JPS6113350B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113350B2 JPS6113350B2 JP56050569A JP5056981A JPS6113350B2 JP S6113350 B2 JPS6113350 B2 JP S6113350B2 JP 56050569 A JP56050569 A JP 56050569A JP 5056981 A JP5056981 A JP 5056981A JP S6113350 B2 JPS6113350 B2 JP S6113350B2
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- Japan
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- superconducting
- stabilizing material
- recess
- groove
- magnetic field
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超電導導体の接続方法に関する。
超電導コイルは銅またはアルミニウムなどの安
定材中に超電導線を埋込んだ超電導導体を巻回し
てコイルに形成して液体ヘリウム容器内に収納
し、液体ヘリウム中に浸漬して臨界温度以下の極
低温に保持し、超電導状態となつて超電導線の電
気抵抗は零にし大電流を通電して強磁界を得るこ
とができる。そしてコイルには大きな電磁力が作
用し外周方向に広がる力すなわちフープ力が生ず
る。
定材中に超電導線を埋込んだ超電導導体を巻回し
てコイルに形成して液体ヘリウム容器内に収納
し、液体ヘリウム中に浸漬して臨界温度以下の極
低温に保持し、超電導状態となつて超電導線の電
気抵抗は零にし大電流を通電して強磁界を得るこ
とができる。そしてコイルには大きな電磁力が作
用し外周方向に広がる力すなわちフープ力が生ず
る。
超電導コイルは核融合装置等へ適用されますま
す大形化する傾向にあり、超電導導体は非常に長
尺になり、超電導導体の製作は勿論、コイル巻回
にも支障をきたし巻回過程において超電導導体を
接続する必要がある。また電磁面および経済面か
ら磁場の強いコイル内周側は電流密度が低い高磁
界用導体を、比較的磁場の弱いコイル外周側には
電流密度が高い低磁界用導体を使用する傾向にあ
り、コイル巻回途中で高磁界用導体と低磁界用導
体との信頼性の高い接続方法が要望されてきてい
る。
す大形化する傾向にあり、超電導導体は非常に長
尺になり、超電導導体の製作は勿論、コイル巻回
にも支障をきたし巻回過程において超電導導体を
接続する必要がある。また電磁面および経済面か
ら磁場の強いコイル内周側は電流密度が低い高磁
界用導体を、比較的磁場の弱いコイル外周側には
電流密度が高い低磁界用導体を使用する傾向にあ
り、コイル巻回途中で高磁界用導体と低磁界用導
体との信頼性の高い接続方法が要望されてきてい
る。
本発明は接続部の機械的強度が高く、且つ超電
導線の電気接触抵抗の少ない信頼性の高い超電導
導体の接続方法を提供することを目的とする。
導線の電気接触抵抗の少ない信頼性の高い超電導
導体の接続方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明において
は、対向する超電導導体の安定化材に埋込んだ超
電導線を露出して前記安定化材の端部に凹部を設
け、端部をそれぞれ当接する安定化材の断面外形
と同形にし、超電導線を収納する前記安定化材の
溝より大きく形成した溝を有する接続用の中間材
に形成した突部を前記凹部に嵌着して中間材を前
記安定化材にリベツトで締結し、中間材の溝内の
超電導線を互に重ねてはんだを充填し固定して接
続する超電導導体の接続方法を提供する。
は、対向する超電導導体の安定化材に埋込んだ超
電導線を露出して前記安定化材の端部に凹部を設
け、端部をそれぞれ当接する安定化材の断面外形
と同形にし、超電導線を収納する前記安定化材の
溝より大きく形成した溝を有する接続用の中間材
に形成した突部を前記凹部に嵌着して中間材を前
記安定化材にリベツトで締結し、中間材の溝内の
超電導線を互に重ねてはんだを充填し固定して接
続する超電導導体の接続方法を提供する。
以下本発明を図面に示す一実施例について説明
する。第1図ないし第5図において1は高磁界導
体、1aは高磁界導体1の超電導線、1bは溝に
超電導線1aをはんだで固定する銅などの安定化
材、1cは安定化材1bの端部に設ける凹部、2
は低磁界導体、2aは低磁界導体2の超電導線、
2bは溝に超電導線2aをはんだで固定する銅な
どの安定化材、2cは安定化材2bの端部に設け
る凹部、3は端部をそれぞれ安定化材1bまたは
安定化材2bの断面外形と同形にした安定化材1
bと同じ材料の中間材、3aは中間材3に設け超
電導線1aおよび2aの入る安定化材1bの溝お
よび安定化材2bの溝より大きく形成した溝、3
bは凹部1cに嵌着する突部、3cは凹部2cに
嵌着する突部、4は中間材3の突部3b,3cを
凹部1c,2cを嵌着後に締結する銅のリベツ
ト、5は溝3a内に超電導線1aと2aとを互に
重ねて挿入した後に充填して固定するはんだであ
る。
する。第1図ないし第5図において1は高磁界導
体、1aは高磁界導体1の超電導線、1bは溝に
超電導線1aをはんだで固定する銅などの安定化
材、1cは安定化材1bの端部に設ける凹部、2
は低磁界導体、2aは低磁界導体2の超電導線、
2bは溝に超電導線2aをはんだで固定する銅な
どの安定化材、2cは安定化材2bの端部に設け
る凹部、3は端部をそれぞれ安定化材1bまたは
安定化材2bの断面外形と同形にした安定化材1
bと同じ材料の中間材、3aは中間材3に設け超
電導線1aおよび2aの入る安定化材1bの溝お
よび安定化材2bの溝より大きく形成した溝、3
bは凹部1cに嵌着する突部、3cは凹部2cに
嵌着する突部、4は中間材3の突部3b,3cを
凹部1c,2cを嵌着後に締結する銅のリベツ
ト、5は溝3a内に超電導線1aと2aとを互に
重ねて挿入した後に充填して固定するはんだであ
る。
次に作用を説明する。超電導導体の接続は高磁
界導体1の安定化材1bの端部に凹部1cを加工
し超電導線1aを所定の長さに露出し、同様に低
磁界導体2の安定化材2bの端部に凹部2cを加
工し超電導線2aを所定の長さに露出する。中間
材3の突部3b,3cを凹部1c2cに嵌着しリ
ベツト4で締結する。超電導線1a,2aの露出
部分を溝3aに交互に重ねて挿入し、はんだ5を
充填して固定する。従つてフープ力に対してはリ
ベツト4および突部3b,3cのはんだ5で抗
し、電流は超電導線1a,1b同志の接触および
はんだ5を通電し電気接触抵抗は極めて少ない。
また高磁界導体1と低磁界導体2の高さが異なつ
ても中間材3の高さを滑らかに変化させることに
よつて、コイル巻回は極めてやり易くなる。
界導体1の安定化材1bの端部に凹部1cを加工
し超電導線1aを所定の長さに露出し、同様に低
磁界導体2の安定化材2bの端部に凹部2cを加
工し超電導線2aを所定の長さに露出する。中間
材3の突部3b,3cを凹部1c2cに嵌着しリ
ベツト4で締結する。超電導線1a,2aの露出
部分を溝3aに交互に重ねて挿入し、はんだ5を
充填して固定する。従つてフープ力に対してはリ
ベツト4および突部3b,3cのはんだ5で抗
し、電流は超電導線1a,1b同志の接触および
はんだ5を通電し電気接触抵抗は極めて少ない。
また高磁界導体1と低磁界導体2の高さが異なつ
ても中間材3の高さを滑らかに変化させることに
よつて、コイル巻回は極めてやり易くなる。
第6図は他の実施例であつて突部3b,3cに
複数の嵌合する凹凸3dを設けたもので接続部の
機械的強度が高い。第7図は超電導線1a,2a
を互に重ねて突合せして継目が一致しないように
ずらしたもので中間材3の溝3aは小さく形成で
きる。
複数の嵌合する凹凸3dを設けたもので接続部の
機械的強度が高い。第7図は超電導線1a,2a
を互に重ねて突合せして継目が一致しないように
ずらしたもので中間材3の溝3aは小さく形成で
きる。
以上のように本発明によれば、対向する超電導
導体の超電導線を露出し且つ安定化材の端部に凹
部を設け、中間材の突部を凹部に嵌着してリベツ
トで締結し中間材の溝内の超電導線を互に重ねて
はんだで固定するようにしたので、超電導導体を
任意に接続して使用できる超電導線の電気接続抵
抗は極めて少なく、高磁界導体と低磁界導体の高
さが異なつても中間材で高さを滑らかに変化させ
ることによつて、コイル巻回は極めてやり易くな
る。また中間材の突部の安定化材の凹部への嵌着
およびリベツトの締結により接合強度が格段に向
上し、電気的機械的にすぐれた信頼性の高い超電
導導体接続ができるすぐれた効果がある。
導体の超電導線を露出し且つ安定化材の端部に凹
部を設け、中間材の突部を凹部に嵌着してリベツ
トで締結し中間材の溝内の超電導線を互に重ねて
はんだで固定するようにしたので、超電導導体を
任意に接続して使用できる超電導線の電気接続抵
抗は極めて少なく、高磁界導体と低磁界導体の高
さが異なつても中間材で高さを滑らかに変化させ
ることによつて、コイル巻回は極めてやり易くな
る。また中間材の突部の安定化材の凹部への嵌着
およびリベツトの締結により接合強度が格段に向
上し、電気的機械的にすぐれた信頼性の高い超電
導導体接続ができるすぐれた効果がある。
第1図は本発明の超電導導体の接続方法の一実
施例を示す平面図、第2図は第1図のA−A線に
沿う縦断面図、第3図は第2図のB−B線に沿う
縦断面図、第4図は第2図のC−C線に沿う縦断
面図、第5図は第2図のD−D線に沿う縦断面
図、第6図は他の実施例を示す平面図、第7図は
他の実施例を示す縦断面図である。 1……高磁界導体、1a……超電導線、1b…
…安定化材、1c……凹部、2……低磁界導体、
2a……超電導線、2b……安定化材、2c……
凹部、3……中間材、3a……溝、3b,3c…
…突部、4……リベツト、5……はんだ。
施例を示す平面図、第2図は第1図のA−A線に
沿う縦断面図、第3図は第2図のB−B線に沿う
縦断面図、第4図は第2図のC−C線に沿う縦断
面図、第5図は第2図のD−D線に沿う縦断面
図、第6図は他の実施例を示す平面図、第7図は
他の実施例を示す縦断面図である。 1……高磁界導体、1a……超電導線、1b…
…安定化材、1c……凹部、2……低磁界導体、
2a……超電導線、2b……安定化材、2c……
凹部、3……中間材、3a……溝、3b,3c…
…突部、4……リベツト、5……はんだ。
Claims (1)
- 1 対向する超電導導体の安定化材に埋込んだ超
電導線を露出して前記安定化材の端部に凹部を設
け、端部をそれぞれ当接する安定化材の断面外形
と同形にし、超電導線を収納する前記安定化材の
溝より大きく形成した溝を有する接続用の中間材
に形成した突部を前記凹部に嵌着して中間材を前
記安定化材にリベツトで締結し、中間材の溝内の
超電導線を互に重ねてはんだを充填し固定して接
続する超電導導体の接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5056981A JPS57165977A (en) | 1981-04-06 | 1981-04-06 | Method of connecting superconductive conductor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5056981A JPS57165977A (en) | 1981-04-06 | 1981-04-06 | Method of connecting superconductive conductor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57165977A JPS57165977A (en) | 1982-10-13 |
JPS6113350B2 true JPS6113350B2 (ja) | 1986-04-12 |
Family
ID=12862629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5056981A Granted JPS57165977A (en) | 1981-04-06 | 1981-04-06 | Method of connecting superconductive conductor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57165977A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60249267A (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-09 | 日立電線株式会社 | 超電導々体及びその製造法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5148295A (ja) * | 1974-10-23 | 1976-04-24 | Showa Electric Wire & Cable Co |
-
1981
- 1981-04-06 JP JP5056981A patent/JPS57165977A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5148295A (ja) * | 1974-10-23 | 1976-04-24 | Showa Electric Wire & Cable Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57165977A (en) | 1982-10-13 |
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