JPS61133276A - 支持体用塗料組成物 - Google Patents

支持体用塗料組成物

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JPS61133276A
JPS61133276A JP25412384A JP25412384A JPS61133276A JP S61133276 A JPS61133276 A JP S61133276A JP 25412384 A JP25412384 A JP 25412384A JP 25412384 A JP25412384 A JP 25412384A JP S61133276 A JPS61133276 A JP S61133276A
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JP
Japan
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support
coating
paint
silicate
coated
Prior art date
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Pending
Application number
JP25412384A
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English (en)
Inventor
Atsushi Hikita
疋田 淳
Masao Kiryu
桐生 政郎
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗装工程において塗装を目的とする被塗物以
外の物体(以下、支持体という)に付着した被塗物を塗
装するために供された塗料C以下、被塗物用塗料という
)を容易に除去することのできる、被塗物用塗料の付着
しにくい支持体用塗料組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
塗装工程において、被塗物は一般に治具やハンガーに吊
るして塗装されたり、自動車の車体の場合には台車に乗
せて塗装されるように、被塗物は何らかの支持体に支え
られて塗装される。この時、かかる治具、ハンガー、台
車等の支持体に不可避的に付着する塗料は、支持体をそ
のまま繰シ返し使用する間に蓄積する。
被塗物用塗料の塗膜が支持体に蓄積したままにしておく
と、静電塗装の場合には、通電性が悪くなって塗着効率
が低下し、また電荷反発力を生じて被塗物面の外観の仕
上りを損うものとなる口また、被塗物用塗料が焼付は型
の場合、蓄積した塗料が何回も焼付けられるために劣化
を起こし、この劣化した塗料が塗装工程において生じる
支持体の振動によって被塗物面上に落下して被塗物面り の外観の仕上りを著しく損うものとする。
従って、支持体に付着した被塗物用塗料の塗膜をいかに
効率良く除去するかは、実際の塗装ラインにおいて重要
な問題となっている。
従来、支持体に付着した被塗物用塗料の塗膜を除去する
方法として塗膜に衝撃力を加えたシ、塗膜を熱砂につけ
て炭化させたシ、焼付炉で焼却したり、塗膜をアルカリ
液等に浸漬するなどの方法が一般にとられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
塗膜に衝撃力を加える方法は、塗膜を除去するために大
きな衝撃力を何度も加える必要があり、しかも完全に除
去することは極めて困難である。
しかも、かかる除去作業によって支持体自体が大小様々
の損傷を受けるために表面の平滑性が失われ、以後、蓄
積した塗膜を除去することがさらに困難となり、塗膜の
除去作業に長時間を要することとなる。
塗膜を熱砂につけて炭化させたり、焼却炉で焼却する方
法は、加熱により支持体が変形し、以後被塗物を取り付
ける際に取り付けにくくなる。
また、アルカリ液等に浸漬する方法は、塗膜を除去する
のに長時間を要し、また支持体に付着したアルカリ液等
を除去する必要がある。
これらの方法は、塗膜を完全に除去するには長時間を要
することや、最近の被塗物用塗料は新しい合成樹脂の開
発によって付着力、耐薬品性などにすぐれた塗膜が多く
なったことなどにより、塗膜の除去作業がさらに困難に
なってきている。
これらの問題点を解決する為に、特開昭57−1951
49号においてポリイミド系樹脂とフッ素樹脂とからな
る塗料組成物を予め支持体に塗装することにより、支持
体に付着した被塗物用塗料の塗膜を容易に除去すること
が開示されている。
塗装ラインでは通常150〜180℃で焼付けられるこ
とから、予め支持体にこれらの塗料組成物を塗装する場
合には塗装ラインが稼動していない時間を利用して温度
を200〜400℃に上げて焼付ける必要があり、作業
効率の悪さ、コストの増大等の問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、これらの問題点を解決するために種々検
討した結果、支持体く対する付着力にはすぐれるが、被
塗物用塗料との付着力が弱く、かつ150〜180℃で
焼付けることのできる塗料を予め支持体に塗装しておく
ことにより、その塗膜上に塗装される被塗物用塗料の塗
膜をきわめて 。
容易に除去することができることを見い出し、本発明を
完成したものである。
すなわち、本発明は、ポリイミド系樹脂1oO重量部と
炭素数8以下のアルキル基をもつアルキルシリケート5
〜100重量部とからなる支持体用塗料組成物である。
本発明においてポリイミド系樹脂とアルキルシリケート
とからなる組成物の作用としては、ポリイミド系樹脂の
優れた耐熱性、支持体に対する優れた付着力、およびア
ルキルシリケートが容易に加熱反応により、塗膜表面に
被塗物用塗料の塗膜との付着力の弱いシリケート縮金物
を生成することである。
本発明に用いられるポリイミド系樹脂としては、例えば
ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂などがあげられ
る。これらのポリイミド系樹脂は、従来公知の方法、例
えばトリメリット酸無水物、ピロメリット酸無水物、ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸無水物、無水マレイン酸
などの酸無水物とンアミノジフェニルメタン、ジアミノ
ジフェニルスルホン、ジアミノジフェニルエーテル、オ
クタメチレンジアミン、2,1.1−ドデカンジアミン
などのポリアミンとをジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、ピリジンなどの極性溶媒中で反応させる
ことにより得られる。
本発明において用いられるアルキルシリケートとしては
、例えばメチルシリケート、エチルシリケート、n−グ
ロビルシリケート、n−ブチルシリケート、n−オクチ
ルシリケート、2−エチルへキシルシリケートなど炭素
数8以下のアルコールのケイ酸エステルやこれらの縮合
体などがあげられる。炭素数9以上のアルコールのケイ
酸エステルは被塗物用塗料が付着するために使用できな
い0 ポリイミド系樹脂100重量部に対して炭素数8以下の
アルキル基をもつアルキルシリケートが5重量部未満の
場合は、支持体用塗料組成物の塗膜と被塗物用塗料の塗
膜との付着力が強くなり、100重量部を超える場合は
、狛支持体用塗料組成物の塗膜と支持体との付着力が弱
くなる。
本発明の支持体用塗料組成物を製造するには、一般的に
はポリイミド系樹脂をジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、ジエチルアセトアミド、N−メチル−2
−ピロリトノ、ジメチルスルホキ7ド、ベンゾニトリル
、l、4−ジオキサンなどの極性溶剤に溶解したのち、
アルキル/リケードを加える。ついでディシルバー、ボ
ールミル、アトライター、グラインドミル、ニーダ−な
どを用いて分散することによって容易に得ることができ
る。
なお、本発明の支持体用塗料組成物には必要に応じて、
二酸化チタン、カーボンブラック、酸化鉄、黄鉛などの
無機顔料;7アニングリーン、ンアニンブルーなどの有
機顔料;硫酸バリウム、タコーン樹脂、ビニル樹脂など
の改質剤;顔料分散剤、レベリング剤、沈降防止剤など
の添加剤を加えることができる。
以上のようにして得られた支持体用塗料組成物は浸し塗
り、はけ塗装、吹き付は塗装などの通常の方法で塗装す
ることが可能であり、かつ実際の塗装ラインで使用する
150−180℃で焼付けることかできる。
又被塗物用塗料としては、溶剤型塗料、水、性塗料、電
着塗料、粉体塗料等の自然乾燥型塗料や焼付は型塗料に
適用できる。
〔発明の効果〕
本発明の支持体用塗料組成物を支持体に塗装すると、そ
の表面は被塗物用塗料の塗膜との付着力か弱いため支持
体用塗料組成物を塗装しない支持体と比較して、小さい
衝撃力により支持体から被乞 塗物用塗料の塗膜上容易に、しかも完全に除去すること
か可能となる。
さらにかかる除去作業によって支持体自体はほとんど損
傷を受けず、また支持体との付着力に優れているため一
度本発明の支持体用塗料組成物を支持体に塗装しておけ
ば、被塗物用塗料の塗膜を      (除去した後に
再度本発明の支持体用塗料組成物を塗装する必要もない
また、耐熱性に非常に優れた塗膜であるため塗装ライン
で何回焼付けられても劣化を起こすことがない。
かかる効果を見れば明らかな如く、本発明の支持体用塗
料組成物を支持体に塗装することにより、塗装工程全体
の効率を著しく高めることができると共圧、被塗物面の
外観の仕上りも著しく高めることができる。
〔実施例〕
以下、実施例、比較例、参考例をあげて本発明をさらに
詳細に説明する。的中の部は重量部である。
実施列1〜7、比較例1〜5および参考例は12時間、
ディシルバーを用いた場合は4時間それぞれ分散させて
支持体用塗料組成物を得た。
得られた        ゛       支持体用塗
料組成物をダル鋼板に吹き付は塗りをしたのち、@2表
に示した条件で焼付けて、それぞれ20μmの硬化塗膜
を得た。便化塗膜の付着力、耐熱性等の試験結果を第2
表に示す。
次に、これらの硬化塗膜上く各種被塗物用塗料を吹き付
は塗り又は浸し塗りした。各種被塗物用塗料の塗装方法
、硬化条件、硬化塗膜厚、最初に塗装した支持体用塗料
組成物のm漢と被塗物用塗料の塗膜との付着力等の試験
結果を第3表に示す。
又、各種被塗物用塗料の未処理ダル鋼板に対する塗装方
法、硬化条件、硬化塗膜厚、付着力等の試験結果を@4
表に示す。
註〕1)東し■製ポリイミド樹脂溶液、トンユース20
00.固形分23.0% 2) ロース・ズーラン社製ポリアミドイミド樹脂溶液
、ローデフタール200、 固形分30.0チ 3)宇部興産■展ポリイミド樹脂溶液、UワニスC1固
形分20.0チ 4) 日立化成工業■製ポリアミドイミド樹脂溶液、H
i−400−30,固形分30.0%5)ペンタオルト
ケミカル社製フッ化ビニリゾ/樹脂、カイナー≠500
、固形分19.2 係 6)インペリアル・ケミカル・インダストリーズ社製四
7ツ化エチレン樹脂、フ ルーロンL169、固形分17.0憾 7)コルコート■製エチルシリケート縮金物、エチルシ
リケート40 8)オルトインアミルシリケート 9)オルト2−エチルへキンルシリケート10)  オ
ルトn−ノニルシリケート11)東洋アルミニウム■製
アルペースト109M 12)固形分比 第4表 〔注〕1)  日本油脂■製ペルコートA11002)
 日本油脂@袈メラミ&1 3) 日本油脂■製コナツクム15004) 日本油脂
■製ハイウレタンA30005) 日本油脂■製アクブ
屋9500 6) 未処理ダル鋼板に対する付着力。ごばん目試験に
よる。
以上の結果から明らかなように、実施例1〜7の本発明
の支持体用塗料組成物は150〜180℃の焼付は条件
でダル鋼板(支持体の素材)に対する付着力及び耐熱性
が優れており、被塗物用塗料の塗膜との付着力が非常に
弱いことから、支持体用塗料として要求される性能を十
分に満足している。
一方、従来のポリイミド系樹脂とフン素樹脂とからなる
塗料組成物は、比較例1,2及び参考例から明らかなよ
うに、300℃で20分と高温度で焼付けた場合は実施
例と同じ効果が得られるが、150〜180℃の焼付は
条件で焼付けた場合は、ダル鋼板に対する付着力が弱く
、被塗物用塗料の塗膜との付着力が良くなることから、
150〜180℃の焼付は条件で焼付けた場合は支持体
用塗料として要求される性能を十分に満足していない。
又、比較例3あるいは比較例4から明らかなように、炭
素数9のアルギルシリケートあるいはポリイミド°系樹
脂1(10重量部に対して炭素数5のアルキルシリケー
ト4,0部使用すると、被塗物用塗料の塗膜との付着力
が強くなり、被塗物用塗料の塗膜を除去することが困難
となる。
比較例5から明らかなように、ポリイミド系樹脂100
重量部に対して炭素数5のアルキルシリケート116.
4部使用すると、ダル鋼板に対する付着力が非常に弱く
、被塗物用塗料を塗装すると素地よりはくりを起し、実
用には適さない。
第4表から明らかなように、各種被塗物用塗料を未処理
ダル鋼板に塗装すると、付着力が非常に強く、未処理ダ
ル鋼板から被塗物用塗料を除去することは困難である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ポリイミド系樹脂100重量部と炭素数8以下のア
    ルキル基をもつアルキルシリケート5〜100重量部と
    からなる支持体用塗料組成物。
JP25412384A 1984-12-03 1984-12-03 支持体用塗料組成物 Pending JPS61133276A (ja)

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JP25412384A JPS61133276A (ja) 1984-12-03 1984-12-03 支持体用塗料組成物

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JP25412384A JPS61133276A (ja) 1984-12-03 1984-12-03 支持体用塗料組成物

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JPS61133276A true JPS61133276A (ja) 1986-06-20

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ID=17260543

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JP25412384A Pending JPS61133276A (ja) 1984-12-03 1984-12-03 支持体用塗料組成物

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JP (1) JPS61133276A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10183079A (ja) * 1996-12-26 1998-07-07 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子部品用接着テープ
JPH10212460A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子部品用接着テープ
JPH1135902A (ja) * 1997-07-23 1999-02-09 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子部品用接着テープ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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