JPS5919347Y2 - 電気接続子 - Google Patents
電気接続子Info
- Publication number
- JPS5919347Y2 JPS5919347Y2 JP13320479U JP13320479U JPS5919347Y2 JP S5919347 Y2 JPS5919347 Y2 JP S5919347Y2 JP 13320479 U JP13320479 U JP 13320479U JP 13320479 U JP13320479 U JP 13320479U JP S5919347 Y2 JPS5919347 Y2 JP S5919347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crimping
- wire conductor
- electrical connector
- conductor
- strand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コネクタハウジングに収容される電気接続子
の電線導体圧着挟持部における導体加締めの改良に関す
るものである。
の電線導体圧着挟持部における導体加締めの改良に関す
るものである。
この種従来の電気接続子、例えば第1図に示すような雌
コネクタ1(接触部2、電線導体圧着挟持部3及び電線
被覆圧着挟持部4を有する)において、電線導体圧着挾
持部3を形成する加締め片5゜5により多数の素線6よ
りなる撚線導体7を加締め機によって単に圧着加締める
と、第2図に示す状態が一応良好な加締め態様といえる
が、(1)素線6が加締め片5,5間よりはみ出す、(
2)素線6を加締め片5.5の先端がかき分けながら圧
着する、(3)均等に各素線6を圧着加締めることが困
難、(4)素線6の位置により加締め性能がばらつく、
といつた種々不都合な問題の発生することが多かった。
コネクタ1(接触部2、電線導体圧着挟持部3及び電線
被覆圧着挟持部4を有する)において、電線導体圧着挾
持部3を形成する加締め片5゜5により多数の素線6よ
りなる撚線導体7を加締め機によって単に圧着加締める
と、第2図に示す状態が一応良好な加締め態様といえる
が、(1)素線6が加締め片5,5間よりはみ出す、(
2)素線6を加締め片5.5の先端がかき分けながら圧
着する、(3)均等に各素線6を圧着加締めることが困
難、(4)素線6の位置により加締め性能がばらつく、
といつた種々不都合な問題の発生することが多かった。
いま、上記の問題点についてさらに詳述すると、撚線導
体圧着加締め工程を段階的に示した第3図A乃至Fにお
いて、コネクタ1を加締め機の固定台P上に載置し、そ
の加締め片5,5間に撚線導体7を載置した状態で(同
図A)、加締め機の移動型台Qを油圧等により下降せし
めて加締め片5,5を同図B−Fの段階をもって順次撚
線導体7を圧着加締めてゆくが、この際、段階りにおい
ては加締め片5,5の先端対向間隙を零にする(密接す
る)ことができない(対向間隙Gの存在が不可欠)こと
から、その後の段階Eで上記(1)のような撚線導体7
の素線6の一部がはみ出すという現象が起り、最終段階
Fではみ出した素線6が加締め片5,5間の上部に露出
するという事態が発生する。
体圧着加締め工程を段階的に示した第3図A乃至Fにお
いて、コネクタ1を加締め機の固定台P上に載置し、そ
の加締め片5,5間に撚線導体7を載置した状態で(同
図A)、加締め機の移動型台Qを油圧等により下降せし
めて加締め片5,5を同図B−Fの段階をもって順次撚
線導体7を圧着加締めてゆくが、この際、段階りにおい
ては加締め片5,5の先端対向間隙を零にする(密接す
る)ことができない(対向間隙Gの存在が不可欠)こと
から、その後の段階Eで上記(1)のような撚線導体7
の素線6の一部がはみ出すという現象が起り、最終段階
Fではみ出した素線6が加締め片5,5間の上部に露出
するという事態が発生する。
また上記段階E−Fでみられるように、加締め片5,5
の先端が撚線導体7の各素線6をかき分けるようにして
圧着加締める状態となり、上記(2)のかき分は圧着の
現象が起って素線6に傷をつけたり、加締め片5,5の
先端に当った素線6がねじれるという欠陥を生ずる。
の先端が撚線導体7の各素線6をかき分けるようにして
圧着加締める状態となり、上記(2)のかき分は圧着の
現象が起って素線6に傷をつけたり、加締め片5,5の
先端に当った素線6がねじれるという欠陥を生ずる。
さらに上記段階A−Dにおいて撚線導体7の各素線6と
加締め片5,5との接触部が動くので、素線6の位置が
安定せず加締め片5,5の何れか一方に片寄った状態で
加締められることがあり、その結果局部的に圧着加締め
の強められる部分ができ、上記(3)、(4)の均等な
圧着加締めが困難という現象が起るものである。
加締め片5,5との接触部が動くので、素線6の位置が
安定せず加締め片5,5の何れか一方に片寄った状態で
加締められることがあり、その結果局部的に圧着加締め
の強められる部分ができ、上記(3)、(4)の均等な
圧着加締めが困難という現象が起るものである。
また、上記の圧着加締め工程では、第2図のようにはみ
出し現象を伴うことなく加締められたとしても、同図の
aで示す範囲内の各素線6は強く圧着され、bで示す範
囲内の各素線6の圧着力は比較的弱いという上記(3)
の欠陥を伴うものである。
出し現象を伴うことなく加締められたとしても、同図の
aで示す範囲内の各素線6は強く圧着され、bで示す範
囲内の各素線6の圧着力は比較的弱いという上記(3)
の欠陥を伴うものである。
本考案は、上記した点に鑑み、均圧補助板を介在するこ
とにより上記(1)乃至(4)の従来の圧着加締め時に
生ずることのある欠陥を絶無にすることにある。
とにより上記(1)乃至(4)の従来の圧着加締め時に
生ずることのある欠陥を絶無にすることにある。
次に、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第4図は本考案の均圧補助板を介在して撚線導体を圧着
加締めた状態の第1図ニー■線断面図を示し、5,5は
導体圧着挟持部3の加締め片、8は該導体圧着挟持部3
の巾及び長さと略同−寸法の絶縁性均圧補助板を夫々示
す。
加締めた状態の第1図ニー■線断面図を示し、5,5は
導体圧着挟持部3の加締め片、8は該導体圧着挟持部3
の巾及び長さと略同−寸法の絶縁性均圧補助板を夫々示
す。
第5図A乃至Fは、上記均圧補助板8を介在して加締め
機により導体圧着挾持部3に撚線導体7を圧着加締める
工程の各段階を示すものであり(加締工程は第3図に示
す従来例と同一)、段階りにおいて加締め片5,5の先
端に間隙Gの存在が不可欠であっても、均圧補助板8が
撚線導体7の上に載置されているので、従来の同じ段階
りにおけるような素線6のはみ出しが該補助板8により
阻止される。
機により導体圧着挾持部3に撚線導体7を圧着加締める
工程の各段階を示すものであり(加締工程は第3図に示
す従来例と同一)、段階りにおいて加締め片5,5の先
端に間隙Gの存在が不可欠であっても、均圧補助板8が
撚線導体7の上に載置されているので、従来の同じ段階
りにおけるような素線6のはみ出しが該補助板8により
阻止される。
また段階Eにおいても、均圧補助板8の存在により、従
来の同じ段階Eにおけるような加締め片5.5の先端が
素線6をかき分は圧入するという現象もなく、従って素
線6を傷つけたり、素線6をねじったりすることがない
。
来の同じ段階Eにおけるような加締め片5.5の先端が
素線6をかき分は圧入するという現象もなく、従って素
線6を傷つけたり、素線6をねじったりすることがない
。
さらに段階C−Fに示されるように、撚線導体7の各素
線6に均圧補助板8の下面から均等な圧着力が付与され
るので、素線6の一部が加締め片5.5の何れか一方に
片寄ることもなく、従って局部的な圧着加締の強まる部
分の発生もない。
線6に均圧補助板8の下面から均等な圧着力が付与され
るので、素線6の一部が加締め片5.5の何れか一方に
片寄ることもなく、従って局部的な圧着加締の強まる部
分の発生もない。
上記実施例においては、均圧補助板として電線導体圧着
挟持部の巾及び長さと略同−寸法の絶縁性板を示したが
、これに限定されるものではなく、同寸法の金属板、或
いは第6図Aに示すように、電線導体圧着挟持部3の底
辺に切り起し片を設け、該切り起し片を加締め片5,5
間に挿入された撚線導体7を上方から包持するようにし
て、均圧補助板としてもよく、また同図Bに示すような
両端を折曲した形状のもの、或いは同図Cに示すように
上方にや・彎曲した形状のものを適用しても同様な効果
が得られることは明らかである。
挟持部の巾及び長さと略同−寸法の絶縁性板を示したが
、これに限定されるものではなく、同寸法の金属板、或
いは第6図Aに示すように、電線導体圧着挟持部3の底
辺に切り起し片を設け、該切り起し片を加締め片5,5
間に挿入された撚線導体7を上方から包持するようにし
て、均圧補助板としてもよく、また同図Bに示すような
両端を折曲した形状のもの、或いは同図Cに示すように
上方にや・彎曲した形状のものを適用しても同様な効果
が得られることは明らかである。
本考案は以上のように構成したので、撚線導体をコネク
タの導体圧着挟持部へ圧着加締めるに際し、撚線導体の
素線が加締め片間よりはみ出すことがなく、また加締め
片の先端が素線間へかき分けて圧入することがないので
、各素線に均等な圧着力が付与されると共に素線の損傷
、ねじれ及び局部的に圧着力が強まるという事態もなく
、理想的な圧着加締めの態様が得られ、従来の欠陥を全
て解消するものである。
タの導体圧着挟持部へ圧着加締めるに際し、撚線導体の
素線が加締め片間よりはみ出すことがなく、また加締め
片の先端が素線間へかき分けて圧入することがないので
、各素線に均等な圧着力が付与されると共に素線の損傷
、ねじれ及び局部的に圧着力が強まるという事態もなく
、理想的な圧着加締めの態様が得られ、従来の欠陥を全
て解消するものである。
第1図は公知の電気接続子の斜視図、第2図は従来の圧
着加締め工程を経た第1図のI−I線断面図、第3図は
同圧着加締め工程の各段階の説明図、第4図は本考案の
均圧補助板による圧着加締め工程を経た第1図のI−I
線断面図、第5図は同圧着加締め工程の各段階の説明図
、第6図a。 b、Cは本考案に係る均圧補助板の他の例を示す図であ
る。 1・・・・・・電気接続子、3・・・・・・電線導体圧
着挾持部、5・・・・・・加締め片、7・・・・・・撚
線導体、8・・・・・・均圧補助板。
着加締め工程を経た第1図のI−I線断面図、第3図は
同圧着加締め工程の各段階の説明図、第4図は本考案の
均圧補助板による圧着加締め工程を経た第1図のI−I
線断面図、第5図は同圧着加締め工程の各段階の説明図
、第6図a。 b、Cは本考案に係る均圧補助板の他の例を示す図であ
る。 1・・・・・・電気接続子、3・・・・・・電線導体圧
着挾持部、5・・・・・・加締め片、7・・・・・・撚
線導体、8・・・・・・均圧補助板。
Claims (1)
- 電気接触部、電線導体圧着挟持部および電線被覆圧着挟
持部を有する電気接続子において、前記電線導体圧着挟
持部の底壁に載置された撚線導体を、該撚線導体の上面
を覆った均圧補助板を介して前記電線導体圧着挟持部の
底壁の両側辺より同方向に折曲成形された一対の加締め
片により圧着加締めてなる電気接続子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13320479U JPS5919347Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | 電気接続子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13320479U JPS5919347Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | 電気接続子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5651262U JPS5651262U (ja) | 1981-05-07 |
JPS5919347Y2 true JPS5919347Y2 (ja) | 1984-06-04 |
Family
ID=29364796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13320479U Expired JPS5919347Y2 (ja) | 1979-09-28 | 1979-09-28 | 電気接続子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919347Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-28 JP JP13320479U patent/JPS5919347Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5651262U (ja) | 1981-05-07 |
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