JPS61123557A - Ｍｉｃｒエンコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はＭＩＣＲエンコーダに関し、特に、手形や小
切手などの帳票の金額記録四に記録された金額データを
読取って、ＭＩＣＲ用フィールドの金額欄にＭＩＣＲ印
字するＭＩＣＲエンコーダに関する。

従来の技術 今日の経済社会では、高度に発達した信用制度のもとで
、種々の経済活動が営まれている。たとえば、各会社間
の商取引はもちろん個人の日常生活においても代金を決
済する方法として、手形や小切手が用いられている。一
般に手形や小切手を振出したり、引受けたりする会社や
個人は決済を銀行などの金融機関に委託し、これらの金
融機関が手形や小切手の支払いを行なっている。また、
金融ｖＡ＠は預金として手形や小切手を受入れたり、手
形を買取ったりして、手形や小切手の所持人となり、他
の金融機関に対してその支払いを求める。

ところで、金融機関相互間の手形や小切手の決済は手形
交換所において手形を交換することにより行なわれ、そ
の差額の決済は各金融機関の預金の盛替により行なわれ
ている。金融機関における交換持出し手続および手形交
換所における交換手続を円滑に行なうため、また、事務
処理の効率化のため各金融機関の手形や小切手の大きさ
や様式はできるだけ統一されており、手形および小切手
用紙にはＭｒＣＲ（マグネット・インク・キャラクタ・
レコグニション）方式によって、所定のコードが印字さ
れる。ここで、ＭＩＣＲＩＣ上は磁気文字自動読取分類
方式のことであって、交換持出し手続については、手形
や小切手の所定のＭＩＣＲ用フィ一フイールドを有する
インクで交換手続に用いられる種々のデータがコードと
して印字され、印字された文字（ＭＩＣＲ文字と称す）
に基づいて、手形交換の際の持出しおよび持帰り事務の
分類、集計作業が機械的に行なわれる。ここに、ＭＩＣ
Ｒ文字による印字をＭＩＣＲ印字と称する。

第５図は手形の一例を示す図である。第５図において、
手形２は金額記録欄２１とＭＩＣＲ用フィ一フィールド
２２む。金額記録欄２１は金額データを記録する欄であ
り、開始符号（※）と終了符号（￥）との間に記録され
た数字が手形２の額面を示す金額データである。ＭＩＣ
Ｒ用フィ一フィールド２２換手続に用いられる種々のコ
ードがＭＩＣＲ印字される。

ＭＩＣＲ用フィールド２２の１カラム〜１２カラムは金
額欄であり、１３カラム〜３２カラムは自行欄であり、
３３カラム〜４３カラムは交換新調であり、４４カラム
〜５１カラムは第１補助自行欄であり、５２カラム〜６
５カラムは第１補助自行欄である。金額欄には金額記録
欄２１に印字された金額データが印字される。自行欄は
手形の発行銀行が使用する欄であり、手形番号、口座番
号および支店番号が印字される。交換新調には金融機関
番号と手形交換所番号とが印字される。第■補助自行欄
には、手形の種別コードが印字され、第■補助自行欄は
手形現物の期日管理に使用される。

なお、第５図において小切手２′を破線で示す。

小切手２−も手形２と同様金額記録ａ２１′とＭＩＣＲ
用フィ一フィールド２２む。ＭＩＣＲ用フィ一フィール
ド２２と共通であるので、小切手２′では１カラム〜４
９カラムが使用される。

ところで、従来、ＭＩＣＲ用フィ一フィールド２２カラ
ム以降に記録される手形または小切手番号、支店番号、
金融機関番号、手形交換所番号および種別コードは手形
または小切手を印刷する時点で予め印字され、口座番号
は顧客が金融機関に小切手または手形帳を請求するため
来店したときに自動印字されるが、金額欄の金額データ
は手形交換所へ持出す時点で、１枚毎にオペレータによ
り手動で入力され、印字される。

発明が解決しようとする問題点 金額欄への印字はオペレータが手動により行なっている
ので、処理速度が遅いという欠点のほか、操作ミスによ
り間違った金額が印字さるおそれがある。

そこで、この発明の主たる目的はＭＩＣＲ用フィールド
の金額欄に自動印字を行なう新規な装置を提供すること
である。

問題点を解決するための手段 この発明のＭＩＣＲエンコーダは、手形や小切手などの
帳票の金額記録欄に記録された金額データの開始符号と
終了符号とを検出する検出手段と、検出手段の検出した
開始符号と終了符号との間に記録された金額データを読
取る第１の読取手段と、第１の読取手段の読取った金額
データをＭＩＣＲ用フィールドの金額欄にＭＩＣＲ印字
する印字手段とを備えて構成される。

また、上述のＭＩＣＲエンコーダは、印字手段がＭＩＣ
Ｒ用フィールドの金額欄にＭＩＣＲ印字した金額データ
を読取るための第２の読取手段と、第２の読取手段の読
取った金額データが、第１の読取手段の読取った金額デ
ータと一致するか否かを判断する判断手段とを含んでい
てもよい。

作用 この発明では、手形や小切手などの金額記録欄に記録さ
れた金額データの開始を示す開始符号と終了を示す終了
符号とを検出して、開始符号と終了符号との間に記録さ
れた金額データを読取って、ＭＩＣＲ用フィールドの金
額欄に読取った金額データを印字するようにしている。

実施例 第２図はこの発明の一実施例のＭＩＣＲエンコーダを示
す外観斜視図である。ＭＩＣＲエンコーダ１はホッパ３
と帳票走行部４とスタッカ５とを備える。ホッパ３は投
入された手形２などの帳票を収容するものである。帳票
走行部４はホッパ３から１枚ずつ繰出された帳票を走行
させる機構部と後の第３図で説明するが、帳票に記録さ
れたデータを読取る機構部と帳票にデータを書込む機構
部とを含む。スタッカ５は帳票走行部４で処理された帳
票を収容するものである。

また、ＭＩＣＲエンコーダ１の前面の垂直パネル面には
、表示器６とブザー７とが備えられ、水平のパネル面に
はキーボード８が備えられる。表示器６は帳票枚数やエ
ラーコードを表示するものである。ブザー７はエラーが
生じたとき、オペレータに警報を発するものである。キ
ーボード８はエラーが生じたとき帳票に印字を行なうた
めオペレータが操作するものである。

ざらに、ＭＩＣＲエンコーダ１の上面のパネル面には伝
票を発行するジャーナルプリンタ９が備えられる。

第３図は第２図に示した帳票走行部４の内部構成を示す
ためＭＩＣＲエンコーダ１のパネルの一部を切取った図
である。帳票走行部４には手形２の金額記録欄２１と相
対する位置に文字読取器１０が配置され、手形２のＭＩ
ＣＲ用フィ一フィールド２２する位置にプリンタヘッド
１１と磁気センサ１２とが配置される。文字読取器１０
は手形２の金額記録欄２１を読取るものであって、まず
開始符号（※）を検出し、開始符号を検出後、終了符号
（￥）を検出するまで金額データを読取る。

文字読取器１０には、たとえば光学式の読取器が用いら
れる。プリンタへラド１１は文字読取器１０の読取った
金額データをＭＩＣＲ文字によりＭＩＣＲ用フィ一フィ
ールド２２欄にＭＩＣＲ印字するものである。磁気セン
サ１２はプリンタへラド１１のＭＩＣＲ印字したＭＩＣ
Ｒ文字を読取るものである。

ところで、手形２と小切手２′の金額欄の位置が多少上
下にずれているので、上述の文字読取器１０は好ましく
はどちらも読取ることができる広視野のものを使用する
。また、文字読取器１０が読取る文字は２種類の記号と
１０種類の数字であるので、読取エラーが発生するおそ
れはないが、必要により少数台の文字読取器を設置すれ
ば、さらに信頼性を向上させることができる。

なお、文字読取器１０および磁気センサ１２はプリンタ
ヘッド１１を含むＭＩＯＲプリンタ（図示せず）内に組
込み、コンパクト化を図ることが好ましい。

第４図は第２図および第３図に示したＭＩＣＲエンコー
ダ１の電気的構成を示す概略ブロック図である。第４図
において、ＭＩＣＲエンコーダ１にはＣＰＵ１３が備え
られる。ＣＰＵ１３にはＲＯＭ１４とＲＡＭ１５とイン
ターフェイス１６とが接続される。ＲＯＭ１４は後で詳
細に説明する・が、第１図に示すフロー図に基づ＜ＣＰ
Ｕ１３の動作プログラムが格納される。ＲＡＭ１５は文
字読取器１０や磁気センサ１２が読取った文字データを
格納する記憶エリアを含む。インターフェイス１６には
帳票繰出部１７とＭＩＣＲプリンタ１８と上述の文字読
取器１０と磁気センサ１２とが接続される。帳票繰出部
１７はホッパ３から帳票を１枚ずつ繰出し、帳票走行部
４を走行させて、スタッカ５に搬送するものである。Ｍ
ＩＣＲプリンタ１８は上述のプリンタへラド１１を含む
もので、ＭＩＣＲ文字を印字するものである。また、イ
ンターフェイス１６には、上述の表示器６とブザー７と
キーボード８とジャーナルプリンタ９とが接続される。

第１図はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ロー図である。以下、第１図ないし第５図を参照してこ
の発明の一実施例の動作について詳細に説明する。

ステップ３１（図示ではＳｌと略称する）において、オ
ペレータが手形２または小切手２′をホッパ３に投入す
ると、ＣＰＬＪ　１３は帳票繰出部１７により帳票走行
部４に帳票を１枚ずつ繰出す。

ステップ＄２において、帳票走行部４に配置された文字
読取器１０はまず※印を検出する。※印を検出できない
帳票は金額記録欄２１をたとえば手書きで記入したもの
であるので、ステップＳ８において警報を発し、ステッ
プＳ９において搬送を停止する。この帳票についてはス
テップＳ１０において、オペシータが従来通りキーボー
ド８を操作して、手動により印字を行なう。

ステップＳ２において、※印を検出したときには、ステ
ップ＄３に進む。ステップＳ３において、ｃｐｕ　ｉ　
３は金額データを文字読取器１０により読取り、ステッ
プＳ４において￥印を検出したとき、金額データの読取
を終了する。ＣＰＩＪ　１３は読取った金額データをＲ
ＡＭ１５に含まれる記憶エリアに記憶する。続いて、Ｃ
ＰＵ１３はステップ＄５において、ＲＡＭ１５の記憶エ
リアに記憶した金額データを手形２のＭＩＣＲ用フィ一
フィールド２２ンタヘッド１１でＭＩＣＲ印字する。

ここで、金額データはＭＩＣＲＩＣ−ルドの金額欄たと
えば２カラム目から１１カラム目までに印字される。

ＣＰＵ　１３はステップＳ６において、ＭＩＣＲ用フィ
一フィールド２２欄に印字された金額データを磁気セン
サ１２により磁気的に読取って、ＲＡＭ１５の記憶エリ
アに記憶した金額データと比較チェックし、一致するか
否かを判断する。チェックの結果一致すれば、ステップ
Ｓ７において、ＣＰＵ１３は手形２を帳票走行部４から
スタッカ５に放出する。ステップＳ６のチェックの結果
、一致していなければ、ステップ＄８においてブザー７
により警報を発し、ステップＳ９において手形２の搬送
を停止し、ステップ＄１０においてオペレータはキーボ
ード８を操作して訂正印字を行なう。

発明の効果 以上のように、この発明によれば、手形や小切手などの
帳票の金額記録欄に記録された金額データを自動的に読
取って、ＭＩＣＲ用フィ一フイールド記録欄にＭＩＣＲ
文字により自動印字するようにしたので、従来オペレー
タが手助により入力し、その入力に基づいて印字してい
た作業を機械化することができる。これにより、手形や
小切手などの処理をほぼ完全に機械化することが可能と
なり、処理速度の向上が図れ、かつオペレータにより操
作ミスを防止することができるという効果がある。

また、この発明の好ましい実施例によれば、ＭＩＣＲ用
フィ一フイールドＣＲ印字した金額データを再度磁気セ
ンサによりチェックするので、金額欄に印字された金額
データに誤りが生じることが少なくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ロー図である。第２図はこの発明の一実施例のＭＩＣＲ
エンコーダを示す外観斜視図である。第３図はこの発明
の一実施例のＭＩＯＲエンコーダの帳票走行部の内部構
成を示すため一部を切取った図である。第４図はこの発
明の一実施例のＭＩＣＲエンコーダの電気的構成を示す
概略ブロック図である。第５図は手形の一例を示す図で
ある。 図において、１はＭＩＣＲエンコーダ、２は手形、２１
は金額記録欄、２２はＭＩｃＲ用フィ一フイールドは文
字読取器、１１はプリンタヘッド、１２は磁気センサ、
１３はＣＰｔＪ、１４はＲＯＭ、１５はＲＡＭを示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）手形や小切手などの帳票の金額記録欄に記録され
   た金額データを読取って、読取った金額データを前記帳
   票に含まれるＭＩＣＲ用フィールドの金額欄にＭＩＣＲ
   印字するＭＩＣＲエンコーダであって、 前記金額記録欄に記録された金額データの開始を示す開
   始符号と終了を示す終了符号とを検出する検出手段と、 前記検出手段の検出した前記開始符号と前記終了符号と
   の間に記録された金額データを読取る第１の読取手段と
   、 前記第１の読取手段の読取った金額データを前記ＭＩＣ
   Ｒ用フィールドの金額欄にＭＩＣＲ印字する印字手段と
   を備えるＭＩＣＲエンコーダ。
2. （２）さらに、前記印字手段が前記ＭＩＣＲ用フィール
   ドの金額欄にＭＩＣＲ印字した金額データを読取るため
   の第２の読取手段と、 前記第２の読取手段の読取った金額データが、前記第１
   の読取手段の読取った金額データと一致するか否かを判
   断する判断手段とを含む、特許請求の範囲第１項記載の
   ＭＩＣＲエンコーダ。