JPH02286361A - 手形小切手等の印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野］ 本発明は、約束手形や小切手に支払人、支払地、振出人
、振出地、交換場所、取引銀行名、店舗名、口座番号等
のデータを印字する場合に用いて好適な手形小切手等の
印字装置に関する。

［従来の技術］ 約束手形、小切手等は、その用紙に前述の各種データを
印字した上で一定枚数ずつ利用者に渡され、利用者が金
額を記入して捺印の上発行されるのが一般的である。ま
た、これらのデータの用紙への表示には、例えば第４図
の約束手形１における符号２で示すような通常の（人が
視覚的に認識し得る）文字、数字と、符号３で示すよう
な主として機械に読取らせるための記号、例えばＭＩＣ
ＲＩＣ中磁性インクを用いることにより磁気的に読取り
得るようにした特殊な文字）あるいはバーコード（光学
的に読取るようにした記号）とが併用されている。

［発明が解決しようとする課題］ ところで従来、約束手形や小切手にあっては、−牧師の
用紙に上記表示データの印字を行い、定枚数の印字が終
了した時点でこれらをまとめ、あるいは冊子状に形成し
て利用者へ提供していた。

しかしながら、−枚一枚のバラ状態からまとめる際ある
いは冊子状に形成する際には手間が掛かり、また、−度
に複数の利用者のデータ印字を行う際には、印字済みの
用紙が紛れ合う恐れ、あるいはそれらを防止するための
チエツクの手間が必要であった。

また、用紙へのデータ表示の問題として、上記表示デー
タの誤記は絶対に許容されないため、印字後に印字内容
をチエツクすることが必須とされるが、人の視覚によっ
て認識し得ない上記ＭＩＣＲＩＣ中バーコードについて
は、これらを専用の読取装置に読取らせてチエツクする
ことが必要になり、その作業が煩雑化する等の問題があ
った。

本発明は前記課題を解決するもので、利用者に提供する
一定枚数の印字済みの小切手類を連続状で供給、印字、
発行することのできる、さらには、機械に読取らせるこ
とを前提とする各種記号等の誤記を確実に防止、すると
共に、連続用紙への印字を可能とした手形小切手等の印
字装置の提供を目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明は、約束手形、小切手
等の用紙として使用される複数の単位用紙が切離し可能
に連続的につながった連続用紙を搬送し、搬送中の連続
用紙の各単位用紙へ視覚的あるいは機械的に認識可能な
文字、記号等のデータを印字した後、該データが印字済
の各単位用紙を切離して用紙集積部へ送出するように構
成した手形小切手等の印字装置であって、用紙供給部に
貯留された連続用紙を搬送する搬送手段と、連続用紙の
各単位用紙へ機械的に認識可能なデータを印字する第１
の印字手段と、連続用紙の各単位用紙へ視覚的に認識可
能なデータを印字する第２の印字手段と、前記第１及び
第２の印字手段によりデータが印字された連続用紙の各
単位用紙を切離す切断手段と、該切断手段により切離さ
れた各単位用紙を用紙集積部へ送出する送出手段とを具
備することを特徴とする。

また、さらには、連続用紙の各単位用紙へ前記第１の印
字手段により印字されたデータを読取る読取手段と、該
読取手段による読取データと前記第１の印字手段による
印字データとを比較し、該第１の印字手段による連続用
紙の各単位用紙への印字の可否を判定する比較手段とを
有することを特徴とする。

［作用］ 本発明によれば、搬送中の連続用紙の各単位用紙に対し
、第１の印字手段により機械的に認識可能な文字、記号
等のデータが印字されると共に、第２の印字手段により
視覚的に認識可能な文字、記号等のデータが印字される
。そして、利用者の要求する一定枚数のデータ印字が終
了すると、切断手段により切り離され、用紙集積部へ送
出される。

さらに、各単位用紙へのデータ印字がなされた際には、
第１の印字手段による各単位用紙への印字データが読取
手段により読取られ、比較手段により印字の可否が一判
定される。そして、第１及び第２の印字手段によるデー
タが印字された各単位用紙が切断手段により切離された
後、用紙集積部へ送出される。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本実施例のデータ印字装置の概略図であり、該
データ印字装置は、連続用紙ｌＯ（第３図参照）がミシ
ン目１１により区分された各単位用紙１２に対し、所定
のＭＩＣＲ文字及び通常文字／通常数字を印字した後、
ミシン目１１及び耳１３を切断することにより、例えば
前述の第４図に示したような約束手形１を作成するよう
になっている。この場合、前記連続用紙１０を構成する
各単位用紙１２には、例えば第４図に示すように「約束
手形」　「金額」　「上記金額を・・・・・・」　「年
月日」　「振出人Ｊ　「支払地」等の文字（第４図中２
及び３の符号を付していない文字）や、破線／実線等が
予め印字されている。

再度第１図において、図中左上方側には前記連続用紙ｌ
Ｏを折り畳み状に集積した連続用紙供給部（図示路）が
配設されており、該連続用紙供給部から連続用紙１０が
図中右方向へ給送されるようになっている。また、図中
１４．１５は対向配置されたローラであり、前記連続用
紙供給部から搬送されてきた連続用紙１０は前記ローラ
１４、ローラ１５間へ送り込まれ、ローラ１４の周面の
回りを半周させられその搬送方向を略１８ｏ０変換させ
られた後、図中左方向へ搬送されるようになっている。

更に、前記ローラ１４の下流側には、ローラ１６．１６
に巻回されると共に、ベルトの表面に沿って所定間隔で
突起１７Ａ・・・が形成された搬送ベルト１７が配設さ
れている。該搬送へルト１７は、突起１７Ａ・・・が連
続用紙１ｏの両耳１３、Ｉ３に所定間隔で設けられた孔
１３Ａ・・・へ嵌合することにより、連続用紙１ｏを下
流側へ搬送するようになっている。

また、前記搬送ベルトＩ７の下流側にはカッタ１８が配
設されており、該搬送ベル１−１７によって搬送されて
くる連続用紙１，０の両耳１３．１３を切断するように
なっている。該切断された両耳１３．１３はガイド部材
１９により案内され、回収部（図示路）へ排出されるよ
うになっている。

更に、前記カッタ１８の下流側には１対のローラ２０．
２０、カッタ２１％　ｉ対のローラ２２．２２が配設さ
れている。前記カッタ２１は、両耳１３．１３が切断さ
れローラ２０．２０から送出されてくる連続用紙１０を
利用者別にミシン目１１から切断するためものであり、
切断された連続用紙１０（単位用紙群１２、Ｉ２・・・
）はローラ２２．２２により用紙集積部（図示路）へ送
出されるようになっている。尚、前記カッタ２１により
切断された各単位用紙群１２．１２は、ＭＩＣＲ文字、
通常文字／数字が既に印字されたものであり、これら各
種文字、数字を印字する印字部の構成については以下に
詳述する。

前記ローラ１４の近傍には、機械的に認識可能なＭＩＣ
Ｒ文字を印字するＭＩＣＲ印字部２３が配設されている
。該Ｍ　１．　ＣＲ印字部２３は、その先端部にＭｉＣ
Ｒ文字が形成されたタイプホイール２３Ａと、該タイプ
ホイール２３Ａの一つ一つのＭＩＣＲ文字を選択駆動し
て印字を行うソレノイド２３■３とにより構成されるも
ので、該ＭＩＣＲ印字部２３は、第１図の紙面表裏方向
へ移動自在に支持されている。

従って、ＭＩＣＲ印字部２３は、第１図の紙面表裏方向
へ移動しながら、タイプホイール２３ＡのＭＩＣＲ文字
を選択し、これをインクリボン（図示路）を介して連続
用紙１０の各単位用紙１２へ押し付けることによりＭＩ
ＣＲ文字（上記第４図の符号３で示す文字）を単位用紙
Ｉ２の所定箇所へ印字することができる。

また、前記ローラ１４の近傍で前記ＭＩＣＲ印字部２３
から連続用紙搬送方向下流側へ離間した位置には、視覚
的に認識可能な通常文字／数字を印字するドツトプリン
タ２５が配設されている。

該ドツトプリンタ２５のヘッド２５Ａもまた、第１図の
紙面表裏方向へ移動自在に支持されており、ローラ１４
の周面に沿って搬送されてくる連続用紙ＩＯの各単位用
紙１２の所定箇所へ、通常文字／通常数字（上記第４図
の符号２で示す文字／数字）を印字するようになってい
る。

この場合、第２図に示す如く前記ローラ１４周面の近傍
にはカバー２６、カバー２７が配設されている。前記Ｍ
ＩＣＲ印字部２３は、両力バー２６．２７間に形成され
た印字位置Ｐ１において矢印方向に向かって印字動作を
行う一方、前記ドットブリンタ２５のヘッド２５Ａは、
前記カバー２７の端部側に形成された印字位置Ｐ２にお
いて矢印方向に向かって印字動作を行うようになってい
る。尚、前記カバー２７は、ローラＬ４の周面における
連続用紙１０のたわみ１０’を規制し円滑な搬送を行わ
せるために配設されている。

再度第１図に戻り、前記ドツトプリンタ２５の下流側に
は、第１図の紙面表裏方向へ移動自在に支持されたＭＩ
ＣＲ読取部２８が配設されている。

該ＭＩＣＲ読取部２８は、前記ＭＩＣＲ印字部２３によ
り単位用紙１２へ印字されたＭＩＣＲ文字を磁気的に読
取り、読取データを比較部２９へ出力するようになって
いる。該比較部２９は、前記ＭＩＣＲ読取部２８から出
力される読取データと、前記ＭＩＣＲ印字部２３のヘッ
ド２３Ａを駆動する駆動部３０から出力される印字デー
タとを比較し、連続用紙ＩＯの各単位用紙１２における
ＭＩＣＲ文字の可否を印字の度毎に判定するようになっ
ている。この場合、該比較部２９がＭＩＣＲ文字を否と
判定し異常信号を出力するとアラーム部（図示路）が作
動し、異常を報知するようになっている。

また、前記ローラ１４、搬送ベルト１７、カッタ１８、
ローラ２０はモータ３１により駆動制御される一方、前
記ローラ２２はモータ３２により駆動制御されるように
なっており、これら各ローラ１４．２０，２２、搬送ベ
ルト１７の回転速度は、連続用紙ＩＯ及びカッタ２Ｉに
より切断された単位用紙１２が円滑に搬送されるように
同期がとられている。

次に、上記構成による本実施例の作用を説明する。

該データ印字装置による連続用紙ｌＯへのデータの印字
開始に当たり、前記連続用紙供給部から連続用紙ＩＯを
引き出し、該連続用紙１０の両耳１３．１３の孔１３Ａ
・・・を搬送ベルト１７の突起１７Ａ・・・と嵌合させ
ることにより、連続用紙１０をセットする。次に、モー
タ３１を駆動しローラ１４、搬送ベルト１７、ローラ２
０を第１図反時計方向へ回転駆動すると共に、モータ３
２を駆動しローラ２２を第１図反時計方向へ回転駆動す
ると、連続用紙１０の搬送が開始される。この時、前記
モータ３１の駆動に゛よりカッタ１８が作動状態となる
。

また、駆動部３０によりＭＩＣＲ印字部印字部上３が開
始されると、第１図Ａ部に位置している連続用紙１０の
単位用紙１２の所定箇所に対し、ＭＩＣＲ印字部印字部
上３ＭＩＣＲ文字（第４図符号３参照）が印字される。

次いで、前記Ａ部に位置していた連続用紙ＩＯの単位用
紙１２が所定ビ・ソチ送られ、ローラ１４の周面を回り
込んでドツトプリンタ２５の配設箇所へ到達すると、前
記ＭＩＣＲ文字が印字された連続用紙１００単位用紙１
２の所定箇所に対し、ドツトプリンタ２５により通常文
字／数字が印字される。

更に、前記ＭＩＣＲ文字、通常文字／数字が印字された
連続用紙１００単位用紙１２が所定ピッチ送られ、ＭＩ
ＣＲ読取部２８の配設箇所へ到達すると、該単位用紙Ｉ
２に印字されたＭｆＣＲ文字がＭ［ＣＲ読取部２８によ
り読取られる。そして、該Ｍ［ＣＲ読取部２８による読
取データが比較部２９へ出力されると、該比較部２９は
前記読取デ。

−夕と、ＭＩＣＲ印字部印字部上３ド２３Ａの作動に対
応して駆動部３０から出力される印字データとに基づき
、前記連続用紙１００単位用紙１２におけるＭＩＣＲ文
字の可否を判定する。この場合、比較部２９がＭＩＣＲ
文字を否と判定し異常信号をアラーム部（図示路）へ出
力すると、異常が報知される。

次いで、前記ＭＩＣＲ文字、通常文字／数字が印字済の
連続用紙ＩＯが、搬送ベルト１７により更に第１図左方
向へ搬送されカッタ１８の配設箇所へ到達すると、前記
連続用紙１０はカッタ１８により両耳１３．１３が切断
された後、ローラ２０゜２０によりカッタ２１配設側へ
送出される。この時、切断された両耳１３．１３はガイ
ド部材１９を介し回収部（図示路）へ排出される。以下
、同様にして利用者が要求した希望校数分の印字が終了
すると、前記両耳１３．１３が切断された連続用紙１０
はカッタ２１によりミシン目１１から切断され、ＭＩＣ
Ｒ文字、通常文字／数字か印字された一連の単位用紙群
１２．１２・・・（例えば上記第４図の約束手形１参照
）に分割された後、ローラ２２．２２によって送出され
用紙集積部（図示路）へ次々に集積される。

即ち、上記実施例によれば、利用者毎の一連の印字済み
単位用紙群１２．１２・・・により発行されるため、印
字、集積後の他の利用者針との紛れ込みが防止されるも
のであり、また、連続用紙ＩＯの各単位用紙１２に対す
る各種ＭＩＣＲ文字、通常文字／数字等の印字を的確に
行うことができると共に、誤記を確実に防止することが
できる。

尚、上記実施例では、連続用紙１０にＭＩＣＲ文字、通
常文字／数字を印字し約束手形を作成する場合について
説明したが、これに限定されず、例えば小切手等を作成
することも可能である。

また、ＭＴＣＲ印字を行ってから、通常文字／数字印字
がなされるように説明したが、その順序が逆となっても
良いし、その配置が逆であっても良いものである。

さらには、同時に印字動作可能なように配置、制御する
ことも可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、用紙供給部に貯留
された連続用紙を搬送する搬送手段と、連続用紙の各単
位用紙へ機械的に認識可能なデータを印字する第１の印
字手段と、連続用紙の各単位用紙へ視覚的に認識可能な
データを印字する第２の印字手段と、前記第１及び第２
の印字手段によりデータが印字された連続用紙の各単位
用紙を切離す切断手段と、該切断手段により切離された
各単位用紙を用紙集積部へ送出する送出手段とを具備す
る構成上したので、さらには、連続用紙の各単位用紙へ
前記第１の印字手段により印字されたデータを読取る読
取手段と、該読取手段による読取データと前記第１の印
字手段による印字データとを比較し、該第１の印字手段
による連続用紙の各単位用紙への印字の可否を判定する
比較手段とをさらに有するようにしたので、以下の効果
を奏することができる。

■利用者−人−人について一連の印字済み単位用紙群と
して小切手類を印字、発行できるので、複数の利用者に
ついて一度に印字を行うようにした場合でも、利用者毎
の印字、発行した小切手類が紛れ合う恐れがなく、一連
の単位用紙群として利用者に提供できるため、提供側も
利用者側も管理がし易い効果がある。

■連続用紙を構成する各単位用紙に対し機械的あるいは
視覚的に認識可能な文字、記号等の各種データを印字す
ることができるため、例えば約束手形や小切手等を連続
的に作成することが可能となる。

■また、上記約束手形や小切手等における各種データ印
字の信頼性を大幅に向上させることができる。

■また、利用者へ手渡す直前に必要な各種データの印字
を行うため、約束手形や小切手等を利用者別に保管して
おぐことが不要となり、単に用紙を保管するだけで済み
、管理が容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるデータ印字装置の構成
を示す概略図、第２図は第１図のＡ部の拡大図、第３図
は連続用紙の一例を示す平面図、第４図は約束手形用紙
の一例を示す平面図である。 １０・・・・・・連続用紙、１２・・・・・・単位用紙
、１４・１．５・２０・・・・・・ローラ（搬送手段）
、１７・・・・・・搬送ベルト（搬送手段）、１８・２
Ｉ・・・・・・カッタ（切断手段）、２２・・・・・・
ローラ（搬送手段、送出手段）、２３・・・・・・ＭＩ
ＣＲ印字部（第１の印字手段〉、２５・・・・・・ドツ
トプリンタ（第２の印字手段）、２８・・ＭＩＣＲ読取
部（読取手段）、２９・・・・・・比較部（比較手段）
。 出願人　　ローレルバンクマシン株式会社第２ 図 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）約束手形、小切手等の用紙として使用される複数
   の単位用紙が切離し可能に連続的につながった連続用紙
   を搬送し、搬送中の連続用紙の各単位用紙へ視覚的ある
   いは機械的に認識可能な文字、記号等のデータを印字し
   た後、該データが印字済の各単位用紙を切離して用紙集
   積部へ送出するように構成した手形小切手等の印字装置
   であって、用紙供給部に貯留された連続用紙を搬送する
   搬送手段と、 連続用紙の各単位用紙へ機械的に認識可能なデータを印
   字する第１の印字手段と、 連続用紙の各単位用紙へ視覚的に認識可能なデータを印
   字する第２の印字手段と、 前記第１及び第２の印字手段によりデータが印字された
   連続用紙の各単位用紙を切離すことが可能な切断手段と
   、 該切断手段により切離された各単位用紙を用紙集積部へ
   送出する送出手段と、 を具備してなる手形小切手等の印字装置。
2. （２）連続用紙の各単位用紙へ前記第１の印字手段によ
   り印字されたデータを読取る読取手段と、該読取手段に
   よる読取データと前記第１の印字手段による印字データ
   とを比較し、該第１の印字手段による連続用紙の各単位
   用紙への印字の可否を判定する比較手段とをさらに有す
   ることを特徴とする請求項１記載の手形小切手等の印字
   装置。