JPS61125891A - 熱転写記録シ−ト - Google Patents

熱転写記録シ−ト

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JPS61125891A
JPS61125891A JP59247332A JP24733284A JPS61125891A JP S61125891 A JPS61125891 A JP S61125891A JP 59247332 A JP59247332 A JP 59247332A JP 24733284 A JP24733284 A JP 24733284A JP S61125891 A JPS61125891 A JP S61125891A
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JP
Japan
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ink
recording
transfer
ink material
thermal transfer
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JP59247332A
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Hiroshi Onishi
宏 大西
Hiroshi Ezaki
江崎 弘
Tadao Kobashi
小橋 忠雄
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、サーマル記録ヘッドやレーザ光等を利用して
単色階調画像やフルカラー画像等を連続階調で記録媒体
に熱転写記録するに有用な熱転写記録シート及びその製
造法に関するものである。
従来の技術 従来の熱転写記録シートとしては、厚さが7μm程度の
ポリエチレンテレフタレー)(PET)フィルムやコン
デンサ紙等のシート状の耐熱性基体表面に、バインダ材
料としてカルナウバワックス20重量%、エステルワン
クツ40重量%、鉱物油10重量%、その他の補助剤1
0重量%から成るホットメルト材料を用い、このホット
メルトバインダ材料に顔料色材を20重重量%を混合し
たインク材料層から成る厚さから3μm程度の熱転写層
を、ホットメルトコーティング法で形成し、溶融転写温
度が60℃程度の熱転写記録シートが公知である(例え
ばY、Tokunaga and K、Sugiyam
a。
”Thermal Ink−Tranfsr Imag
ing’ 、 I EEETrans、 on Ele
ctron Devices、vol、ED−27゜P
P、218〜222.1980.) この種の熱転写記録シートラ用いての熱転写は、一般に
、記録紙などの記録媒体と熱転写記録シートとを圧接し
た状態で、基体シート裏面に公知のサーマル記録ヘッド
を圧接し、熱転写層を基体シートラ介してサーマルに記
録ヘッドで選択的に昇温記録制御し、インク材料を記録
媒体に溶融転写させる。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の熱転写記録シートでは、インク材料層
は基体シート側からインク材料層表面に迄、バインダ材
料の溶融が完了した状態で初めて記録媒体にインク材料
が粘着、転写される。この場合、インク材料層の厚み方
向に溶融したインク材料が一度に記録媒体に付着、転写
されるため、文字や図形等の如き二値濃度記録には有用
であるが、中間調金言する画像等、連続階調性を要求さ
れる用途には使用し得す、ディザ法、濃度パターン法等
、ディジタル階調法が検討されている。
然し乍らこの種のディジタル階調法によると、複雑な記
録信号処理を必要とするため装置が高価となるのみなら
ず、高画質は期待し得す、加えて総合解像度がサーマル
記録ヘッドの記録密度よりも大幅に低下することは避は
得なかった。
この観点から本発明者等は、インク材料の構成成分たる
バインダ材よりも高い融点あるいは流動点を有すると共
に、このインク材料から成る層の厚さ以上の粒径を有す
るインク転写補助粒子をインク材料に混入せしめた熱転
写層を、シート状の耐熱性基体の一方の面側に配置した
ことを特徴とする熱転写記録シート1提示した。
上記の熱転写記録シート金用いると、昇温記録    
 本制御により連続階調の転写記録が可能であるが、所
期の連続階調特性を得るには、インク材料に含まれる顔
料の重量%、このインク材料に対して加えるインク転写
補助粒子の重畳部をどのように選ぶかが重要である。
そこで本発明はかかる点を鑑みてなされ゛たもので、昇
温記録制御に対応して転写記録濃度を連続性をもって制
御し得る熱転写記録シートの提供を目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明においては、昇温記録制御によってその粘性が減
少制御され、記録媒体への転写性が付与される関係にあ
るインク材料を有し、このインク材料に含まれる顔料の
重量%を15〜70%に選び、且つインク材料を構成す
るバインダ材よりも高い融点あるいは軟化点を有すると
共にこのインク材料から成る層の厚さ以上の粒径を有す
るインク転写補助粒子をインク材料の100重量部に対
して、6〜200重量部混入させた熱転写層を、シート
状の耐熱性の基体の一方の面側に備えたことを特徴とし
て熱転写記録シートが構成される。
ここにインク材料とは、記録媒体に転写すべき所期の記
録材料を意味し、着色、非着色を間わないものとする。
文字や画像等を記録媒体に転写記録する通常の用途では
、普通の印刷等に用いられる顔料、塗料のうち少なくと
も顔料を含む着色剤を含有し、これらはバインダ材に混
合あるいはその一部が溶解される。
■にバインダ材とは、特に断りのない限り、記録材料に
おいて、上記着色剤を除く構成成分材料の総称を意味す
るものとする。
このバインダ材は、通常、融点や軟化点が、常温(例え
ば26℃)以上にある常温固形状のいわゆるホットメル
ト固形材や、融点や軟化点が常温以下の常温液状材の少
くとも何れかを構成成分として含有し、昇温によってそ
の閾値を有するか、有さざるかを問わずバインダ材、従
ってインク材料全体としての実質的な粘性が低下制御さ
れ、記録媒体へのインク材料の付着、転写性が制御され
る関係にあり、必要に応じて加えられる可塑剤、柔軟剤
9表面活性剤、チキントロピー剤その他の助剤もバイン
ダ材に包含して意味するものとする。
また、インク転写補助粒子の粒形は球状が好しいが、時
にその粒形は問わず、この場合その粒径は平均粒径で表
示することができる。インク転写補助粒子は、必要に応
じて透明、不透明材料が使用でき、また着色、非着色材
料も適宜に選択できる0 本発明においては、バインダ材としてホットメルト材を
含む場合、記録媒体と熱転写層を接触押圧した状態で、
シート状の耐熱性基体を介して熱転写層をその裏面側か
ら昇温記録制御すると、従来と同様にホットメルトバイ
ンダ材の溶融に基くインク材料の粘性低下は熱転写層の
裏面側から始まる。このとき、インク転写補助粒子も加
熱され、その昇温により固体粒子の埋設した表面に隣接
してインク材料が溶融する。これらインク材料の溶融に
伴う熱膨張、記録媒体と熱転写層との間の押圧、記録媒
体と補助粒子間に生ずる毛管現象等により、加熱された
インク転写補助粒子の露出表面に沿って記録媒体側へ浸
透し、付着固化する。この浸透量は、昇温記録エネルギ
ー量の増加関数であり、遂にはインク材料の層の厚み方
向全体が溶融あるいは粘性低下を来たして、記録媒体に
付着転写する。バインダ材に常温液状材、更にはホット
メルト材を含む場合には、昇温制御によってただちに常
温液状材が先ず粘性低下し、その粘性が成る一定値以下
になるとインク材料が浸透、転写され、次いでホットメ
ルト材の溶融、粘性低下が付加されインク材料の浸透、
転写が加速される。
斯くして、成る一定以上のエネルギー量領域においては
昇温記録エネルギー量に対応して連続階調で中間調画像
の熱転写配縁ができる。
作  用 本発明者らは、上記転写原理に基き検討を重ねた結果イ
ンク材料に含まれる顔料の重量%を15〜70チに選び
、かつ、このインク材料の構成成分たるバインダ材より
も高い融点あるいは軟化点を有すると共に、このインク
材料の層の厚さ以上の粒径を有するイ′り転写補助粒子
を・このイア      (り材料100重量部に対し
て6〜200重量部の範囲で混入し、良好な連続階調転
写記録が行なえることを見ム出した。
すなわち、インク材料に含まれる顔料の重量%は、15
%未満であると、転写配備濃度を十分得るために、イン
ク材料の浸透、転写量を多く必要とし、その為に、昇温
制御記録による供給源エネルギーも多くを必要とするの
で記録感度の低下を来たす。また、顔料の重量%が70
%を超えると、インク材料全体としての昇温時における
粘性低下が不足し、記録媒体表面への転写が困難となり
転写配備濃度が不足する。
このとき、インク材料中には常に顔料が含まれる為、バ
インダ材の粘度の低下と共に、顔料に対する拘束力が室
温(例えば、26℃)のときと比較して弱まり、バイン
ダ材のみが浸透し易くなる。
この為、低濃度領域(つまり、低昇温部)において、バ
インダ材がシート状の耐熱性基体側から記録媒体へ浸透
し易く、感度の高い勢転写記録シートを得ることができ
、また着色剤として少なくとも顔料を含むため、着色剤
が染料のみによる記録物よりも耐候性の優れた記録物を
得ることができる。
従って、インク材料に含まれる顔料の重量%は15〜7
0%に選び、それ故、バインダ材は86〜30チに選ば
れる。
また、このインク材料に混入せしめるインク転写補助粒
子は、バインダより高い融点あるいは軟化点を有する比
重が1程度の高分子樹脂、例えばポリカーボネイトの粉
条等を使用する場合、インク材料100重量部に対して
6重量部未満では、インク転写補助粒子を介して浸透す
るインク材料の絶対量が不足し、また、1記碌絵素に含
まれるインク転写補助粒子の数が低下するため画質が粗
くなり、安定した階調記録ができなくなる。また、イン
ク転写補助粒子として、比重がバインダ材よりも大きい
粒子、例えば、アルミナ(比重的4)等を使用する場合
、インク材料100重量部に対して200重量部を超え
ると、インク転写補助粒子自体の色により、記録物の色
純度が著しく低下し、さらに、バインダ材により室温(
例えば26℃)においても、顔料とインク転写補助粒子
を十分に拘束できず、定着性に劣る。よって、イン久転
写補助粒子は、インク材料100重量部に対して6〜2
00重量部の範囲で混入せしめて、熱転写層を成層する
このとき、特に、インク材料に含まれる顔料の重量%を
20〜60%、バインダ材を80〜40チとし、インク
材料1oO重量部に対して混入せしめるインク転写補助
粒子を10〜150重量部の範囲に選ぶと、さらに安定
した連続階調の転写記録が行え、推奨される。
また、熱転写層の塗工量は、0.6f/rrlでは、イ
ンク材料に含まれる顔料の重量%を、例えば7゜チに選
んでも転写記録濃度が不足し、6・5r/rrlを超え
ると、インク転写補助粒子として比重の大きい、例えば
アルミナ、石英粉末(比重は約4)等を混入せしめても
、インク材料の層が厚くなり、熱容量も増え、加えてイ
ンク転写補助粒子の粒径も大きくなるため、粘度の低下
したインク材料がインク転写補助粒子の表面を浸透する
ために長い時間を要し、記録感度並びに階調性を低下さ
せる。
そのため、熱転写層の塗工量を0.6〜6.5f/H1
”に選ぶことにより、さらに階調特性、転写記録感度の
改善が行える。
゛また、熱転写層の表面部に開孔する貫通孔上膜けるこ
とにより、シート状の耐熱性基体側より粘性の低下した
インク材料は、インク転写補助粒子表面の浸透のみなら
ず、この貫通孔を浸透し、記録媒体と部分的にインク材
料の層と接触している所で転写できる、ただし、このと
き、この熱転写層の表面部に開孔する孔径が、0.1〜
15μmの貫通孔が記録絵素ごとに複数個有するように
選ぶ。
これは、熱転写層の表面部に開孔する孔は、0.1μm
未満では、バインダ材の粘性抵抗によって貫通孔内の浸
透が困難となり、15μmi超えると貫通孔を介して記
録媒体へ転写されるバインダ材の量が急増し、その為、
記録媒体上に初めてバインダ材の転写が生じた時の配備
濃度が急増し、低濃度記録での階調記録特性が悪くなり
、記録画質dZiTl。1.、、#@He、i1mHm
PR、!: L”CHl   1例えば4本/W〜15
本/閣程度の記録電極密度を有するサーマルヘッドが使
用されるが15本/Wのサーマルヘッドの場合の絵素面
積は約63μmx63μmであり貫通孔の孔径が大きく
なると、単−記録絵素に対応する貫通孔の数が少なくな
り、結果として、低濃度領域での記録画質は相対的に粗
くなり、面積階調となって階調記録特性が悪くなる。よ
って、0.1〜15μmの孔径の貫通孔が、記録絵素に
複数個有するようにインク材料から成る層に設けること
により、さらに階調特性、記録感度について改善するこ
とができる。
実施例 第1図に、本発明の一実施例における熱転写記録シート
の断面構造図を模型的に示したものである0 ここで100は熱転写記録シート、110はシート状の
耐熱性基体、120はバインダ材121と顔料122か
ら成るインク材料、123はインク転写補助粒子である
。インク転写補助粒子123の融点(乃至は軟化点)は
バインダ材121よジも高く選ばれる。その粒径φはイ
ンク材料の層120の厚さt以上に選ばれ、インク材料
の層120と共に熱転写層130が構成される。400
は記録プラテン610による押圧、510は発熱抵抗素
子512f、有するサーマル記録ヘッドである0 サーマル記録ヘッド610の発熱抵抗素子612を通電
発熱させ、昇温記録制御すると基体裏面110b、基体
110を介して熱転写層130が加熱される。その加熱
量に応じて基体表面110a側かしくインク材121が
溶融し、したがって、粘性が減少したイ・ンク材料14
0aを生じる。また、インク転写補助粒子123も加熱
され、その昇温によってインク転写補助粒子の埋設表面
123aに隣接して粘性が減少したインク材料140J
j−生じる。これらインク材料120の粘性の低下に伴
なうインク材料140a 、140bの熱膨張、プラテ
ン610による押圧400.毛管現象等によって、低粘
度の溶融インク材料1+Ob、11+Oaはインク転写
補助粒子123の埋設表面123a。
露出表面123bに沿って記録媒体表面200 a側へ
矢印150の如く浸透して、媒体2ooに転写固化する
昇温記録制御が終り、記録シート100から配備媒体2
00を剥がすと、インク転写補助粒子123は表面12
3a 、123bに未浸透の粘性の低下したインク材料
140a 、140bの一部を付着した状態で、記録媒
体表面200aへ固着転写される。これらの粘性の低下
したインクの浸透150、及びインク転写補助粒子12
3に付着しての粘性の低下したインクの配備媒体210
への転写量は、粘性の低下したインク材料140a 、
140bの量、即ち発熱抵抗素子612の加熱量に対応
して増加するから、素子512に印加される信号パルス
幅、印加電力、発熱回数等に依存して連続階調の転写記
録が得られることになる。
シート状の耐熱性基体11oとしては、例えば厚さが3
.6〜15μm程度のポリエチレンテレフタレート、ポ
リイミド、セロファン、ポリカーボネイト、トリアセチ
ルセルロース、ナイロンなどの耐熱性の樹脂フィルムあ
るいは上質紙、グラシン紙、トレーシング紙、コンデン
サ紙などの耐熱紙を用いることができる。
インク材料120ft構成するバインダ材121は、昇
温制御によってその粘性が低下し、転写付着性が付与さ
れることが条件で、常温(例えば、25℃)で必ずしも
固体である必要はないが、転写記録物の保存性から例え
ば、ホットメルト材料が用いられる。
ホットメルト材料として、例えばカルナバワックス、ミ
ツロウ、パラフィン、マイクロクリスタンワックス等の
ワックス類、あるいは低分子量ポリエチレン、低分子量
ポリスチレン、ポリステアリン酸ビニル、石油樹脂等ポ
リアミド樹脂、脂環族飽和炭化水素樹脂、ロジン変性マ
レイン酸樹脂等が挙げられるが、転写感度や転写記録物
の堅ろう性等から、融点または流動点は50〜170t
l:、好ましくは60〜120Cが選ばれる。また、柔
軟性をバインダ剤に持たせるため混合させる柔軟ユ14
−11,8えイg’)#Mle=k 、−ktva −
iスエステル類、アクリル系樹脂類、あるいはステアリ
ン酸、ラノリンなどからそれらの溶融または軟化温度に
基づいて適宜使用される。バインダー剤として、それ自
体柔軟性に富む、たとえば石油樹脂、低分子量ポリスチ
レン等が使用される場合には、特に、柔軟剤を加えない
こともある。さらにまた、昇温と共に粘度が低下゛し粘
着性が増大する関係にあって且つ常温で流動性の粘着材
料をバインダ材121に含むことにより、より一層、昇
温に対する粘度の低下および転写効率を上げることがで
き、例えばポリブテン、ポリイソブチレン。
ポリブタジェン、シリコンオイルなど粘着材料をホット
メルト材料に混合して熱特性を調整し、バインダー材1
21として使用することもできる。
着色剤としては、通常の印刷用インク、塗料等に用いら
れる有機あるいは無機顔料、染料について、少なくとも
顔料122をインク材料中15%〜70チの範囲で含む
ように適宜選択して使用できる。
例えば、黒色転写記録では、顔料122としてまた、フ
ルカラー転写記録には、上記の他に、シアン色としては
C,1,Pigmetmt Blue 15.7974
1色にはC,I 、 Pigment Red 57、
イzo−色にはC・I 、 Pigment Yell
ow 12、C6I、PigmentYel low 
17等を使用し、さらには、C,1,5olventB
1us 25  (シアン色)、C,1,5olven
t Red49(マゼンタ色)、C,1,5olven
t Yellow(イエロー色)等の染料を各同系色の
顔料122に混合させ使用することもでき、各3色ある
いは黒を含めた4色の熱転写記録シート10oを使用し
、各記録絵素4に対応した1色目が熱転写された後、2
色目が重ねて熱転写され、次々と各包金てが重ね熱転写
されて達成される。
インク転写補助粒子123としては、例えば透明ガラス
粉末溶融石英粉末、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂粒
子や、ポリアミド、ポリカーボネート樹脂などの熱可塑
性樹脂粒子、酸化アルミニウム(Al2O2) 、 酸
化チタ7 、 [化珪素(S s 02 ) 。
酸化錫、硫酸バリウム等の無機粉末粒子等が用いられる
インク転写補助粒子123は、転写記録色彩鮮明度から
無色透明乃至は白色であることが望ましいが、着色して
いても良い◇ また、インク転写補助粒子123の平均粒径ψ。
が1.5μm未満では、インク材料層120の厚さtが
過小となシ、転写記録150の最高濃度が大きく取れず
、また製作的に均一な熱転写層120が困難となシ、か
ぶり転写を生じ易くなる。一方、補助粒子123の平均
粒径ψ工が15μmを越えると、補助粒子123の熱容
量が過大となり、所期の昇温か困難となると共に、浸透
、押し出し150の経路が過度に長くなって低感度化し
、最高記録濃度も低下する。
従って好ましい平均粒径ψ。の範囲は1.6μm〜15
μmである。時に平均粒径ψ工を2μm−10μmの範
囲内に選ぶと、かぶり転写が容易に防止でき、連続階調
性や記録感度等も良好にできるため推奨される。この場
合、粒径分布において最大粒径値が15μmを越えぬこ
とが望ましい。
記録媒体200としては、上質紙、コ−)紙。
アート紙9合成紙等の紙類やポリエチレンテレフタレー
ト、ポリプロピレン、セロファン等のプラスチックフィ
ルム等を使用することができる。
さらにこのとき、熱転写層130の塗工量を0.6〜e
、6Ky/rF!2に選ぶことにより、階調特性。
記録感度の改善ができる。この塗工量は、熱転写層13
0を成層するに当って、ソルベントコーチインク法によ
れば、塗工時に使用される溶媒、溶媒の量、塗工速度等
により、また、ホットメルトコーティング法によれば、
塗工時の粘度調整の為、インク材料とインク転写補助粒
子の混合物に加える熱量を増減すること等により容易に
制御でき、適宜、塗工量を調節する。
第2図に、他の実施例における熱転写記録シートの断面
構造図の模型図を示す。
シート状の耐熱性基体11o1インク材料120に含ま
れる顔料122とバインダ材121 (この、I、工よ
オよあ。8□62、イア□□。   1粒子123は第
1図で説明したと同様である。
インク材料の層120の表面部120aに開孔する孔径
ψhが0.1〜15μmの貫通孔140は、熱転写層1
30をソルベントコーティング法で塗布し、その溶剤の
蒸発を制御したり、或いは塩化ナトIJウムなどの水溶
性固体粉末を混合してソルベントコーティング法やホッ
トメルトコーティング法で熱転写層130を成層した後
、この層中の塩化ナトリウムを水洗溶解することなどに
よって得ることができる。また、オフセットや印刷方式
で網点状に印刷して貫通孔140を設けた熱転写層13
0を形成することもできる。
貫通孔140の形状は、粘性の低下したバインダ材12
1更にはインク材料120が浸透可能ならば、円形状、
楕円形状、三角形状、四角形状。
多角形状等にその形状は限定されないが、粘性の低下し
たバインダ材層にはインク材料の浸透の容易性からは円
形または楕円形状等が推奨される。
また、インク材料層の空孔率は0.5〜20チの範囲が
好ましい。なぜなら、0.5%未満の場合におならない
。一方空孔率が20%を超えると、ホットメルトバイン
ダ材は、通常、溶融時の体積膨張率は約20%のため、
貫通孔140を通してのインク材料の浸透は困難になり
、特に低濃度領域(すなわち低加熱量領域)において貫
通孔140の体積に対する粘性の低下したインク材料量
が相対的に不足し、転写記録特性曲線が急峻となり、貫
通孔140による階調記録特性の改善はみられない。さ
らに、空孔率20チを超えると、転写すべきインク材料
の絶対量の不足を招き、ベタ黒濃度の確保を困難とする
ため好しくない。
ここに、その具体構成例を示す。
カーボンブラック     :6F(3−0重量%)石
油樹脂(軟化点90℃):10F 固形パラフイン(融点50〜62℃):4fからなるイ
ンク材料120(100重量部)に、アルミナ(平均粒
子径3μm) : 129 (60重量部)富士見研摩
材工業株研摩材WAl$4000を混入させ、キシレン
15o2に十分溶解、攪拌した後、屓7のバーコータに
て厚さ9μmのポリエチレンテレ7タレー) (PET
)フィルム上ニ薄く塗布、26℃、1気圧にて乾燥し、
塗工量2.1f/ぜの熱転写記録シート1oOを得た。
この熱転写層130の表面は顕微鏡及び電子顕微鏡によ
り拡大観察すると孔径約3.6μm程度の貫通孔が10
0μmX100μmに60個程度存在した。
この熱転写シート100と厚さ150μmのポリプロピ
レン合成紙を記録媒体200として用い、記録密度4ド
ヮト/■のリニヤ型す−マル記鎌ヘッドで、印加電圧0
.7Vドツト主走査速度33.3zH5ec /ライン
、副走査線密度4ライン/1m、記録信号をパルス幅変
調、最大パルス幅a m5ecで熱転写記録すると、こ
の変調パルス幅に対応して転写記録濃度が連続的に増加
し、滑らかな連続階調転写特性が得られた。
さらに、この熱転写シート110を1400雰在しない
ことを確認した後、この熱転写シート11oを使用し、
上述と同様の熱転写記録を行なったところ、貫通孔14
0を有した時よりは、階調特性、記録感度がやや劣るが
、従来の熱溶融型の転写シートでは得られなかったなめ
らかな階調特性を得ることができた。
以上、インク転写補助粒子123は、必ずしも図示の如
く同一の粒径を持つ必要はなく、インク材料の層120
の厚さ七以上の粒径ψを有する粒子であれば、分布を持
つことができる。
また、熱転写層の形成方法について上述の制約を受ける
ものではなく、熱転写記録における昇温制御部は、サー
マル記録ヘッドやレーザ光発振器等に加えられる入力信
号をパルス幅変調または振幅変調して得る。
発明の効果 以上述べましたように、インク材料に少なくよ、□わ、
□。、□、2゜イア□エ    1対して混入せしめる
インク転写補助粒子の重量部を制御しすることにより、
従来の溶融転写記録方式では不可能であった顔料インク
を使用してのアナログ連続階調の転写記録を可能にし、
OA。
ニューメディア、ファクシミリ分野等のモノクロ乃至は
プルカラープリンタとして、その産業上の効果は極めて
大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における熱転写記録シートの
断面構造図を模型的に示した図、第2図は本発明の他実
施例における熱転写記録シートの断面構造図を模型的に
示した図である。 1oo・・・・・・熱転写記録シート、11o・・・・
・・シート状の耐熱性基体、120・・・・・・インク
材料、123・・・・・・インク転写補助粒子、13o
・・・・・・熱転写層、14o・・・・・・貫通孔、2
oO・・・・・・記録媒体、510・・・・・・サーマ
ル記録ヘッド。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名12
0・・・オンク材−吟 4σθ 1θ0 手続補正書(方側 昭和60年4 月26日 昭和69年特許願第247332号 2発明の名称 熱転写記録シート 3補正をする者 事件との関係      特   許  出   願 
 大佐 所  大阪府門真市大字門真1006番地名 
称 (582)松下電器産業株式会社代表者    山
  下  俊  彦 4代理人 〒571 住 所  大阪府門真市大字門真1006番地松下電器
産業株式会社内 7、補正の内容 (1)  明細書の第3頁第3行目〜第6行目の「(例
えば〜1980.)Jを次のように補正します。 「(例えば、ワイ、トクナガおよびケイ、スギャマ、”
サーマル イノクートランスフ1−イメージング″、ア
イイーイーイー トランザクシ=17ズ オ/ エレク
トロン デバイシズ。 RD −27巻、218〜222頁、1980年(Y、
Tokunaga and K、Sugiyama。 ”Thermal Ink−Transfer Ima
ging′’ 。 IKICK Trans、on IC1ectron 
Devices。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)昇温記録制御によってその粘性が減少制御され、
    記録媒体への転写性が付与される関係にあるインク材料
    中、着色材として少なくとも顔料を含ませ、前記インク
    材料に含まれる顔料の重量%を15%〜70%に選び、
    且つこのインク材料の構成成分たるバインダー材よりも
    高い融点または軟化点を有すると共にこのインク材料か
    ら成る層の厚さ以上の粒径を有するインク転写補助粒子
    を前記インク材料の100重量部に対して、6〜200
    重量部混入せしめた熱転写層を、シート状の耐熱性基体
    の一方の面側に備えたことを特徴とする熱転写記録シー
    ト。
  2. (2)熱転写層を0.6〜6.5g/m^2で成層した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱転写記
    録シート。
  3. (3)インク材料からなる層の表面部に開孔する孔径が
    少なくとも0.1〜15μmの範囲内の複数個の貫通孔
    を記録絵素夫々に対応して有したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の熱転写記録シート
JP59247332A 1984-05-30 1984-11-22 熱転写記録シ−ト Pending JPS61125891A (ja)

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EP19850106604 EP0163297B1 (en) 1984-05-30 1985-05-29 Thermal transfer sheet and method for fabricating same
DE8585106604T DE3580514D1 (de) 1984-05-30 1985-05-29 Waermeuebertragbare schicht und verfahren zur herstellung.
KR1019850003758A KR890003436B1 (ko) 1984-05-30 1985-05-30 열전사기록 시이트 및 그 기록장치
US07/064,249 US4819010A (en) 1984-05-30 1987-06-19 Thermal printer using a thermally transferable ink sheet
US07/125,543 US4826717A (en) 1984-05-30 1987-11-25 Thermal transfer sheet

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02280568A (ja) * 1989-04-21 1990-11-16 Nec Corp ファクシミリシステム

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