JPS61127643A - ステンドグラス用鉛線 - Google Patents

ステンドグラス用鉛線

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JPS61127643A
JPS61127643A JP24929584A JP24929584A JPS61127643A JP S61127643 A JPS61127643 A JP S61127643A JP 24929584 A JP24929584 A JP 24929584A JP 24929584 A JP24929584 A JP 24929584A JP S61127643 A JPS61127643 A JP S61127643A
Authority
JP
Japan
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lead wire
glass
lead
stained glass
edges
Prior art date
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Pending
Application number
JP24929584A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Tamai
玉井 邦男
Takashi Takeda
隆 武田
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Individual
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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ステンドグラス用の鉛線に関し、窓パネル
やランプシエードの組み立ての際に使用される。
(従来技術) 一般に、ステンドグラスはH字形ないしU字形に形成の
鉛線や銅テープを用いて組み立てられるが、これらの材
料は強度に劣るという欠点があつた。また、窓用パネル
の組み立てにおいては、熱膨張や他の応力を吸収するた
めの膨張代を設ける必要があり、ガラス片と鉛線の溝底
との間に設けられている。しかしながら膨張代をガラス
片の全周に均一に設けることは極めて困難な作業であり
、不均一な場合が多い。この不均一な膨張代が、ガラス
片と鉛線との強固な結合を阻害するものであり、ガラス
片の緩みの源となつてパネルの面内変形に進展し、崩解
へと導く。
また一方、大形のパネル等においては補強材が併用され
るが、大きな強度の得られる外側からの補強は美観を損
なうので、補強材を銅テープや鉛線内に封入して内部か
ら補強する方法が試みられている。しかしながら、この
方法は補強材と鉛線等とを剛性の高い一体状の複合材に
形成するものであり、鉛線の塑性変形が阻止され、隣接
するガラス片とガラス片との膨張代の共有が不可能とな
るので、膨張代を従来よりも大きく設けなければガラス
片が割れるという欠点があつた。
また、他の新しい試みとして、種々の形状のフレーム類
を半田接合して組み立てる方法等(例えば、特開昭56
−149355号公報、特開昭57−88045号公報
、特開昭58−140348号公報参照)が提案されて
いるが、いずれも外観が古典技法のものとは異なるため
美観上好ましいものではなかつた。
(発明の目的) このため、この発明は、ガラス片と鉛線とを密着させて
強力に固定しガラス片の緩みの源を排除して組み立てた
場合において、膨張代を均一に確保することができると
共に鉛線の強度を向上させることができ、更には、鉛線
の強度に方向性を付与することにより、作業性に影響す
る水平方向(ガラス面に対し)の強度を変えることなく
パネルの耐久年数に影響する垂直方向の強度のみを高め
ることのできる鉛線を提供するものである。
(手段) すなわちこの発明は、ガラス片を接続するための溝を有
するステンドグラス用鉛線において、上記鉛線の断面ほ
ぼ中央部に鉛線の長さ方向に連続する空隙部を設ける。
(作用) 本発明の鉛線は、断面ほぼ中央部に設けられた空隙部が
ガラス片に対する膨張代として作用するので、ガラス片
と鉛線との境界を安心して強力に固定することができる
。また、この空隙部は鉛線の強度を高める作用があるの
で、空隙部の形状を選定することにより鉛線の強度に方
向性を付与することができるし、更には方向性を有する
補強材を併用することにより一層顕著な方向特性を導き
出すための下地として作用する。
(実施例) 第1図に示す第1実施例は補強材の併用を必要としない
小形のパネルに用いた例である。
ガラス片4を接続するための溝11が片面に設けられて
いる2枚の帯状鉛1、1が背中合せに組み合わされ、縁
部12、12が半田接合され先端部3に形成され、断面
ほぼ中央に長さ方向に連続する空隙部2を有する鉛線に
形成されている。この場合、空隙部2の幅は任意に選定
することができるが、0.5m/mを一応の標準として
ガラス片の面積の大小に応じて増減させるものである。
このようにして形成された鉛線は、ガラス片と鉛線との
境界を強固に密着させて組み立てることができるので、
パテ詰め前の段階において既に強固なパネルに仕上るも
のである。また、空隙部2がガラス面に対し垂直方向に
細長い形状に設けられているので、水平方向に対しては
容易に塑性変形するが垂直方向への変形に対しては大き
な抵抗があり顕著な方向性を示す。
なお、上記は鉛線を前工程として単独に形成したのちガ
ラス片を後工程として接続する例であるが、鉛線の形成
とガラス片の接続とを同時に行なうことにより組み立て
作業の効率化をはかることができるものである。
第2図に示す第2実施例は補強材を併用するのが好まし
い大形パネルに用いた例である。
2枚の帯状鉛1、1の間に、第3図に示すような、両縁
に凹凸状縁部51を有するステンレス鋼帯からなる補強
材5が帯芯状に介装されており、上記2枚の帯状鉛1、
1の縁部12とステンレス鋼帯の凹凸状縁部51とを半
田接合し、ステンレス鋼帯の凸部が先端部3の最先端に
位置するように形成されている。
このようにして形成の本例の鉛線は、空隙部2を補強材
5の両側に設けたものであるから、ガラス片1枚毎に均
一な膨張代を有する。また、補強材5が強度に方向性を
有する帯状金属であるので、鉛線の強度方向性が一段と
改善される。このため作業性を損なうことなく強度のみ
を大きく向上させることができるので、鉛線に強度を必
要とする大形パネル用に適するものである。また、先端
部3はその最先端がステンレス鋼の凸部によつて保護さ
れているので磨耗に対しても強い。
なお、第1実施例と同様に、鉛線のみを単独に形成する
こともできるし、また、ガラス片との同時作業により組
み立ての作業効率を向上させることができる。
(発明の効果) 本発明の鉛線は、鉛線の内部に熱膨張代としての空隙部
が設けられているので、ガラス片と鉛線とを密着させて
強力に固定することができるものであり、エポキシ糸接
着剤等により完全に固定することも可能である。また、
空隙部は鉛線の強度を高めるものであり、その形状に応
じて方向性のある強度を得ることができ、更には方向性
を有する補強材との効果的な併用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の部分断面図であり、第
2図はこの発明の第2実施例の部分断面図であり、第3
図は第2実施例に使用の補強材5の部分平面図である。 1:帯状鉛、11:接続溝、12:縁部、2:空隙部、
3:先端部、4:ガラス片、5:補強材、51:凹凸状
縁部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕ガラス片を接続するための溝を有するステンドグ
    ラス用鉛線において、上記鉛線の断面ほぼ中央部に鉛線
    の長さ方向に連続する空隙部を設けたことを特徴とする
    ステンドグラス用鉛線。 〔2〕上記空隙部の断面形状が、ガラス面に対し水平方
    向に短かく垂直方向に長い細長状の形状である特許請求
    の範囲第1項記載のステンドグラス用鉛線。 〔3〕上記空隙部に補強材の介装されている特許請求の
    範囲第1項または第2項に記載のステンドグラス用鉛線
    。 〔4〕補強材が、両刃の帯鋸のように、両縁部に凹凸を
    設けた帯状金属である特許請求の範囲第2項または第3
    項に記載のステンドグラス用鉛線。 〔5〕鉛線が片面にガラス接続溝を有する2枚の帯状鉛
    を背中合せにその両縁部を半田接合して形成されるもの
    であり、補強材がステンレス鋼帯からなり、上記2枚の
    帯状鉛の間にステンレス鋼帯を帯芯状に介装し、2枚の
    帯状鉛の縁部をステンレス鋼帯の縁部とを半田接合する
    ことによりほぼ中央部に長さ方向に連続する空隙部を2
    層に形成した特許請求の範囲第1項ないし第4項のいず
    れかに記載のステンドグラス用鉛線。
JP24929584A 1984-11-26 1984-11-26 ステンドグラス用鉛線 Pending JPS61127643A (ja)

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