方向)の時のみ、巻上機2Aの軸に力が作
用してかごを徐々に降下させることができる。 【0026】以上のように本実施例では、上述した実施
例1の効果に加え、手動解放アーム13を下方に押し下
げるための力を与え続ける必要がなく、かごを降下させ
るための作業を片手で行うことができ、より作業性が向
上する。 【0027】実施例3. 図3は、この発明の一実施例であるエレベータ用巻上機
の構成を示す横断面図であり、図4は、エレベータ用巻
上機のブレーキ装置の回路構成を示した回路図である。
図3において、1、3〜6は上述した実施例と同様であ
るので説明は省略する。2Bは逆効率の良い減速機(例
えば、ヘリカルギア、リード角の大きいウォーム等)を
用いた巻上機、7Bは巻上機2Bに取り付けられ、付勢
されると解放し、消勢されると巻上機2Bを拘束する電
磁ブレーキ、15は昇降路1外から電磁ブレーキ7Bに
対して通常使用する電源の他に特殊電源として電力を供
給するためのバッテリー、16は昇降路1外に設けてあ
るバッテリー接続端子、17Aは昇降路1外に設けられ
た電磁ブレーキ7Bの回路を通常電源とバッテリー15
間で切り換えるスイッチである。 図4において、18
は電磁ブレーキ7Bの通常電源、19はブレーキ通電用
リレーである。 【0028】次に本実施例におけるエレベータ用巻上機
のブレーキ装置の動作を説明する。停電や故障などでか
ごが階床間で停止した場合は、ブレーキ通電用リレー1
9が解放され、通常電源18の電磁ブレーキ7Bへの供
給の停止される。通常電源18の電力供給が停止される
と、付勢されると解放し、消勢されると巻上機を拘束す
る電磁ブレーキ7Bの機能により、消勢状態の電磁ブレ
ーキ7Bが巻上機2Bを拘束してしまい、巻上機2Bを
手動運転することは通常できなくなる。 【0029】そこで、保守作業員は昇降路1外に設けら
れたバッテリー接続端子16にバッテリー15を接続
し、同じく昇降路1外に設置したスイッチ17Aを切り
換え、電磁ブレーキ7Bへの電力供給源を通常電源18
から非常用電源であるバッテリー15に切り換える。こ
れにより15ー7Bー17Aの回路が通じ、電磁ブレー
キ7Bが解放される。この電磁ブレーキ7Bの解放時
に、本実施例における巻上機2Bは、逆効率の良い減速
機を用いているので、電磁ブレーキ7Bを解放するだけ
で、かごに働く重力の作用でかごを自然に徐々に降下さ
せることができる。この際、適宜スイッチ17Aを切り
換えて、必要に応じてかごの降下にブレーキをかけるの
は言うまでもない。 【0030】以上のように本実施例では、逆効率のよい
減速機を有した巻上機2Bを用いているので、保守作業
員が非常電源であるバッテリー15を接続し、スイッチ
をバッテリー15に切り換えるだけで、容易に階床間に
停止したかごを所定の乗場まで自動的に降下させること
ができる。そのため、非常時における保守作業員の作業
性を向上することができる。また、昇降路1内に保守作
業員が入る必要がなく、昇降路1外から巻上機2Bの電
磁ブレーキ7Bを操作し、かごを降下させることがで
き、保守作業員の作業の安全性が向上する。 【0031】実施例4. 図5は、この発明の一実施例であるエレベータ用巻上機
の構成を示す横断面図であり、図6は、エレベータ用巻
上機のブレーキ装置の回路構成を示した回路図である。
上述した実施例3では、昇降路1外に設けられたバッテ
リー接続端子16にバッテリー15を接続して、スイッ
チ17Aを切り換えることにより電磁ブレーキ7Bの非
常用電源を供給していたが、本実施例では、停電時自動
着床装置のバッテリー20から電源を供給するようにし
たものである。また、その他の構成については実施例3
と同様であるので説明は省略する。 【0032】通常、停電時自動着床装置がついているエ
レベータ装置における停電時には、自動着床装置の機能
により、かごは乗場入口に自動的に着床される。しかし
ながら、自動着床装置の異常、エレベータ装置のシステ
ムとしての異常の際には、自動着床装置が機能せず、ブ
レーキ通電用リレー19が解放され、通常電源18の電
磁ブレーキ7Bへの電力供給が停止される。通常電源1
8の電力供給が停止されると、付勢されると解放し、消
勢されると巻上機を拘束する電磁ブレーキ7Bの機能に
より、消勢状態の電磁ブレーキ7Bが巻上機2Bを拘束
してしまう。 【0033】そこで、保守作業員は昇降路1外に設置し
たスイッチ17Bを切り換え、電磁ブレーキ7Bへの電
力供給源を通常電源18から停電時自動着床装置のバッ
テリー20に切り換える。これにより20ー7Bー17
Bの回路が通じ、電磁ブレーキ7Bにバッテリー20の
電力が供給され、電磁ブレーキ7Bが解放される。この
電磁ブレーキ7Bの解放時に、本実施例における巻上機
2Bは、逆効率の良い減速機を用いているので、電磁ブ
レーキ7Bを解放するだけで、かごに働く重力の作用で
かごを自然に徐々に降下させることができる。この際、
適宜スイッチ17Bを切り換えて、必要に応じてかごの
降下にブレーキをかけるのは言うまでもない。 【0034】以上のように本実施例では、逆効率のよい
減速機を有した巻上機2Bを用いているので、保守作業
員がスイッチ17Bを操作して、停電時自動着床装置の
バッテリー20に切り換えるだけで、容易に階床間に停
止したかごを所定の乗場まで自動的に降下させることが
できる。そのため、保守作業員の作業性をより向上する
ことができる。また、昇降路1内に保守作業員が入る必
要がなく、昇降路1外から巻上機2Bの電磁ブレーキ7
Bを操作し、かごを降下させることができ、保守作業員
の作業の安全性が向上する。 【0035】実施例5. 図7は、この発明の一実施例であるエレベータ用巻上機
の構成を示す横断面図であり、図8は、エレベータ用巻
上機のブレーキ装置の回路構成を示した回路図である。
図において、1〜3、15、16、18、19は上述し
た実施例と同様であるので説明は省略する。7Cは巻上
機2Bに取り付けられ、付勢されると解放し、消勢され
ると巻上機を拘束する電磁ブレーキであり、ブレーキコ
イルを二重系とし、通常運転時は第一系統のブレーキコ
イル21を使用して電磁ブレーキ7Cの解放を行い、第
一系統のブレーキコイル21に故障等の異常が発生した
場合は、第二系統のブレーキコイル22を使用して電磁
ブレーキ7Bの解放を行っている。17Cは昇降路1外
に設置され、第一系統のブレーキコイル21の通電と第
二系統のブレーキコイル22の通電を切り換える連動ス
イッチである。 【0036】次に本実施例におけるエレベータ用巻上機
のブレーキ装置の動作を説明する。停電によりかごが階
床間で停止した場合は、上述した実施例と同様であるの
で説明は省略し、電磁ブレーキ7Cの故障によりかごが
階床間で停止した場合について説明する。上述した実施
例3、4においては、停電や故障などでかごを停止させ
る電磁ブレーキを、通常運転で使用する電磁ブレーキと
共用しており、電磁ブレーキのブレーキコイル自体も共
用している。そのため、本実施例においては、ブレーキ
コイルを二重系とし、通常運転時は第一系統のブレーキ
コイル21を使用して電磁ブレーキ7Cの解放を行い、
停電や故障などでは第二系統のブレーキコイル22を使
用して電磁ブレーキ7Cの解放を行うようにしたもので
ある。 【0037】通常、電磁ブレーキ7Cが故障すると、ブ
レーキ通電用リレー19が解放され、通常電源18の電
磁ブレーキ7Cの第一系統のブレーキコイル21への電
源供給の停止される。通常電源18の電力供給が停止さ
れると、付勢されると解放し、消勢されると巻上機を拘
束する電磁ブレーキ7Cの機能により、消勢状態の電磁
ブレーキ7Cが巻上機2Bを拘束してしまい、巻上機2
Bを手動運転することはできなくなる。そこで、保守作
業員は昇降路1外に設けられたバッテリー接続端子16
にバッテリー15を接続し、同じく昇降路1外に設置し
たスイッチ17Cにより、電磁ブレーキ7Cの第一系統
のブレーキコイル21から第二系統のブレーキコイル2
2に対して電力を供給すべく切り換え、電力供給源を通
常電源18から非常用電源であるバッテリー15に切り
換える。これにより15ー7C(22)ー17Cの回路
が通じ、電磁ブレーキ7Cが解放される。 【0038】この電磁ブレーキ7Cの解放時に、本実施
例における巻上機2Bは、逆効率の良い減速機を用いて
いるので、電磁ブレーキ7Cを解放するだけで、かごに
働く重力の作用でかごを自然に徐々に降下させることが
できる。この際、適宜スイッチ17を切り換えて、必要
に応じてかごの降下にブレーキをかけるのは言うまでも
ない。 【0039】以上のように本実施例では、逆効率のよい
減速機を有した巻上機2Bを用いているので、保守作業
員が非常電源であるバッテリー15を接続し、スイッチ
をバッテリー15に切り換えるだけで、容易に階床間に
停止したかごを所定の乗場まで自動的に降下させること
ができる。そのため、非常時における保守作業員の作業
性を向上することができる。また、昇降路1内に保守作
業員が入る必要がなく、昇降路1外から巻上機2Bの電
磁ブレーキ7Cを操作し、かごを降下させることがで
き、保守作業員の作業の安全性が向上する。さらに、通
常運転時の第一系統のブレーキコイル21と非常運転時
に用いる第二系統のブレーキコイル22を別々としたこ
とで、第一系統のブレーキコイル21の故障によりかご
が停止した場合でも、昇降路1の外から連動スイッチ1
7Cを切り換えることで電磁ブレーキ7Cの解放ができ
る。 【0040】また、本実施例では、第二系統のブレーキ
コイル22の電源に、昇降路1外にバッテリー接続端子
16を設けて昇降路1の外のバッテリー15から電源供
給を行なっているが、実施例4で示したように停電時自
動着床装置のバッテリー20を用いてもよい。 【0041】実施例6. 図9は、この発明の一実施例であるエレベータ用巻上機
の構成を示す横断面図であり、図10は、エレベータ用
巻上機のブレーキ装置の回路構成を示した回路図であ
る。図において、1、3、7B、17B、20は上述し
た実施例と同一であるので説明は省略する、2Cは逆効
率の悪い減速機を用いた巻上機、23は巻上機2Cに設
けられ、電磁ブレーキ7Bを停電時自動着床装置のバッ
テリー20からの電力により解放した際に、上記非常停
止したかごを降下させる非常停止時用モータである非常
時降下起動専用のモータであり、かごが一旦降下を始め
ると降下を続けるために必要なモータ出力は、降下始動
に必要なモータ出力よりも小さいことから、かごの降下
始動に必要な出力だけを有するもので良い。24は昇降
路1外に設置され、通常運転用の電動機4の通電と非常
時降下起動専用のモータ23との通電をきり換える起動
スイッチである。 【0042】通常、停電時自動着床装置がついているエ
レベータ装置における停電時には、自動着床装置の機能
により、かごは乗場入口に自動的に着床される。しかし
ながら、自動着床装置の異常、エレベータ装置のシステ
ムとしての異常、巻上機2Cに取り付けられている通常
運転用の電動機4の異常の際には、上述した実施例と同
様に自動着床装置等が機能せず、ブレーキ通電用リレー
が解放され、通常電源の電磁ブレーキ7Bへの供給の停
止される。通常電源18の電力供給が停止されると、付
勢されると解放し、消勢されると巻上機を拘束する電磁
ブレーキ7Bの機能により、消勢状態の電磁ブレーキ7
Bが巻上機2Cを拘束してしまう。 【0043】そこで、保守作業員は昇降路1外に設置し
たスイッチ17Bを切り換え、電磁ブレーキ7Bへの電
力供給源を通常電源から停電時自動着床装置のバッテリ
ー20に切り換える。これにより20ー7Bー17Bの
回路が通じ、電磁ブレーキ7Bに停電時自動着床装置の
バッテリー20の電力が供給され電磁ブレーキ7Bが解
放される。しかしながら、逆効率の悪い減速機を用いた
巻上機2Cの場合には、かごの重力の作用だけでは降下
されず、かごは階床間に停止されたままの状態である。
そこでさらに、保守作業員は、昇降路1外に設置した起
動スイッチ24を操作して、階床間に停止したかごを降
下させるべく非常時降下起動専用のモータ23に切り換
え通電し、かごを非常時降下起動専用のモータ23の作
用により降下させる。 【0044】以上のように、本実施例では、逆効率の悪
い減速機を用いた巻上機2Cにおいても、保守作業員が
スイッチ17Bを操作して停電時自動着床装置のバッテ
リー20に切り換え、起動スイッチ24の操作により非
常時降下起動専用のモータ23を動作させ、容易に階床
間に停止したかごを所定の乗場まで降下させることがで
きる。そのため、保守作業員の作業性をより向上するこ
とができる。また、昇降路1内に保守作業員が入る必要
がなく、昇降路1外から巻上機2Cの電磁ブレーキ7B
を操作し、かごを降下させることができ、保守作業員の
作業の安全性が向上する。 【0045】なお、本実施例では非常時降下起動専用の
モータ23の電源に停電時自動着床装置のバッテリー2
0を用いているが、上述した実施例3の場合と同じく、
昇降路1外にバッテリー接続端子16を設けて昇降路1
外のバッテリー15から電源供給を行なってもよい。ま
た、上述した実施例では、非常時降下起動専用モータ2
3は降下のための起動力を与える構成としているが、常
に降下のための駆動力を与え続けることによりかごを非
常停止した状態から降下させても良い。 【0046】 【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。 【0047】昇降路内に設けられ、かごを昇降させる駆
動力を発生させる電動機及びこの電動機に接続され、上
記かごを昇降させるべく上記駆動力を伝達する自動締り
性を有する減速機からなる巻上機と、上記巻上機に作用
し、上記かごを非常停止させるブレーキと、このブレー
キを強制的に解放させるブレーキ解放手段と、上記巻上
機を回動させるべくラチェット機構付ハンドルが脱着自
在に嵌合させられる上記巻上機に固着されたナットと、
を備えたので、ブレーキを解放してもかごの自重による
降下が行われず、安全に楽な姿勢で昇降路内において保
守作業員が、非常停止後のかごの降下作業を行うことが
できると共に、ラチェット機構付ハンドルにより巻上機
を容易に回動させることができる。そのため、非常停止
したかごを、保守作業員が安全かつ迅速に降下させるこ
とができる。また、外力により巻上機を回動させる機構
が簡素化でき、低コスト化が図れる。また、ブレーキを
強制的に解放させるブレーキ解放手段をブレーキ解放状
態で保持する手動解放アームを備えたので、かごを降下
させる際の、ブレーキを解放させるための労力を低減す
ることができ、作業性が向上する。 【0048】 【0049】 【0050】 【0051】
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例であるエレベータ用巻上機
の構成を示す構成図である。 【図2】この発明の実施例2であるエレベータ用巻上機
の構成を示す構成図である。 【図3】この発明の実施例3であるエレベータ用巻上機
の構成を示す横断面図である。 【図4】エレベータ用巻上機の回路構成を示した回路図
である。 【図5】この発明の実施例4であるエレベータ用巻上機
の構成を示す横断面図である。 【図6】エレベータ用巻上機の回路構成を示した回路図
である。 【図7】この発明の実施例5であるエレベータ用巻上機
の構成を示す側面図である。 【図8】エレベータ用巻上機の回路構成を示した回路図
である。 【図9】この発明の実施例6であるエレベータ用巻上機
の構成を示す側面図である。 【図10】エレベータ用巻上機の回路構成を示した回路
図である。 【図11】従来のエレベータの昇降路の構成を示す立面
図である。 【図12】従来のエレベータの昇降路の構成を示す側面
図である。 【図13】従来のエレベータ用巻上機のブレーキ解放
巻装置を示す構成図である。 【図14】従来のエレベータ用巻上機のブレーキ解放
巻装置の要部拡大図である。 【図15】従来のエレベータ用巻上機のブレーキ解放
巻装置の昇降路上方から見た横断面図である。 【符号の説明】 1 昇降路 2A、2B、2C 巻上機 4 電動機 5 減速機 6 かご 7A、7B、7C ブレー
キ 13 手動開放アーム 14 手動
ハンドル 15 バッテリー 17A、17B、17C スイ
ッチ 18 通所電源 20 バッ
テリー 21 第1系統ブレーキコイル 22 第2
系統ブレーキコイル 23 非常時降下起動専用のモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−223079(JP,A) 特開 平3−272988(JP,A) 特開 昭53−36851(JP,A) 特開 平1−313283(JP,A) 特開 昭59−65628(JP,A) 実開 昭61−126772(JP,U) 実開 昭60−19567(JP,U) 特公 昭64−1394(JP,B1) 特公 昭61−10389(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 3/00 - 3/02 B66B 5/00 - 5/28

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 昇降路内に設けられ、かごを昇降させる
    駆動力を発生させる電動機及びこの電動機に接続され、
    上記かごを昇降させるべく上記駆動力を伝達する自動締
    り性を有する減速機からなる巻上機と、 この巻上機に作用し、上記かごを非常停止させるブレー
    キと、 このブレーキを強制的に解放させるブレーキ解放手段
    と、 上記巻上機を回動させるべくラチェット機構付ハンドル
    が脱着自在に嵌合させられる上記巻上機に固着されたナ
    ットと、を備え、 上記ブレーキ解放手段は、ブレーキ解放状態で保持する
    手動解放アームを有することを特徴とするエレベータ用
    巻上機。
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