JP2578758B2 - Tdma無線通信方式の出力信号同期装置 - Google Patents
Tdma無線通信方式の出力信号同期装置Info
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- JP2578758B2 JP2578758B2 JP60259974A JP25997485A JP2578758B2 JP 2578758 B2 JP2578758 B2 JP 2578758B2 JP 60259974 A JP60259974 A JP 60259974A JP 25997485 A JP25997485 A JP 25997485A JP 2578758 B2 JP2578758 B2 JP 2578758B2
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- signal
- transmission
- clock
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はTDMA無線通信方式における加入者側出力信号
タイミングの同期装置に関する。
タイミングの同期装置に関する。
[従来の技術] 一般に、TDMA無線通信方式では、加入者側は割り当て
られたタイムスロットを使用して通信を行うため、無線
回線終端装置から送信データ信号と回線断検出を兼ねた
送信出力制御信号とを受けている。従来の出力信号同期
方式は、これら各信号から各々クロックを抽出し、別々
に同期を取っていた。
られたタイムスロットを使用して通信を行うため、無線
回線終端装置から送信データ信号と回線断検出を兼ねた
送信出力制御信号とを受けている。従来の出力信号同期
方式は、これら各信号から各々クロックを抽出し、別々
に同期を取っていた。
[発明が解決しようとする問題点] 上述した従来の送信信号同期方式では、送信データ信
号と送信出力制御信号とを符号変換した後の信号と、各
信号から抽出されたクロックとの位相間の相互のバラツ
キが生じていた。そのため送信出力のタイミングがずれ
ないように、無線回線終端装置から無線送受信装置間で
接続される送信データ信号と送信出力制御信号との各同
軸ケーブルの長さを相当精度良くする必要があった。例
えば、16MHzのクロックを用いた場合、周期60nsとなる
が、1mのケーブルのずれは5nsに相当するので、5〜6m
のケーブル長のずれを生ずると、クロックの位相が反転
してしまうことになる。
号と送信出力制御信号とを符号変換した後の信号と、各
信号から抽出されたクロックとの位相間の相互のバラツ
キが生じていた。そのため送信出力のタイミングがずれ
ないように、無線回線終端装置から無線送受信装置間で
接続される送信データ信号と送信出力制御信号との各同
軸ケーブルの長さを相当精度良くする必要があった。例
えば、16MHzのクロックを用いた場合、周期60nsとなる
が、1mのケーブルのずれは5nsに相当するので、5〜6m
のケーブル長のずれを生ずると、クロックの位相が反転
してしまうことになる。
本発明の目的は、このような問題を解決し、クロック
の位相ずれに対する同期を取り、ケーブル長のずれが許
容されるTDMA通信の出力信号同期装置を提供することに
ある。
の位相ずれに対する同期を取り、ケーブル長のずれが許
容されるTDMA通信の出力信号同期装置を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の構成は、加入者側の無線回線終端装置から送
信データ信号と、前記送信データ信号の送信出力の送信
または停止を制御するタイミング情報を有する送信出力
制御信号とを受け、 前記各信号からそれぞれクロックを抽出して同期タイ
ミングをつくるTDMA無線通信方式の出力信号同期装置に
おいて、 前記送信データ信号から再生したNRZ信号を、前記送
信出力制御信号から抽出したクロックを用いてフリップ
フロップによりその信号変化のタイミングを合わせて同
期を取る信号再生回路を設けたことを特徴とする。
信データ信号と、前記送信データ信号の送信出力の送信
または停止を制御するタイミング情報を有する送信出力
制御信号とを受け、 前記各信号からそれぞれクロックを抽出して同期タイ
ミングをつくるTDMA無線通信方式の出力信号同期装置に
おいて、 前記送信データ信号から再生したNRZ信号を、前記送
信出力制御信号から抽出したクロックを用いてフリップ
フロップによりその信号変化のタイミングを合わせて同
期を取る信号再生回路を設けたことを特徴とする。
[実施例] 次に、本発明について図面を参照して説明する。第1
図は本発明の一実施例を示すブロック図である。また、
第2図は第1図の各部の波形のタイムチャートを示す図
である。
図は本発明の一実施例を示すブロック図である。また、
第2図は第1図の各部の波形のタイムチャートを示す図
である。
まず、第1図において本実施例は、送信データ信号10
と送信出力制御信号11との各符号変換を行う符号変換部
1と、信号再生部2と、再生信号を変調する変調部3
と、送信出力制御信号(スケルチ信号)により送信出力
のオン・オフを制御する出力制御部4とから構成され
る。
と送信出力制御信号11との各符号変換を行う符号変換部
1と、信号再生部2と、再生信号を変調する変調部3
と、送信出力制御信号(スケルチ信号)により送信出力
のオン・オフを制御する出力制御部4とから構成され
る。
ここで、送信出力制御信号11は、加入者側の無線回線
終端装置から出力された信号であり、出力制御部4を制
御して送信データ信号の送信出力を送信または停止のタ
イミングを決めるタイミング情報とクロック信号が含ま
れている。送信出力制御信号11が断となってクロックを
抽出できない場合には、送信出力をオフとするように制
御することにより、他の加入者のタイムスロットで送信
出力を送り出すようなことはなくなる。また、送信デー
タが断の場合には、該当する加入者のみの信号が通ら
ず、送信データ信号または送信出力制御信号のどちらか
が断となっても他の加入者の回線に被害を与えるような
ことはない。
終端装置から出力された信号であり、出力制御部4を制
御して送信データ信号の送信出力を送信または停止のタ
イミングを決めるタイミング情報とクロック信号が含ま
れている。送信出力制御信号11が断となってクロックを
抽出できない場合には、送信出力をオフとするように制
御することにより、他の加入者のタイムスロットで送信
出力を送り出すようなことはなくなる。また、送信デー
タが断の場合には、該当する加入者のみの信号が通ら
ず、送信データ信号または送信出力制御信号のどちらか
が断となっても他の加入者の回線に被害を与えるような
ことはない。
次に、第2図を用いながら本実施例の動作を説明す
る。
る。
符号変換部1には、第2図(a)の送信データ信号と
(b)の送信出力制御信号が入力されている。この図に
は一例としてCMI符号で記載してあるが、これに限定さ
れるものではない。送信データ信号10と送信出力制御信
号11とのタイミングは本来同期すべきであるが、加入者
側の無線回線終端装置と本装置との間のケーブル長の違
い等によって、時間Tdだけずれている。
(b)の送信出力制御信号が入力されている。この図に
は一例としてCMI符号で記載してあるが、これに限定さ
れるものではない。送信データ信号10と送信出力制御信
号11とのタイミングは本来同期すべきであるが、加入者
側の無線回線終端装置と本装置との間のケーブル長の違
い等によって、時間Tdだけずれている。
符号変換器1は、送信データ信号10と送信出力制御信
号11の各々を入力してNRZ信号に符号変換すると同時に
両信号からそれぞれ第2図の(c)、(e)に示すクロ
ックを抽出する。
号11の各々を入力してNRZ信号に符号変換すると同時に
両信号からそれぞれ第2図の(c)、(e)に示すクロ
ックを抽出する。
抽出されたクロックは信号再生部2のフリップフロッ
プ6、7のクロックとして入力し、符号変換されたデー
タ信号をデータ入力として取り込まれる。その結果、フ
リップロップ6、7の出力には、それぞれ第2図
(c),(e)に示される出力信号が得られる。これら
出力信号は、時間Tdのずれの分だけ位相が同期していな
い。
プ6、7のクロックとして入力し、符号変換されたデー
タ信号をデータ入力として取り込まれる。その結果、フ
リップロップ6、7の出力には、それぞれ第2図
(c),(e)に示される出力信号が得られる。これら
出力信号は、時間Tdのずれの分だけ位相が同期していな
い。
次に、第2図の(g)に示され様に送信出力制御信号
11から抽出したクロック(e)をインバータ9で反転し
たクロックをフリップフロップ8のクロック端子に入力
し、送信データ信号のフリップフロップ6の出力をフリ
ップフロップ8のデータ端子に入力する。同様に、フリ
ップフロップ13にはフリップフロップ7の出力とインバ
ータ9の出力を入力する。
11から抽出したクロック(e)をインバータ9で反転し
たクロックをフリップフロップ8のクロック端子に入力
し、送信データ信号のフリップフロップ6の出力をフリ
ップフロップ8のデータ端子に入力する。同様に、フリ
ップフロップ13にはフリップフロップ7の出力とインバ
ータ9の出力を入力する。
この結果、フリップフロップ8の出力には第2図
(h)に示されるように反転したクロックと同期した信
号が得られる。一方、フリップフロップ13の出力にも第
2図(i)に示されるように反転したクロックと同期し
た出力信号が得られる。この第2図(h)と(i)との
関係は、共に反転したクロックに同期した信号となる。
(h)に示されるように反転したクロックと同期した信
号が得られる。一方、フリップフロップ13の出力にも第
2図(i)に示されるように反転したクロックと同期し
た出力信号が得られる。この第2図(h)と(i)との
関係は、共に反転したクロックに同期した信号となる。
従って、信号再生部2により送信データ信号10と送信
出力制御信号11間の位相差のバラツキをクロック間の位
相差のバラツキのみとすることができる。この時、同期
をとるクロックの位相の最適点からのずれは、信号から
クロックを抽出する2つの回路のバラツキの差によるも
のとなる。
出力制御信号11間の位相差のバラツキをクロック間の位
相差のバラツキのみとすることができる。この時、同期
をとるクロックの位相の最適点からのずれは、信号から
クロックを抽出する2つの回路のバラツキの差によるも
のとなる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の送信信号同期方式によ
れば、送信データ信号と送信出力制御信号との位相のず
れは各信号から抽出されたクロックの位相の差によるも
のだけとなり、同期を別々に取る場合に比べて、それぞ
れの信号を伝送する同軸ケーブルの長さの違いが許容さ
れることになる。さらに、正確に同期のとれた出力を送
信できるので他の加入者に被害を与えることもなくな
る。
れば、送信データ信号と送信出力制御信号との位相のず
れは各信号から抽出されたクロックの位相の差によるも
のだけとなり、同期を別々に取る場合に比べて、それぞ
れの信号を伝送する同軸ケーブルの長さの違いが許容さ
れることになる。さらに、正確に同期のとれた出力を送
信できるので他の加入者に被害を与えることもなくな
る。
第1図は本発明の一実施例を示すクロック同期方式のブ
ロック図である。第2図は第1図の各部の波形を示すタ
イムチャートである。 1……符号変換器、2……信号再生部、3……変調部、
4……出力制御部、6,7,8……フリップフロップ、9…
…インバータ、10……送信データ信号、11……送信出力
制御信号、12……送信RF信号、13……フリップフロッ
プ。
ロック図である。第2図は第1図の各部の波形を示すタ
イムチャートである。 1……符号変換器、2……信号再生部、3……変調部、
4……出力制御部、6,7,8……フリップフロップ、9…
…インバータ、10……送信データ信号、11……送信出力
制御信号、12……送信RF信号、13……フリップフロッ
プ。
Claims (1)
- 【請求項1】加入者側の無線回線終端装置から送信デー
タ信号と、前記送信データ信号の送信出力の送信または
停止を制御するタイミング情報を有する送信出力制御信
号とを受け、 前記各信号からそれぞれクロックを抽出して同期タイミ
ングをつくるTDMA無線通信方式の出力信号同期装置にお
いて、 前記送信データ信号から再生したNRZ信号を、前記送信
出力制御信号から抽出したクロックを用いてフリップフ
ロップによりその信号変化のタイミングを合わせて同期
を取る信号再生回路を設けたことを特徴とするTDMA無線
通信方式の出力信号同期装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60259974A JP2578758B2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | Tdma無線通信方式の出力信号同期装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60259974A JP2578758B2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | Tdma無線通信方式の出力信号同期装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62118649A JPS62118649A (ja) | 1987-05-30 |
JP2578758B2 true JP2578758B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=17341512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60259974A Expired - Lifetime JP2578758B2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | Tdma無線通信方式の出力信号同期装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578758B2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP60259974A patent/JP2578758B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62118649A (ja) | 1987-05-30 |
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