JPH0744175Y2 - 傾動可能な作図台 - Google Patents

傾動可能な作図台

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JPH0744175Y2
JPH0744175Y2 JP1990046271U JP4627190U JPH0744175Y2 JP H0744175 Y2 JPH0744175 Y2 JP H0744175Y2 JP 1990046271 U JP1990046271 U JP 1990046271U JP 4627190 U JP4627190 U JP 4627190U JP H0744175 Y2 JPH0744175 Y2 JP H0744175Y2
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JP
Japan
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link member
angular position
drawing plate
end portion
plate
Prior art date
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JP1990046271U
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JPH044825U (ja
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紀元 揚原
昌二 岸
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、作図板を第1の角度位置と第2の角度位置と
に傾動可能な作図台に関する。
[従来の技術] この種の傾動可能な作図台として、従来、次に示すよう
なものが知られている。
すなわち、第2図に示すように、作図板1の前端部、同
図において左端部を回動可能に作図台本体2に軸支し、
これを回動支点3として作図板1を傾動可能とし、例え
ば、実線で示すように水平面に対して傾斜した第1の角
度位置から鎖線で示すように水平な第2の角度位置へ可
変とし、作図板1の前端部側から、各角度位置において
それぞれ作図可能とするものが公知である。
また、第3図に示すように、作図板1の中央部を作図台
本体2に回動可能に軸支し、これを回動支点4として作
図板2を傾動させるものも公知である。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記従来の傾動可能な作図台にあっては、作
図板1を傾動させ、それを傾斜位置から水平位置に変移
させると、作図板1の後端部、第2及び第3図において
右端部が後方に延出する。
一方、作図台にあっては、後端部側を例えば、室内の壁
側に対向させた状態で設置するのが通常である。
この場合には、壁に向かって作図板1の後端部が延出す
るので、その壁側に延出長さL1,L2に相当するスペース
を常時、確保しておく必要があり、従って、デッドスペ
ースが生じ、問題であった。特に、第2図に示す作図板
1の前端部を回動支点3とするものでは、延出長さL1
大きく問題であった。
また、第3図に示す作図板1の中央部を回動支点4とす
るものでは、例えば、作図板1が水平位置にある場合
に、その高さが作図作業上の適正高さH1に設定されてい
ると、作図板1が傾斜位置にある場合には、作図板1の
前端部の高さH2が適正高さH1に比して相当低くなり、従
って作図作業が困難となり、作図板1自体を上下動させ
る移動手段を別に設けて作図板1をその各位置において
適正な高さとする必要がある等、別の問題があった。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、作図台本体を傾動させ、それを第1
の角度位置と第2の角度位置とにそれぞれ変移させて
も、作図板の後端部の前後方向に沿う移動を抑制し、そ
の後方のデッドスペースを減少させ、また、作図板自体
を上下動させて適正な高さとする移動手段を別に設ける
ことなく作図面の前端部の高さを作図作業上適正高さに
容易に切換えることができるとともに各切換位置で作図
板を安定して保持し得、構造が簡単で作図作業を容易に
し得る傾動可能な作図台を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案にあっては、上記従来の課題を解決するために、
作図台本体と、該作図台本体に支持された作図板とを備
え、該作図板を第1の角度位置と第2の角度位置とに傾
動可能な作図台を前提として、作図台本体の上面に水平
面部を形成するとともに、その水平面部の一端部に傾斜
面部を形成し、該作図台本体と作図板との間において、
下端部が前記傾斜面部に、又、上端部が作図板の前端部
にそれぞれ回動可能に連結された第1のリンク部材に、
下端部が前記水平面部に、又、上端部が作図板の中央部
にそれぞれ回動可能に連結された第2のリンク部材とを
それぞれ介在させ、これら第1及び第2のリンク部材と
前記作図台本体と作図板とを含めて四つ棒機構を構成す
るとともに、前記傾斜面部に第1のリンク部材止め具
を、又、前記水平面部に第2のリンク部材止め具をそれ
ぞれ配設し、第1及び第2のリンク部材の回動に際して
該第1のリンク部材を該第1のリンク部材止め具に係脱
自在に係止させることにより作図板の第1の角度位置を
保持するとともに該第2のリンク部材を該第2のリンク
部材止め具に係脱自在に係止させることにより作図板の
第2の角度位置を保持してなり、第1の角度位置と第2
の角度位置との間における前記作図板の移動において、
該作図板の前端部の高さを実質的に同一に保持して該作
図板の前端部を前後方向に移動可能とするとともに、該
作図板の後端部を昇降させて前記作図板を傾動してなる
構成を特徴とする傾動可能な作図台を提案するものであ
る。
[作用] 本考案は、上記構成により、作図板を傾動させて第1及
び第2の角度位置に移動させた際に、第1及び第2のリ
ンク部材が対応するリンク部材止め具により係脱自在に
係止され、しかも作図台本体の水平面部及び傾斜面部上
にこれら止め具が配設されているため係止されるリンク
部材がこれら面部と平行状態で止められるので、作図板
が第1及び第2の角度位置において安定して保持され
る。又、作図面が第1及び第2の位置に移動させても、
作図板の後端部の前後方向に沿う移動が抑制され、その
後方のデッドスペースを減少させるとともに、作図板自
体を上下動させて適正な高さとする昇降手段を別に設け
ることなく作図板の傾動動作のみで作図板の前端部の高
さが作図作業上、適正高さに保持され、作図作業を容易
にし得る。
[実施例] 本考案に係る傾動可能な作図台の一実施例を第1図に基
づき説明する。
11は作図台本体であり、その上面は、水平面部12と、そ
の一端部、図において左端部に形成された傾斜面部13と
より構成されている。
14は作図板であり、作図台本体11上に配設されている。
作図板14の上面には、作図面15が形成され、これは、例
えばX−Yプロッタやドラフター等の作図面となるもの
であり、図において、左側から、作図作業が行なわれる
ようになっている。ここにおいて、作図作業側は作図台
の前側をなし、反対側はその後側をなしている。
16は第1のリンク部材、17は第2のリンク部材であり、
作図板14と作図台本体11との間にそれぞれ介在してい
る。第1のリンク部材16の下端部は作図台本体11の傾斜
面部13に、上端部は作図板14の下面前端部、図において
左端部にそれぞれ回動可能に連結されている。第2のリ
ンク部材17の下端部は作図台本体11の水平面部12の後端
部に、上端部は作図板14の下面中央部にそれぞれ回動可
能に連結されている。
この第1及び第2のリンク部材は作図台本体11と作図板
14とを一緒に含めて四ツ棒機構を構成している。
これにより、作図板14は作図台本体11に傾動可能に支持
されており、作図台本体14を前方に引き、あるいは後方
に押すと、第1及び第2のリンク部材16、17の回動によ
り、作図板14の前端部は、円弧運動をして、前後方向に
沿って水平に、近似直線状に移動可能となり、後述する
第1の角度位置と第2の角度位置とにおける作図板14の
前端部の高さを実質的に同一に保持するとともに、この
ような作図板14の前端部の移動に伴ない、作図板14の後
端部は、前後方向に沿う移動が抑制された状態で昇降す
ることになる。
具体的には、第1及び第2のリンク部材16、17がそれぞ
れ図中の矢印Aの向きに回動すれば、作図板14の前端部
が前方に移動するとともに、その後端部が下降し、これ
により、作図板14は、実線で示す、水平面に対して角度
α、例えば60°傾斜した第1の角度位置から、鎖線で示
す、水平な第2の角度位置へ変移し、また、上記動作と
逆方向の動作により、作図板14は、第2の角度位置から
第1の角度位置へ戻り、各位置において、作図作業が可
能となっている。
作図台本体11の傾斜面部13は作図板14の第1の角度位置
に係る角度と同一角度で形成され、更に、第1のリンク
部材と第2のリンク部材とは、第2のリンク部材17が水
平面部12と平行となる場合に作図板14が第2の角度位置
に位置し、また、第1のリンク部材16が傾斜面部13と平
行となる場合に作図板15が第1の角度位置に位置するよ
うに構成されており、これにより第1及び第2の角度位
置の設定が容易となっている。
18および19はリンク部材止め具であり、その一方の第1
のリンク部材止め具18は傾斜面部14に配設され、作図板
14が第2の角度位置に位置する場合に第1のリンク部材
16を係脱自在に挟持し、他方の第2のリンク部材止め具
19は水平面部12に配設され、作図板14が第1の角度位置
に位置する場合に第2のリンク部材17を係脱自在に挟持
し、作図面15の第1及び第2の角度位置が容易に保持さ
れるようになっている。尚、これらリンク部材止め具1
8,19は、棒状のリンク部材16,17を係脱自在に係止可能
な構造のものでよく、バネ弾性をもたせたクランプ等の
係止具で実現できる。
上記構成により、作図台本体11と作図板14との間に、第
1及び第2のリンク部材16、17をそれぞれ介在させ、こ
れら第1及び第2のリンク部材16、17と作図台本体11と
作図板14とを含めて四ツ棒機構を構成し、第1及び第2
のリンク部材16、17の回動により、第1の角度位置と第
2の角度位置とにおける作図板14の前端部の高さを実質
的に同一に保持して作図板14の前端部を前後方向に移動
可能とするとともに、作図板14の後端部を昇降させて作
図板14を傾動してなるので、作図板14を傾動させ、それ
を第1の角度位置と第2の角度位置とにそれぞれ変移さ
せても、作図板14の後端部の前後方向に沿う移動を抑制
し、その後方のデッドスペースを減少させるとともに、
作図板自体を上下動させて適正な高さとする移動手段を
別に設けることなく作図板14の傾動動作のみで作図板14
の前端部の高さを作図作業上適正高さH1に保持し、作図
作業を容易にし得る。
以上に実施例を挙げて本考案を説明したが、本考案は上
記実施例に限定されることなく、その要旨を変更しない
範囲で種々変更可能である。
[考案の効果] 以上のように、本考案に係る傾動可能な作図台によれ
ば、作図台本体と作図板とを第1及び第2のリンク部材
とともに四ツ棒機構を構成するとともに作図台本体に水
平面部と傾斜面部とを形成し、それら各面上に配設した
リンク部材止め具によって第1及び第2のリンク部材を
係脱自在に停止させる構成としたので、作図板が第1及
び第2の角度位置において安定して保持され、その作図
板の位置移動の操作部も軽快に成し得、構造も極めて簡
単で耐久性に富み、しかも作図板を第1の角度位置と第
2の角度位置とにそれぞれ変移させても、作図板の後端
部の前後方向に沿う移動を抑制し、その後方のデッドス
ペースを減少させるとともに、作図板を上下動させて適
正な高さとする移動手段を別に設けることなく作図板の
傾動動作のみで作図板の前端部の高さを作図作業上、適
正高さに保持し、作図作業を容易にし得る等、種々の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る傾動可能な作図台の一実施例を示
す側面図、第2図及び第3図は従来のものを示す側面図
である。 11…作図台本体、14…作図板 16…第1のリンク部材 17…第2のリンク部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作図台本体と、該作図台本体に支持された
    作図板とを備え、該作図板を第1の角度位置と第2の角
    度位置とに傾動可能な作図台において、 前記作図台本体の上面に水平面部を形成するとともに、
    その水平面部の一端部に傾斜面部を形成し、該作図台本
    体と作図板との間において、下端部が前記傾斜面部に、
    又、上端部が作図板の前端部にそれぞれ回動可能に連結
    された第1のリンク部材と、下端部が前記水平面部に、
    又、上端部が作図板の中央部にそれぞれ回動可能に連結
    された第2のリンク部材とをそれぞれ介在させ、これら
    第1及び第2のリンク部材と前記作図台本体と作図板と
    を含めて四ツ棒機構を構成するとともに、前記傾斜面部
    に第1のリンク部材止め具を、又、前記水平面部に第2
    のリンク部材止め具をそれぞれ配設し、第1及び第2の
    リンク部材の回動に際して該第1のリンク部材を該第1
    のリンク部材止め具に係脱自在に係止させることにより
    作図板の第1の角度位置を保持するとともに該第2のリ
    ンク部材を該第2のリンク部材止め具に係脱自在に係止
    させることにより作図板の第2の角度位置を保持してな
    り、第1の角度位置と第2の角度位置との間における前
    記作図板の移動において、該作図板の前端部の高さを実
    質的に同一に保持して該作図板の前端部を前後方向に移
    動可能とするとともに、該作図板の後端部を昇降させて
    前記作図板を傾動してなる構成を特徴とする傾動可能な
    作図台。
JP1990046271U 1990-04-27 1990-04-27 傾動可能な作図台 Expired - Lifetime JPH0744175Y2 (ja)

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JPH044825U JPH044825U (ja) 1992-01-17
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629638U (ja) * 1992-08-11 1994-04-19 専一 佐藤 せっこう不燃材の廃材を粉末化する装置
WO2016116298A1 (en) * 2015-01-23 2016-07-28 Koninklijke Philips N.V. Garment steamer with inclinable ironing board

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5913873Y2 (ja) * 1977-12-27 1984-04-24 コクヨ株式会社 製図用机

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