JPS6112611Y2 - - Google Patents

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JPS6112611Y2
JPS6112611Y2 JP1979106575U JP10657579U JPS6112611Y2 JP S6112611 Y2 JPS6112611 Y2 JP S6112611Y2 JP 1979106575 U JP1979106575 U JP 1979106575U JP 10657579 U JP10657579 U JP 10657579U JP S6112611 Y2 JPS6112611 Y2 JP S6112611Y2
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cassette
inject
magnetic head
operating
stand
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JP1979106575U
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【考案の詳細な説明】 本案はカセツト式テーププレーヤーのカセツト
の挿入時において、カセツトと一対のリール軸及
びキヤツプスタン軸とを機械的作動により係合さ
せ、その後磁気ヘツド及びピンチローラを有した
磁気ヘツド台を電気的作動により移動させること
により、作動を確実に行なわしめるこをを目的と
したものである。
以下、本案を実施例にもとずいて説明すると、
Aは器枠で左右側板A′,A″と水平基板Aとか
ら構成されている。水平基板A上には、磁気ヘ
ツド61と、一対のピンチローラ62とを設けた
磁気ヘツド台Bが左右(第1図において)に摺動
するとともにスプリング90によつて常時右方向
に附勢されている。磁気ヘツド61は磁気ヘツド
台Bに固着されている。ピンチローラ62はヘツ
ド台Bに回動自在63′に設けられた支持枠63
に回動自在に枢着62′されている。64はスプ
リングで支持枠63に、ピンチローラ62がキヤ
ツプスタン軸87に当接する方向に回転力を付勢
している。
Cはリール台で一対のリール軸70とキヤツプ
スタン軸87とがそれぞれ回転自在に設けられて
おり、台上に突設したガイド軸85が水平基板A
上のガイドブツシユ86をガイドにしてリール
台は上下動するようになつている。
左右側板A′,A″にはリール台Cを上下動させ
るリール台可動機構(インジエクト機構)D1
D2が設けられている。
先ずD1のリール台可動機構について説明する
と、2,3はシフトレバーで、一端5,6が側板
A″に枢着し、他端8,9は長孔50,51を介
してリール台Cに係合され、リール台Cを上下動
させる役目をしている。
11は操作部材で側板A″に突設した一対の突
軸13,14に長孔15,16を介して摺動自在
に装備されている。22,23は斜孔で、その両
端に操作部材11の摺動方向と平行な水平孔2
2′,22″,23′,23″が連設されている。そ
の斜孔及び水平孔には、前記各シフトレバー作動
ピン25,26が嵌合している。
30は規制部材で長孔31及び32を介して前
記突軸13及び14に摺動案内され中間部には前
記シフトレバー作動ピン25及び26が嵌合する
切欠33及び34が形成されている。48は操作
部材11と規制部材30との間に張架してあるス
プリングである。65は基板上に枢着65′され
たインジエクトレバーで一端にローラー66を有
し、他端は規制部材30に係合している。
次にD2のリール台可動機構について説明する
と、4はシフトレバーで、一端7が器枠Aに枢着
し、他端10は長孔52を介してリール台Cに係
合しており、リール台Cを上下動させる役目をし
て、いる。12は操作部材で、左側板A′に突設
した突軸17と前記突軸7とに長孔18及び19
を介してそれぞれ摺動自在に装備されている。4
9は操作部材12を一方向に附勢しているスプリ
ングである。24は操作部材12上に穿設された
斜孔で、その両端に操作部材12の摺動方向と平
行な水平孔24′,24″が連設されている。その
斜孔及び水平孔には、前記シフトレバー4の中間
部に突設した作動ピン27が嵌合している。
以上のD2のリール台可動機構は、操作部材1
2とD1のリール台可動機構の操作部材11との
両端にそれぞれ係合し、かつ中間部20が水平基
板Aに枢着した回動レバー21によつてD1
リール台可動機構と連動している。したがつて、
カセツト挿入により、D1のリール台可動機構が
作動すると、回動レバ21によつてD2のリール
台可動機構が作動させられ、シフトレバー2,3
及び4により、リール台Cが録音再生状態に移動
することになる。
Jは水平基板Aの下面に位置し、左右側板に
固着した補助板Eに設けた磁気ヘツド台作動機構
である。71は電磁プランジヤーで、スプリング
72に抗して作動することになつている。73は
電磁プランジヤー71の軸杆74に枢着してある
レバーで、弱いスプリング75により時計方向の
回動力が加えられている。76は回動部片で、下
面には回動レバー73が係合する係合部77と、
当接する当接ピン78とがそれぞれ形成され、上
面にはカム溝79が形成されている。80は中間
部が水平基板Aに枢着した回動レバーで、一端
がカム機構79に係合するとともに他端が水平基
板Aの円孤状孔81を貫通して磁気ヘツド台B
に係合している。82は補助板Eの下面に設けら
れたスイツチで、スナツプスプリング83により
常時接点が開になるようになつて、電磁プランジ
ヤー71に配線されている。そしてスイツチ82
のレバー82′が側板Aに形成した長孔91と
貫通して操作部材11の一端11′が当接しうる
ようになつている。
以上のような構成において、録音、再生を目的
として図示していないカセツトガイドにカセツト
Hを挿入して水平方向に押圧すると、カセツトの
端部がローラ66に当接して、レバー65が時計
方向(第1図において)に回動し、係合ピン6
5″を介して規制部材30を手前方向に摺動させ
ることになる。それにともなつて、スプリング4
8を介して連動している操作部材11は、斜孔2
2及び23によつてシフトレバー作動ピン25及
び26を押上げようとするが、作動ピンが規制部
材30の側縁30′によつて移動が規制されてい
るので摺動することができずスプリング48にカ
セツトの押圧エネルギーが蓄積されていく。
その後なおもカセツトを押圧していくと、レバ
ー65を介して規制部材は手前方向に移動し続
け、切欠33及び34がシフトレバー作動ピン2
5及び26の位置にくると、側縁30′による作
動ピン25及び26の移動の規制が解除される。
それと同時にスプリング48に蓄積されていたエ
ネルギーにより、操作部材11及び12が摺動し
て斜孔22,23及び24によつて、作動ピン2
5,26及び27を押上げ、シフトレバー2,3
及び4を介してリール台Cが上昇する。そしてリ
ール軸70が水平基板Aの切欠Gを貫通してカ
セツトに嵌合する。その上昇はガイド軸85とガ
イドブツシユ86との嵌合により垂直に行なわれ
る。操作部材11,12は突部13及び14に規
制される位置まで摺動することになる。そして、
スプリング48に多少エネルギー蓄積した状態
で、シフトレバー作動ピン25,26及び27に
水平孔22′,23′及び24′が位置するように
操作部材11を手前方向に牽引してリール台の降
下を防止している。
一方、スイツチ82はカセツト挿入終了間近に
なると、操作杆11の一端11′がスイツチ82
のレバー82′の一端に当接し、スイツチ82は
閉になる(第10図)。電磁プランジヤー71が
スプリング72に抗して作動し、レバー73を回
動部片76を反時計方向に回動すべく牽引する。
それにともなつて、回動レバー80がカム溝79
に案内されて、時計方向に回動し、磁気ヘツド台
Bはスプリング90に抗して前進する。そして、
軸杆74が、電磁プランジヤー71に完全に吸引
された時点で、磁気ヘツド61は磁気テープ(図
示せず)に接触し、又いずれか一方のピンチロー
ラー62が磁気テープを介してキヤツプスタン軸
87に圧接して、録音再生状態となる。(第8
図)。その後、電磁プンジヤー71はカセツトを
排出するまで軸杆74を吸引保持している。
次に、カセツトのインジエクト操作について説
明すると、操作部材11を押圧すると、操作部材
とレバー82′との当接が解除し、スナツプスプ
リングによりスイツチ82は開になり、軸杆74
の吸引保持状態が解除する。それにともなつて、
回動部片76が右回転し、回動レバー80が溝カ
ム79によつて時計方向に回転することとなる。
それによつて磁気ヘツド台Bがカセツトより遠ざ
かり、磁気ヘツドが磁気テープより離れるととも
に、ピンチローラー62もキヤツプスタン軸より
離れることになる。その後、シフトレバー作動ピ
ン25,26及び27は、斜孔22,23及び2
4によつて押下げられる。それと同時にシフトレ
バー2,3及び4を介してリール台Cが、垂直降
下し始める。しかし、規制部材30は、作動ピン
25及び26が切欠33及び34に係合している
間、摺動が規制されている。したがつてスプリン
グ48にエネルギーが蓄積される。又、他方の操
作部材12は11の操作部材の押圧により、回動
レバー21を介してスプリング49を牽引しなが
ら摺動し、作動ピン27を押下げることになる。
さらに操作部材11を押圧すると、作動ピン2
5及び26が切欠33及び34より抜出ると同時
にスプリング48に蓄積されていたエネルギーが
解放されて、規制部材30は操作部材の押圧方向
と同方向に摺動させられるが、操作部材11は突
軸13及び14によつて摺動が規制される。その
後は規制部材30のみが摺動して、レバー65を
反時計方向に反転させ、カセツトが排出される。
そして、操作部材11の押圧を終了すると、作動
ピン25,26を、斜孔23と規制部材30の側
縁30′とでスプリング48によつて挾んだ状態
で規制部材30並びに操作部材11が落着いて次
のカセツトの挿入にそなえることになる。
尚、以上の実施例ではリール台を移動させて録
音再生状態にする方式であるが、他の方法として
図示していないがカセツトを移動させて録音再生
状態にする場合においても同じ方方法を用いるこ
とができる。
以上のように本案によると、カセツト挿入時に
はカセツトの押圧力を利用して機械的作動により
インジエクト機構とインジエクト操作部材とを作
動させて、インジエクト機構の動作終了間近に、
インジエクト操作部材によりスイツチを作動させ
電気駆動機構により磁気ヘツド台を移動してカセ
ツトを録音再生状態にし、カセツト排出時にはイ
ンジエクト操作部材を手動により摺動して、スイ
ツチ作動により磁気ヘツド台を移動させた後に、
インジエクト機構をを作動させ、カセツトを排出
するようになつている。
したがつてカセツトの挿入時のカセツト押圧
力、あるいは、カセツト排出時のインジエクト操
作部材の摺動操作力によりインジエクト機構のみ
を操作するので、押圧力あるいは摺動操作力を小
さくてすみ、操作が楽になる。又、電気駆動機構
によつて磁気ヘツド台のみを移動させるので電気
駆動機構が小さくなり、テーププレーヤーを小型
にすることができる。さらに磁気ヘツド台は電気
駆動機構により移動するので、瞬間的な作動が可
能となつてインジエクト機構との動作に対するタ
イミングを取りやすくなる。その他インジエクト
操作部材を介してスイツチを作動させるので、イ
ンジエクト機構と電気駆動機構との連動を確実に
行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例で、第1図は平面図、第2
図は第1図の右側面図、第3図は左側面図、第4
図は水平基板を切除した平面図、第5図はカセツ
トを挿入した平面図、第6図は第5図の右側面
図、第7図は第5図の左側面図、第8図は磁気ヘ
ツド台の録音又は再生状態の図、第9乃至10図
はスイツチ作動図である。 図中、Aは器枠、A′とA″は側板、Aは水平
基板、Bは磁気ヘツド台、Cはリール台、Dはリ
ール台可動機構(インジエクト機構)、Eは補助
板、Gは切欠、Hはカセツト、Jは磁気ヘツド台
作動機構(電気駆動機構)、11は操作部材(イ
ンジエクト操作部材)、61は磁気ヘツド、62
はピンチローラー、70はリール軸、71は電磁
プランジヤー、82はスイツチ、87はキヤツプ
スタン軸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツトの挿入により、カセツトとリール軸及
    びキヤツプスタン軸とを係合させるインジエクト
    機構と、インジエクト機構の作動により摺動する
    とともに、その摺動方向と逆方向に摺動させるこ
    とによりインジエクト機構を作動してカセツトを
    排出するインジエクト操作部材と、そのインジエ
    クト操作部材の摺動にともなつて作動するスイツ
    チと、そのスイツチにより電気駆動機構を作動さ
    せて、磁気ヘツドとピンチローラーを有する磁気
    ヘツド台を移動させる磁気ヘツド台作動機構とか
    らなるカセツトテーププレーヤー。
JP1979106575U 1979-08-01 1979-08-01 Expired JPS6112611Y2 (ja)

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JP1979106575U JPS6112611Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01

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JP1979106575U JPS6112611Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01

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Publication Number Publication Date
JPS5625367U JPS5625367U (ja) 1981-03-07
JPS6112611Y2 true JPS6112611Y2 (ja) 1986-04-19

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60125960A (ja) * 1983-12-12 1985-07-05 Fujitsu Ten Ltd カセツトテ−プレコ−ダのカセツトロ−デイング機構

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5263307A (en) * 1975-11-20 1977-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Cassette type tape recorder
JPS5480717A (en) * 1977-12-10 1979-06-27 Dual Gebrueder Steidinger Cassette recorder*reproducer switch
JPS5570956A (en) * 1978-11-17 1980-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Cassette type tape recorder

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5570956A (en) * 1978-11-17 1980-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Cassette type tape recorder

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JPS5625367U (ja) 1981-03-07

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