JPS61124352A - 製菓素材用ガンモドキ - Google Patents

製菓素材用ガンモドキ

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JPS61124352A
JPS61124352A JP59243032A JP24303284A JPS61124352A JP S61124352 A JPS61124352 A JP S61124352A JP 59243032 A JP59243032 A JP 59243032A JP 24303284 A JP24303284 A JP 24303284A JP S61124352 A JPS61124352 A JP S61124352A
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JP
Japan
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ganmodoki
confectionery
syrup
chocolate
cake
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JP59243032A
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JPH0220B2 (ja
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Chizuru Ueno
千鶴 植野
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Fuji Oil Co Ltd
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Fuji Oil Co Ltd
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  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製菓素材用ガンモドキに関する。
(従来技術) ガンモドキは和風惣菜の1種であり、一般に豆腐を脱水
し、具材(人参、銀杏、木耳等)を入れ、つなぎ(山の
芋のすりおろしたものもの、澱粉等)を加え、成形可能
な硬さとし、適当な大きさに成形し、フライ処理したも
ので、通常煮込んで食するものであり、製菓用の素材に
用いることは知られていない。
亦、ケーキ(例えばパターケーキ、フルーツケーキ、プ
ランディーケーキ、パウンドケーキ等)、ブラリネチョ
コ等のチョコレート菓子、パイ等の焼菓子或いは冷菓等
にガンモドキを用いることも知られていない。
(目的) 本発明者は、和風惣菜としてのガンモドキを製菓(例え
ば、ケーキ、チョコレート菓子、パイ、冷菓等)の用途
に通した製菓素材用ガンモドキにすることを目的とした
(経過) 本発明者は、ガンモドキをケーキ、チョコレート菓子、
パイ、冷菓等の製菓の素材に用いる種々の検討を試みる
なかで、■ガンモドキを油抜きし、■シロップ及び洋酒
で味付けすれば、■例えばパウンドケーキ等の焼菓子に
用いて、■従来にない新規なケーキが得られること、■
チョコレートコーティング等すると■新規なチョコレー
ト菓子が得られること、゛■パイに用いれば■新規なパ
イが得られること、■アイスクリーム等を充填しチョコ
レート等をコーティングすれば[相]新規な冷菓が得ら
れること等の知見を得て本発明を完成するに至った。
(構成) 本発明は■油抜きし、シロップ及び洋酒で味付けした製
菓素材用ガンモドキである。
本件発明において用いるガンモドキは公知のガンモドキ
を用いることができる。
一般にガンモドキは、豆腐を用いて製造され、具材、つ
なぎ等を含んで成形、フライされたものである。従来の
具材は人参、銀杏、木耳等の和風的材料が主であるが、
本発明のガンモドキは特に具材を必須とするものでもな
く、亦ナフツ他の洋風的材料も含むことができる。又、
豆腐を用いず、分離大豆蛋白を用いたガンモドキ(特願
昭46−94097、特願昭53416273等)は蛋
白含量他等の調整により容易に硬さ、組織を調節するこ
とができ、目的とするケーキに合わせた食感に調整でき
好ましい。
本発明においてガンモドキは油抜きすることが必要であ
る。フライしたままの油があると風味の点より菓子にマ
ツチしないのみならず、保存中に油脂の劣化が生じたり
して好ましくない。油抜きは、公知の方法を用いること
ができ、例えば95℃の湯に約1分湯通しする等して簡
単に行うことができる。
更に、本発明において油抜したガンモドキはシロップ及
び洋酒で味付けする必要がある。
シロップだけではガンモドキの持つ和風風味がそのまま
残り洋風の菓子にマツチしない。また、洋酒だけでは、
甘味が不足し洋風の菓子にマツチしない。シロップ及び
洋酒で味付けすることが必要である。
シロップとしては例えば、公知の液状の糖を用いること
ができ、水飴、ハチミツ、市販シロップ、ソルビトール
等の糖アルコール等甘味を有する液状物質を用いること
ができる。
洋酒としては、例えば、ラム酒、プランディー、ホワイ
トキュラソウ、リキエール(ココア、チェリー等)等公
知の洋酒を用いることができ、芳香性の洋酒が好ましい
シロップ及び洋酒は任意の割合で用いることができ、本
発明の製菓素材用ガンモドキ中、その合計量で50〜7
0重量%含まれるほうが好ましい。50重量%未満では
風味的にガンモドキの和風的風味が残り、又水分にもよ
るが硬くて菓子とマツチしない。又、70重量%を越え
ると、ガンモドキからシロップ及び洋酒が流出すること
があり好ましくない。
通常、本発明のガンモドキは50〜65重量%程度の水
分を含み適度な硬さく食感)を有するが、用途別製菓に
合わせて自由に水分を関節することができる。
このようにして油抜し、シロップ及び洋酒で味付けした
製菓素材用ガンモドキは、各種製菓の素材として用いる
ことができる。例えば■ケーキ■チョコレート菓子■バ
イ■冷菓に用いる場合について各々具体的に説明する。
まず■ケーキに用いる場合のうち、バターケーキの一種
であるパウンドケーキに用いる場合について説明すると
、本発明の製菓素材用ガンモドキの量はケーキ中15〜
35重量%用いることが適当である。ガンモドキの量が
少ないとその特徴が出ないし、多すぎるとケーキの生地
がガンモドキとガンモトキノ間に入りにくく、空洞が生
じることがある。
このようにして得られたケーキは、■蛋白質が強化され
る。例えば従来蛋白を粉のかたちでケーキの生地に用い
てもケーキの所謂うきが悪かったり、風味が蛋白臭がす
る等問題があったものを、本発明のガンモドキを用いれ
ばなんの異和感もなく蛋白強化できしかも新規なケーキ
とすることができる。特に例えばパウンドケーキ等の場
合、そのケーキの組織とガンモドキの組織とが調和して
独特のおいしさを醸し出す。シロップ及び洋酒処理によ
りガンモドキの持つ蛋白臭はなく、味的にケーキと良く
調和する。
次に、■チョコレート菓子に用いる場合、例えばプラリ
ネチョコレートのセンター材として用いる等できる。尚
、本発明の製菓素材用ガンモドキはポーラスな組織を有
しているので、なかに例えばガナソシュ等を充填するこ
とができ、更に製菓用素材として適したものにすること
ができる。更に例えばシロップに対する洋酒の割合を増
加すれば容易に洋酒ボンボン的チョコレート菓子を得る
ことができ、従来の洋酒ボンボンに比べ極めて容易にひ
とあじ違ったものにすることができる。このようにして
本発明の製菓素材用ガンモドキをチョコレートコーティ
ングしたチョコレート菓子は従来例えばマジパン等を用
いたものとはひとあじ違った新規なチョコレート菓子と
することができる。
次に、■パイに用いる場合、本発明の製菓素材用ガンモ
ドキを適当な大きさに切って用いれば新規なパイとする
ことができる。
又、■冷菓に用いる場合、本発明の製菓素材用ガンモド
キに例えばアイスクリームを充填しチョコレート等でコ
ーティングすれば新規な冷菓とすることができる。
(実施例) 以下実施例により本発明の実施態様を説明する。
実施例1 (製菓素材用ガンモドキの調製) ミニミニガンモ(不二製油■fi!り 40個(約16
0g)を95℃の熱水で1分ボイルして油恢きし、脱水
して油抜きしたミニミニガンモ約200gを得、これを
ラム酒150部、ハイスイード(シロップ)300部か
らなる味液に2時間以上漬は込み製菓素材用ミニミニガ
ンモ約550gを得た。
表−1(配合) 小麦粉          400g マーガリン        320 gグラニュー糖 
      320 g卵黄           1
20 g全卵           200 gラム酒
           60 gベーキングパウダー 
    3g レモンの皮         5g バニラフレーバー      少々 ミニミニガンモ※1    40個/計ミニミニガンモ
※lは不二製油株式会社製ガンモドキを以上のように処
理したものである。
(パウンドケーキの製造) マーガリンをポマード状となし、グラニユー糖を加え、
さらに混合し、卵黄、全卵を乳化状態を見ながら加え、
ラム酒、/>lニラフレーバー、レモンの皮を入れて混
合し、小麦粉、ベーキングパウダーを入れ混合し、前記
製菓素材用ミニミニガンモを加えて軽く混合分散し、パ
ウンドケーキの型に入れて180 ’C−190℃で5
0分焼いた。
得られたパウンドケーキは、内部にガンモドキを含み、
食したときケーキの持つ食感とガンモドキとは思えない
歯ざわりと味等の食感及び風味を有し、良くケーキとマ
ツチし美味しいものであった。数名のパネラ−に食べて
もらったが、最初だれもガンモドキとは意識しなく、異
和感もなく美味しいとの評価であった。
実施例2 実施例1と同様にして、約160gのミニミニガンモか
ら320gの製菓素材用ガンモドキを得、更にこれに次
記配合のガナノシュを130gを充填して製菓素材用ガ
ンモドキとした。
表−2 ミルクチョコレート     120gトッピング−5
00※2      50gソルビトール      
   15gクワントロー        20g トッピング−500※2は不二製油■製起泡性水中油型
乳化脂である。ガナッシュは常法により調製した。
前記素材用ガンモドキにコーチング用チョコレート(不
二製油0鶏製)をコーティングしてプラリネチョコレー
トを得た。
食したときシェークリームをセンターとするような食感
と美味しい風味を有し、良くチョコレートとマツチした
ものであった。数名のパネラ−に食べてもらったが、だ
れもガンモドキとは意識しなく、美味しいとの評価であ
った。
実施例3 実施例1と同様にして、約160gのミニミニガンモか
ら約560gの製菓素材用ガンモドキを得た。
表−3 紅玉リンゴ(中)    5個 砂111         120g 塩             少々 シナモン       少々 マーガリン     少々 レモン汁       少々 製菓素材用ガンモドキ 200g 前記配合の生地に製菓素材用ガンモドキを適当な大きさ
に切って用い、常法によりアップルパイを得た。
得られたアップルパイは、内部にガンモドキを含み、食
したときパイの持つ食感とガンモドキとは思えない歯ざ
わりと味等の食感及び風味を有し、良くパイとマツチし
美味しいものであった。数名のパネラ−に食べてもらっ
たが、最初だれもガンモドキとは意識しなく、異和感も
な(美味しいとの評価であった。
実施例4 実施例1と同様にして、約160gのミニミニガンモか
ら約320gの製菓素材用ガンモドキを得た。
これにアイスクリームを充填し、アイスゼーティング用
チョコレートを被覆し冷凍して冷、菓を得た。数名のパ
ネラ−に食べてもらったところ、皆美味しいとの評価で
あった。
(効果) 以上詳述したように、本発明により、従来和風惣菜とし
て利用されていたガンモドキを製菓用素材として用いる
ことが可能になったものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油抜きし、シロップ及び洋酒で味付した製菓素材
    用ガンモドキ。
JP59243032A 1984-11-16 1984-11-16 製菓素材用ガンモドキ Granted JPS61124352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59243032A JPS61124352A (ja) 1984-11-16 1984-11-16 製菓素材用ガンモドキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59243032A JPS61124352A (ja) 1984-11-16 1984-11-16 製菓素材用ガンモドキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61124352A true JPS61124352A (ja) 1986-06-12
JPH0220B2 JPH0220B2 (ja) 1990-01-05

Family

ID=17097844

Family Applications (1)

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JP59243032A Granted JPS61124352A (ja) 1984-11-16 1984-11-16 製菓素材用ガンモドキ

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JP (1) JPS61124352A (ja)

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JPH0220B2 (ja) 1990-01-05

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