JPS6113349B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6113349B2 JPS6113349B2 JP5056781A JP5056781A JPS6113349B2 JP S6113349 B2 JPS6113349 B2 JP S6113349B2 JP 5056781 A JP5056781 A JP 5056781A JP 5056781 A JP5056781 A JP 5056781A JP S6113349 B2 JPS6113349 B2 JP S6113349B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- superconducting
- stabilizing base
- base material
- connection
- superconducting wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 31
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims description 28
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 22
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超電導導体の接続方法に関する。
ストランドケーブル超電導線(以下超電導線と
いう)を安定化母材中に埋込んで構成する超電導
導体は、一般にコイルに形成して極低温下で超電
導線中に大電流を通電しているが、超電導導体の
接続部における超電導線自身の電気的接触度が悪
いと、発熱量が増大して常電導転移の原因とな
り、冷却負荷を増大させるという問題が生じる。
従来の超電導導体の接続方法は第1図のように超
電導導体1,2の接続面1a,2aを対向して圧
接し、すなわち接続面に機械的圧力を加えて相互
拡散によつて接合し接続していた。しかしながら
超電導線3は面のみで接合しているため電気的接
触度は極めて悪く、しばしば常電導転移する欠点
があつた。
いう)を安定化母材中に埋込んで構成する超電導
導体は、一般にコイルに形成して極低温下で超電
導線中に大電流を通電しているが、超電導導体の
接続部における超電導線自身の電気的接触度が悪
いと、発熱量が増大して常電導転移の原因とな
り、冷却負荷を増大させるという問題が生じる。
従来の超電導導体の接続方法は第1図のように超
電導導体1,2の接続面1a,2aを対向して圧
接し、すなわち接続面に機械的圧力を加えて相互
拡散によつて接合し接続していた。しかしながら
超電導線3は面のみで接合しているため電気的接
触度は極めて悪く、しばしば常電導転移する欠点
があつた。
本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので、超
電導導体の安定化母材に埋込む超電導線を露出
し、超電導線の超電導素線をばらばらにしたのち
に、超電導素線の各半数づつを切落してから互に
より合せて溶着し、超電導導体の安定化母材と同
じ断面形状の接続用安定化母材片をかぶせ安定化
母材を互に圧接して接続することによつて、接続
部分の安定化母材片を安定化母材の外形と同じ外
形なので表面は円滑に一体にし、超電導線の電気
的接触度が良く、発熱量の極めて小さい超電導導
体の接続方法を提供することを目的とする。
電導導体の安定化母材に埋込む超電導線を露出
し、超電導線の超電導素線をばらばらにしたのち
に、超電導素線の各半数づつを切落してから互に
より合せて溶着し、超電導導体の安定化母材と同
じ断面形状の接続用安定化母材片をかぶせ安定化
母材を互に圧接して接続することによつて、接続
部分の安定化母材片を安定化母材の外形と同じ外
形なので表面は円滑に一体にし、超電導線の電気
的接触度が良く、発熱量の極めて小さい超電導導
体の接続方法を提供することを目的とする。
以下本発明を図面に示す1実施例について説明
する。第2図において1,2は対向する超電導導
体、1b,2bは超電導導体1,2の安定化母
材、4,5は超電導導体1,2の超電導線であつ
て各々長さl1だけ安定化母材1b,2bをはがし
て露出する。次に超電導線4,5に付着している
はんだを溶かして第3図のように超電導素線4
a,5aをばらばらにした後に、各半数づつ切落
してから超電導素線4a,5aをより合せてはん
だで溶着し、第4図のようにする。このときの接
続面1a,2aの間隔をl2とする。次に第5図の
ように安定化母材1b,2bと同じ断面形状の長
さl2の接続用安定化母材片6を第6図のように接
続面1a,2aの間へ埋め込み、はんだで溶着し
た後に安定化母材1,6および6,2を互に圧接
して接続作業を完了する。
する。第2図において1,2は対向する超電導導
体、1b,2bは超電導導体1,2の安定化母
材、4,5は超電導導体1,2の超電導線であつ
て各々長さl1だけ安定化母材1b,2bをはがし
て露出する。次に超電導線4,5に付着している
はんだを溶かして第3図のように超電導素線4
a,5aをばらばらにした後に、各半数づつ切落
してから超電導素線4a,5aをより合せてはん
だで溶着し、第4図のようにする。このときの接
続面1a,2aの間隔をl2とする。次に第5図の
ように安定化母材1b,2bと同じ断面形状の長
さl2の接続用安定化母材片6を第6図のように接
続面1a,2aの間へ埋め込み、はんだで溶着し
た後に安定化母材1,6および6,2を互に圧接
して接続作業を完了する。
この接続方法によれば超電導素線4a,5aは
互により合わし、且つはんだで溶着して接合して
いるので、電気的接触度は極めて良く安定であ
る。また超電導素線4a,5aのより合わせ作
業、接続用安定化母材6の機械的加工、および接
続用安定化母材片6の接続面1a,2a間への埋
込み作業は非常に容易である。
互により合わし、且つはんだで溶着して接合して
いるので、電気的接触度は極めて良く安定であ
る。また超電導素線4a,5aのより合わせ作
業、接続用安定化母材6の機械的加工、および接
続用安定化母材片6の接続面1a,2a間への埋
込み作業は非常に容易である。
第7図は他の実施例の超電導導体1であつて、
安定化母材1bが超電導線4を囲んだものにあつ
ては、第8図のように断面コ字状の接続用安定化
母材片7と開口部を塞ぐ安定化母材片7aとを用
いて、対向する超電導導体1,2の安定化母材1
b,2bをはがして超電導線4a,5bを互によ
り合せてはんだで溶着し接続用安定化母材片7と
安定化母材片7aとをかぶせて埋込んだ後にはん
だで溶着して圧接したものである。
安定化母材1bが超電導線4を囲んだものにあつ
ては、第8図のように断面コ字状の接続用安定化
母材片7と開口部を塞ぐ安定化母材片7aとを用
いて、対向する超電導導体1,2の安定化母材1
b,2bをはがして超電導線4a,5bを互によ
り合せてはんだで溶着し接続用安定化母材片7と
安定化母材片7aとをかぶせて埋込んだ後にはん
だで溶着して圧接したものである。
以上の様に本発明によれば、超電導導体の接続
方法として対向する超電導導体の安定化母材に埋
込む超電導線を露出し、超電導線の超電導素線を
ばらばらにしたのち超電導線の各半数づつを切落
してから互により合せて溶着し、接続用安定化母
材片をかぶせて安定化母材を互に圧接して接続す
るようにしたので、接続部分の安定化母材片は安
定化母材の外形と同じ外形に一体となり、作業が
極めて容易であり、電気的接触度は極めて良く安
定な超電導導体を得ることができるすぐれた効果
がある。
方法として対向する超電導導体の安定化母材に埋
込む超電導線を露出し、超電導線の超電導素線を
ばらばらにしたのち超電導線の各半数づつを切落
してから互により合せて溶着し、接続用安定化母
材片をかぶせて安定化母材を互に圧接して接続す
るようにしたので、接続部分の安定化母材片は安
定化母材の外形と同じ外形に一体となり、作業が
極めて容易であり、電気的接触度は極めて良く安
定な超電導導体を得ることができるすぐれた効果
がある。
第1図は従来の超電導導体の接続方法の圧接前
の状態を示す斜視図、第2図は本発明の超電導導
体の接続方法の1実施例における圧接前の状態を
示す斜視図、第3図および第4図は超電導素線の
より合せ中の状態を示す斜視図、第5図は接続用
安定化母材を示す斜視図、第6図は圧接後の状態
を示す斜視図、第7図は他の実施例における圧接
前の状態を示す斜視図、第8図は接続用安定化母
材を示す斜視図である。 1,2……超電導導体、4,5……超電導線、
4a,5a……超電導素線、6,7,7a……接
続用安定化母材片。
の状態を示す斜視図、第2図は本発明の超電導導
体の接続方法の1実施例における圧接前の状態を
示す斜視図、第3図および第4図は超電導素線の
より合せ中の状態を示す斜視図、第5図は接続用
安定化母材を示す斜視図、第6図は圧接後の状態
を示す斜視図、第7図は他の実施例における圧接
前の状態を示す斜視図、第8図は接続用安定化母
材を示す斜視図である。 1,2……超電導導体、4,5……超電導線、
4a,5a……超電導素線、6,7,7a……接
続用安定化母材片。
Claims (1)
- 1 対向する超電導導体の安定化母材に埋込む超
電導線を露出し、前記超電導線の超電導素線をば
らばらにしたのちに、超電導素線の各半数づつ切
落してから互により合せて溶着し、超電導導体の
安定化母材と同じ断面形状の接続用安定化母材片
をかぶせ安定化母材を互に圧接して接続する超電
導導体の接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5056781A JPS57165976A (en) | 1981-04-06 | 1981-04-06 | Method of connecting superconductive conductor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5056781A JPS57165976A (en) | 1981-04-06 | 1981-04-06 | Method of connecting superconductive conductor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57165976A JPS57165976A (en) | 1982-10-13 |
JPS6113349B2 true JPS6113349B2 (ja) | 1986-04-12 |
Family
ID=12862575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5056781A Granted JPS57165976A (en) | 1981-04-06 | 1981-04-06 | Method of connecting superconductive conductor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57165976A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4584547A (en) * | 1983-12-30 | 1986-04-22 | General Electric Company | Superconducting joint for superconducting wires and coils |
JPH0824056B2 (ja) * | 1985-07-30 | 1996-03-06 | 工業技術院長 | 強制冷却型超電導導体用接続部 |
JPS62213078A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-18 | 株式会社日立製作所 | 強制冷却超電導体の接続方法 |
-
1981
- 1981-04-06 JP JP5056781A patent/JPS57165976A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57165976A (en) | 1982-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5025554A (en) | Method of connecting a crimp-style terminal to electrical conductors of an electrical wire | |
JP2844993B2 (ja) | ジョイント端子の防水接続方法 | |
EP0364981A3 (en) | Overcurrent preventive diode | |
JPS6113349B2 (ja) | ||
JPH0361991B2 (ja) | ||
JPS6122429B2 (ja) | ||
JPH02148668A (ja) | 可撓端子の製造方法 | |
JPS62152143A (ja) | バンプ形成方法 | |
JP3625525B2 (ja) | フラットケーブルの端末部形成方法 | |
JP3333295B2 (ja) | 撚線超電導導体の接合方法 | |
JPH05190247A (ja) | 絶縁電線の接続方法 | |
KR0145113B1 (ko) | 편조케이블의 단자 및 그의 제조방법 | |
JP3081155B2 (ja) | 温度ヒューズおよびその製造方法 | |
JPH02219438A (ja) | 回転電機のセラミックスブラシ | |
JPS6015388Y2 (ja) | ラミネ−トシ−スケ−ブルの接続部 | |
JPH066416Y2 (ja) | 錫メツキ軟銅撚線導体 | |
JPS60249278A (ja) | 素線絶縁導体の接続方法 | |
JPS5855595Y2 (ja) | 圧着接続用オス歯型 | |
JPS6121185Y2 (ja) | ||
JPH04264313A (ja) | 超電導導体 | |
JPS6048982B2 (ja) | コンミテ−タとコンダクタとの結線方法 | |
JPH049692Y2 (ja) | ||
JPS5853502B2 (ja) | 金属細線の接続方法 | |
JPS6127059Y2 (ja) | ||
JPS6171573A (ja) | 超電導線の接合方法 |