JPH09106624A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH09106624A
JPH09106624A JP26180595A JP26180595A JPH09106624A JP H09106624 A JPH09106624 A JP H09106624A JP 26180595 A JP26180595 A JP 26180595A JP 26180595 A JP26180595 A JP 26180595A JP H09106624 A JPH09106624 A JP H09106624A
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JP
Japan
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recording medium
recording
digital signal
data
recorded
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JP26180595A
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English (en)
Inventor
Shigeki Hamada
茂樹 浜田
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル信号の劣化を伴わないデータの移動
を行う。 【解決手段】 再生装置3は第1記録媒体8からデジタ
ル信号を読出し、エラー訂正を施した後に信号を伸長し
て記録装置4に与える。記録装置4では、媒体8がマス
タディスクであってデータの複写を行うとき、データの
移動を行うとき、および媒体8の傷が検出されたときに
は、与えられた信号をそのまま帯域圧縮しエラー訂正符
号を付加して第2記録媒体9に記録する。媒体8がマス
タディスクではなくデータの複写を行うときは、与えら
れた信号を一度アナログ信号に変換してからデジタル信
号に戻した信号を帯域圧縮しエラー訂正符号を付加して
媒体9に記録する。移動を行うときおよび傷が検出され
たときは、信号を媒体9に記録した後に、媒体8のデジ
タル信号を消去する。データの移動を行うときには、デ
ジタル信号を媒体9のトラックに沿って連続的に記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、SCMS(Serial
Copy Management System)規格に従って記録されてい
る記録媒体のデータを別の記録媒体に移動させることが
できる記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミニディスクやデジタルオーディオテー
プレコーダなどのオーディオ装置は、SCMS規格に則
って作成される。SCMS規格とは、記録内容をデジタ
ル信号に変換して記録する記録媒体におけるデジタル信
号の複写に関する規格である。このようなオーディオ装
置において用いられる記録媒体には、アナログ信号で与
えられるデータを符号化したデジタル信号が記録され
る。
【0003】SCMS規格では、基本となるデータを符
号化して作成したデジタル信号をストアしたいわゆるマ
スタ記録媒体から別の記録媒体にデータをデジタル複写
することは可能であるけれども、データをデジタル複写
した記録媒体から別の記録媒体へ再びデータのデジタル
複写を行うことは禁止されている。デジタル複写とは、
複写すべきデータをストアした第1の記録媒体から読出
したデジタル信号を、そのまま記録装置に転送して第2
の記録媒体に記録する手法である。
【0004】一度データをデジタル複写した記録媒体か
ら、その記録媒体に記録されたデータを別の記録媒体に
複写したい場合には、アナログ複写によって複写するこ
とができる。アナログ複写とは、複写すべきデータをス
トアした第1の記録媒体から読出したデジタル信号をア
ナログ信号に変換した後に再びデジタル信号に変換し、
この信号を記録装置に転送して第2の記録媒体に記録す
る手法である。アナログ複写は、第1の記録媒体から読
出したデジタル信号をデジタル/アナログ変換した後に
再びアナログ/デジタル変換する。この変換によって、
信号に量子化雑音などが加わり、データの信号の品質が
劣化する。これによって、アナログ複写によって複写さ
れたデータは、デジタル複写によって複写されたデータ
よりもデータの品質が劣化する。
【0005】SCMS規格に基づいて作成された記録媒
体にストアされたデータを別の記録媒体に複写する従来
技術は、特開平4−13274号公開公報、特開平5−
20850号公開公報、および実開平3−98759号
公開公報にそれぞれ開示されている。
【0006】特開平4−13274号公報では、デジタ
ルオーディオテープレコーダや8mmビデオテープレコ
ーダの音声信号など、デジタル信号に変換されてストア
されているデータを複写する技術が開示されている。当
該公報では、デジタルコピーが禁止されているとき、読
出したデジタル信号を一旦アナログ信号に変換してか
ら、改めてデジタル信号に変換し、変換されたデジタル
信号を記録するアナログ複写を行っている。
【0007】特開平5−20850号公報では、デジタ
ルオーディオテープレコーダにおいて、デジタルコピー
が禁止されているときの複写手法が開示されている。当
該公報では、デジタル信号記録再生装置は、複写すべき
データの中からデジタルコピー禁止信号を検知すると、
当該検知信号によってデジタルコピーが禁止されている
曲を選択し、その曲のデジタルコピーを停止して、他の
曲だけ連続してデジタルコピーを行う。また、デジタル
コピーが禁止されている曲は、当該曲のデジタル信号を
一旦アナログ信号に変換した後にデジタル信号に再び変
換して、このデジタル信号を用いて複写を行う。
【0008】実開平3−98754号公報では、デジタ
ルオーディオテープレコーダの複写装置に関する技術が
開示されている。当該複写装置では、複写すべきデータ
内にデジタルコピー禁止信号が組込まれている場合、こ
のデジタルコピー禁止信号によってデジタルコピーが禁
止されているデータを複写するときには、当該データの
デジタル信号を一旦アナログ信号に変換した後に再びデ
ジタル信号に変換して、この変換されたデジタル信号を
用いて複写を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように一度デジ
タル複写を行ったデータは、以後、アナログ複写によっ
てだけ他の媒体に複写することができる。データの複写
を実施する理由として、ミニディスクやデジタルオーデ
ィオテープなどの記録媒体に傷がついたりして劣化し、
以後、記録媒体のデータの再生に支障をきたすおそれが
ある場合が挙げられる。このような場合には、複写元と
なるデータをストアした記録媒体のデータは、複写完了
後に消去または読出し禁止フラグが付加されるなどして
破棄されてもかまわない。このような理由においてデー
タを複写するとき、複写元のデータが別の媒体から複写
されたデータであれば、従来技術の記録再生装置では、
データをアナログ複写していた。
【0010】また、データの記録、記録されたデータの
一部消去、およびデータの再記録を同一のミニディスク
に対して繰返し実施すると、再記録されたデータはまず
最初に、記録されていたデータが一部消去された領域に
ストアされる。再記録されるデータのデータ量が一部消
去されたデータよりも多いときは、再記録されるデータ
のうちで一部消去された領域に入りきらないデータは、
一部消去された領域とは別の空き領域にストアされる。
【0011】ミニディスクでは、このように再記録され
たデータは、ディスク内で最も読出し時間が短く効率の
よいデータの記録順序には沿わず、他のデータの間隙に
不連続に記録される。このようなディスクのデータを再
生するときには、ミニディスクの再生装置では、ミニデ
ィスク内のデータを、データの記録時に定める読出し順
に沿ってサーチして読出し、読出した順に再生する。
【0012】このように、データの記録、一部消去およ
び再記録を繰返し実行すると、ミニディスク内にストア
されるデータのストアされる順序は、最も効率よくデー
タを読出すことのできる順序からはずれる。したがっ
て、このようなミニディスクからデータを読出す場合、
頻繁にデータの読出し位置のサーチを行う必要があり、
データのアクセスに時間がかかる。これによって、音飛
びを防止するために設けられる耐振用メモリにストアさ
れるデータのデータ量が減少する。このように、データ
を最も効率よく読出すことができる順序と実際にデータ
を読出す読出し順序が異なる場合には、データ再生時の
音飛びの可能性が増加する。したがって、音飛びの可能
性を減少させるには、データの記録順序を最も効率よく
データを読出すことができる記録順序と一致させるなど
して、データを整理する必要がある。
【0013】このように、記録媒体に傷が付いていた
り、記録媒体内のデータを整理したいと考えるときに
は、当該データが記録されている第1記録媒体から別の
第2記録媒体にデータの品質を劣化させないで複写(移
動)したいと希望することがある。このような場合に
は、データ複写後に第1記録媒体のデータは破棄されて
もかまわないと考えられる。
【0014】従来技術の記録再生装置では、データの転
送後において、データが今までストアされていた第1記
録媒体内のデータを破棄する破棄しないにかかわらず、
データはアナログ複写によって別の記録媒体に複写され
ていた。したがって、データの複写元となる第1記録媒
体にストアされているデータと同等の品質を保つデータ
を、複写先の記録媒体に記録させることは困難である。
【0015】本発明は、デジタル複写が禁止された記録
媒体のデジタルデータを、別の記録媒体にその品質を劣
化させないで移動することができる記録再生装置を提供
することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタル信号
が記録された第1記録媒体からデジタル信号を読出し出
力する再生手段と、デジタル信号を第2記録媒体に記録
する記録手段と、再生手段から出力されたデジタル信
号、および再生手段から出力されたデジタル信号をアナ
ログ信号に変換した後に再びデジタル信号に変換した信
号のうちいずれか一方の信号を、記録手段に転送する転
送手段と、再生手段から出力されたデジタル信号がその
まま記録手段に転送され第2記録媒体に記録されると、
第1記録媒体に記録されているデジタル信号を消去する
消去手段とを含むことを特徴とする記録再生装置であ
る。 本発明に従えば、記録再生装置は、第1記録媒体に記録
されたデジタル信号を再生して、第2記録媒体に記録す
る装置である。第1および第2記録媒体は、記録すべき
記録内容をデジタル信号として記録する媒体であり、ミ
ニディスクなどで実現される。 第1記録媒体に記録されたデジタル信号は、再生手段に
よって読出され、転送手段に出力される。転送手段は、
再生手段と記録手段との間に介在され、再生手段の出力
をデジタル信号の記録手法に応じて処理した後に、記録
手段に転送する。記録手段では、転送手段を介して与え
られた第1記録媒体のデジタル信号を、第2記録媒体に
記録する。 第1記録媒体から読出されたデジタル信号を第2記録媒
体に記録させる記録手法として、デジタル信号のアナロ
グ複写と、デジタル信号の移動とがある。アナログ複写
は、第1記録媒体のデジタル信号を、一旦アナログ信号
に変換した後に再びデジタル信号に変換してから第2記
録媒体に記録させる手法である。デジタル信号の移動と
は、第1記録媒体のデジタル信号をアナログ信号に変換
せずにそのまま転送し第2記録媒体に記録させた後に、
消去手段によって第1記録媒体のデジタル信号を消去す
る手法である。 転送手段は、第2記録媒体への記録手法に応じて、再生
手段から出力されるデジタル信号を処理する。たとえ
ば、アナログ複写が行われるときには、デジタル信号は
一旦デジタル/アナログ変換されたのち再びアナログ/
デジタル変換されてから、記録手段に与えられる。デジ
タル信号の移動が行われるときには、デジタル信号はそ
のまま記録手段に転送される。 デジタル信号の移動が行われると、デジタル信号は第2
記録媒体にだけ記録され、第1記録媒体のデジタル信号
は破棄される。デジタル信号の破棄は、たとえば媒体に
記録されているデジタル信号そのものを消去したり、こ
のデジタル信号に読出し禁止フラグを付加するなどして
行われる。これによって以後、第1記録媒体からこの記
録内容を再生することはできなくなる。デジタル信号の
移動では、同一の記録内容を記録した記録媒体は、常に
1つに限られる。ゆえに、記録内容の複写ではなく、記
録内容を記録する記録媒体を別の媒体に変更したいだけ
のときには、デジタル信号の移動を実施することができ
る。 アナログ信号をデジタル信号に変換するときには、変換
された信号に量子化雑音などの雑音が加わり劣化する。
またデジタル/アナログ変換回路から出力されアナログ
/デジタル変換回路に与えられるアナログ信号には、外
部からの雑音が重畳しやすい。 デジタル信号の移動が実施されたときには、デジタル信
号の変換が行われない。これによって、信号の変換によ
って起こる信号の劣化などを防止することができる。ゆ
えに、移動元の記録媒体に記録されたデジタル信号と同
一の品質の信号を用いて、移動先の記録媒体に記録内容
を記録させることができる。
【0017】本発明は、前記再生手段は、第1記録媒体
から予め定める読出し順序でデジタル信号を読出し、前
記転送手段は、読出されたデジタル信号をそのまま記録
手段に転送し、前記記録手段は、読出されたデジタル信
号を、第2記録媒体に予め定められる記録順序に沿って
記録することを特徴とする。 本発明に従えば、記録媒体には、デジタル信号を記録し
ていく記録順序が予め設定されている。この記録順序に
沿ってデジタル信号を記録すると、たとえば再生手段に
おいてこのデジタル信号を読出すときに必要とされる読
出し時間が最短となり、最も効率良く信号を読出すこと
ができる。たとえばミニディスクでは、ディスク表面に
予め渦巻き状に形成されるトラックに沿い、その一方端
から他方端に向かってデジタル信号を順次記録する順序
が、記録順序として設定されている。この記録順序に沿
ってデジタル信号が記録されているとき、ミニディスク
から信号を順次読出すピックアップの移動量は最小とな
る。 記録媒体にはまた、デジタル信号を読出す読出し順序が
記録されている。この読出し順序は、記録内容を媒体に
記録する際に、ともに媒体に記録される。また読出し順
序は、たとえば複数の記録内容を1つの記録媒体に記録
するときに、各内容のデジタル信号を記録した時間的順
序と一致している。再生手段は、この読出し順序に沿っ
て、記録媒体からデジタル信号を読出し、転送手段を介
してそのまま記録手段に転送する。記録手段は、読出し
順序に沿って読出されたデジタル信号を、記録順序に沿
って第2記録手段に記録する。第2記録手段への記録が
終わると、消去手段は第1記録手段のデジタル信号を消
去する。 記録媒体にデジタル信号が全く記録されていない状態か
らデジタル信号を記録していくとき、記録手段はデジタ
ル信号を記録順序に沿って記録していく。この記録媒体
に更に新たな記録内容を記録させるとき、新たな記録内
容のデジタル信号は、前にデジタル信号が記録された領
域に続く残りの空き領域に記録される。記録するべきデ
ジタル信号の信号量が残りの空き領域に記録することが
できる信号量以上であるときには、残りの空き領域に記
録することができるだけの信号を記録して、記録動作は
終了される。 デジタル信号が記録された記録媒体から記録されたデジ
タル信号の一部を消去すると、信号が消去された領域が
空き領域となる。デジタル信号の一部消去を繰返すと、
空き領域は記録媒体内に点在する。この空き領域は、前
述した残りの空き領域のように信号を記録することがで
きる領域である。このような記録媒体に新たにデジタル
信号を記録するとき、記録手段はまずたとえば記録順序
に沿って最初の空き領域にデジタル信号を記録する。記
録すべきデジタル信号の信号量が、最初の空き領域に記
録することができる信号量以上であるときは、最初のそ
の空き領域に記録することができるだけの信号を記録し
た後、記録順序に沿って2番目の空き領域を検索して探
し、その空き領域に残りのデジタル信号を記録する。 このように空き領域は、記録順序に沿って信号が記録
された後の残りの領域、および記録された信号を一部消
去した領域などであり、記録媒体内に点在している。同
一記録媒体に対し、デジタル信号の一部消去および記録
を繰返し行うと、デジタル信号は記録が行われるときに
存在する空き領域にばらばらに記録される。ゆえに、記
録媒体に対して信号の一部消去および記録を繰返し行う
と、デジタル信号を記録した時間的順序が記録媒体の記
録順序とは一致しなくなることがある。 再生手段は、読出し順序に沿って記録媒体上から読出す
べき信号を検索しつつ読出しを行う。記録媒体がデジタ
ル信号の一部消去および記録を繰返し行った媒体である
とき、デジタル信号は、記録順序に沿って見ると不連続
に記録されている。このとき、再生手段は1つの領域の
信号を読出すたびに、次に読出すべき信号が記録された
領域の先頭の位置を検索して移動する必要がある。デジ
タル信号が記録された領域が多数に分散されているほ
ど、信号を読出すべき位置の検索を頻繁に行う必要が生
じる。位置の検索を頻繁に行う場合、信号を読出すのに
時間がかかる。 たとえばミニディスクの場合、ピックアップで読出され
たデジタル信号は、帯域圧縮された信号を伸長する回路
との間に介在されるショックプルーフメモリに一旦スト
アされた後に、前記回路に与えられる。信号が読出され
る速さよりも、メモリから回路に信号が与えられる速さ
の方が遅いので、信号は一時的にメモリに蓄えられる。
記録再生装置に加えられた振動などによってデジタル信
号の読出しが中断されたときには、メモリに蓄えられた
信号が順次導出される。メモリに蓄えられた全ての信号
が導出されるまでに信号の読出しが再開されれば、前記
回路での信号の伸長は途切れる事なく行われる。このよ
うにショックプルーフメモリは、振動などが直接音飛び
の原因となることを防止するために設けられる。 位置の検索が頻繁に行われ、デジタル信号の読出しに時
間がかかると、メモリに蓄えられる信号量が減少する。
これによって、信号の読出しの中断が許容される時間が
短くなり、音飛びを防止することができなくなることが
ある。このような問題を解決するには、デジタル信号の
読出し時間を短縮する必要があり、そのためには、デジ
タル信号を記録媒体の記録順序に沿って配置して記録す
る必要がある。 本発明の記録再生装置の記録手段では、デジタル信号の
整理を行うときには、再生手段から読出し順序に沿って
出力されたデジタル信号を、順次記録順序に沿って記録
する。ゆえに、記録順序と読出し順序が一致する。これ
によって、次に第2記録媒体を再生するときには、再生
手段は記録順序に沿って信号を読出すことができる。こ
のようなデジタル信号の整理においては、整理前のデジ
タル信号を破棄してもかまわないので、デジタル信号の
移動を行うことができる。これによってデジタル信号の
変換は行われないので、信号の変換によって起こる信号
の劣化などを防止することができる。 整理後のデジタル信号は、記録媒体に対する記録順序だ
けが整理前のデジタル信号と異なる順序であり、信号の
品質などは整理前の信号と同一である。ゆえに、信号の
劣化なく、読出し時間が短縮された同一記録内容を有す
る記録媒体を得ることができる。
【0018】本発明は、前記再生手段は、第1記録媒体
の傷を検出する傷検出手段を備え、前記転送手段は傷検
出手段の出力に応答し、第1記録媒体の傷が検出される
と、再生手段から出力されたデジタル信号をそのまま記
録手段へ転送し、第2記録媒体に記録させることを特徴
とする。 本発明に従えば、再生手段において第1記録媒体のデジ
タル信号を再生するときには、同時に傷検出手段によっ
て第1記録媒体についた傷を検出する。記録媒体の傷
は、記録媒体からデジタル信号を読出す際に読出し不良
を生じ、信号が読出せなくなる原因となる。また、傷が
ついた記録媒体を続けて使用すると、傷が広がり更に読
出し不良が大きくなることが考えられる。このように、
記録媒体の傷によってデジタル信号が読出せなくなるこ
とを改善するには、媒体の傷が小さく読出し不良が軽度
であるうちに、この媒体に記録された記録内容を、別の
記録媒体に移動させる必要がある。 記録再生装置は、第1記録媒体のデジタル信号を再生し
ている際に傷があると検出されると、その信号を第2記
録媒体に移動させる。傷の検出は、たとえばデジタル信
号の誤り訂正の回数などを計数して行われる。転送手段
は、第1記録媒体に傷が検出されると、再生手段の出力
をそのまま記録手段に転送する。出力されたデジタル信
号が第2記録手段に記録されると、消去手段が第1記録
媒体のデジタル信号を消去する。 このように傷が生じた記録媒体からデジタル信号を移動
させることによって、記録媒体から傷が原因でデジタル
信号が読出せなくなることを防止することができる。ま
た第1記録媒体の記録内容は第2記録媒体に同一のもの
が記録された後は破棄されるので、第2記録媒体への記
録手法としてデジタル信号の移動を用いることができ
る。ゆえに、第2記録手段に記録されるデジタル信号
は、その品質などが第1記録媒体に記録されていたもの
と等しい。これによって、信号の変換などによって起こ
る信号の劣化を防止することができる。
【0019】本発明は、前記再生手段は、第1記録媒体
に記録されたデジタル信号が複写可能であるか否かを判
定する判定手段をさらに備え、前記転送手段は判定手段
の出力に応答し、第1記録媒体に記録されたデジタル信
号が複写可能である場合には、再生手段から出力された
デジタル信号をそのまま記録手段に転送し、複写不可で
ある場合には、前記デジタル信号をアナログ信号に変換
した後にデジタル信号に変換した信号を記録手段に転送
し、前記消去手段は、判定手段の出力に応答し、前記デ
ジタル信号が複写可能であると判定された場合には、第
1記録媒体に記録されているデジタル信号をそのまま保
つことを特徴とする。 第1記録手段に記録されたデジタル信号は、デジタル複
写が許容されている場合と禁止されている場合とがあ
る。デジタル複写は、第1記録媒体のデジタル信号をそ
のまま記録手段に転送して、第2記録媒体に記録させる
手法である。 デジタル複写は、SCMS(Serial Copy Management S
ystem)規格によって、元のオリジナルデータをデジタ
ル信号に変換して記録したいわゆるマスタ記録媒体から
別の媒体へ記録する場合にだけ許容される。SCMS規
格は、デジタルオーディオテープおよびミニディスクな
ど、記録内容をデジタル信号に変換して記録する記録媒
体におけるデジタル信号の複写に関する規格である。デ
ジタル信号の複写の是非は、たとえば信号に付加される
コードによって示される。 記録再生装置は、第1記録媒体に記録されたデジタル信
号に対し、判定手段においてコードを調べてデジタル複
写の是非を判定している。転送手段は、デジタル信号の
複写の是非に応じて、信号をそのまま転送するか、信号
の変換を行った後に転送するかを切換える。ゆえに、記
録再生装置は自動的にデジタル複写とアナログ複写とを
切換えることができる。また、デジタル複写を行う場合
には、消去手段を停止させて第1記録媒体のデジタル信
号を保持する。したがって、記録再生装置では、デジタ
ル複写、アナログ複写および移動の3つの記録手法を任
意に切換えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、ミニディスク装置1の電
気的な構成を簡略化して示すブロック図である。当該ミ
ニディスク装置1には、再生装置3、記録装置4、操作
装置6、および表示装置7が備えられる。再生装置3と
記録装置4とには、制御装置5からの出力が与えられ制
御されている。
【0021】ミニディスク装置1の使用者は、操作装置
6を操作して、記録媒体のデータの再生および媒体への
データの記録を制御装置5に指示する。また、後述する
データの記録手法を指定する。操作装置6の操作結果
は、制御装置5によって表示装置7に表示されて使用者
に提示される。これによって使用者は、操作内容を確認
することができる。
【0022】再生装置3は、制御装置5の出力に応答
し、第1記録媒体8に記憶されたデータを読出し、デジ
タル信号のまま出力する。記録装置4は、制御装置5の
出力に応答し、再生装置3から出力されたデジタル信
号、および再生装置3から出力されたデジタル信号をア
ナログ信号に変換した後にデジタル信号に再び変換した
変換信号のいずれか一方の信号を第2記録媒体9に記録
する。
【0023】ミニディスク装置1の再生装置3における
データ読出し動作を以下に説明する。
【0024】第1記録媒体8は、再生専用光ディスクで
あっても、記録再生がどちらも可能な光磁気ディスクで
あってもよい。再生専用の光ディスクにおいては、デー
タはピットと呼ばれる凹凸部分の有無によって記録され
る。記録再生可能な光磁気ディスクでは、データはディ
スクの記録層が予め定める所定域毎に帯びている磁気の
向きによって記録される。
【0025】光ピックアップ11は、第1記録媒体8の
信号面にレーザ光を照射し、照射したレーザ光が信号面
において反射した反射光をフォトダイオードで検出す
る。第1記録媒体が光ディスクである場合には、反射光
の光量の大小によって、記録されたデジタル信号の値が
「0」であるか「1」であるかを判別する。たとえば反
射光の光量が少ない場合を「0」と判断し、反射光の光
量が予め定める値より多い場合を「1」として判別す
る。
【0026】また、第1記録媒体が光磁気ディスクであ
る場合には、レーザ光がディスクの信号面で反射する
と、光の偏光方向がディスクの記録層に記録される磁気
信号の向き、すなわち磁界に影響されて変化する。光ピ
ックアップ11では、反射光を偏光ビームスプリッタと
称される多数のスリットが形成された半透過性の鏡を用
いて2方向に振り分けられたそれぞれの光の光量を検出
する。偏光ビームスプリッタでは、偏光方向がスリット
と平行である光は透過され、偏光方向がスリットと交わ
る方向である光は反射される。したがって、2方向に振
り分けられた光の光量のいずれが多いかを判別すること
によって、レーザ光が信号面で反射した際にねじられ偏
光された偏光方向を判別するできる。この偏光方向に応
じて、記録層に記録された磁気の磁極の「S」か「N」
のいずれであるかを判別し、磁極に応じてデジタル信号
が「0」および「1」のいずれであるかを判断する。
【0027】光ピックアップ11で読取られたデータ
は、高周波増幅回路12で増幅された後、サーボ制御回
路13、アドレスデコーダ14、およびEFM・CIR
Cデコーダ15にそれぞれ与えられる。
【0028】サーボ制御回路13では、光ピックアップ
11で読取られたデジタル信号に応答し、かつ制御装置
5からの出力に基づいて、光ピックアップ11の送りモ
ータ18およびスピンドルモータ19の動作を制御す
る。たとえば、サーボ制御回路13は、光ピックアップ
11から第1記録媒体8の信号面に向けて照射されるレ
ーザ光が、当該信号面において焦点を結ぶように、光ピ
ックアップ11内の対物レンズの位置を徴調整する。ま
た、サーボ制御回路13は、光ピックアップ11から照
射されるレーザ光が、第1記録媒体8の信号面のトラッ
クの中心を確実に照射して追従するように、光ピックア
ップ11の位置を第1記録媒体8のディスクの半径方向
に駆動する送りモータ18を制御する。同様に、第1記
録媒体8のディスク18を回転するスピンドルモータ1
9の回転速度などを制御する。
【0029】アドレスデコータ14では、光ピックアッ
プ11によって読取られたデジタル信号から、当該デジ
タル信号が第1記録媒体8のディスクの最内周のトラッ
クから何番目のトラックに記録されていたデータである
かを示すアドレスを復号し再生する。
【0030】第1記録媒体8に記録されているデジタル
信号は、たとえば音声信号などの記録すべきデータをサ
ンプリングした後に、後述するATRAC(AdaptiveTr
ansform Acoustic Coding)方式と称される帯域圧縮方
式で帯域圧縮してから、EFM(Eight to Fourteen Mo
dulation)方式で変調された信号である。再生装置3で
は、第1記録媒体8から読出されたデジタル信号に対し
て、EFM復調を行い、かつCIRC(advanced Cross
Interleave Reed-Solomon Code)のエラー訂正方式に
基づいてエラー訂正を行い、さらにこの信号をATRA
C方式に基づいて伸長して記録されたデータを得る。
【0031】EFM・CIRCデコーダ15では、第1
記録媒体8から読取られたデジタル信号の復調とエラー
訂正とを行う。EFM・CIRCデコーダ15では、光
ピックアップ11において第1記録媒体8から読取られ
たデジタル信号をEFM方式に基づいて復調する。EF
M変調では、予め定めるピット数単位のデジタル信号
を、予め定める数以上の0と1の反転を有するデジタル
信号に変換する。このようにEFM変調が信号に施され
ていることによって、第1記録媒体8のディスクに記録
されるピットや磁気の反転において、ピットの変化のな
いトラックおよび磁気の反転のないトラックが長く続く
ことを防止することができる。
【0032】EFM復調が行われたデジタル信号は、C
IRC方式に基づいてエラー訂正が行われる。CIRC
方式は、リード・ソロモン符号と、インターリーブとを
組合わせた誤り訂正符号である。CIRC方式によって
エラー訂正がなされるデジタル信号では、2つの誤り訂
正符号C1,C2が構成されている。1回目のエラー訂
正は誤り訂正符号C1によってなされ、誤り訂正符号C
1によっても訂正することができないエラーは、誤り訂
正符号C2によってエラー訂正がなされる。デコーダ1
5には誤り訂正符号C1によってエラー訂正が行われた
回数を計数するカウンタJと、誤り訂正符号C2によっ
てエラー訂正が行われた回数を計数するカウンタKが備
えられる。
【0033】デコーダ15から出力されたデジタル信号
は、メモリ制御回路22によって、メモリ23にストア
される。また、メモリ23にストアされるデジタル信号
は、メモリ制御回路22によって読出され、ATRAC
デコーダ24に与えられる。デコーダ15から出力され
るデジタル信号は、再生されるべき元のアナログ信号な
どのデータを標本化し符号化したデジタル信号である基
本信号と比較すると、帯域圧縮が行われている。ATR
ACデコーダ24では、ATRAC方式に基づいて、帯
域圧縮されたデジタル信号を伸長して元の基本信号を出
力する。
【0034】ATRACデコーダ24では、帯域圧縮さ
れているデジタル信号を伸長するので、ATRACデコ
ーダ24に与えられるデジタル信号のデータ量よりもA
TRACデコーダ24から出力されるデジタル信号のデ
ータ量の方が多い。ゆえに、光ピックアップ11におい
て毎秒読出されるデジタル信号のデータ量と同等のデー
タ量のデータをデコーダ24から出力しようとすると、
ATRACデコーダ24に毎秒与えられるデータのデー
タ量が、光ピックアップ11において毎秒読取られるデ
ータのデータ量よりも少なくなる。ゆえに、ミニディス
ク装置1のメモリ23には、単位時間内にメモリ23に
ストアされるデジタル信号のうち、メモリ23から読出
されない分の信号が蓄積される。
【0035】したがって、たとえば振動などによって光
ピックアップ11がデータを読出せなくなったり、記録
媒体8上でデータをサーチする必要が生じた場合などに
おいても、ATRACデコーダ24にはメモリ23から
デジタル信号が与えられている。ゆえに、メモリ23内
のデジタル信号が全て読出されるまでに、光ピックアッ
プ11から再びデジタル信号が出力されるようになれ
ば、ATRACデコーダ24では連続して帯域圧縮され
た信号を伸長し、記録されていた基本信号を出力するこ
とができる。これによって、ミニディスク装置1は、デ
ータ読出しが途切れても、音飛びが即座に発生すること
を防止することができる。
【0036】また、再生装置3には、ヘッド駆動回路2
5および磁界用ヘッド26が備えられる。磁界用ヘッド
26は第1記録媒体8を挟み、光ピックアップ11の反
対側に設置される。
【0037】ATRACデコーダ24によって帯域圧縮
が解除され伸長されたデジタル信号は、記録装置4に与
えられる。以下に記録装置4におけるデータの記録動作
を説明する。
【0038】記録装置4には、切換えスイッチ28が備
えられる。切換えスイッチ28は、再生装置3から与え
られたデジタル信号をデジタル複写するかアナログ複写
するかに応じて切換えられる。切換えスイッチ28が実
線29で示す一方方向に切換えられると、再生装置3か
ら出力されるデジタル信号は、そのままATRACエン
コーダ30に与えられる。また、切換えスイッチ28が
破線31で示す他方方向に切換えられると、再生装置3
から出力されるデジタル信号は、デジタル/アナログ変
換回路32に与えられる。すなわち、切換えスイッチ2
8が一方方向に切換えられると、記録装置4はデジタル
複写を行う。切換えスイッチ28が他方方向に切換えら
れると、記録装置4はアナログ複写を行う。
【0039】アナログ複写を行う場合、再生装置3から
出力されたデジタル信号は、デジタル/アナログ変換回
路32においてアナログ信号に変換された後、ライン3
3を介し、アナログ/デジタル変換回路34に与えられ
てデジタル信号に再び変換される。アナログ/デジタル
変換回路34から出力される変換されたデジタル信号
は、切換えスイッチ28を介してATRACエンコーダ
30に与えられる。また、デジタル/アナログ変換回路
32からのアナログ信号は、外部端子36を介してオー
ディオ出力として出力される。また、アナログ/デジタ
ル変換回路34には、外部端子37を介して外部からア
ナログ信号であるオーディオ入力が入力される。
【0040】ATRACエンコーダ30では、再生装置
3から出力されるデジタル信号、またはアナログ/デジ
タル変換回路34から与えられる変換されたデジタル信
号のいずれかをATRAC方式に基づいて帯域圧縮した
後に、耐振用メモリ制御回路40を介してメモリ41に
ストアする。耐振用メモリ制御回路40は、メモリ41
からデジタル信号を読出し、EFM・CIRCエンコー
ダ43に与える。
【0041】エンコーダ43では、与えられたデジタル
信号にCIRC方式に基づいてエラー訂正処理を施した
後に、EFM変調する。EFM・CIRCエンコーダ4
3からの出力は、ヘッド駆動回路45に与えられる。
【0042】ヘッド駆動回路45は、与えられたデジタ
ル信号の「0」および「1」に基づいて、磁界用ヘッド
46の磁界の向きを切換え変調する。第2記録媒体9の
一方面に磁界用ヘッド46が設置され、磁界用ヘッド4
6と第2記録媒体9のディスクを挟んで対向する位置
に、光ピックアップ48が備えられる。光ピックアップ
48によって読取られたデータは、高周波増幅回路49
に与えられ増幅された後、サーボ制御回路51、アドレ
スデコーダ52、およびEFM・CIRCエンコーダ4
3にそれぞれ与えられる。ヘッド駆動回路45によって
磁界用ヘッド46の磁界の方向が変調されると同時に、
光ピックアップ48から予め定めるパワーレベルのレー
ザ光が第2記録媒体9の信号面に照射される。第2記録
媒体9の信号面は、レーザ光が照射された位置だけが熱
せられ、この位置の記録層の磁性体は磁界用ヘッド46
によって生じる磁界と同方向の向きに磁化されデータが
記録される。以上のように、記録装置4では、再生装置
3から与えられたデジタル信号を、デジタル複写および
アナログ複写のいずれか一方の記録手法によって記録す
ることができる。
【0043】制御装置5は、サーボ制御回路13,5
1、EFM・CIRCデコータ15、耐振用メモリ制御
回路22,40、およびEFM・CIRCエンコーダ4
3をそれぞれ制御している。
【0044】図2は、図1のミニディスク装置1を用い
て第1記録媒体8に記録されたデータを第2記録媒体9
に記録させるデータ記録動作を説明するためのフローチ
ャートである。ミニディスク装置1では、第1記録媒体
8に記録されたデータを第2記録媒体9に記録する場合
において、データを複写するかデータを移動するかを選
択することができる。データの複写とは、第1記録媒体
8のデータを第2記録媒体9に記録し、かつ第1記録媒
体8のデータをそのまま保つ記録手法である。データの
移動とは、第1記録媒体8に記録されたデータを第2記
録媒体9に記録すると同時に、第1記録媒体8に記録さ
れているデータを消去する記録手法である。
【0045】ステップa1からステップa2に進み、第
1記録媒体8がマスタディスクであるか否かが判断され
る。マスタディスクとは、当該ディスクに記録されてい
るデータを、別のディスクにデジタル複写することが許
容されるディスクである。たとえば予めデータが記録さ
れた再生用光ディスクなどである。制御装置5は、第1
記録媒体8のディスクにデータのデジタル信号がピット
と称される凹凸によって記録されている場合には、第1
記録媒体8がマスタディスクであると判断する。また、
第1記録媒体8のディスクを収納する筺体の予め定める
所定の位置に穴が設けられているか否かで判断する場合
もある。筺体の所定の位置に穴が設けられていない場合
には当該記録媒体はマスタディスクであると判断する。
【0046】第1記録媒体8がマスタディスクである場
合には、ステップa2からステップa3に進み、第1記
録媒体8のデータを、第2記録媒体9にデジタル複写す
る。すなわち、切換えスイッチ28を一方方向に切換
え、再生装置3から出力されるデジタル信号を直接記録
装置4のATRACエンコーダ30に与える。
【0047】第1記録媒体8がマスタディスクではない
と判断された場合にはステップa2からステップa4に
進む。ステップa4では、データの記録手法をデータの
移動とするか否かが判断される。そうでないときは、デ
ータの記録手法がデータの複写であると判断される。
【0048】データを複写するか移動するかは、たとえ
ば操作装置6を使用者が操作することによって選択され
る。また、後述するように、媒体8に傷が付いているこ
とが検出されたときには、データの移動が選択される。
制御装置5は、この選択結果に基づいて記録手法をデー
タの複写とするか移動とするかを判断する。
【0049】データの複写が行われる場合には、ステッ
プa4からステップa5に進む。ステップa5では、第
1記録媒体8のデータを第2記録媒体9にアナログ複写
する。すなわち、切換えスイッチ28を他方方向に切換
え、再生装置3から出力されるデジタル信号を、変換回
路32,34を介して一旦アナログ信号に変換した後に
再びデジタル信号に変換し、この変換されたデータをA
TRACエンコーダ30に与える。
【0050】ステップa4でデータの記録手法がデータ
の移動であると判断されるとステップa4からステップ
a6に進む。ステップa6では、前述したように第1記
録媒体8から第2記録媒体9にデータをデジタル複写す
る。ステップa6からステップa7に進み、ATRAC
エンコーダ30に与えられたデータのデジタル信号を第
2記録媒体9に書込む際において、各データに付加され
るトラックコードをそのまま書込むように制御する。ト
ラックコードとは、記録媒体にデータを書込む際に、た
とえば単一クラスタに記録される予め定める所定量のデ
ジタル信号の集合単位で付加されるものであり、デジタ
ル複写の可不可を示すフラグおよびその他のデータなど
を示すためのコードなどを含む。
【0051】ステップa7からステップa8に進み、デ
ータのデジタル複写が終了すると、第1記録媒体8のデ
ータを消去するように再生装置3を制御する。再生装置
3には、前述したように、記録媒体8を挟み光ピックア
ップ11と対向する位置に磁界用ヘッド26が設置され
ている。光ピックアップ11から第1記録媒体8の信号
面にレーザ光を照射し、かつヘッド駆動回路25によっ
て磁界用ヘッド26を駆動し、予め定める一定方向の磁
界を発生させることによって、第1記録媒体8の信号面
が全て一方方向に磁化されてデータが消去される。ま
た、データを消去する代わりに、データに読出し禁止フ
ラグを付加して、以後のデータの読出しを禁止するよう
にしてもよい。
【0052】第1記録媒体8のデータが消去されるとス
テップa8からステップa9に進み、当該フローチャー
トの処理動作を終了する。また、ステップa3において
デジタル複写が終了したとき、およびステップa5にお
いてアナログ複写が終了したときにも、ステップa9に
進み、当該フローチャートの処理動作を終了する。
【0053】このように、本実施形態のミニディスク装
置1では、第1記録媒体8がマスタディスクであるか否
かを判断し、その判断結果に基づいて、第1記録媒体8
のデータを第2記録媒体9に記録する記録手法をデジタ
ル複写であるかアナログ複写であるかを自動的に判断す
ることができる。また、ミニディスク装置1では第1記
録媒体8がマスタディスクでない場合、データの記録手
法をデータの移動とするかデータの複写とするかを選択
することができる。これによって、たとえば第1記録媒
体8のデータを消去または読出し不能とするようにし
て、新たに第2記録媒体9に第1記録媒体8と同等の信
号の品質を有するデータを記録したい場合などには、記
録手法としてデータの移動を選択することによって、第
2記録媒体9に第1記録媒体8と同等の品質を有するデ
ータを記録することができる。
【0054】また、当該ミニディスク装置1において第
1記録媒体8のデータを第2記録媒体9に記録する場
合、たとえば、第1記録媒体8に対し、トラックに沿っ
てデジタル信号が記録される順序と信号が読出されるべ
き読出し順序が異なるときがある。デジタル信号の読出
し順序は、第1記録媒体8のディスクの最内周のリード
TOCエリアと称される領域に、データの記録の毎に記
録されている。再生装置3は、この領域に記録された読
出し順序に基づいて、第1記録媒体8のディスクのトラ
ック上の任意の位置からデジタル信号を順次読出す。記
録装置4は、再生装置3から出力されるデジタル信号
を、出力された順に第2記録媒体9のトラックに沿って
記録する。
【0055】記録媒体の信号面に予め定める渦巻き状に
形成されたトラックに沿い、その一方端から他方端に向
かう記録順序でデジタル信号を読出し順序に沿って記録
された媒体は、信号を読取るときに光ピックアップ11
の移動量が最も少なく、かつディスクの回転速度および
回転方向を一定に保つことができる。このような記録順
序に沿ってデジタル信号を記録するには、たとえば信号
が記録されていない空の媒体に、読出し順に沿って信号
を記録させる。第1記録媒体8から読出されたデジタル
信号が第2記録媒体9のトラックに沿って配置される記
録順序は、第1記録媒体8の読出し順序に等しい。した
がって、第1記録媒体8において、トラックの記録順序
に対し読出し順序と異なる順序でストアされていたデジ
タル信号を、第2記録媒体9にはデータの読出し順序と
同一の順序で記録することができる。ゆえに当該ミニデ
ィスク装置1を用い、データの記録順の整理を行うこと
ができる。
【0056】このようにデータの記録順の整理が行われ
るときにも、データの記録手法としてデータの移動を用
いることができる。したがって、当該ミニディスク装置
を用いデータの移動によって第2記録媒体9には、第1
記録媒体8のデータと同等の信号の品質を有し、かつト
ラックに対する信号の記録順序が信号の読出し順序と一
致するように信号が整理されている。このような第2記
録媒体9のデジタル信号を再生する場合には、第1記録
媒体8と比較して信号のサーチの時間などを短時間にす
ることができるので、音飛びなどが発生しにくくなる。
【0057】図3は、図1のミニディスク装置1を用
い、第1記録媒体8に記録されたデータを第2記録媒体
9に記録する記録動作を説明するためのフローチャート
である。当該フローチャートの記録動作では、再生装置
3は、第1記録媒体8の傷の有無を検出し、傷がある場
合には、データをデジタル複写する。
【0058】ステップb1からステップb2に進み、再
生装置3は、第1記録媒体8に記録されたデータのデジ
タル信号を読出し、デコーダ15においてエラー訂正を
行う。ステップb2からステップb3に進み、誤り訂正
符号C1を用いたエラー訂正が、予め定める所定回数以
上行われていたか否かが判断される。誤り訂正符号C1
を用いてエラー訂正の行われた回数は、デコーダ15の
カウンタJによって計数されている。誤り訂正符号C1
を用いたエラー訂正の行われた回数が所定回数未満であ
るときはステップb3からステップb4に進む。
【0059】ステップb4では誤り訂正符号C2が用い
られたエラー訂正が行われたか否かが判断される。誤り
訂正符号C2を用いたエラー訂正が行われた回数は、デ
コーダ15のカウンタKにおいて計数されている。誤り
訂正符号C2を用いたエラー訂正が行われていないと判
断されると、ステップb4からステップb5に進み、第
1記録媒体8に記録されたデータを第2記録媒体9にア
ナログ複写する。
【0060】誤り訂正符号C1を用いたエラー訂正が所
定回数以上行われた場合、また誤り訂正符号C2が用い
られたエラー訂正が行われた場合は、どちらもステップ
b3またはステップb4からステップb6に進み、第1
記録媒体8に傷があったと判断される。また、誤り訂正
符号C1を用いたエラー訂正が所定回数以上生じた場合
また、誤り訂正符号C2を用いたエラー訂正が行われた
場合をそれぞれエラーが1回生じたと計数し、カウンタ
J,Kで計数されるエラー数がそれぞれ予め定める所定
回数以上になったときに第1記録媒体8の傷が検出され
たと判断するようにしてもよい。
【0061】ステップb6で第1記録媒体8の傷が検出
されるとステップb7に進み、第1記録媒体8に記録さ
れたデータを第2記録媒体9にデジタル複写する。ステ
ップb7からステップb8に進み、第1記録媒体8から
読出され、再生装置3から出力されたデジタル信号を記
録媒体9に書込む際には、トラックコードをそのまま書
込むように記録装置4を制御する。ステップb8からス
テップb9に進み、第1記録媒体8から読出されたデー
タを第2記録媒体9に記録すると、第1記録媒体8に記
録されているデータを消去する。消去が終了するとステ
ップb9からステップb10に進み、当該フローチャー
トの処理動作を終了する。
【0062】以上のように図1のミニディスク装置1で
は、データが記録されている第1記録媒体8の傷をエラ
ー訂正の回数に基づいて検出し、第1記録媒体8に傷が
検出された場合は、第1記録媒体8から第2記録媒体9
にデータを移動する。たとえば、ミニディスク装置1に
よって第1記録媒体8のデータを第2記録媒体9に複写
するように制御したときに、記録媒体8の傷が検出され
るとデータの移動を行うようにしてもよい。また、第1
記録媒体8の再生装置3において、第1記録媒体8に記
録されているデジタル信号から音響信号などのデータを
再生する際に、記録装置4に予備ディスクを挿入してお
き、第1記録媒体8のデータの再生中に第1記録媒体8
の傷が検出された場合には、予備の空ディスクにデータ
を移動するようにしてもよい。
【0063】記録媒体のトラックは、複数のクラスタと
呼ばれる領域に分割される。このクラスタには、データ
が予め定める所定のデータ量ずつ記録される。複写可能
または不可を示すトラックコードは、このクラスタに記
録されるデータの集合を1単位として書込まれる。ま
た、1つの記録媒体内において、複写可能なデータと複
写不可能なデータが混在して存在する場合もある。この
ような場合にもミニディスク装置1では、データのデジ
タル複写およびアナログ複写を自動的に切換えることが
できる。また、データの記録手法としてデータの移動お
よび複写を選択することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、記録再生装置は、第1
記録媒体に記録されたデジタル信号を読出してそのまま
転送し、第2記録媒体に記録させた後に第1記録媒体の
信号を消去する信号の移動を行う。また読出されたデジ
タル信号を一旦アナログ信号に変換した後に再びデジタ
ル信号に戻し、この信号を第2記録媒体に記録させるア
ナログ複写を行う。
【0065】デジタル信号の移動では、デジタル信号は
そのまま記録手段に転送されて、第2記録媒体に記録さ
れる。したがってアナログ複写を行った場合と比較し
て、信号の変換によって起こる信号の劣化などを防止す
ることができる。ゆえに、記録媒体が傷付いたとき、お
よびデジタル信号の読出し順序を整理するときなどに、
移動前の記録媒体に記録されたデジタル信号の品質を劣
化させることなく、移動先の記録媒体に信号を移動させ
ることができる。信号の整理および傷付いた媒体からの
信号の移動などは、従来技術の装置では信号のアナログ
複写を利用して行われていたために、信号の劣化が生じ
ていたけれども、本発明の記録再生装置では、信号が劣
化することなく行うことができる。
【0066】また本発明によれば、前記記録再生装置で
は、第1記録媒体に記録されるデジタル信号を、その読
出し順序が媒体に設定された記録順序と一致するように
整理して、第2記録媒体に移動させる。これによって、
第2記録媒体には、第1記録媒体とデジタル信号の品質
が等しいデジタル信号が記録される。かつデジタル信号
を記録する時間的順序は、信号を連続的に読出すことが
でき、信号を読出すときに必要とされる読出し時間が最
短となる前記記録順序と等しい。
【0067】このように、記録媒体内の信号の順序を整
理すると、この記録媒体の信号に対する読出し時間が短
縮される。これによって、たとえばミニディスクでは、
信号の順序の整理後のディスクを再生する際に、音飛び
が生じにくくなる。また信号の順序の整理は、信号の移
動によって実施されるので、信号の品質は整理前の状態
に保たれる。ゆえに、信号の劣化を伴わずに、信号の順
序を整理して読出し時間を短縮することができる。
【0068】また本発明によれば、前記記録再生装置
は、第1記録媒体の傷を検出すると、第1記録媒体のデ
ジタル信号を第2記録媒体に移動させる。記録媒体に傷
が生じると、その傷によってデジタル信号が読出せなく
なることがある。このように第1記録媒体の記録内容が
失われる可能性があるときには、実際に傷が広がり記録
内容が失われる前に、他の記録媒体に記録内容を移動さ
せる。
【0069】このとき移動先の第2記録媒体に移動され
たデジタル信号は、第1記録媒体と同等の品質に保たれ
る。ゆえに、信号の劣化なく記録内容を別の媒体に移動
させて保存することができる。
【0070】また本発明によれば、前記記録再生装置に
おいて信号の複写を行うときには、デジタル複写とアナ
ログ複写とを自動的に切換える。デジタル複写とアナロ
グ複写の切換えは、第1記録媒体のデジタル信号がデジ
タル複写を許容されているか禁止されているかを自動的
に判定して行う。
【0071】これによって、たとえば市販のコンパクト
ディスクや読出し専用ミニディスクに記録された記録内
容など、デジタル複写が許容されるときには、信号の劣
化を伴わないデジタル複写を行うことができる。またデ
ジタル複写とアナログ複写との切換えは、自動的に行わ
れるので、使用者の操作を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるミニディスク装置
1の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1のミニディスク装置1において、第1記録
媒体8のデータを第2記録媒体9に記録する記録動作を
説明するためのフローチャートである。
【図3】図1のミニディスク装置1において、第1記録
媒体8の傷検出動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 ミニディスク装置 3 再生装置 4 記録装置 5 制御装置 8 第1記録媒体 9 第2記録媒体 11,48 光ピックアップ 25,45 ヘッド駆動回路 26,46 磁界用ヘッド 23,41 メモリ 28 切換えスイッチ 32 デジタル/アナログ変換回路 34 アナログ/デジタル変換回路 J,K カウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号が記録された第1記録媒体
    からデジタル信号を読出し出力する再生手段と、 デジタル信号を第2記録媒体に記録する記録手段と、 再生手段から出力されたデジタル信号、および再生手段
    から出力されたデジタル信号をアナログ信号に変換した
    後に再びデジタル信号に変換した信号のうちいずれか一
    方の信号を、記録手段に転送する転送手段と、 再生手段から出力されたデジタル信号がそのまま記録手
    段に転送され第2記録媒体に記録されると、第1記録媒
    体に記録されているデジタル信号を消去する消去手段と
    を含むことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記再生手段は、第1記録媒体から予め
    定める読出し順序でデジタル信号を読出し、 前記転送手段は、読出されたデジタル信号をそのまま記
    録手段に転送し、 前記記録手段は、読出されたデジタル信号を、第2記録
    媒体に予め定められる記録順序に沿って記録することを
    特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記再生手段は、第1記録媒体の傷を検
    出する傷検出手段を備え、 前記転送手段は傷検出手段の出力に応答し、第1記録媒
    体の傷が検出されると、再生手段から出力されたデジタ
    ル信号をそのまま記録手段へ転送し、第2記録媒体に記
    録させることを特徴とする請求項1記載の記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記再生手段は、第1記録媒体に記録さ
    れたデジタル信号が複写可能であるか否かを判定する判
    定手段をさらに備え、 前記転送手段は判定手段の出力に応答し、第1記録媒体
    に記録されたデジタル信号が複写可能である場合には、
    再生手段から出力されたデジタル信号をそのまま記録手
    段に転送し、複写不可である場合には、前記デジタル信
    号をアナログ信号に変換した後にデジタル信号に変換し
    た信号を記録手段に転送し、 前記消去手段は、判定手段の出力に応答し、前記デジタ
    ル信号が複写可能であると判定された場合には、第1記
    録媒体に記録されているデジタル信号をそのまま保つこ
    とを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
JP26180595A 1995-10-09 1995-10-09 記録再生装置 Withdrawn JPH09106624A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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