JPS61122355A - 断熱材の接合部の連結片 - Google Patents

断熱材の接合部の連結片

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JPS61122355A
JPS61122355A JP24328084A JP24328084A JPS61122355A JP S61122355 A JPS61122355 A JP S61122355A JP 24328084 A JP24328084 A JP 24328084A JP 24328084 A JP24328084 A JP 24328084A JP S61122355 A JPS61122355 A JP S61122355A
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cross
insulation
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JP24328084A
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正秋 杉原
小野寺 常昭
猪俣 勇
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、建築物の断熱工法において、断熱材の接合
部から生じる諸欠陥を防止するようにした断熱材の接合
部の連結片に関するものである。
従来の技術 建築物の断熱工法において、断熱板や複合板を打込む場
合、第9図に示すように、コンクリート(1)を打設し
たとき断熱板(2)の接合部(3)が目違いとなったり
、隙間ができてその間からセメントペースト(4)が流
出するが、これを防止するにはコンクリート打設側には
鉄筋(5)が建込まれており接合部(3)の内側の作業
を行うことは困難であるので接合部(3)の外側にガム
テープ(6)を貼る方法が行われていた。また、発泡ス
チロールのような断熱板(2)と合板またはグラスファ
イバー強化°コンクリート板(2′ )のような板から
なる複合板の場合には、第10図に示すように合板(2
′)に設けた凹溝(7)に雇いざね(8)を挿入して接
合部の間隙を塞いでいた。
また、第11図に示すように、コンクリート(1)にひ
び割れ誘発目地(19)を設けるために、断熱板(2)
の内側にひび割れ誘発目地形成用突条(2o)を接着剤
で貼り付けるようにしていた。
そして、断熱板(2)はコンクリート(1)とi   
   (7)接着性“不十分なt: o″y>’y”)
 −1′(1)が硬化後断熱板(2)がコンクリート(
1)から剥離する場合が生じるが、これを防止するには
、第12図に示すように、コンクリート(1)、(1)
間のセパレータ(9)にプラスチック製ジョイナ−(1
0)を連接し、断熱板(2)の表面から接合部(3)に
ナイロンボルト(11)をねじ込んでその頭(12)で
押えるようにするか、または第13図に示すように、コ
ンクリート(1)中にアンカー金具(13)を埋込み、
アンカー金具(13)には断熱片(14)を爪(15)
で装着しその端部の係止片(16)を断熱板(2)の接
合部(3)の雇いざね(17)を嵌合した凹溝(18)
に係止するようにしていた。
発明が解決しようとする問題点 上記従来の技術においては、ガムテープを断熱板の外側
から貼っているため断熱板の接合部の目違いまたは隙間
にセメントペーストが入り込み断熱板の間に熱伝導路い
わゆるヒートブリッジを生じ、また複合板の場合も雇い
ざねの部分まで断熱板の間隙にセメントペーストが入り
込み、やはりヒートブリッジを生じ断熱効果を損う欠点
があった。
そして、ひび割れ誘発目地形成用突条を貼り付けるもの
は、貼り付は作業が断熱板や複合板のコンクリート打設
側であるため目地を精度よく形成することが容易でなく
、また突条がはがれるおそれがある欠点があった。
ざらに、断熱板や複合板の剥離防止にナイロンボルトを
用いるものは、ナイロンボルトを多数使用しなければな
らず手間がかかるうえ、価格も高価につき、またアンカ
ー金具を用いるものは断熱片を使用しているが金属製の
アンカーであるためヒートブリッジを生じる等の問題点
があった。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するため、この発明は、横断面U形
の開口部を断熱板の厚さと一致するようにするか、また
は複合板の厚さより少し狭くするようにし、このU形の
開口部を背中合わせにして横断面H形としたプラスチッ
ク製棒状体からなる断熱材の接合部の連結片および横断
面U形の開口部を断熱板の厚さと一致するようにするか
、または複合板の厚さより少し狭くするようにし、この
U形の開口部を背中合わせにして横断面H形とし、その
ウェブの延長線上の外方に突条を突出させたプラスチッ
ク製棒状体からなる断熱材の接合部の連結片ならびに横
断面U形の開口部を断熱板の厚さと一致するようにする
か、または複合板の厚さより少し狭くするようにし、こ
のU形の開口部を背中合わせにして横断面H形とし、そ
のウェブの延長線上の外方に突条を突出させ、その先端
をアンカーとしたプラスチック製棒状体からなる断熱材
の接合部の連結片の手段を講するものである。
実施例1 この発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図はセメントペーストの流出を防止する機能を有す
る断熱材の連結片を示すもので、(1)はコンクリート
、(2)は発泡スチロールのような断熱板で連結片(2
1)の横断面U形の開口部(22)の幅を断熱材(2)
の厚さと一致するようにする。そして開口部(22)を
背中合わせにしてウェブ(26)を有する横断面H形と
し、両開口部(22)、(22)に断熱板(2)を嵌入
すると、断熱板(2)の接合部(3)のコンクリート(
1)に接する側はH形棒状体のフランジ(23)によっ
てその間隙を塞ぐようにされるので、コンクリートを打
設してもセメントペーストが断熱板(2)の間隙から流
出してヒートブリッジを形成することはなく、また断熱
板(2)の目違いを生じることもない。
実施例2 第2図はセメントペーストの流出を防止する機能を有す
る複合板の連結片を示すもので、(1)はコンクリート
、(2)は発泡スチロールのような断熱板、(2′ )
は合板であってその接合部(3a)に穿設された凹溝(
24)に雇いざね状のフランジ(25)が挿入されてい
る。(2′)は合板のほか石こうボード、ゲラスフアイ
バー強化コンクリート板、けい酸カルシウム板等が用い
られる。連結片(21a )の横断面U形の開口部’ 
   (22a)の幅を複合板(2a)の幅より少し狭
くなるようにし、開口部(22a)を背中合わせにして
ウェブ(26a)を有する横断面H形とし、両開口部(
22a)、(22a)に複合板(2a)を嵌入すると複
合板(2a)の接合部(3a)のコンクリート(1)に
接する側はH形棒状体のフランジ(23a )によって
その間隙を塞ぐようにされるのでコンクリートを打設し
てもセメントペーストが複合板(2a)の間隙から流出
してヒートブリッジを形成することはない。
実施例3 第3図は実施例1の機能のほかに、ひび割れ誘発目地形
成の機能を有する断熱材の連結片を示すもので、(1)
はコンクリート、(2b)は断熱板で連結片(21b 
>が開口部(22b )とウェブ(26b)を有する横
断面H形をなしたプラスチック製の棒状体である点は実
施例1と同一であり、7ランジ(23b)によって接合
部(3b)の間隙を塞ぐと同時に、H形棒状体のウェブ
(26b)の延長線上の外方に突条(27b )を突出
させたものであり、セメントペーストの流出がなくヒー
トブリッジを形成しないうえに、ひび割れ誘発目地を形
成させることができるものである。
実施例4 第4図は実施例2の機能のほかに、ひび割れ誘発目地形
成の機能を有する複合板の連結片を示すもので、(1)
はコンクリート、(2c)は実施例2の複合板と同一で
、連結片(21c )が開口部(22c)とウェブ(2
60)を有する横断面H形をなしたプラスチック製の棒
状体である点は実施例2と同一であり、7ランジ(23
C”)によって接合部(3G)の間隙を塞ぐと同時にH
形棒状体のウェブ(26c)の延長線上の外方に突条(
27C)を突出させた点は実施例3と同一である。
なお、第5図および第6図に示すようにH形棒状体のウ
ェブの長さを短くし台形のひび割れ誘発目地形成用突条
(27a)、(27b)を設けることができる。
実施例5 第7図は実施例3の機能のほかに、剥離防止機能を有す
る断熱材の連結片(21d )を示すもので、(1)は
コンクリート、(2d)は実施例1と同一の断熱板で、
実施例3のウェブ(261))に相当するウェブ(26
d)の延長線上の突条(27d)の先端を矢尻状のアン
カー(28d )としたもので、セメントペーストの流
出がないのでヒートブリッジを形成せず、ひび割れ誘発
目地を形成すると同時に連結片(21d )がコンクリ
ート(1)から抜は出すことがないので連結片(21d
)に保持された断熱板(2d)がコンクリートから剥離
することがない。
実施例6 第8図は実施例4の機能のほかに剥離防止機能を有する
複合板の連結片(21e >を示すもので、(1)はコ
ンクリート、(2e)は実施例2と同一の複合板で実施
例4のウェブ(26c)に相当するウェブ(26e>の
延長線上の突条(27e)の先端を矢尻状のアンカー(
28e)としたもので、その作用は実施例5と同一であ
る。
発明の効果 この発明は、前記の手段からなるので、第1の発明は断
熱板や複合板を打込んだ場合、その接合部が目違いにな
ったり、その間隙からセメントペーストが流出して熱伝
導路いわゆるヒートブリッジを生じることがないので断
熱板による断熱効果を損うことがない。また、第2の発
明は第1の発明の効果に加えて断熱板や複合板を打込む
と同時にひび割れ誘発目地形成体が断熱板や複合板から
はがれることがなく、かつ精度よくひび割れ誘発目地を
形成することができる。さらに、第3の発明は第2の発
明の効果に加えて、ひび割れ誘発目地形成用突条の先端
にアンカーを設けたので断熱板や複合板がコンクリート
から剥離するのを防止できる。すなわち、1つの連結片
で目違いとヒートブリッジの防止、ひび割れ誘発目地の
正確な形成および断熱板や複合板の剥離防止という従来
の欠点のすべてを解決できるものである。そして各発明
とも構成が簡単であり、価格も安価である。
【図面の簡単な説明】
4      第1図〜第8図はこの発明の実施例を示
すもので、それぞれ横断平面図、第9図〜第13図は従
来例を示すもので、それぞれ横断平面図である。 (2)・・・断熱板、(2a)・・・複合板、(2b)
・・・断熱板、(2c)・・・複合板、(2d)・・・
断熱板、(2e)・・・複合板、(22)・・・開口部
、(22a)・・・開口部、(22b )・・・開口部
、(22c)・・・開口部、(26b )・・・ウェブ
、(26c)・・・ウェブ、(26d ’)・・・ウェ
ブ、(26e)・・・ウェブ、(27b)・・・突条、
(27c)・・・突条、(27d)・・・突条、(27
e)・・・突条、(28d ”)・・・アンカー、(2
8e )・・・アンカー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、横断面■形の開口部(22)、(22a)を断熱板
    (2)の厚さと一致するようにするか、または複合板(
    2a)の厚さより少し狭くするようにし、このU形の開
    口部(22)、(22a)を背中合わせにして横断面H
    形としたプラスチック製棒状体からなる断熱材の接合部
    の連結片。 2、横断面■形の開口部(22b)、(22c)を断熱
    板(2b)の厚さと一致するようにするか、または複合
    板(2c)の厚さより少し狭くするようにし、この■形
    の開口部(22b)、(22c)を背中合わせにして横
    断面H形とし、そのウェブ(26b)、(26c)の延
    長線上の外方に突条(27b)、(27c)を突出させ
    たプラスチック製棒状体からなる断熱材の接合部の連結
    片。 3、横断面■形の開口部を断熱板(2d)の厚さと一致
    するようにするか、または複合板 (2e)の厚さより少し狭くするようにし、この■形の
    開口部を背中合わせにして横断面H形とし、そのウェブ
    (26d)、(26e)の延長線上の外方に突条(27
    d)、(27e)を突出させ、その先端をアンカー(2
    8d)、(28e)としたプラスチック製棒状体からな
    る断熱材の接合部の連結片。
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