JPS6112990Y2 - - Google Patents

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JPS6112990Y2
JPS6112990Y2 JP20397283U JP20397283U JPS6112990Y2 JP S6112990 Y2 JPS6112990 Y2 JP S6112990Y2 JP 20397283 U JP20397283 U JP 20397283U JP 20397283 U JP20397283 U JP 20397283U JP S6112990 Y2 JPS6112990 Y2 JP S6112990Y2
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JP
Japan
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floor
base
rod
telescopic rod
tip
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JP20397283U
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JPS60109614U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は立ち上がり訓練台等の床部の傾斜機構
に関するものである。
患者が立ち上がり訓練を行なう為の立ち上がり
訓練台は基体に突設した支柱に床部を回動自在に
固定し、かかる床部を伸縮杆によつて回動させて
傾斜させるものであるが、従来は例えば第4図に
示すように基体aに一端を回動自在に固定した伸
縮杆bの他端を、回動支点が固定の状態で床部c
に連結する構成であるため、かかる床部cを広範
囲の角度で傾斜させるためには、伸縮杆bのスト
ロークを長くしなければならず、このように伸縮
杆bのストロークを長くすると今度は床部の高さ
が高くなつてしまつて患者の乗り降りが不便とな
つてしまうという欠点がある。
本考案はかかる従来の欠点を解消し、短かいス
トロークの伸縮杆でも、広範囲の角度で床部を傾
斜させることが可能な昇降機構を提供することを
目的とするものである。以下本考案を実施例に基
づいて詳細に説明すると次の通りである。
符号1は基体であり、該基体1に支柱2を突設
し、更に該基体1には、該支柱2から適宜離れた
位置に伸縮杆3を、その基部を支点として回動自
在に突設する。伸縮杆3としては気体の圧縮性と
液体の非圧縮性を利用して弾発的に伸長させると
共に、適所に於いて固定自在とした、いわゆるガ
ススプリングを用いる他、油圧あるいは空気圧シ
リンダや、ねじシヤフトと雌ねじを用いた伸縮杆
等、その伸縮機構は適宜である。前記支柱2の上
部には床部4を、その長手方向の中間位置を回動
支点Oとして回動自在に固定すると共に、該床部
4の下側に前記長手方向の案内部6を設けて、該
案内部6に移動部材5を、前記床部4の回動支点
O方向に進退自在に支持する。図示の実施例では
移動部材5を棒状とすると共に、案内部6は左右
一対の案内溝とし、移動部材5の両端を該案内溝
6に沿つて移動自在に固定することにより移動部
材5を前記床部4の回動支点O方向に進退自在に
支持する構成であるが、移動部材5並びに案内部
6の構成は、このように進退自在であれば案内部
6を案内棒として構成し、移動部材5の両端に該
案内棒に沿つて移動自在に支持する部材を設けた
構成とする等、その構成は適宜である。次に符号
7は作動杆であり、この作動杆7は前記伸縮杆3
の基部から前記支柱2方向に適宜離れた位置に於
いて前記基体1に対して、基部を支点として回動
自在に固定する。第2図の構成は該作動杆7の基
部を支柱2に回動自在に固定して基体1に対して
固定したもので、また第3図の構成は作動杆7の
基部を直接基体1に回動自在に固定したものであ
る。しかして前記伸縮杆3の先端を前記移動部材
5に連結すると共に、更に該移動部材5に前記作
動杆7の先端を連結する。
以上の構成に於いて、床部4は支柱2と、移動
部材5を介して伸縮杆3並びに作動杆7とにより
支持される。しかして第2図aの状態に於いて伸
縮杆3を作動してこれを伸長させると、床部4は
移動部材5を介して伸縮杆3の先端に押し上げら
れて、支点oの回りに図中時計回りに回動して次
第に傾斜していく。このように伸縮杆3によつて
移動部材5が上方に移動すると、これに連結した
作動杆7も連動して回動する。該作動杆7は移動
部材5の運動を規制するので、伸縮杆3の先端は
結局作動杆7の回動支点o′を中心とする円軌跡
′上を移動する。しかるに床部4の特定個所は
回動支点oを中心とする円軌跡上を移動し、か
かる円軌跡は′の上方となるので、伸縮杆3
の先端は結局伸長するにつれて次第に回動支点o
に近ずいていく。このように伸縮杆3の先端は床
部4を押し上げて回動させるにつれて、その回動
支点oに近ずいて行き、単位伸長距離当りの前記
床部4の回動角が大きくなるので、伸縮杆3の先
端を第2図aの状態の位置で、床部4に固定した
場合と比較すると、伸縮杆3の短かい伸長距離で
床部4を第2図bに示すように大きく傾斜させる
ことができる。次に伸縮杆3を短縮すると、前述
と逆の動作により床部4が回動して第2図aの状
態に戻る。移動部材5の並びに伸縮杆3の移動ス
トロークを調節すれば第2図cに示すように逆方
向に傾斜させることもできる。床部4を第2図b
の状態から傾斜を次第に緩めていくと、伸縮杆3
の先端が次第に回動支点oから離れて行つて、床
部4の支持位置間の距離が長くなるので、伸縮杆
3の先端を第2図bの状態の位置で、床部4に固
定した場合と比較すると、該床部4をより安定的
に支持することができる。
尚、図示の実施例に於いて符号8は機構の遊び
による床部4の急傾斜時に於けるがたつきを防止
するために必要に応じて設ける伸縮自在な補助ロ
ツク杆、9は尖足板、10は伸縮杆3の操作レバ
ーである。
本考案は以上の通り、床部を支柱に回動自在に
固定して傾斜自在とし、該支柱と共に床部を支持
する伸縮杆の先端を、該床部が傾斜するにつれて
次第にその回動支点方向に移動させ、逆に傾斜が
緩やかになるにつれて回動支点から遠ざけるよう
に構成したので、従来と比較して、短かいストロ
ークの伸縮杆で床部を広範囲の角度で傾斜し得る
と共に、同じ範囲の角度で床部を傾斜させようと
すると従来よりも床部の高さを低くすることがで
き、加えて床部の支持を従来よりも安定に行なえ
るという特徴がある。尚、伸縮杆は床部を傾斜さ
せるための駆動力を発生するような構成でも良い
し、手動による床部の傾斜に対する補助をするよ
うな構成でも良い。更に本考案の床部の傾斜機構
は立ち上がり訓練台に限らず、寝台等の他の装置
に適用し得ることは勿論であり、また傾斜方向も
実施例のように床部の長手方向とする他、短手方
向としても良いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は全体説明的斜視図、第2図a,b,
cは動作を説明する側面的説明図、第3図は他実
施例の側面的説明図、第4図は従来例説明図であ
る。 符号1……基体、2……支柱、3……伸縮杆、
4……床部、5……移動部材、6……案内溝、7
……作動杆、8……補助ロツク杆、9……尖足
板、10……操作レバー、a……基体、b……伸
縮杆、c……床部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体に支柱を突設し、更に該基体には、該支柱
    から適宜離れた位置に伸縮杆を、その基部を支点
    として回動自在に突設し、前記支柱の上部に床部
    を、その長手方向の中間位置を支点として回動自
    在に固定すると共に、該床部の下側に前記長手方
    向の案内部を設けて、該案内部に移動部材を、前
    記床部の回動支点方向に進退自在に支持し、前記
    伸縮杆の先端を該移動部材に連結すると共に、更
    に前記伸縮杆の基部から前記支柱方向に適宜離れ
    た位置に於いて前記基体に対して基部を支点とし
    て回動自在に固定した作動杆の先端を前記移動部
    材に連結したことを特徴とする床部の傾斜機構。
JP20397283U 1983-12-28 1983-12-28 床部の傾斜機構 Granted JPS60109614U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20397283U JPS60109614U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 床部の傾斜機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20397283U JPS60109614U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 床部の傾斜機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60109614U JPS60109614U (ja) 1985-07-25
JPS6112990Y2 true JPS6112990Y2 (ja) 1986-04-22

Family

ID=30766375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20397283U Granted JPS60109614U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 床部の傾斜機構

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JPS60109614U (ja) 1985-07-25

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