JPH0451425Y2 - - Google Patents

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JPH0451425Y2
JPH0451425Y2 JP1988125649U JP12564988U JPH0451425Y2 JP H0451425 Y2 JPH0451425 Y2 JP H0451425Y2 JP 1988125649 U JP1988125649 U JP 1988125649U JP 12564988 U JP12564988 U JP 12564988U JP H0451425 Y2 JPH0451425 Y2 JP H0451425Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は圧接端子に係り、特に同一の端子で径
の異なる電線を確実に接続できるようにした圧接
端子に関する。
〔従来の技術〕
従来より、ワイヤーハーネス中の電線を相互に
接続して分岐回路を形成するための接続器として
ジヤンクシヨンボツクスが知られている。このジ
ヤンクシヨンボツクスJは、第4図に示したよう
に、本体11とカバー12とからなるケース体
で、上記本体11には、一端部に雄型端子部を有
すると共に他端部に圧接部を有する複数の圧接端
子Tが設けられている。そして、ワイヤーハーネ
スから引き出した接続すべき電線Eを上記ジヤン
クシヨンボツクスJ内に引き込んで、電線Eを上
記圧接端子Tに圧入することにより電線Eと圧接
端子Tを導通状態とし、所定の分岐回路を形成す
るようにしている。
ところで、このようなジヤンクシヨンボツクス
Jに用いられる圧接端子Tとして、例えば特開昭
52−57988号公報に示されたようなものがある。
この圧接端子は、第5図に示したように、一端部
に単数の雄型端子部14を有すると共に、他端部
に複数の圧接部15,16を有する板状端子13
で、上記各圧接部15,16のそれぞれの圧接片
15a,15a間及び16a,16a間には、電
線を圧入するための巾の異なるU字状スロツト1
7,18が形成されている。そして、この板状端
子13の各圧接部15,16を折り重ねることに
より、第6図に示したような圧接端子Tを構成す
るようになつている。
そして、このように圧接部に複数の異なる巾の
スロツト17,18を整列させることにより、同
一の圧接端子Tで径の異なる電線を接続すること
ができるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した圧接端子Tは、第5図
に示したように、小さい巾のスロツト17を有す
る圧接部15の巾と、大きい巾のスロツト18を
有する圧接部16の巾とが、共にWと同一に形成
されているため、小さい巾のスロツト17を有す
る圧接部15の圧接片15aの巾lが相対的に大
きくなつていた。
このため、第7図に示したように、小さい巾の
スロツト17に対応する小径の電線E1を端子T
内に圧入した時は、電線E1の被覆がスロツト1
7で切断されて圧接部15と導通状態となるが、
小さい巾のスロツト17と対応しない撚線からな
る大径の電線E2を端子T内に圧入した時は、ス
ロツト17を形成する圧接片15aの巾lが大き
いためにスロツト17が電線E2により拡開変形
せず、電線E2の芯線である、複数本の素線から
なる撚線の側部に位置する素線の一部がスロツト
17で切断されてしまう恐れが有り、電線に定格
の電流が流せなくなつたり、電線と圧接端子との
間に導通不良が発生する危険があつた。
そこで本考案は、上記従来技術が有する問題点
を解消し、同一の端子で径の異なる電線を確実に
接続できるようにした圧接端子を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、一対の
圧接片で形成した異なる巾のスロツトを有する複
数の圧接部を形成し、この圧接部を折り重ねて上
記スロツトをその巾の順に整列してなる圧接端子
において、上記複数の圧接部のうち、より小さな
巾のスロツトを形成する上記一対の圧接片の各巾
を、他の圧接部の圧接片の巾より小さく形成した
ものである。
〔作用〕
スロツトを有する圧接部を折り重ねるが故に、
その巾の順に整列するスロツトの中心寸法誤差を
少なくすることができ、また、複数の圧接部のう
ち、より小さな巾のスロツトを形成する一対の圧
接片の各巾を、他の圧接部の圧接片の巾より小さ
く形成したから、小さな巾のスロツトと対応する
小径の電線を端子内に圧入した時は、上記スロツ
トにより電線の被覆が切断されて電線と圧接部と
の間に導通状態が発生する。また、小さな巾のス
ロツトと対応しない大径の電線を端子内に圧入し
た時は、この小さな巾のスロツトを形成する圧接
片の巾が上記大径の電線に対応するより大きな巾
のスロツトを形成する圧接片の巾より小さく形成
されているので、上記圧入される大径の電線によ
り上記小さな巾のスロツトを形成する圧接片が変
形してスロツトが拡開する。そして、上記小さな
巾のスロツトで圧入される大径の電線を構成する
素線の一部が切断されるようなことがなく、大径
の電線はその電線径に対応する他の圧接部のスロ
ツトによりその被覆が切断され、電線と圧接部と
の間に導通状態が発生する。
〔実施例〕
以下、本考案に係る圧接端子の一実施例を図面
を参照して説明する。
第1図において符号1は本考案の圧接端子を展
開した状態の板状端子を示し、この板状端子1の
一端部には単数の雄型端子部2が形成され、他端
部には複数の圧接部3,4,5が形成されてい
る。上記各圧接部3,4,5の各巾W3,W4
W5はそれぞれ異なつており、W3<W4<W5とな
るように形成されている。上記各圧接部3,4,
5には、それぞれ、一対の圧接片3a,3a間、
4a,4a間、5a,5a間に、電線を圧入する
U字状のスロツト6,7,8がそれぞれ形成され
ており、この各スロツトの巾W6,W7,W8はW6
<W7<W8となるように形成されている。
従つて、上記各圧接部3,4,5の各圧接片3
a,4a,5aの各巾l3,l4,l5はl3<l4<l5とな
り、圧接部自体の巾が小さくなるにつれて圧接片
の巾も小さくなるように形成されている。
そして、この様に形成された板状端子1の各圧
接部3,4,5を互い違いに折り重ねることによ
り、第2図に示したように、スロツト中心の寸法
誤差を少なくしてスロツト8,7,6がその巾の
順に整列すると共に、折り重ねられた圧接部5,
4,3及び各圧接片5a,4a,3aの巾がスロ
ツト8,7,6の巾に応じて徐々に小さくなる圧
接端子Tが得られる。
しかして、第3図に示したように、小さな巾の
スロツト6に対応する小径の電線E1を上記圧接
端子Tに圧入すると、電線E1は、その被覆を小
さな巾のスロツト6で切断され、このスロツト6
を有する圧接部3と導通状態になる。
また、小さな巾のスロツト6に対応しない大径
の電線E2を上記圧接端子Tに圧入すると、電線
E2は、上記スロツト6を有する小さな巾の圧接
部3の圧接片3a,3aを押し拡げながら整列し
たスロツト6,7,8内に入り込み、その被覆を
その電線径と対応するスロツト7で切断され、圧
接部4と導通状態になる。そして、一番小さい巾
の圧接部3の圧接片3a,3aの拡開変形により
スロツト6の刃が外側に移動するので、このスロ
ツト6で電線E2の芯線が切断される恐れはない。
同様に、さらに大径の電線を上記圧接端子Tに
圧入すると、電線は、各圧接部3,4の各圧接片
3a,3a,4a,4aを押し拡げながら整列し
たスロツト6,7,8内に入り込み、その電線径
に対応する一番大きな巾のスロツト8でその被覆
を切断されて一番大きな巾の圧接部5と導通状態
になる。そして、この時も各圧接片3a,4aが
拡開変形し、各スロツト6,7の刃が外側に移動
するので、電線の芯線が各スロツト6,7で切断
される恐れはない。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案は、ス
ロツトを有する複数の圧接部を折り重ねてスロツ
トをその巾の順に整列してなる圧接端子におい
て、複数の圧接部のうち、より小さな巾のスロツ
トを形成する一対の圧接片の各巾を、他の圧接部
の圧接片の巾より小さく形成したので、スロツト
を有する圧接部を折り重ねるが故に、その巾の順
に整列するスロツトの中心寸法誤差を少なくする
ことができ、また、端子内に圧入する電線は、小
さな巾のスロツトを拡開変形しながらその電線径
に対応するスロツトでその被覆が切断されるよう
になり、同一の圧接端子で径の異なる電線を確実
に接続することができ、圧接時の電線の芯線切れ
を防いで信頼性の高い圧接を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る圧接端子の展開状態を示
す図、第2図は上記圧接端子の組立状態を示す斜
視図、第3図は上記圧接端子に異なる径の電線が
圧入した時の状態を示す図、第4図は圧接端子を
使用するものの一例としてのジヤンクシヨンボツ
クスを示す斜視図、第5図は従来の圧接端子の展
開状態を示す図、第6図は上記従来の圧接端子の
組立状態を示す斜視図、第7図は上記従来の圧接
端子に異なる径の電線が圧入した時の状態を示す
図である。 T……圧接端子、E……電線、W……圧接部の
巾、l……圧接片の巾、3,4,5……圧接部、
3a,4a,5a……圧接片、6,7,8……ス
ロツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対の圧接片で形成した異なる巾のスロツトを
    有する複数の圧接部を形成し、この圧接部を折り
    重ねて上記スロツトをその巾の順に整列してなる
    圧接端子において、 上記複数の圧接部のうち、より小さな巾のスロ
    ツトを形成する上記一対の圧接片の各巾を、他の
    圧接部の圧接片の巾より小さく形成したことを特
    徴とする圧接端子。
JP1988125649U 1988-09-28 1988-09-28 Expired JPH0451425Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988125649U JPH0451425Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988125649U JPH0451425Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0247770U JPH0247770U (ja) 1990-04-03
JPH0451425Y2 true JPH0451425Y2 (ja) 1992-12-03

Family

ID=31376439

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JP1988125649U Expired JPH0451425Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28

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JP (1) JPH0451425Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62154586A (ja) * 1985-12-23 1987-07-09 モレツクス インコ−ポレ−テツド 電気端子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62154586A (ja) * 1985-12-23 1987-07-09 モレツクス インコ−ポレ−テツド 電気端子

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JPH0247770U (ja) 1990-04-03

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