JPS61122931A - 光ディスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複数に分割されたセクタ構造を有する光ディス
クに関するものである。

従来の技術 スパイラル状又は同心円状の案内溝が刻まれた基板上に
光記鋒材料を蒸着し形成した情報記録領域を有し、この
情報記録領域が・複数に分割されたセクタ構造を有する
光ディスクにセクタ単位で情報の記録再生を行なう光デ
イスク記録再生装置では、情報を正規のセクタに記録し
、正規のセクタから再生できなくてはならない。そして
、記録された情報は必ず再生できなくてはならない。そ
こで、従来の光デイスク記録再生装置においては、セク
タの先頭にアドレス部を設ける方式、セクタ間に入って
いるセクタ分離信号を計数し、セクタのアドレスを得る
方式、或いは、特願昭５８−２３ＣＲＣ４に示す様に、
再生時に最適レベルでアドレス検出を行ない、記録時に
は検出感度を下げてアドレス検出を行なうという方式が
採られ、光デイスク記録再生装置により、アドレス部の
信頼性を確保されていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、一般にセクタのアドレスを発生する信号
は時間的に短く、有効な誤り制御を施すことができず、
また、光デイスク記録再生装置が異なる場合や、記録時
のフォーカスやトラッキングサーボの状態により、アド
レス部の信頼性が常に保証されるわけではないという問
題点を有していた。

本発明はかかる点に鑑み、アドレス部が十分な信頼性を
保証された光ディスクを提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、情報記録領域が複数に分割されたセクタ構造
を有しかつ前記各セクタには予めアドレス信号が記録さ
れているアドレス部およびデータを記録するためのデー
タ記録部を有し、かつ前記アドレス部を再生し。た時の
再生アドレス信号よりアドレスを再生する際の２値化の
レベルを変更し再生感度を下げて再生アドレス信号から
アドレスを再生し、この再生されたアドレスと該当セク
タのセクタアドレスとを比較し、一致しないとき当該ア
ドレス部に所定の信号を重ね書きし、以後の再生に対し
てこのアドレス部が再生不能となる処置を施した光ディ
スクである。

作　　用 本発明は前記した構成により、再生時の状態によりアド
レス検出の成否が左右される信頼性に欠けるアドレス部
を完全に再生不能にすることにより、当該セクタには情
報を記録することができないようにし、十分な信頼性が
保証されるアドレス部のみが存在する光ディスクとして
いる。

実施例 第１図は本発明の一実施例における光ディスクの記録フ
ォーマットを示した図である。

第１図において、１はアドレス部、６はデータ記録部、
２はアドレスマーク、３はアドレスデータ部、４はＣＲ
Ｃ部である。各セクタはアドレス部１およびデータ記録
部６により構成され、アドレス部１は、アドレス部の始
まりを示すアドレスマーク２、アドレスデータ部３、そ
のチェックであるＣＲＣ部４からなり、第ｎセクタのセ
クタアドレスをｎとすると、第ｎセクタのアドレス部に
は記録再生を行なう前にあらかじめ初期フォーマフティ
ング等によりセクタアドレスｎが記録されている。

第２図は第１図に示したような記録フォーマットを有す
る光ディスクを検査する装置の実施例のプロ・ツク図で
ある。

第２図において、６は制御部、７はコン７くレータ、８
はアドレスデコーダ、９は信号発生器、１゜は記録再生
部、１１は光学式ビ・ソファ９プ、１２は光ディスクで
ある。制御部６はＣＰＵ等で構成されている。

いま、あるセクタを検査する時、制御部６はそのセクタ
アドレス１３を記録再生部１０とアドレスデコーダ８に
送る。記録再生部１ｏは光学式ピ、ツクアップ１１を制
御し、セクタのアドレス部１を順次読み込み、セクタア
ドレス１３に該当するセクタを検索する。コンパレータ
７は、記録再生部１・０より送られる再生アドレス信号
１７を最適値に設定されたレベル信号１８により二値化
し、アドレス信号１４を作る。アドレスデコーダ８は、
アドレス信号１４をデコードし、該当セクタを検出した
場合、一致信号１６、検出できない場合、不一致信号１
６をそれぞれ制御部６に送る。該当セクタを検出すると
制御部６はレベル信号１８を変更することにより再生感
度を下げて再び該当セクタを検索する。感度を下げて二
値化された再生アドレス１４はアドレスデコーダ８に送
られ、セクタアドレス１３と比較され、一致が検出され
た場合、アドレスデコーダ８は一致信号１６を制御部６
に送り、該当セクタのアドレス部１は十分に信頼性があ
るとし検査を終える。一方、該当セクタアドレス１３と
の一致が検出されない場合、アＰレスデコーダ８は不一
致信号１６を制御部６に送る。制御部６は再びレベル信
号１８を最適値に変更し、該当セクタの一つ前のセクタ
を検出し、１セクタ分の時間遅延の後、書込信号１７を
信号発生器９と記録再生部１０に送る。信号発生器９は
所定の記録信号１８を記録再生部１０に送り、記録再生
部１０は該当セクタのアドレス部１が再生不能となるよ
うに重ね書きを行い該当セクタの検査を終える。

セクタのアドレス部１が再生不能となるように重ね書き
を行う例として、以下の方法がある。

（１）アドレス部１全体に重ね書きをする。（第１図ａ
）。

（掲　アドレスマーク２に重ね書きをする（第１図ｂ）
。

（ｓ）ＣＲＣエラーが発生するように、ＣＲＣ部３の長
さ以下の誤りを起こすよう重ね書きをする（第１図Ｃ）
。

また、重ね書きをする信号は、ＤＣ信号、あるいはその
他のこのセクタのアドレスが読めない条件舎満足する任
意の信号であって良い。なおこの他、重ね書きのやり方
としては、種々の方法が可能である。

本実施例によれば、光デイスク検査装置によりすべての
セクタのアドレス部１の検査を行えば、安定なアドレス
部のみを有する光ディスクを提供することができる。

なお、本発明は上記し且つ図示した実施例のみに限定さ
れることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変形や適用が可能であることは言う迄もない。

発明の詳細 な説明したように、本発明は、検査時、２値化のレベル
を変更することにより再生感度を下げてアドレス部を再
生し、アドレス部が不安定なセクタを検出しこのセクタ
のアドレス部を再生不能にしたアドレス部が安定なセク
タのみを有する光ディスクであり、記録再生を行う光デ
イスク記録再生装置が異なる場合や記録時のフォーカス
やトラッキングサーボの状態によりアドレス部の信頼性
が左右されることなく、光デイスク記録再生装置に対す
る互換性に富み、安定した情報の記録再生を行うことが
可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光ディスクの記録フ
ォーマットの一例を示した図、第２図は同実施例の光デ
ィスクの検査装置の一実施例を示すブロック図である。 １・・・・・・アドレス部、２・・・・・・アドレスマ
ーク、３・・・・・・アドレスデータ部、４・・・・・
・ＣＲＣ部、６・・・・・・・・データ記録部、６・・
・・・・制御部、７・・・・・・コンパレータ、８・・
・・・アドレスデコーダ、９・・・・・・信号発生器、
１ｏ・・・・・・記録再生部、１２・・・・・・光ディ
スク。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報記録領域が複数に分割されたセクタ構造で前
   記各セクタには予めアドレス信号が記録されているアド
   レス部およびデータを記録するためのデータ記録部を有
   し、かつ前記アドレス部を再生した時の再生アドレス信
   号よりアドレスを再生する際の２値化レベルを変更し再
   生されたアドレスと該当セクタのセクタアドレスとを比
   較し、一致しないときに当該アドレス部に所定の信号が
   重ね書きされ以後の再生に対してこのアドレス部が再生
   不能となる処置を施した光ディスク。
2. （２）セクタのアドレス部がアドレスデータ部の始まり
   を示すアドレスマークとセクタのアドレスを示すアドレ
   スデータ部とそのチェック用信号であるＣＲＣ部から構
   成され、かつ、前記セクタアドレス部あるいはＣＲＣ部
   に前記ＣＲＣ部の長さ以下の所定の信号を重ね書きし、
   以後の再生に対してＣＲＣエラーが発生するようにして
   当該アドレス部が再生不能となる処置を施した特許請求
   の範囲第１項記載の光ディスク。