JPS5855595Y2 - 圧着接続用オス歯型 - Google Patents
圧着接続用オス歯型Info
- Publication number
- JPS5855595Y2 JPS5855595Y2 JP10474179U JP10474179U JPS5855595Y2 JP S5855595 Y2 JPS5855595 Y2 JP S5855595Y2 JP 10474179 U JP10474179 U JP 10474179U JP 10474179 U JP10474179 U JP 10474179U JP S5855595 Y2 JPS5855595 Y2 JP S5855595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth type
- tooth
- crimping
- crimp connection
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電線の芯線と端子との圧着接続において使用す
る圧着歯型の改良に関する。
る圧着歯型の改良に関する。
従来、芯線のうち撚線と端子との圧着接続に関しては、
第5図に示すような公知の歯型を用いて良好な電気接続
を行うことができたが(第3図)同一の構造を有する圧
着部を使用して端子を撚線以外の単線及びコート処理済
撚線圧着接続するについては前記公知歯型では良好な圧
着接続は実現できなかった。
第5図に示すような公知の歯型を用いて良好な電気接続
を行うことができたが(第3図)同一の構造を有する圧
着部を使用して端子を撚線以外の単線及びコート処理済
撚線圧着接続するについては前記公知歯型では良好な圧
着接続は実現できなかった。
良好な圧着状態とは第3図に示すように、圧着接続部の
断面に空隙がなく、芯線と端子とが金属間接合及び芯線
の軸方向への伸びにより電気的接続に有害な酸化皮膜等
を破断して確実な電気接続が設定されることにある。
断面に空隙がなく、芯線と端子とが金属間接合及び芯線
の軸方向への伸びにより電気的接続に有害な酸化皮膜等
を破断して確実な電気接続が設定されることにある。
これに対し、同一構造の端子を使用して単線及びコート
処理済撚線を圧着接続すれば第4図に示す断面の状態と
なり端子の圧着部と導線間に空隙13が生じ、これに圧
着時の荷重を更に増大しても該空隙を無くすことは困難
であり、更に該空隙部から酸化及び腐食が起り易く確実
性の高い電気接続が提供できなかった。
処理済撚線を圧着接続すれば第4図に示す断面の状態と
なり端子の圧着部と導線間に空隙13が生じ、これに圧
着時の荷重を更に増大しても該空隙を無くすことは困難
であり、更に該空隙部から酸化及び腐食が起り易く確実
性の高い電気接続が提供できなかった。
そこで本考案は同一構造の圧着部を有する端子で従来の
欠点を解消するために圧着接続用の歯型特にオス歯型の
形状に改良を提供するものである。
欠点を解消するために圧着接続用の歯型特にオス歯型の
形状に改良を提供するものである。
すなわち導体芯線の種類に左右されずに信頼性ある強固
な電気接続を提供するにある。
な電気接続を提供するにある。
以下添付図面を参照して本考案の実施例の一つを説明す
る。
る。
第1図は圧着前の圧着端子の斜視図を示し、本考案の圧
着歯型で処理する芯線圧着部は参照番号2で示す。
着歯型で処理する芯線圧着部は参照番号2で示す。
第2図は該圧着部2を第5図で示す公知の圧着歯型を用
い芯線の周りに圧着した状態を示す斜視図である。
い芯線の周りに圧着した状態を示す斜視図である。
第6図は本考案の実施例の一つである圧着歯型のオス歯
型を透視図で示す。
型を透視図で示す。
該オス歯型8は、第5図に示す公知の歯型7とはその歯
形を異にし該歯型頂面の導線遊端側で該導線の縦軸に関
して直交する線で切ったほぼ半分を平坦面9、他の半分
に上記縦軸に関して対称的に一対の隆起段部10を左右
に設け、該段部間に縦の軸方向に上記平坦面まで連らな
る溝11を設ける。
形を異にし該歯型頂面の導線遊端側で該導線の縦軸に関
して直交する線で切ったほぼ半分を平坦面9、他の半分
に上記縦軸に関して対称的に一対の隆起段部10を左右
に設け、該段部間に縦の軸方向に上記平坦面まで連らな
る溝11を設ける。
更に該溝11の両内壁の上方対向面に面取す12を施す
。
。
該隆起段部10により、第12図で示すように圧着後、
端子圧着部及び芯線は段付となり電線に対しH方向の張
力に対する引掛り効果を生ずると共に段付部において芯
線の圧着時における伸びが大きく酸化皮膜等の破断に対
する効果をもたらす。
端子圧着部及び芯線は段付となり電線に対しH方向の張
力に対する引掛り効果を生ずると共に段付部において芯
線の圧着時における伸びが大きく酸化皮膜等の破断に対
する効果をもたらす。
またオス歯型の一対の隆起段部間に設けられた溝11は
圧着時に芯線を軸方向に配向させ端子圧蓋部の中央に正
確に位置させ安定した圧着をもたらすことができる。
圧着時に芯線を軸方向に配向させ端子圧蓋部の中央に正
確に位置させ安定した圧着をもたらすことができる。
尚、本考案のオス歯型と組み合わされるメス歯型の公知
のもので充分であり、圧着操作は公知技術によって実施
できる。
のもので充分であり、圧着操作は公知技術によって実施
できる。
本考案の型の素材としては金属、硬質プラスチック、硬
質ガラス其他一般当該型に公知の素材で加工の容易なも
のが好ましい。
質ガラス其他一般当該型に公知の素材で加工の容易なも
のが好ましい。
このように本考案のオス歯型を圧着作業に用いることに
より端子の圧着部は同一構造のものを使用して圧着され
る芯線の種類に関せず良好な電気接続を提供し電気接続
の高い有効性、確実性及び経済的な圧着接続装置を提供
する点で工業上特に有用なものである。
より端子の圧着部は同一構造のものを使用して圧着され
る芯線の種類に関せず良好な電気接続を提供し電気接続
の高い有効性、確実性及び経済的な圧着接続装置を提供
する点で工業上特に有用なものである。
第1図は圧着端子の斜視図、第2図は芯線と圧着された
状態を示す圧着端子の斜視図、第3図及び第4図は第2
図のA−A断面図、第5図は公知の歯型を示す斜視図、
第6図は本考案のオス歯型を示す斜視図、第7図は第6
図の正面図、第8図は第6図の右側面図、第9図は本考
案の芯線と圧着された状態を示す圧着部の斜視図、第1
0図は第9図のE−E断面図、第11図は第9図のF−
F断面図、第12図は第9図のG−G断面図で゛ある。 1・・・・・・圧着端子、2・・・・・・芯線圧着部、
3・・・・・・端子圧着部、4・・・・・・芯線、5・
・・・・・電線、6・・・・・・公知のメス歯型、7・
・・・・・公知のオス歯型、8・・・・・・本考案のオ
ス歯型、9・・・・・・平坦部、10・・・・・・隆起
段部、11・・・・・・溝、12・・・・・・面取り、
13・・・・・・空隙。
状態を示す圧着端子の斜視図、第3図及び第4図は第2
図のA−A断面図、第5図は公知の歯型を示す斜視図、
第6図は本考案のオス歯型を示す斜視図、第7図は第6
図の正面図、第8図は第6図の右側面図、第9図は本考
案の芯線と圧着された状態を示す圧着部の斜視図、第1
0図は第9図のE−E断面図、第11図は第9図のF−
F断面図、第12図は第9図のG−G断面図で゛ある。 1・・・・・・圧着端子、2・・・・・・芯線圧着部、
3・・・・・・端子圧着部、4・・・・・・芯線、5・
・・・・・電線、6・・・・・・公知のメス歯型、7・
・・・・・公知のオス歯型、8・・・・・・本考案のオ
ス歯型、9・・・・・・平坦部、10・・・・・・隆起
段部、11・・・・・・溝、12・・・・・・面取り、
13・・・・・・空隙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 導電線の芯線、特に単線、コート処理済撚線又は同様物
と端子との圧着接続用具として使用するメス歯型とオス
歯型とより構成される歯型において、 該歯型8の半分を平坦面9、他の半分に一対の隆起段部
10を左右に対称的に設けて該段部間にその軸方向に延
び上記平坦面9に連らなる溝11を設けると共に該溝の
両内壁対向面上方に面取12を施しであることを特徴と
する上記圧着接続用歯型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10474179U JPS5855595Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 圧着接続用オス歯型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10474179U JPS5855595Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 圧着接続用オス歯型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5622785U JPS5622785U (ja) | 1981-02-28 |
JPS5855595Y2 true JPS5855595Y2 (ja) | 1983-12-20 |
Family
ID=29337418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10474179U Expired JPS5855595Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 圧着接続用オス歯型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855595Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-31 JP JP10474179U patent/JPS5855595Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5622785U (ja) | 1981-02-28 |
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