JPS61129940A - 伝送速度変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は伝送速度変換装置に係り、特に相異なる通信速
度を有した伝送制御装置を同一伝送路に接続して通信を
行えるようにするための伝送速度変換装置に関する。

〔発明の背景〕

近年、計算機や各種端末を回線で結んでこれらを有効に
利用するネットワークが開発されている。

これら端末は通常、伝送制御装置を介して回線に接続さ
れるが、特に増設等の場合にはその通信速度が他の端末
の伝送制御装置と異なるものがあり。

ネットワークの構成に柔軟性を持たせるにはこのような
伝送制御装置も接続できる必要がある。また伝送速度の
異るループ回線を統合して１つのシステムとする等の要
求もある。この異種速度の装置を接続する方法として、
例えば特開昭５９−７０３４１号に示された方法が公知
である。この方法は１通信回線への入力信号や通信回線
からの出力信号をその回線の最高速度のクロックでサン
プリングした時、何ビット同一極性の信号が続くかをし
らべることによって所要のクロック速度を自動的に検出
してその速度で伝送を行うものである。しかしこの方法
では回線上のクロック速度が一定でないため、光ループ
伝送路のような、固有の通信速度をもったベースバンド
方式のループ伝送路には使えないという欠点があった。

また通信速度を変換して伝送制御装置を結合する手段と
してゲートウェイ方式があるが、これは−たんデータを
取り込みプロコトル等の変換を行うため、処理時間がか
かりすぎるという問題がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、固定したクロック速度の伝送路であっ
ても、相異る通信速度を有した伝送制御装置を接続可能
とする伝送速度変換装置を提供することにある。

〔発明の概要〕 本発明の装置は、伝送路上では常に最高のクロック周波
数で信号が転送されるものとした時、伝送路から低いク
ロック周波数の伝送制御装置へ信号を取込む場合には伝
送路上の信号からクロックを抽出しそれに同期して該当
伝送制御装置用のクロックを生成してそれと゛復調した
データとを該当伝送制御装置へ送出し、またその伝送制
御装置から信号を送出する場合にはその伝送制御装置か
らのクロックに同期して伝送路上の周波数のクロックを
生成し、更にこのクロックで出力信号を変調して伝送路
へ送出するようにしたことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、光ループ伝送システムに着目し１図面を参照して
本発明の詳細な説明する。第５図は本発明が適用される
光ループ伝送システムの例を示すものであり、光ファイ
バ製の通信路１を制御しそのクロックも発生する監視制
御装置２　（Ｃ８Ｔ）と、監視制御装置２のクロック周
波数で動作する伝送制御装置３　（ＳＴＩ、５Ｔ３）と
、監視制御装置２のクロック周波数の１７３で動作する
伝送制御袋Ｗ４　（Ｓｒ１，５Ｔ４）と、これを通信路
１と接続するための伝送速度変換装置５　（ＲＰ　Ｔ）
により構成される。なお伝送制御装置３には監視制御装
置のクロック周波数で動作する端末あるいは計算機６が
、伝送制御装置４には監視制御装置のクロック周波数の
１／３で動作する端末あるいは計算機７が接続されてい
る。

第１図は本発明になる伝送速度変換装置ｉｔ５の実施例
を示すブロック図で、監視制御装置２のクロック周波数
ｆ、ｌ（ここでは３２．０６４Ｍ　Ｈｚ　）　　：簡単
の為に３２Ｍ（１：ＬＫと呼ぶ）を有した入力信号は、
まず光電変換器１０により光信号から電気信号１０ａ、
１０ｂに変換される。この信号は第２図のＤＭＩで示さ
れている。信号１０ａはクロック抽出回路１１に入力さ
れ、ここで３２Ｍのクロックパルス信号１１ａが抽出さ
れ、これが３２ＭＨｚの選択回路１２に入力されて同回
路１２が同調すると速度変換装置５は信号受信状態とな
る。この同調後の信号１２ａはクロック再生回路１３に
入力され、３２　Ｍ　Ｈｚで５０％デユーティのグロッ
ク１３　ａ　、　１３　ｂ　、　１３　ｃ　、　１３　
ｄ　、　１３　ａ−が生成される。これらのクロックは
第２図に３２ＭＣＬＫとして示されている。一方、光電
変換器１０よりの電気信号１０ｂは、３２　Ｍ　Ｈｚの
データ復調回路１４へ入力され、ここでクロック１３ｂ
を用いて復調され、第２図の３２ＭＤＡＴＡと示したよ
うなデータ１４ａ及び１４ｂとなる。データ１４ａとク
ロック１３ａを入力としてアイドル状態検出回路１５は
アイドリング信号を監視し、またクロック１３ｃとデー
タ信号１４ｂを入力としてフラグパターン検出回路１６
はフレーム同期のためのフラグパターンを監視する。フ
レーム同期回路１７は、アイドル状態検出回路１５の出
力信号１５ａと、フラグパターン検出回路１６の出力信
号１６ａにより、データ列の同期制御信号１７ａを生成
する。以上のようにしてクロック信号と同期制御信号が
得られると、クロック速度変換回路１８はｆＩＩ＝３２
．０６４ＭＨｚのクロック１３ｄをｆ　、、　＝　１０
．６８８Ｍ　Ｈｚのクロック１８ａ　（ちょうどｆｌ、
Ｉの１／３）に変換する（Ｗｉ単のためにＩＯＭクロッ
クと呼び第２図１０ＭＣＬＫに示す）。出力回路上９は
、フラグパターン検出回路を通過して来たデータ１６ｂ
と、ＩＯＭのクロック１８ａと同期制御信号１７ａを入
力とし、通信路１上のクロックに同期したＩＯＭのクロ
ック２０と、このクロックでデータ１６ｂをサンプリン
グして得たデータ２１（第２図に１０ＭＤＡＴＡとして
示す）を出力する。このようにして、ｆ　ｓｒ　”　１
０　Ｍ　Ｈｚのクロックのクロックを有した伝送制御装
置４へｆ。

＝３０ＭＨｚの通信路からデータを伝送できる。

この逆の経路は次のように構成されている。マルチプレ
クサ２２へはフラグパターン検出回路１６からのデータ
１６　ｃ　　（３２ＭＨｚ）と同じ３２ＭＨｚのクロッ
ク１３θが入力されており。

伝送制御装置４からの選択信号２６でこれらがマルチプ
レクサから出力されている時は、この伝送速度変換装置
５は入力された通信路の信号を中継した出力するモード
となっている。一方、伝送制御装置４からはｆ　ａ？牟
１０ＭＨｚのクロック２３とデータ２４が入力され、ク
ロック速度変換回路２５でクロックが３２ＭＨｚのクロ
ック２５ａに変換されてこれらもマルチプレクサ２２へ
入力されている。伝送制御装置４からの選択信号２６が
こちらの方を選択した時（伝送制御装置４が送信要求を
受理された時）は、クロック２２ａとデータ２２ｂは伝
送制御袋Ｗ４からのクロッグ２５ａとデータ２４ｂとな
り、これらがデータ変調回路２７へ入力されて３２ＭＨ
ｚのＩ）ＭＩ符号列２７ａとなり、これが電光変換器２
８を介して光信号に変換され通信路１へ送出される。

以上の実施例で特徴とするのはクロック速度変換回路１
８及び２５である。第３図はクロック速度変換回路１８
の１つの実施例を示したものである。３２ＭＨｚのクロ
ック１３ｄをフリップフロップ５１．５２のＴ入力に、
またクロック１３ｄを反転ゲート５４を介してフリップ
プロップ５３のＴ入力に入力する。これらのフリップフ
ロップをナントゲート５５．５６を使って図示の如く結
線すると、出力１８ａにはクロック１３ｄに対して周波
数が１／３でデユーティ５０％の方形波クロックが出力
される。なおリセット信号５８は、本回路のイニシャル
リセット等に使用するものである。

第４図はクロック速度変換回路２５の１つの実施例を示
したものである。３２　Ｍ　Ｈｚのクロック２３を遅延
回路６０とナントゲート６１により微分して細幅パルス
とし、トランジスタ６２へ入力する。この細幅パルスの
３次高調波成分はトランジスタ６２と、トランジスタ６
４の間に設けた３　２　Ｍ　Ｈｚの選択回路の同調によ
って抽出され。

交流結合コンデンサ６５．６６を介してコンパレータ６
７．６８へ入力され基準電圧と比較される。

このコンパレータ６７と６８の出力によりＳＲフリップ
プロップ６９が制御されて３２　Ｍ　Ｈｚで５０％デユ
ーティの方形波クロック２５ａが得られる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、光ループ伝送路の如き固有の通信速度
をもったペニスバンド方式のループ状伝送路に、異なる
通信速度をもった伝送制御装置を接続出来るので、既存
の端末及び計算機を通信速度の速いループネットワーク
に簡単に接続するとか、通信速度の異なる複数のループ
を統合して。

伝送路等の設備を最小限におさえ設備を有効活用すると
か、あるいは通信速度は遅いがホスト計算機に対して高
レスポンスを要求する様な機器を高速ループネットワー
クに接続する等といったニーズに容易に対応できるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示すブロック及
びその動作波形を示す図、第３図及び第４図は第１図の
実施例に用いるクロック速度変換回路の実施例を示す図
、第５図は光ループ伝送システムの例を示す図である。 １・・・通信路、４・・・伝送制御装置、５・・・伝送
速度変換装置、１３・・・クロック再生回路、１８．２
５・・・クロック速度変換回路、１９・・・出力回路、
２７・・・データ変調回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、通信路上のディジタル信号からその通信路クロック
   を抽出するクロック抽出手段と、伝送制御装置を作動さ
   せるための上記通信路クロックよりも低い周波数の動作
   クロックを上記通信クロックに同期して生成する第１の
   クロック速度変換手段と、通信路上のディジタル信号を
   復調して上記動作クロックでサンプリングしたデータを
   生成し上記動作クロックとともに伝送制御装置へ送出す
   る出力手段と、伝送制御装置からの動作クロックを該ク
   ロックに同期した上記通信路クロックに変換する第２の
   クロック速度変換手段と、該手段により生成されたクロ
   ックと伝送制御装置からのデータからの通信路上のディ
   ジタル信号を生成する変調手段とを備えたことを特徴と
   する伝送速度変換装置。 ２、ｎを自然数とした時、前記通信路クロックの周波数
   は前記動作クロックの周波数のｎ倍であることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の伝送速度変換装置。